エフエム滋賀で「大津エンパワねっと」のことを話しました

20120809fmshiga.jpg ■今日は朝9時過ぎから、大津市にスタジオのある「エフエム滋賀」の「平和堂 MY DAILY LIFE」という番組にゲストとして出演し、「大津エンパワねっと」についてお話しをさせていただきました。お相手してくださったパーソナリティは、木谷美帆さんです。

「大津エンパワねっと」では、現在4期生が、7チームに分かれて地域の皆さんと一緒に活動をしています。そのなかでも、今回番組で注目していただいたのは、チーム・どんぐりが、中心市街地の丸屋町商店街にある大津百町館で毎月1回開催している「まちづくりカフェ」のことでした。本来であれば、学生たちも一緒に出演してもらいたかったのですが、すでに夏期休暇のスケジュールがいっぱいのようで、私だけが番組でお話しをさせていただくことになりました。

■お話しさせていただいた内容は、「大津エンパワねっと」の取り組みの目的や概要、「まちづくりカフェ」のこと、「まちづくりカフェ」を学生たちが始めたきっかけ、「大津エンパワネット」全体のカリキュラム、街の皆さんの声…といったところでしょうか。30分の番組なので、少しいろいろ話しを盛り込みすぎたかもしれません。

■CM等が流れているあいだには、木谷さんと少しおしゃべりもさせていただきました。木谷さんも、走っておられるのです。私が毎年出場している「びわ湖レイクサイドマラソン」にも第2・3回に出場されたとか(15kmの部に出場されているようですが、タイムは私などよりも10分も速い!!)。木谷さんのホームページを拝見すると、フルマラソンも走っておられます。すばらしい!!

■今回は、「大津エンパワねっと」に関する情報発信の場を与えていただき、「エフエム滋賀」さんと木谷美帆さんには心から感謝です!! こんどは、「エンパワ」の学生たちを出演させていただければと思っています。

「平和堂マイデイリーライフ★」(エフエム滋賀)のブログ
木谷美帆さんのホームページ

【追記1】■番組の始まる前やCM等が流れているあいだ、木谷さんとは、マラソン以外のことでもお話しをさせていただきました。「社会人になってからわかること…」(Saturday, July 28, 2012)に書いたことと重なるのですが、「学生のうちから、こんな経験ができるなんて、いいな〜」と盛んにおっしゃっておられました。大学には、先生-学生の関係や生徒同士の関係はありますが、それ以外の関係がありません。街のなかに、ごく普通にある、年上の皆さん(いわゆる、街のおじさん・おばさん)、そして年齢の下の人たち(街の子どもら)との関係です。木谷さんは、そのような関係を通して、学生が成長していく…ということに大変納得されていました。実社会で働くようになれば、老若男女を問わず、様々な方たちと関係をもたざるをえません。「エンバワ」に懸命に取り組むと、結果として、実社会で必要とされる総合的な力がついてくように思うのです。

【追記2】■気がつきましたが、テーブルの上に「大津エンパワねっと」の資料が見えてますね!! ところで、今日の出来事について、facebookを通じてですが、ゼミのOGから連絡が入りました。「すごーい!朝友達からわっきー先生がラジオにでてる、てメールきましたよ(*^_^*)」。その他にも、facebookを通じて、いくつか感想をいただきました。なんだか、嬉しかったな〜。

2年生のゼミ選択について…

■毎年、後期になると2年生(2回生)の皆さんは、3年生からのゼミが気になることでしょう。2年生の皆さんが「ゼミ選択」されるにあたって、「脇田ゼミってどんなゼミ?」と思うようであれば、このホームページの以下をお読みいただければと思います。少しは参考になるのではないかと思います。

脇田という教員はどのような人物なのか…

■ホームページのタイトルの下に、メニューバーがあります。ここにある「ABOUT-A」「ABOUT-B」をお読みいただければと思います。「ABOUT-A」は、ちょっと固い公式っぽいプロフィールです。「ABOUT-B」は、中年(初老?!)おじさんの個人的な趣味等について書いてあります。脇田がどんな人物なのか、お読みいただければ、少しは参考になるかもしれません。また、ホームページ内にあるブログの記事も参考にしていただけれはと思います(Categories(カテゴリー)から記事を選ぶこともできます)。

どのようなことが専門の教員なのか…

■少し面倒かもしれませんが、「研究」もお読みいただければと思います。また、もし気が向けば、業績のリストのなかに掲載されている論文や書籍を、図書館で検索してパラパラと中身を斜め読みしていただければと思います(私としては、じっくり読んでいただきたいとは思っていますが…(^^;)。

■授業としては、「地域社会論Ⅰ」「地域社会論Ⅱ」を担当しています。概要やねらいについては、「授業」をご覧ください。このような授業とともに、「大津エンパワねっと」も長年担当しています。

どのようなゼミなのか…

■ゼミ運営や指導の進めたか・考え方については、「ゼミナール」をご覧ください。「私のゼミについてのおもい…」「ゼミの進め方」「ゼミの最終目標」「研究テーマやフィールドの選択」「ゼミの選択にあたって」「ゼミの行事」「『北船路米づくり研究会』の活動」といった事について説明しています。

どのような研究ができるのか…

■脇田ゼミの過去の卒業論文のタイトルをご覧いただけます。「卒業論文」のページです。

■卒業生たちの卒論を振り返ってみると、「地域」・「環境」・「伝統芸能」・「過疎」・「食」・「農業」・「農村」・「グリーンツーリズム」・「高齢者」・「子ども」・「障害者」・「コミュニティビジネス」・「町並み保全」・「まちづくり」・「地域再生/活性化」・「商店街」…といったテーマが中心になっています。すべて学生個人が選択したテーマです。先輩達が取り組んできたようテーマと類似したものでもまったく構いません。また、これまでにないような斬新なテーマでももちろん構いません。自らのフィールドワークにもとづく実証的な事例研究(ケーススタディ)により、卒業論文を執筆していただければと思います。フィールドワークの進め方についは、個人面談で丁寧に指導します。

■龍谷大学社会学部社会学科では、毎年度、「優秀卒業論文集」を出しています。それぞれのゼミから1〜2名の卒業論文が、優秀論文として掲載されています。この論文集を読む事も、ゼミ選択のさいのヒントになろうかと思います。

「北船路米づくり研究会」ってどんな活動なのか…

ゼミ活動の一環として、農家の指導を受けながら、農産物の生産・流通・農村活性化・都市と農村の交流…等について体験しながら学習するチャンスをゼミに設けています。それが「北船路米づくり研究会」です。北船路(きたふなじ)とは、私たちが指導を受けている農家がお住まいの農村の集落名です。琵琶湖を一望する比良山系・蓬莱山(湖西地域)の山麓に広がる「棚田」をメインフィールドに活動をしています。ゼミ生の有志が、自主的にこの活動に参加しています。ゼミ選択の前の時期になりますが、2011年度には「北船路米づくり研究会」の説明会も開催しました。2012年度も開催する予定です。ぜひ、ご参加ください。2号館の掲示板等をご覧ください。また、「地域社会論Ⅱ」を履修している方たちには、授業中に告知します。

■このホームページの「北船路米づくり研究会」にもリンクを張ってありますが、「北船路米づくり研究会」faecbookページを用意してあります。過去に先輩たちが、どのような活動をしてきたのか、写真等でご覧いただけます。龍谷大学のホームページにも複数の記事が掲載されています。このページに貼付けてあるリンクからお読みいただければと思います。この活動は、新聞でも報道されています(中日新聞、京都新聞、読売新聞等)。また、このホームページのブログのカテゴリー「北船路米づくり研究会」をクリックしていただくと、具体的な取り組みの内容がわかります。

研究室を訪れて話しを聞きたい…

■もちろん歓迎します。ただし、会議等もたくさんあり、研究室にいつもいるわけではありません。あらかじめ、メールでアポをとっていただけると嬉しいです。wakit##@##soc.ryukoku.ac.jp (左のメールアドレスから##を除いてください)まで、ご連絡をくださればと思います。オフィスアワー(学生からの質問や相談に応じるために、教員が必ず研究室にいる時間帯)を利用していただいてもけっこうです。

中央学区からの連絡

20120807bonodori1.jpg■先月の27日のエントリー江州音頭の練習にも書きましたが、8月3日、琵琶湖湖岸の渚公園で「びわ湖夏まつり」のプログラムのひとつ「江州音頭総おどり」(コンテスト)が開催されました。大津市の各種団体の連(グループ)が参加するなか、私は、「大津エンパワねっと」で学生たちがお世話になっている中央学区自治連合会の連に参加させていただきました。自治連の方から、「大津エンパワねっとの学生や先生たちも参加してほしい」との要請があったからです。もっとも、学生たちの参加はなく、残念ながら私だけになりました。

■今日、中央学区の市民センター(学区公民館)職員のKさんが、「大津エンパワねっと」事務局経由で、コンテストの結果の連絡とともに、当日の写真もメール添付で送ってくださいました。結果ですが、「ベスト部門・ベストスマイル賞」に選ばれ、賞金とトロフィーを獲得されたようです。これは嬉しいお話しですね。やっと江州音頭の振り付けを覚えたばかり、しかもふだん浴衣など着たこともない私が、地元の女性に帯を締めていただき、俄か仕立の参加。心配しましたが、なんとか皆さんの足をひっぱらずにすんだようです。右の写真の茶色の浴衣が私です。もちろん、自治連から貸していただいたものです。

20120807bonodori2.jpg■中央学区自治連合会の会長さんや、参加の団体役員の皆さんには、「大津エンパワねっと」の学生たちが大変お世話になています。最近は、この教育プログラムの運営についても、「もっと 、オリエンテーションを短くして、早めに地元に入って話しをいろいろ聞いてもらったほうがよいのでは」、「エンパワを修了した先輩やOB・OGの体験談を、後輩に知らせてはどうだろうか」といったようなアドバイスをいただいています。大変ありがたいことだと思っています。

■2008年から「大津エンパワねっと」が始まった頃は、「このエンパワという授業で大学側は何をしたいのか」という質問をたびたび受けました。というのも、通常の大学の授業では、教員が具体的な授業の目的を決め、それを学生に学習させ、最後に評価を行う…というパターンが多いわけですが、この「エンパワ」では、その目的はあらかじめ設定されていないからです。このように書くと誤解があるかもしれませんが、学生たちが地元に入って「地域づくり」の活動に取り組むにしても、その課題は学生たちが地元の皆さんの活動に受け入れていただきながら、学生の目線で「発見」していくものだと考えているからです。そのような課題(あるいは、地域の隠れた魅力を伸ばしていく)を、地域の皆さんと協働しながら「解決」し、その成果を「共有」する。そのような「発見」・「解決」・「共有」というプロセスを大切にしていこう…というのが、この「大津エンパワねっと」の特徴なのです。最近では、地元の皆さんにも、この「大津エンパワねっと」の特徴をよくご理解いただけるようになりました。そして、さきほど書いたように、アドバイスや注文までいただけるようになってきました。

■地域と大学の関係づくり。「大津エンパワねっと」のように、いったんうまく出来上がった関係ではあっても、日頃から、お互いの関係を「磨き合う」ことが必要なように思っています。ちょっとしたことなのですが、江州音頭に参加させていただく…そんなことさえも、結果として、お互いの関係を「磨き合う」ことにつながっているように思うのです。

2012年度ゼミ面談の記録

いつ面談したかの記録を残します

■このエントリーでは、ゼミ生との卒業論文やゼミ報告に関する簡単な面談の予約状況を記録として残していきます。面談の詳しい内容については、ここには書きません。キーワード程度です。私のこれまでの経験では、面談の回数と卒論の進捗状況とは比例しています。きちんと準備をして面談に臨んでください。また、自分のペースメーカーとしてこの記録を時々見るようにしてください(「しばらく面談に行っていないな…、これはマズい」という感じです…)。面談の予約状況のみここに書き込んでいきます。このページは、「2012年度」夏からの面談記録です。

面談の記録:2012年8月以降の記録です

【8月】
(1)2012/08/08:4回生・IY(ゆか)・調査に関する相談。、調査依頼文の作成等。面談修了。
(2)2012/08/17:4回生・SK(おすぎ)・卒論の相談。テーマ選定。面談終了。
(3)2012/08/17:4回生・KA(あまき)・卒論の相談。テーマ選定。面談終了。
(4)2012/08/30:3回生・MS(ますだ)・ゼミ報告の相談。歴史的景観保全。面談修了。
———————-
【9月】
(5)2012/09/10:4回生・SK(さざん)・卒論テーマ確定。農地保全をめぐる協力関係。面談修了。
(6)2012/09/10:4回生・KA(あまき)・卒論テーマ確定。吹田市の市民による観光。面談修了。
(7)72012/09/11:4回生・SD(さくま)・卒論の相談。さらなる質問項目の作成を指示。面談修了。
(8)2012/09/12:4回生・KN(なっつ)・卒論の相談。テーマと調査地が決定。面談終了。
(9)2012/09/12:4回生・IY(ゆか)・調査の進捗状況確認。面談終了。
(10)2012/09/18/12:30:4回生・MA(あおい)・調査に関する相談。面談終了。
(11)2012/09/18/13:00:4回生・MT(ちほりん)・調査の進捗状況確認。面談終了。
(12)2012/09/18/13:30:4回生・KA(あまき)・調査の進捗状況確認。面談終了。
(13)2012/09/19/18:00:4回生・IM(いしい)・テーマの確定。面談終了。
(14)2012/09/20/13:30:4回生・IT(がんちゃん)・調査の進捗状況確認。面談終了。
(15)2012/09/20/14:00:4回生・MY(ゆうと)・調査の進捗状況確認。面談終了。
(16)2012/09/20/14:20:4回生・SK(F)(おすぎ)・調査の進捗状況確認。面談終了。
(17)2012/09/20/14:40:4回生・SK(M)(さざん)・調査の進捗状況確認。面談終了。
(18)2012/09/27/12:50:4回生・KA(あまき)・調査の進捗状況確認。面談終了。
(19)2012/09/27/13:20:4回生・MA(あおい)・調査の進捗状況確認。面談終了。
———————–
【10月】
(20)2012/10/04/13:30:4回生・SA(しおちゃん)・卒論テーマの確定。面談終了。
(21)2012/10/04/14:00:4回生・KN(なっつ)・調査の進捗状況確認。面談終了。
(22)2012/10/04/14:20:4回生・UT(うえの)・調査の進捗状況確認。面談終了。
(23)2012/10/04/14:40:4回生・IY(ゆか)・調査の進捗状況確認。面談終了。
(24)2012/10/04/14:40:4回生・SY(しわく)・調査の進捗状況確認。面談終了。
(25)2012/10/06/15:00:3回生・KD(だいすけ)・ゼミ報告の相談。面談終了。
(26)2012/10/11/14:00:4回生・MY(ゆうと)・調査の進捗状況確認。面談終了。
(27)2012/10/11/14:30:4回生・NA(あきら)・ゼミ報告の相談。面談終了。
(28)2012/10/12/13:00:4回生・IY(ゆか)・調査の進捗状況確認。面談終了。
(29)2012/10/23/12:35:4回生・SK(おすぎ)・調査の進捗状況確認。面談終了。
(30)2012/10/23/12:35:4回生・KA(あまき)・調査の進捗状況確認。面談終了。
(31)2012/10/25/14:10:4回生・YT(やすひら)・ゼミ報告の相談。面談終了。
(32)2012/10/25/14:30:4回生・IS(さっち)・調査の進捗状況確認。面談終了。
(33)2012/10/25/14:30:4回生・IT(がちゃん)・調査の進捗状況確認。面談終了。
(34)2012/10/26/13:35:4回生・IY(ゆか)・調査の進捗状況確認。面談終了。
(35)2012/10/26/14:00:3回生・MS(ますだ)・ゼミ報告の相談。面談終了。
———————–
【11月】
(36)2012/11/01/14:00:3回生・MS(ますだ)・ゼミ報告の相談。面談終了。
(37)2012/11/01/14:00:4回生・KN(なっつ)・課題設定、研究史の整理について。面談終了。
(38)2012/11/01/14:00:4回生・MC(ちほりん)・課題設定、研究史の整理について。面談終了。
(39)2012/11/01/14:00:3回生・MS(しおり)・ゼミ報告の相談。面談終了。
(40)2012/11/08/12:35:4回生・IS(さっち)・調査の進捗状況確認。面談終了。
(41)2012/11/08/14:30:4回生・KA(あまき)・調査の進捗状況確認。面談終了。
(42)2012/11/12/14:45:4回生・IY(ゆか)・調査の進捗状況確認。面談終了。
(43)2012/11/21/17:00:3回生・IM(まどか)・ゼミ報告の相談。面談終了。
(44)2012/11/15/14:30:4回生・IY(ゆか)・調査の進捗状況確認。面談終了。
(45)2012/11/21/16:50:3回生・YY(ようへい)・ゼミ報告の相談。面談終了。
(46)2012/11/28/12:45:4回生・MT(ちほりん)・調査の進捗状況確認。面談終了。
(46)2012/11/29/14:00:4回生・IM(まさし)・調査の進捗状況確認。面談終了。
(47)2012/11/29/14:00:4回生・KN(なっつ)・調査の進捗状況確認。面談終了。
(49)2012/11/29/14:50:4回生・IT(がんちゃん)・調査の進捗状況確認。面談終了。
————————
【12月】
(50)2012/12/04/13:40:3回生・UH(ひろくん)・ゼミ報告の相談。面談終了。
(51)2012/12/06/14:00:4回生・SA(しおちゃん)・調査の進捗状況確認。面談終了。
(52)2012/12/06/14:30:4回生・UT(うえの)・調査の進捗状況確認。面談終了。
(53)2012/12/06/14:50:4回生・MY(ゆうと)・調査の進捗状況確認。面談終了。
(54)2012/12/06/16:00:4回生・IY(ゆか)・調査の進捗状況確認。面談終了。
(55)2012/12/06/16:30:4回生・IM(まさし)・調査の進捗状況確認。面談終了。
(56)2012/12/10/11:30:4回生・MY(ゆうと)・卒論原稿の修正等。面談終了。
(57)2012/12/13/14:00:4回生・KN(なっつ)・卒論執筆に関する相談。面談終了。
(58)2012/12/13/14:30:4回生・KA(あまき)・卒論の執筆に関する相談。面談終了。
(59)2012/12/13/15:00:4回生・IY(ゆか)・卒論の執筆に関する相談。面談終了。
(60)2012/12/13/15:30:4回生・IM(まさし)・調査の進捗状況確認、卒論執筆に関する相談。面談終了。
(61)2012/12/13/16:00:4回生・SY(しわく)・調査の進捗状況確認、卒論執筆に関する相談。面談終了。
(62)2012/12/14/14:00:4回生・IT(がちゃん)・卒論の執筆に関する相談。面談終了。
(63)2012/12/14/14:30:4回生・IY(ゆか)・卒論の執筆に関する相談。面談終了。
(64)2012/12/17/16:00:4回生・MC(ちほりん)・卒論原稿の修正等。面談終了。
(65)2012/12/18/11:00:4回生・SK(おすぎ)・卒論原稿の修正等。面談終了。
(66)2012/12/18/14:00:4回生・SD(さくま)・卒論の執筆に関する相談。面談終了。
(67)2012/12/19/12:45:4回生・IS(さっち)・卒論の執筆に関する相談。面談終了。
(68)2012/12/19/13:10:4回生・SD(さくま)・卒論の執筆に関する相談。面談終了。
(69)2012/12/20/14:00:4回生・UT(うえの)・卒論の執筆に関する相談。面談予約。
(70)2012/12/20/14:50:4回生・IM(まさし)・卒論原稿の修正等。面談終了。
(71)2012/12/20/15:10:4回生・MC(ちほりん)・卒論原稿の修正等。面談予約。
(72)2012/12/20/15:40:4回生・KN(なっつ)・卒論の執筆に関する相談。面談終了。
(73)2012/12/20/16:00:4回生・KA(あまき)・卒論の執筆に関する相談。面談終了。
(74)2012/12/20/16:30:4回生・MA(あおい)・卒論の執筆に関する相談。面談終了。
(75)2012/12/21/14:00:4回生・SD(さくま)・卒論の執筆に関する相談。面談終了。
(76)2012/12/21/14:45:4回生・MY(ゆうと)・卒論の執筆に関する相談。面談終了。
(77)2012/12/21/15:15:4回生・TS(たけだ)・卒論の執筆に関する相談。面談終了。
(78)2012/12/21/15:45:4回生・SK(おすぎ)・卒論の執筆に関する相談。面談終了。
(79)2012/12/24/12:00:4回生・IT(がんちゃん)・卒論の執筆に関する相談。面談終了。
(80)2012/12/25/11:00:4回生・UT(うえの)・卒論の執筆に関する相談。面談終了。
(81)2012/12/25/11:30:4回生・IM(まさし)・卒論の執筆に関する相談。面談終了。
(82)2012/12/26/11:00:4回生・KN(なっつ)・卒論の執筆に関する相談。面談終了。
(83)2012/12/26/11:30:4回生・KA(あまき)・卒論の執筆に関する相談。面談終了。
(84)2012/12/26/12:00:4回生・MA(あおい)・卒論の執筆に関する相談。面談終了。
————————
■2012年の面談は、26日の3人で終了します。
■次回は、2013年1月4日の午後13時35分からにします。1月4日の面談終了時間は17時です。赤ペンを入れた卒論の原稿をもとに、修正・加筆について指示を出します。13時35分〜17時までのあいだに面談をして、必ず、受け取るようにしてください。
■只今(12月26日18時)から、1月4日の面談の予約を受付けます。1人10分程度で終わります。
————————
【1月】
■卒論提出直前の最終面談の予約は、メールで。最後の修正指示を出します。10程度です。隙間の時間に詰込んでいきましょう。
(85)2013/1/4/13:35・4回生・KN(なっつ)・卒論提出直前最終の修正・加筆指示。面談終了。
(86)2013/1/4/13:45・4回生・MY(ゆうと)・卒論提出直前最終の修正・加筆指示。面談終了。
(87)2013/1/4/14:00・4回生・IT(がんちゃん)・卒論提出直前最終の修正・加筆指示。面談終了。
(88)2013/1/4/14:15・4回生・SK(さざん)・卒論提出直前最終の修正・加筆指示。面談終了。
(89)2013/1/4/14:30・4回生・IY(ゆか)・卒論提出直前最終の修正・加筆指示。面談終了。
(90)2013/1/4/14:45・4回生・IS(さっち)・卒論提出直前最終の修正・加筆指示。面談終了。
(91)2013/1/4/15:00:4回生・UT(うえの)・卒論提出直前最終の修正・加筆指示。面談終了。
(92)2013/1/4/15:15:4回生・SY(しわく)・卒論提出直前最終の修正・加筆指示。面談終了。
(93)2013/1/4/15:30:4回生・MT(ちほりん)・卒論提出直前最終の修正・加筆指示。面談終了。
(94)2013/1/4/15:45:4回生・MA(あおい)・卒論提出直前最終の修正・加筆指示。面談終了。
(95)2013/1/4/16:00・4回生・SK(おすぎ)・卒論提出直前最終の修正・加筆指示。面談終了。
(96)2013/1/4/16:15:4回生・KA(あまき)・卒論提出直前最終の修正・加筆指示。面談終了。
(97)2013/1/4/16:30:4回生・IM(まさし)・卒論提出直前最終の修正・加筆指示。面談終了。
(98)2013/1/4/16:45:4回生・SD(さくま)・卒論提出直前最終の修正・加筆指示。面談終了。
(99)2013/1/7/10:00:4回生・TS(たけだ)・卒論提出直前最終の修正・加筆指示。面談終了。
(100)2013/1/7/12:15:4回生・UT(うえの)・卒論提出直前最終の質問。面談終了。
(101)2013/1/7/12:45:4回生・IT(がんちゃん)・卒論提出直前最終の質問。面談終了。
(102)2013/1/7/13:00:4回生・KN(なっつ)・卒論提出直前最終の質問。面談終了。
————————
■2012年度の4年生については、1月8日(火)に6号館地下にある「社会調査実習室」に午後13時35分に集合してください。必ず、提出できる完成した形にして持参してください。また、1月10日(木)の4限は、通常通りゼミを開催します。

(103)2013/3/6/11:00:3回生・YT(やすひら)・助成申請プレゼン相談。面談終了。
(104)2013/3/7/14:00:3回生・MS(しおり)・研究会パンフレット相談。予定。

生涯学習課の来学

■今朝も、朝のジョギング=朝ランで5km走ってきました。体は(特に、下半身の筋肉は)、どことなく疲れているわけですが、朝ランは脳を活性化します。朝から気持ちが高揚し、今日も元気に仕事に取り組んでいます。さて、今日は、滋賀県教育委員会生涯学習課の職員の方が3名、社会学部の「大津エンパワねっと」のヒアリングのために来学されました。「大津エンパワねっと」は、別のエントリーにも書きましたが、社会学部がある瀬田キャンバスに隣接する「瀬田東学区(小学校区)」と大津市の中心市街地にある中央学区を中心とした「中央地区」の2カ所で、学生たちが地域の皆さんと協働しながら地域の課題解決や魅力を伸ばしていく活動に取り組んでいます。活動が大津市であるということもあり、これまでは大津市役所さん(特に、都市計画部都市再生課)には、大変お世話になってきました。

■今日は、滋賀県教育委員会の生涯学習課の皆さんです。じつは、今年の春、広い意味での「地域づくり」に関連する滋賀県庁の部署に、「大津エンパワねっと」の活動報告書や関連資料をお送りしたのですが、それらの報告書や資料をお読みいただき、「大津エンパワねっと」にご関心をお持ちいただいたことが、今回の来学につながったようです。ヒアリングということもあり、基本的には、「大津エンパワねっと」の概要や取り組みのポイント、また地域との連携のあり方等についてお話しをさせていだいたのですが、生涯学習課が、今後どのような事業展開をしていきたいのかという点についてもお話しを聞かせていただきました。

■生涯学習というと、公民館のような施設での「座学」というイメージが強いわけですが、私自身は、それだけではないと思っています。少し、説明させてください。現在、企業を退職された方、あるいはこれから退職されようとしている方たち(男性が多いわけですが)が、地域社会のなかに再度、自分と社会との「つながり」をもてるような仕組みが地域社会のなかに必要とされています(中高年男性の地域デビュー)。また、地域社会のなかには、大学も含めた様々な学校、広い意味で地域づくりに関わる様々な団体、それから地域にねづいて活動をしている自治会関連の団体、これらが有機的な「つながり」を構築していくことも必要だと考えています。そのような様々な「つながり」、地域社会のなかで孤立した個人、そして「島状」になって分散する小さなネットワークをつなぎながら、さらに社会関係資本(Social Capital)を蓄積しネットワークを重層的に築いていくこと、そのためにはコーディネートする「人材」や「社会的な仕組み」が必要です。

■私は、前者の「人材」を、「呼びかけ屋さん」「つなぎ屋さん」と読んでいます。そのような「呼びかけ屋さん」や「つなぎ屋さん」は地域づくりの表舞台に出るというよりも、舞台裏で活躍する人びとです。「呼びかけ屋さん」や「つなぎ屋さん」は、自分が表舞台に立って、自分が思い描いた「青写真」を、周りの人びとをリードしながら実現していく…そのようなタイプの人ではありません。また、なんらかのカリスマ性のもとで、人びとを魅了し、人びとをまとめるようなタイプの人でもありません(一昔前のリーダーシップ像とは、そのようなものでしたが)。むしろ、様々な潜在的な力や資源をお持ちの個人や団体が、それぞれの「持ち味」を活かしあう「相補的な関係」が生まれる「場」や「チャンス」をつくっていくような人こそが求められているのかなと思っています。そのような意味で、ディレクターではなく、表舞台には出ない影のプロデューサーである必要があります。「影の」という点が重要です。

■そのような「場」や「チャンス」が一定程度、ゆるやかに制度化されていったときに、さきほどの(後者の)「社会的な仕組み」が生まれていくことになります。そのような「社会的仕組み」のなかでは、特定の個人や団体が、他の個人や団体=「他者」を自らの目的のために「手段」として使うような状況(あるいは、そのように見えてしまう状況)に陥らないことが必要です。お互いの「持ち味」を活かしあえる関係が必要なのです。「他者」を「承認」し「評価」しあうこと、と言い換えてもよいかもしれません。これまでも、よく「win-winの関係」ということが言われてきました。しかし、そのような「win-winの関係」が、単に功利主義的(自分にとって都合がよい、自分が得をする…)な関係のままでは、「社会的仕組み」には持続性が生まれません。「他者」を「承認」し「評価」しあうこと、「私(あるいは、私たちの団体)は、あなたの(あるいは、あなたたちのような団体)の存在があって、さらに光輝くことができる」という、他者への「リスペクト」が伴う関係であってほしいと思います。さらには、「他者」の様子をそれとなく伺いながら、お互いに、さりげなく「支援」を申し出ることができる関係であってほしいとも思います。少し難しい言葉になりますが、他者を自らの「エージェント」にしない、他者に自らの「ミッション」を押し付けない関係(「エージェント」化と「ミッション」化の回避)、そして他者を「包摂」しながらも同時に「排除」するような抑圧性を孕まない工夫が必要なのです。

■影のプロデューサーである「呼びかけ屋さん」や「つなぎ屋さん」が生まれるような土壌づくり、そして「他者」を「承認」し「評価」しあうことのできる「社会的仕組みづくり」、この両方をどのように地域社会のなかに根付かせていくのか、そのあたりのことが現在の地域社会の課題になっているように思います。そして、そのような取り組みこそが、これからの時代の、広い意味での「生涯学習」ではないかとも思うのです。生涯学習課の皆さんとは、「大津エンパワねっと」の事以外にも、このようなお話しをさせていただきました。せっかく「ご縁」が生まれたのですから、これからは生涯学習課の皆さんとも、なにか新しい取り組みができればと考えています。

学生の集団としての主体性

kfz11-4.jpg ■今晩は、北船路の指導農家宅に、リーダー格のゼミ4年生と3年生の有志が集まり、9月2日に開催される「かかし祭」の話し合いを行います。計画を具体的に詰めいくためです。これまで「北船路米づくり研究会」の活動においては、私や指導農家がいろいろ指示を出して学生が動く…というパターンが多かったのですが、最近は、4年生が責任感をもって主体的に動いています。担当教員として、とても嬉しく思っています。

■グループで目標に向かって活動するさいには、メンバー間の協力・信頼関係の構築やお互いの調整能力が不可欠になります。そのような関係や能力が培われていくと、多少忙しくても、疲れていても、「なんとか活動に参加しよう」という意欲や、「仲間の期待に応えよう」と頑張る気持ちが生まれてきます。また、仲間とともに力をあわせて目標を達成したときの充実感を、また味わいたいと思うようになります。「自分たちだって、やればできる!!」という感覚が醸成されていきます。そのような感覚は、さらに関係や能力を強化していくことにもつながります。

■「北船路米づくり研究会」は、この春に卒業したゼミ生=1期生が3年生になった2010年度から始まりました。当初の取り組みは、指導農家のもとで、農業や農産物の流通について経験してみる…という点に主眼がおかれていました。まだ、活動が始まったばかりですから、仕方ありませんね。そのような中でも、積極的に農作業に通う学生があらわれました。指導農家からの呼びかけで、獣害柵の修繕などのボランティアにも出かける学生が出てきました。ただし、それは個々の学生の主体性であって、まだ集団としての主体性ではありませんでした。まだ、条件が整っていませんでした。

■そのような1期生の学生たちの活動の蓄積を基盤に、2期生は、発展的な事業に取り組み始めました。まずは、月1回街中で開催している「北船路野菜市」です。初めに提案したのは教員である私であり、指導農家のアドバイスや協力で初めて可能になったわけですが、活動を継続し経験を蓄積していくなかで、次第に活動のノウハウのようなものを身につけていきました。そして、その次は「かかし祭」です。こんなイベントを自分たちの力でやったことはないわけですが、指導農家のアドバイスもいただきながら、リーダー格の4年生有志が3年生(3期生)に呼びかけて、ミーティングを重ね、作業を分担するなど、しだいに集団としての主体性が芽生えてきたのでした。

■4年生は、学生生活最後の夏期休暇に卒業論文の調査を行いながら、この「かかし祭」の準備に取り組むことになります。他のゼミの友人からは、「夏休みにもゼミやってんのか…」と言われるようですが、このような取り組みを通して獲得した経験が、学生自身の「財産」になっていくと信じています。また、会社勤めを終えて疲れて帰宅して後、学生の相談に乗ってくださる指導農家Fさん(兼業農家)には、本当に感謝しています。

■トップの写真は、1期生が、自分たちが栽培したコシヒカリ米(龍大米)を脱穀したときに撮ったものです。2期生、3期生の学生諸君に良くいっているのですが、「北船路野菜市」や「かかし祭」に取り組むことができるのも、この1期生の活動があったからこそです。そのことを感謝してほしいと思います。また、社会人となった1期生の諸君も、後輩たちの活躍を心から喜んでくれていると思います。

脇田ゼミ2期生の同窓会

20120728dosokai.jpg ■昨日は、2005年にゼミにやってきた脇田ゼミ2期生の同窓会が、京都の居酒屋で開催されました。現役ゼミ生たちが取り組んでいる「北船路米づくり研究会」の夜市での様子を確認した後、この同窓会に駆けつけました。嬉しかった、懐かしかった、楽しかった…そんな感じてとても幸せな気持ちになりました。卒業生の多くは、結婚し、家族も増え、あるいは希望の仕事に転職し…幸せに過ごしています。当たり前の話しかもしれないけれど、みんな立派な大人になっていたな~。センセーは嬉しかったです。

■脇田ゼミでは、卒業後の交流も大切にしています。2006年春に卒業した1期生から2012年春に卒業した7期生まで、各学年には1人必ず幹事いて、卒業後、同窓会を開催するようにしてきました。もちろん、何度も同窓会を開催している学年もあれば、まだ1度も開催していない学年もあります。自分がゼミ同窓会の幹事であることを忘れてしまっている人もいるかもしれませんね。センセーとしては、いつか学年を超えて、脇田ゼミ全体の同窓会ができたらな~…と思っています。

■2期生の同窓会、今回で3回目だと思います。比較的活発に同窓会を開催してる学年です。最近、facebookを通してもつながったこの学年のメンバーが中心となり、同じ学年の他のメンバーにも呼び掛けてくれました。あいにく、仕事の関係や子育てなどで、全員の参加というわけにはいきませんでしたが、これからも継続して同窓会を開催してほしいと思います。今回参加したメンバーは、銀行員、メーカー社員、地方公務員、国税局職員、小学校教諭、児童館職員…それぞれ社会人として頑張っています。

■同窓会での話題。いろいろありましたが、やはり「卒業論文」のことで盛り上がりました。たとえば、この日は参加できなかったKi君のこと。Ki君は、卒論提出期間の最終日まで、卒論執筆を終えられずにいました。本人は、いたってマイペース。なんとかなると思っていたようですが、私の方はそういうわけにはいきません。はたして、ちゃんと提出できるのか心配になり、大学のパソコンルームにいるKi君をみつけて「どうなっているんや!」と一喝。周りには、仲間のゼミ生がいたのですが、自分が怒られているようにビビッてしまったとのこと。その仲間たちに、卒論をとじるのに必要なファイルを買ってもらったり、その他諸々のことを手伝ってもらって、なんとかギリギリに提出できたのでした。もちろん、怒られたのはKi君だけではありません。それぞれ、卒論に関しては、いろいろ思い出があるようです。

■今回幹事をしてくれたKu君の卒論のフィールドは、奈良の「直売所」でした。いわゆるファーマーズマーケットです。彼は、卒業後、民間企業に就職したのですが、その後、地元の地方公務員に転職しました。そして、なんと、今担当してるいる仕事が「直売所」なのだそうです!! もちろん、上司は彼の卒論のことなどご存知ないと思いますが…。不思議なものですね~♪こうやって、卒業論文のことで、いろいろ話しが盛り上がることができるのも、個々人が、そしてゼミ全体としても、卒業論文に真剣に取り組んできたからだと思います。また、同窓会をしましょう!!

■ところで、写真についてですが、みんな手で「鳩」のような形をつくっていますね。でも、これは「W」です。脇田ゼミの「W」!!この学年は、集合写真を撮るときに、いつもこの「W」をします(^^;;。

【追記】■2期生が現役学生だったころの記念写真がみつかりました!! やはり「W」をしています。もうひとつは、環境社会学者・舩橋晴俊先生の「T字型戦略」の「T」です。
27011.jpg 27001.jpg

社会人になってからわかること…

■ひとつの前のエントリーにも書きましたが、「大津エンパワねっと」(龍谷大学社会学部・地域密着型教育プログラム)では、大学に隣接する「瀬田東学区(小学校区)」と大津市の中心市街地にある中央学区を中心とした「中央地区」の2カ所で、学生たちが地域の皆さんと協働しながら地域の課題解決や魅力を伸ばしていく活動に取り組んでいます。この「大津エンパワねっと」を地域に受け入れていただき円滑に取り組みが進むように、月1回、地元の皆さんとの連絡調整会議として「大津エンパワねっとを進める会」を両地区で開催しています。昨日(7/26・金)は、大津市の中心市街地にある町家キャンパス「龍龍」(ろんろん)で、「大津エンパワねっとを進める会 中央」が開催されました。この「進める会 中央」には、毎回、中央学区自治連合会の役員の皆さん、大津祭やまちづくり団体の皆さんが委員として出席してくださっています。昨日からは、大津市社会福祉協議会の職員(ソーシャルワーカー)Mさんも参加してくださることになりました。

■会議が終了したあと、Mさんと少しお話しをすることができました。Mさんは、龍谷大学社会学部で社会福祉を学んだ後、市社協で職員をされていますが、「こんなプログラムが、自分達の学生時代にもあって欲しかったです。大津エンパワねっとは、私が卒業した後に誕生したんですよ。地域の中に入って、地域の人と関係をもちながら、地域づくりの活動をするって、すごい力がつくと思うんですよね〜。でも、それが良くわかるのは社会人になってからかもしれませんね」と、笑いながら話されていました。そうなんです。普通、経験や体験したことの意味は、学生の立場を離れて(卒業して)、しばらくしないとわからないのですね。私のゼミの卒業生たちは、「どうして自分たちの時には、エンパワがなかったんですか」とよく言いいます。また、「どうして自分たちの時には、北船路米づくり研究会のような活動をしてくれなかったんですか」とも言いいます。しかし、それは「社会人になってからわかること」なのかもしれません。

■卒業論文の場合はどうでしょうか。最初、嫌々渋々、仕方なしに取り組んでいた学生でも、フィールドでの調査と大学で学んだ社会学とがつながり、フィールドから意味のある「発見」をした学生は、卒業後も、その経験を大切にしています。自分の卒業論文も大切に保管しています。「その時」にはよくわからない、卒論での経験や体験の意味。それは時間差をともなって、社会人になってから実感されていくのです。できれば、卒業生の皆さんには、そのような自分の「変化」を、現役学生の前で語ってもらいたいと思っています。

チームどんぐりの「まちづくりカフェ」

20120727.jpg ■「大津エンパワねっと」(龍谷大学社会学部・地域密着型教育プログラム)では、大学に隣接する「瀬田東学区(小学校区)」と大津市の中心市街地にある中央学区を中心とした「中央地区」の2カ所で、学生たちが地域の皆さんと協働しながら地域の課題解決や魅力を伸ばしていく活動に取り組んでいます。写真は、「中央地区」で活動するチーム「どんぐり」。女子学生4人組のチームです。彼女たちは、現在、中心市街地にある丸屋町商店街の大津百町館をお借りして、毎月1回、「まちづくりカフェ」を開催しています。

■大津市の中心市街地は、他の地方都市と同様に、いわゆる「空洞化」の問題を抱えています。そのような状況をなんとかしようと、様々な団体が活動を行ってきました。チーム「どんぐり」の出発点は、そのような様々な団体の皆さんにお話しをお聞きしながら、「これだけたくさんの団体が活動しているのだが、いまひとつお互いの”つながり”が薄いのでは…、もっと”つながれ”ば中心市街地はさらに盛り上がっていくのでは…」という問題意識にあります。そこで、もっと気軽に街や地域のことについて”おしゃべり”をしながら、お互いの活動の内容や考え方を知ることのできる社会的な「場」=「まちづくりカフェ」をつくるこにしたのでした。

■この「まちづくりカフェ」では、地域のことに関心をもち活動している皆さんをゲストとしてお招きし、話題提供をしていただき、参加者とともに”おしゃべり”を楽しみながら、結果として(ここが大切なのですが…)街中の人びとの”つながり”が太くなり、そのような”つながり”が拡大していくことを目指しています。言い換えれば、楽しい時間を共有すること(アウトプット)で、社会科学で近年、人口に膾炙している「社会関係資本」を地域社会のなかに蓄積していくこと(アウトカム)を目指している…といってもよいのかもしれません。島状に地域社会のなかに分散した人びとの小さなネットワークを”つないでいく”、個々の団体のネットワークを”つないで”拡げていく試みであります。

■今日は、夏期休暇中に開催する第5回の「まちづくりカフェ」に向けて、これまでの反省点と改善点を洗い出し、これから「まちカフェ」の活動をどのように発展させていくのか…といった点について、私も参加し、話し合いを行いました。街中の皆さんからも、「こういう試みは、地元の人間ではできない。学生の皆さんだからこそ…の活動だと思う」との評価もいただいています。夏期休暇に入りますが、さらに頑張って取り組んでいってもらえればと思っています。

江州音頭の練習

20120726-2.jpg ■毎年8月の初め、大津市では、琵琶湖湖畔の広場で「びわ湖大津夏まつり」が開催されます。この「びわ湖大津夏まつり」のなかでは、プログラムのひとつとして、大津市の各種団体の連(グループ)が参加する「江州音頭総おどり」(コンテスト)が行われています。龍谷大学社会学部「大津エンパワねっと」でお世話になっている中央学区自治連合会の皆さんは、地元自治会ということから、この「江州音頭総おどり」に連を組んで毎年参加されています。昨晩は、その中央学区自治連合会の連の練習日でした。自治連の方から、「大津エンパワねっとの学生や先生たちも参加してほしい」との要請があり、参加することにしたのです。もっとも、学生の参加はゼロ。「おじさん1人」(私)の参加になってしまいました。

■この「江州音頭」、単純な所作の踊りのように見えて、皆でそろって美しく踊ることはなかなか難しい。個人的な感想かもしれませんが、体重の移動を滑らかにし、手の伸びがまっすぐそろっていなければ、連としての統一感はなかなか生まれません。冷房の効いた部屋ではありましたが、1時間半ほどの練習で、普段、お世話になっている中央学区自治連の皆さんと一緒に汗を流しました。「大津エンパワねっと」の活動そのものではありませんが、こういった普段のお付き合いが大切なのだと思います。もっとも、私自身、ちょっと気合いが入っています。本番の8月3日、浴衣や帯は自治連からお借りしますが、草履は自分のものを用意しています。マイ草履で参加です(というのも、私の大足にあうサイズがなかったものですから…)。
「びわ湖大津夏まつり2012」

カテゴリ

管理者用