全日本吹奏楽コンクール・大学の部、金賞受賞。
■香川県高松市のレクザムホールで開催されました第69回全日本吹奏楽コンクールで、龍谷大学吹奏楽部は金賞を受賞しました。全国の地方コンクールを勝ち抜いた13校が高松で演奏しましたが、金賞を受賞したのは龍谷大学、神奈川大学、東海大学の3校でした。ご支援をくださった全ての皆さんに、心より御礼申し上げます。
■コロナ感染拡大の中、十分な練習時間が取れなかったにもかかわらず、限られた時間の中で最後まで集中力を高めて懸命に練習に取り組んできました。私は、木曜日から香川県に入りました。金曜日は、多度津町にあるホールを借りて終日取り組んだ練習に、そして土曜日はコンクールの本番まで部員の皆さんに同行いたしました。演奏のレベルアップを高めようと、非常に微細なところまでに丁寧に練習に取り組んでおられる様子を拝見していましたので、コンクールの本番の演奏を聞いた時は、非常に感慨深いものがありました。
■部長をしているので、身内の事を褒めているようで少し言いにくいのですが、演奏技術も表現力も金賞に相応しい抜きんでた立派なレベルの演奏だったと思います。若林義人音楽監督、児玉知郎コーチをはじめ、指導者の先生方に最後の最後まで非常に熱心にご指導いただく様子を拝見させていただきました。ありがとうございました。龍谷大学吹奏楽部の演奏が終わった後、ご指導いただいた先生方も「素晴らしい演奏だった」「感動して涙が出た」とおっしゃっておられました。持てる力を全て出し切った演奏だったということなのだと思います。
■昨年は、コンクールが中止になりました。その時の4回生の皆さんは、悔しい思いをしたでしょうし、不完全燃焼だったことでしょう。今年は、幸いなことにコンクールが無事に開催されました。コンクールで金賞を受賞した勢いで、12月の定期演奏会でも素晴らしい音楽を聞かせていただきたいと思います。
トランペット対談・櫻木厚子さん(フィンランド放送交響楽団)
■音楽に関連する投稿が続いています。ブログ(というか、ホームページというか…。)のタイトルとは関係ないわけですが、どうかご容赦ください。今回の投稿は、関西フィルハーモニー管弦楽団のトランペット奏者である白水大介さんと、フィンランド放送交響楽団のトランペット奏者である櫻木厚子さんとの対談です。櫻木さんは、龍谷大学経済学部を卒業されていますが、課外活動は吹奏楽部に在籍されていました。対談の中では、プロの音楽家になるまでのお話をされています。
ブロムシュテットさん
■NHK交響楽団(NHK Symphony Orchestra)がfacebookに投稿された記事です。記事の文も引用しておきます。
10月23日 20:29 ·
【本日のバックステージから】その2
マエストロ ブロムシュテット は毎回演奏後に、舞台袖に退場してくる楽員を迎え、一人一人健闘を称えてくださいます👏
そして鳴りやまないお客様の拍手を受け、マエストロはカーテンコールに向かいます✨
【本日のバックステージから】その3
お客様の万雷の拍手に応えるべく舞台に向かうマエストロ ブロムシュテット 。コントラバスのメンバーへも健闘を称えます✨
多くのお客様にご来場いただき、ありがとうございました!
■ご覧の通り、指揮者のヘルベルト・ブロムシュテット(Herbert Blomstedt)に関する投稿です。日本でも大変人気のある指揮者だと思います。特に、NHK交響楽団を指揮されている様子をよくTVで拝見してきました。調べてみると、1981年に初めてNHK交響楽団を客演として指揮されています。そして、1985年には名誉指揮者、2016年には桂冠名誉指揮者の称号を贈られています。名誉指揮者と桂冠名誉指揮者とはどう違うのでしょう。特に、後者の桂冠名誉指揮者とは、調べてみると「素晴らしい演奏をする客演指揮者でその回数が多くなると、オーケストラ側が心からの感謝といつまでも指揮を続けてくださいという願いをこめて贈る称号」とのことです。以下は、N響のコントラバス奏者である矢内陽子さんのツイートです。この矢内さんのツイートからは、ブロムシュテットさんの指揮で演奏できることがどれほど幸せなことなのかがよく理解できます。なるほど、名誉指揮者ではなく桂冠名誉指揮者であるということは、団員の皆さんがこのような気持ちになるということなんですね。
■我が家では、TVでブロムシュテットさんの指揮によるN響の演奏を楽しむ際、毎回といっていいほど、年齢について「ほんまに、すごいね〜」と言っています。今年の7月で94歳になられたのだそうです。本当に、すごい。12年前に亡くなった私の父と同い年です。とても94歳とは思えません。
リハーサルから本番、全てが幸せすぎる特別な時間。満員のお客様からマエストロへの拍手には、自然と涙が😢
来日してくださった事に、心から感謝するとともに、ご来場くださるお客様あってのコンサートだと改めて実感しました。
Maestroの『Let’s enjoy!』は幸せな時間の幕開け♬楽しまなきゃ〜 https://t.co/NBaLaA3dSb— 矢内陽子 (@yokontrabass) October 23, 2021
堤真一さんのファミリーヒストリー
俳優の堤真一さんの「ファミリーヒストリー」。堤さんは、亡くなったお父様との関係がより深まったと思う。涙腺崩壊。よく取材しているなといつも感心。#ファミリーヒストリー#堤真一 https://t.co/okr8jFxWqr
— 脇田健一 (@wakkyken) October 25, 2021
■昨晩、俳優の堤真一さんがゲストのNHK「ファミリーヒストリー」を視ました。堤さんはー57歳です。私とは6歳違います。この6歳の差が近いのか離れているのか、よくわかりません。ただ、両親が戦争で若い頃に苦労してきたこと、進学したくてもできなかったこと、団地で育ったこと、その他諸々、少し年齢は違うけれど、似たような共通の経験があるからなのかもしれません、堤さんの「ファミリーヒストリー」を視聴しながら大変感動しました。私と同じような思いを持たれた同世代の方は、たくさんいらっしゃるのではないかと思います。お父さんを最後に見舞った時の堤さんのお話を聞いて、自分の父親の時のことを思い出しました。グッときて涙腺崩壊しました。この番組を通して、堤さんは、亡くなったお父様との関係がより深まったのではないでしょうか。
■いつも、よくここまでという程細かいところまでリサーチをしているなと感心します。おそらく試聴されている方達の中にも、できるものならば自分のルーツも知りたいという人がたくさんおられることでしょう。
炭焼きのこと
■指導している大学院生とともに、高島市朽木で炭焼きと村づくりに関して、少しずつお話しをお聞きしています。昨日の午前中は朽木の椋川(おっきん椋川交流館)で、是永宙さんからお話を伺いました。ありがとうございました。
■高島市の中山間地域は、高度経済成長期の前半までは、どこの地域でも炭焼きをされていました。いわゆる燃料革命の前までになります。高島市内では、現在確認されているだけで、4つの集落で炭焼きされているか、これから復活させようとされています。いずれの地域も、過疎と高齢化が進行している地域です。かつて炭焼きを生業としてされていたのは、現在の年齢で言えば、80歳代も半ば以上の方達になります。70歳代の方であれば、手伝いはしたけれど、自分が家の中で中心になって炭焼きをしていたわけではありません。ですので、何歳位の方が、いつ頃から炭焼きを復活させようとしたのかにより、微妙に取り組み方や、何のために炭焼きを復活させたのかという理由については違いがあります。
■炭焼きに焦点を当てて聞き取りをしていますが、その背景となる村の暮らしや社会経済の背景、また外部からやっくるIターンの人びとの存在、村づくりの活動、さらには最近の流行りの言葉でいえば、関係人口の拡大といったコンテクストの中で炭焼きの活動を位置付けなければなりません。いつか、もう少し詳しくこのブログでも報告できるかもしれません。
チーム「利やん」の写真
■大津駅前のいつもの居酒屋「利やん」のトイレに飾ってある写真です。正確に言うと、チーム「利やん」でレイクサイドマラソンを走った後の記念写真です。この写真のまんなかで、亡くなったマスターも笑顔で写っています。こうやって、みんなで、また走れたらいいな〜。ここに龍谷大関係者が、私が数えたところ11人います。この写真だと不鮮明で誰だかよくわからない人もいますね。皆さん、お休みの日に走ってくださりありがとうございました。ちなみに、龍大関係者以外は、パナソニック、自衛隊、アサヒビール等々に勤務されている皆さんです。「利やん」とランニングでつながっている方達です。写真の背景ですが、とんがっている山が比叡山。ここは草津市の烏丸半島。琵琶湖博物館のすぐそばです。
地域エンパワねっと・中央「あつまれ!みんなで作る絵本館」
■指導している社会学部の社会共生実習「地域エンパワねっと・中央」の取り組み、履修している学生たちが頑張って進めています。この「あつまれ!みんなで作る絵本館」は、多くの皆さんに、今は読まなくってしまった本棚の片隅や押入れで眠っている絵本(児童書も含む)を持ち寄っていただき、大津市役所の「町家オフィス結」を会場に、11月と12月にそれぞれ2週間、親子で気軽に立ち寄って交流することのできる場所、「絵本館」を開設しよう…そのような企画です。
■中央小学校の児童の皆さん、中央学区にお住まいの皆さん、龍谷大学の教員の皆さんにもご協力いただき、すでにけっこうな冊数の絵本が集まっていますが、まだまだ頑張って集めています。絵本が自由に読めることに加えて、期間中の土日には、読み聞かせや工作などのコーナー的なイベントも用意されています。楽しいイベントになったら良いなと思います。「町家オフィス結」のスタッフの皆さんも応援をしてくだいます。ありがとうございます。私も授業の合間に時々様子を見に行きますし、土日に実施されるイベントでは学生の皆さんのお手伝いをしようと思っています。上の画像は、中央学区の自治会に配布する予定のチラシとポスターです。それぞれ個性的ですね。うまく作れているなあと感心しています。
■もし、このブログの記事をお読みの方で、「家にある寄付しても良いよ」「いらないのがあるから使って」という絵本がありましたら、龍谷大学瀬田キャンパス6号館社会共生実習支援室、あるいは大津駅や浜大津駅から10分弱の距離にある「町家キャンパス結」までお持ちいただけますでしょうか。どうぞ、よろしくお願いいたします。
龍谷大学吹奏楽部 第48回定期演奏会
カール・ベーム、ベルリンフィルの「ブラ2」
ブラームス 交響曲第2番 1975年ライヴ
カール・ベーム指揮
ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
■自宅で仕事のBGMにと流していたのですが、しっかり聞いてしまいました(あかんやん)。YouTubeの投稿では、タイトルには壮絶と書いてあります。なんで壮絶なんだろう…と思いました。あくまで印象でしかありませんが、軽い感じで演奏するのではなく、相撲でいえば「がっぷり四つ」という感じです。あるいは、シンフォニーの構造がわかるように曲をしっかり「組み上げている」(演奏している)という感じでもあります。私が今まで聞いてきたブラ2よりもややゆっくり目の速さでの演奏のためか、様々なパートの細かなところまでよく聴こえてきます。どうしても弦楽器に耳が行きがちではありますが(私自身が弦楽器だったもので)。4楽章は、めちゃくちゃ迫力がありますね。fbでこのYouTubeについてやり取りした方は、これは「寄り切り」と言っておられました。全部聞いて、もう一度「お代わり」したくなりました。
■この交響曲の第4楽章の初めの方、32分18秒、23小節目の最初の八分休符で、指揮者のベームが指揮台をカッと踏みつけている音が聞こえます。37分33秒、274小説目の最初の八分休符でも、カッという音が聞こえてきます。だからどうしたってことなんですが、こういうの気がつくこと、楽しいのです。