第66回大津市民駅伝

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▪️昨日は、大津市民駅伝の日でした。私は、今はもう走っていないですし、昨日は、吹奏楽部のメンバーが関西アンサンブルコンテストに出場するので、そちらの応援に行っていました。ということで、大津市民駅伝に参加されたみなさんの「打ち上げ」だけ、参加させていただきました。打ち上げの会場は、大津駅前のいつもの居酒屋「利やん」です。日曜日は定休日なのですが、無理を言って宴会を引き受けてもらったようです。すみませんでした。

▪️アップした画像は、昨日の記録と駅伝のコースです。龍谷大学から5チームが出場しました。すごいです。アスリート揃いの龍谷大学教職員チームA、その後実力に応じて、チームB、農学部の教職員だけのチーム農学部SP、そしてチームC、そして最後がチームDです。チームAは、残念ながら2位、昨年は1位だったので連覇はなりませんでしたが、1位の自衛隊のチームに12秒差でゴールしています。惜しいですね。この市民駅伝に龍谷大学の皆さんは約30年前から出場しているようです。30年前といえば、瀬田キャンパスができてしばらくしてからかな。駅伝のコースですが、瀬田キャンパスの南側、田上の地域を周回するコースです。私も、2013年の第55回2014年の第56回に出場しました。懐かしいです。

▪️でも、懐かしいと言っている場合ではなくなってきました。「来年は走ってくださいね」と監督の竹之内さんに強く言われたからです。そうなると、またランニングの練習をしなくてはいけません。瀬田キャンパスで働くのは来年度までなので、思い出に出場してみましょうかね。教職員が力を合わせて一緒に走るというところが一番大切ですので。そういうのって、素敵ですから。

【追記】▪️監督の竹之内さんから、以下のようなメッセージをいただきました。「かつて7分/kmで駆け抜けた方もいらっしゃいますよ!1.6km,4.4km,6.0kmと距離も色々ありますし、チームも懇親目的も設定してますので、お気楽にご検討ください😊」。さあて、いよいよ追い詰められて来ました。7分kmというのは、1.6kmの区間のことですね。そうか、それでも許されるのか…と少しやる気になっています。

宇良関の千秋楽


▪️大相撲の宇良関を応援しています。好きなお相撲さんは複数いるのですが、宇良関はその方たちとは別に特別に応援しています。母校である関西学院大学の同窓生だからです。同じように、阪神の近本光司先週も応援しています。でも、今日は宇良関に関する投稿です。今、大学の仕事で出張中なんですが、宇良関の竜雷関との千秋楽の取り組みをテレビで観戦することはできませんでしたが、YouTubeにアップされていたので、このブログでもシェアさせていただきます。

▪️驚きました。宇良関は業師と呼ばれることがあります。昨日は、大技が出ました。伝え反りという大技です。「相手の脇の下を潜り抜け、相手を後ろに反り倒す技」のようです。まるで、レスリングのバックドロップのようでもあります。wikipediaの情報ではありますが、2000年12月に追加された新しい技のようですね。だから大変珍しい決まり手ということになります。実際、動画をご覧いただいてけばおわかりいただけると思いますが、この大技に場内は大変盛り上りました。結果、今場所は、6勝9敗。負け越しましたが、初めての三役(小結)として上位陣との取り組みも含めて、目一杯頑張られたのではないかと思います。

「民主的なチームだから強い」

▪️毎日新聞に「関学大前監督『民主的なチームだから強い』甲子園ボウル6連覇」という記事が掲載されていました。注目しました。タイトルにある部の運営が民主的であることと、チームの強さはどのように関係しているのか。随分以前だと、「俺についてこい」タイプの指導者や先輩のいるチームの方が強いのではないかとか、身体能力が特別に秀でて注目されるアスリートがいるからとか…そう思う人の方が多かったと思います。前監督の鳥内秀晃さんは関学の強さをそのようには説明されません。

▪️鳥内さんは記事の中で「4年間(甲子園ボウルに)出られない先輩もいた。過去のいろいろな経験からこういうチームが出来上がったことを忘れてはいけない」と語っておられます。アメリカンフットボールは、フィールド上で、それぞれのチームが11人で対戦します。そして、オフェンスチーム、デイフェンスチーム、それからフィールドゴールやパントを行うスペシャルチームに分かれていて、さらにそれぞれのチームの中でも非常にかまこくポジションが専門分化しています。フィールドゴールの際、ボールをキャッチしてキッカーがキックしやすいようにセットする役割の方がいます。調べてみましたが、「ホルダー」と呼ぶのだそうです。一見地味なポジションですが、この人がきちんとボールをキャッチしてセットできなければチームは勝利することができません。

▪️それから、フットボールの選手のユニフォームには背番号が付いています。アメリカンフットボールの背番号は99番まで。ファイターズのホームページを見ると番号を与えてもらえない部員も80人近くかおられます。鳥内前監督が「4年間(甲子園ボウルに)出られない先輩もいた」というのも、この人数からすると当然ということなります。厳しいですね。まあ、これはどのスポーツでも、硬式野球部でも、サッカー部でも同じといえばそうなんですが、試合に出られなくてもその部員は自分のチーム全体の中での役割をよく考えておられるようです。鳥内さんは、次のように語っておられます。

関学大が6連覇できた要因について鳥内さんは「選手が自分の役割、ミッションを見つけることができる。『今年は何で役立とう』と考える。それを主体的に考えてやれることが受け継がれている」と解説した。

「関学大は下級生でも民主的な意見がいえるチーム。戦後からずっとそういうやり方をやってきて続いてきている。だからチーム力の勝負になれば強い」。

▪️ミッションは、上から与えられるものではなく、自分自身で見つけること、上から言われて取り組むものではなく、自分自身で主体的に取り組むことがファイターズという組織の伝統や文化になっているというのです。そのようなことを可能にするのが、民主的な組織運営なのです。それが、アメリカンフットボールという競技の特性とうまく噛み合って、強いチーム力が維持されているのでしょう。このことと関連するかもと思う興味深いXのポストを見つけました。

▪️このポストで取り上げられているのは、49番4年生の薬袋龍太郎(みない・りゅうたろう)さんです。ホームページによれば、ポジションはDB(ディフェンシブバック)です。どのようなポジションが調べてみました。「ディフェンス陣の一番最後にいる選手たちを指します。前に位置するディフェンスライン、ラインバッカーが止めきれなかった相手オフェンスのラン、パスを止める役割」とのことでした。だから、ディフェンスの最後の砦ということでしょうか。間違っていたらごめんなさい。そのDBの薬袋さんは、4年間ずっと日陰でやってきたというのです。それでも毎日タックルの練習を繰り返してきた。それが、彼がチームに貢献するためのミッションなのだと思います。いつ試合に出られるかわからない、日陰で練習を積み重ねてきて、学生日本一を決める甲子園ボウルで鋭いタックルを決められたのですから、ものすごく嬉しかったでしょうね。しかも、そのタックルで相手の選手がボールをこぼしてしまい、それを味方の選手が押さえて攻撃権が関学側に移ったのですから。「最後に毎日のタックル練が報われました」というところから、薬袋さんの気持ちがすごくよく伝わってきました。

▪️この動画の8分17秒のあたりで、薬袋さんがタックルを決めたシーンを確認できます。そのあとの様子からは、「毎日のタックル練が報われた」、その喜びを爆発させておられる様子が伝わってきます。素敵だと思います。

母校の新聞広告

20231218kgfighters.jpg▪️関学の新聞広告。タイトルは「史上初の甲子園ボウル6連覇達成」とありますが、文章の方は4回生QBの鎌田陽大くんに焦点を合わせたものでした。

▪️鎌田くんは大きな期待を背負っていた選手ですが、後輩のQB星野秀太くんにスタメンの座を奪われ調子を大きく崩してしまいます。学生フットボールのファンであれば、この辺りのことはよくご存知のことかと思います。その鎌田くんですが、点差が開いた後、星野くんと交代します。そして10回のパスを成功させます。勝利を決めて戻ってきた鎌田くんに後輩の星野くんが泣きながら抱きついたことも書かれていました。辛い時期を支えてくれたお母様のことも。鎌田くん、多くの皆さんに支えられながら人間的にも選手としても成長されてきたことが伝わってきます。短い文章ですが、これはBildungsroman(ビルドゥングスロマーン)的ですね。

▪️最後は、関学の青いヘルメットに描かれた校章の話で締め括られます。

「私たちは今あらゆる面で不完全な者であるが、新月がしだいに膨らんで満月となっていくように、絶えず向上していきたいとの願いを込めています。」鎌田だけでなく約200人の部員がそれぞれの「満月」を目指した先に、史上初の6連覇があった。

▪️200人部員がいても、番号をもらえるのは0から99までです。部員の中には、4年間で1度も試合に出られない方たちもいたかと思います。そういう方たちではあっても、その部員ならではの目指すべき「満月」があることが大切だなと思うのです。これは部長をしている龍谷大学吹奏楽部でも同じことかなと思います。もちろん、龍谷大学は浄土真宗の宗門校なので、「満月」を目指す…という表現はしないと思いますが。

▪️甲子園球場の青い空、関学ファイターズの青いユニフォーム、そして苦労したスター選手に焦点を合わせること…。ちょっと注目される新聞広告かなと思いました。

第78回毎日甲子園ボウル 全日本大学アメリカンフットボール選手権 決勝

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20231218koshien_bowl2.jpg▪️昨日、第78回毎日甲子園ボウル(全日本大学アメリカンフットボール選手権決勝)、関西学院大学 対 法政大学の試合を、職場の関学出身者の皆さんと一緒に観戦しました。心理学部の東豊先生、社会学部の土田美世子先生、法学部教務課の平國祐樹さん、そして私の4人です。全員、「龍谷大学新月会」のメンバーです。試合の結果ですが、母校の関学ファイターズは、61-21で法大(関東)に快勝し、史上初の甲子園ボウル6連覇を果しました。6連覇すごいことです。

▪️大変厚かましいことを言えば、もうひとつ追加のタッチダウンがあれば、得点は67点になり、甲子園ボウル最多得点記録である日大の65点を超えるところでした。最後の第4Qは大きな点差が開いたこともあってか、控えの選手が出場しました。よくわかりませんが、そのようなこともあってでしょうか、法政大学もインターセプトや追加のタッチダウン等を許すことになりました。でも見方を変えれば、最後の意地をみせてくれたようにも思います。この試合いを観戦していたアメフト通(学生時代はアメフトの選手)の知人は、「(第4Qは第3Qまでと比較して)プレーの質が全然違ってましたね」とLINEで伝えてくれました。私は、アメリカンフットボールを楽しむことはできるのですが、そこまで分析的に試合の展開を語ることができません。知人のコメントをなるほどと理解しました。ただ、私のような素人でも思うことは、関学はボールを持って走っても、ブロッキングの選手が走る道をきちと切り拓いていくかのようで、なかなか倒れません。すごいなと思いました。実際、新聞記事を読むと、ラン回数は関学が40に対して法政は28、ラン獲得ヤードは219ヤードに対して法政は45ヤード。おそらく、素人考えではありますが、この数字は私の印象を裏付けているのではないかと思います。

▪️学生アメフト界はここ20年ばかり「西高東低」が続いているといわれています。今回も、実力の差がはっきり出ました。母校・関学の優勝や6連覇は嬉しいのですが、このような状況が続くと、学生アメリカンフットボールに興味を失う人が増えてくるのではないかと心配になります。カレッジスポーツ来年度から、全日本選手権の仕組みも変わるようなので、来年の甲子園ボウルは、ひょっとすると関西の大学同士、今年でいえば、関学、関大、立命館の3校のうち2校による甲子園ボウルもあり得るようになります。今年は日大フェニックスが薬物事件で廃部が決まるというショッキングに出来事もありました。学生アメフト界は、今後、どう変わっていくのでしょうね。良い方向に向かってほしいです。さて、試合後ですが、大阪梅田に移動して、祝勝会を開催しました。試合の観戦はお仕事の関係で無理でしたが、龍大を退職された増田滋さんも駆けつけてくださいました。そして、関学の硬式野球部のことや、同窓生でプロに進んだ阪神タイガースの近本選手や、大相撲の宇良関の話題も出てきました。職場の同窓生で、関学のスポーツを応援するチャンスが生まれればと思います。

▪️しかし、昨日は、風も強く、本当に寒かったです。甲子園球場のレフトスタンドで応援しましたが、第4Qになると日も翳ってくるため足先がジンジンするほど寒かったです。でも、向かい側、オレンジ色、法政大学を応援されている1塁側アルプススタンドの、さらに向こうには六甲山系が見えました。じんわりと嬉しかったです。私、神戸出身ですから。故郷にふれたような気持ちになりました。
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【追記】▪️甲子園ボウルをテレビで録画していました。改めて、録画をみると、いろいろ「復習」できるのですが、その録画に観戦している私も含めた4人が映っているのを見つけました。楕円の○で囲んだ中にいます。
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龍谷大学シーホースの入れ替え戦

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▪️学生の皆さんの「男の料理クラブ」での実習を見届けて、急いで、アメリカンフットボール龍谷大学シーホースの応援に。龍大は関西学生アメリカンフットボールDiv.1なんですが、今日はDiv.2の桃山学院大学との入れ替え戦です。試合は接戦。逆転に次ぐ逆転。大変残念なのですが、31-28で負けてしまいました。またDiv.1に必ず復帰してくれると思います。私が定年退職する前までに、絶対に‼️

▪️龍谷大学シーホースの応援に行くとき、何やら明るい雰囲気の人の集まりがありました。試合場から次々と選手が出てくると、ウワーッと拍手と共に盛り上がっていました。大阪大学の皆さんです。38年ぶりにDiv.1(1部)に昇格されました。対戦相手の甲南大学はDiv.2に降格なのかな。龍谷大学と共に、「臥薪嘗胆」の気持ちでDiv.1に復帰いたしましょう。

▪️来シーズンからは、Div.1では、京都大学、神戸大学、大阪大学、関西の国立大学のチームが3大学になります。これまでになかったことです。2024年からは、「全日本大学選手権」の方式も新しいものになります。未だマイナースポーツであるアメリカンフットボールに注目がもっと集まったら良いなと思います。

ロサンゼルス・ドジャースへようこそ、大谷翔平!

▪️朝から話題になっていますね。「X」のロサンゼルス・ドジャースの公式サイトに、大谷選手を歓迎する動画がポストされました。

フットボール談義

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▪️昨日は午前中は授業、午後からは会議が3つ続きました。正直、疲れました(こんなこと言うたら、あかんのやけど…)。定年退職まであと3年少し。歳をとってくると、だんだん会議に向かない体質になっていきます。ということで、疲れを癒しに大津駅前のいつもの居酒屋「利やん」へ。お店に入ると、なんとご常連のやまさんが呑んでおられました。2人で盛り上がりました。やまさんは、大学時代、アメリカンフットボールの選手でした。当然、最初から、母校の関学フットボール部のこと、関西学生アメリカンフットボール界の今シーズンの試合のことで話は盛り上がりました。でも、大学アメフトの話題の後は、学校の課外活動のことにまで話は展開しましたよ。課外活動には、スポーツだけでなく、吹奏楽部も入ります。楽しかったです。気持ちがすっとしました。日々の生活に、そして人生には、こういうことが絶対に必要だと思います。

三菱電機杯第78回毎日甲子園ボウル


▪️職場の同窓生の皆さんと応援に参ります。甲子園ボウル出場が確定するまでいろいろありました。最終の試合は、関西大学に負けて、関西学院大学、立命館大学、関西大学の3校優勝。母校関学は、抽選で全日本大学選手権に出場することになりました。そして、昨日、九州大学に勝利し、甲子園ボウルに出場することになりました。対戦するのは法政大学。関学は8年連続出場ということになります。法政大学に勝利し、6連覇の偉業を成し遂げてほしいと思っています。

▪️ところで、来年の甲子園ボウルですが、毎日新聞で「甲子園ボウルで関学大VS立命大の『関西決戦』が実現する!? 来季から全日本選手権がボーダーレスに」という記事が出ています。長年にわたって東西対決に慣れ親しんできた者からすると少々戸惑いがありますが、日本の学生アメリカンフットボール界全体にとっては、良いことなのかもしれませんね。記事では、次のようにも書かれています。

関西、関東の増枠以上に注目を集めるのが東西の「ボーダーレス化」。関西2位VS関東3位、関東1位VS関西3位など、これまで実現しなかったカードが、早ければ準々決勝から観られる。

▪️さて、甲子園ボウルの前日、12月16日ですが、龍谷大学の入れ替え戦が行われます。龍谷大学シーホースは、Div.1(1部リーグ)で0勝7敗で8位だったからです。入れ替え戦の対戦相手は、桃山学院大学です。なんとしても、龍大にはDiv.1に残って欲しいと思います。試合は、16日(土)の15時からです。「たけびしスタジアム京都」行われます。頑張ってください。できるだけ都合をつけて応援に行こうと思います。

関西学生アメリカンフットボール最終節(2)

▪️関西学生アメリカンフットボール、Div.1の最終の試合が行われました。午前には、龍谷大学×甲南大学。残念ながら7-21で敗北しましたが、以下の龍大シーホースの部長をされている野呂先生のツイートからは、龍大はよく頑張っておられたようです。次は、Div.2との入れ替え戦です。絶対にDiv.に残ってくださいね。

▪️母校・関西学院ファイターズは、関西大学カイザーズに13-16で敗れました。試合は、NHKのEテレで中継されていたので、TV観戦しましたが、関西大学の勝負への執念、相当なものがありました。関学の単独優勝はなくなり、関西学院大学、関西大学、立命館大学の3校優勝ということになました。ただし、試合後の抽選で、関学が全日本選手権出場権を勝ち取りました。他の地域リーグとの試合を経て、おそらく甲子園ボウルに出場し、これまたおそらく法政大学との対戦になるのではないかと思います。関学は、今日の敗北を良き経験にしていただき、ぶっちぎりで甲子園ボウル6連覇の偉業を成し遂げていただきたいと思います。

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