北船路米づくり研究会

活動の概要

463934_364415903606095_827457463_o-1.jpg ■2010年から2016年にかけて、龍谷大学社会学部社会学科・脇田ゼミでは、ゼミ活動の一環として「北船路米づくり研究会」の活動を行っていました。2017年以降は、その活動を停止しています。

■この「北船路米づくり研究会」では、比良山系蓬莱山の麓にある北船路集落(大津市八屋戸)の農家の指導を受けながら、ゼミ生たちがコシヒカリ米や夏野菜や里芋をつくる農作業を経験しました。また、農作業だけでなく、生産した米や里芋を学生が自ら京都のレストランやカフェに出荷し、「龍大米」・「龍大芋」として好評を博しました。

■北船路の農村コミュニティでは、後継者が不足が心配され、農家の高齢化などの問題を抱えています。また、農作業をおこなう上で条件的に不利な「棚田」という農地を、どのように保全していくかという課題も顕在化しています。

■脇田ゼミでは、地域の活性化をテーマのひとつにしていますが、「農村の活性化」に焦点をあて、学生と指導農家との交流(農学連携)の中でその手がかりを探るべく、研究会の活動に一緒に取り組んできました。農作業の経験だけではなく、生産者と消費者との「顔の見える関係」や、付加価値のある「食」、安心・安全の「食」を確保するためのローカルフードシステムの重要性についてもあわせて学び、生産・流通に加えて、その背後にある農村の暮らしや、農村コミュニティの活性化についても視野を拡げていくことを目指して活動してきました。そのため、地元農家のリーダーを講師に迎え「村づくり活動」に関するミニ講演会を開催したり、村のイベントにもボランティアとして参加するなどの取り組みも行いました。

■2011年度後半からは、毎月、第三土曜日に、大津市・丸屋町商店街の大津百町館前で、「北船路野菜市」を開催し、北船路の協力農家が生産された新鮮で美味しい野菜を販売してきました(野菜の生産状況に応じて、中止になる月もあります)。秋には、研究会で生産した「龍大米コシヒカリ」や「龍大芋」も販売。2012年度秋には、中心市街地の皆さん(都市住民)と北船路の農家との交流事業「かかし祭」を開催しました。下は、北船路の棚田の一番てっぺんでの集合写真です。
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龍谷大学のホームページにおける関連記事

北船路米づくり研究会生(社会学部・脇田ゼミ)が 環境保全への意識を高めるキャンペーンを実施 -龍谷大学生協で「環境こだわり米」を提供-
「北船路米づくり研究会(社会学部・脇田ゼミ)が「龍大米」を赤松学長に届け、活動報告をしました」
「龍大米」が赤松学長に届けられました
「龍大米」が「串かつ おばんざい とんとん」の限定メニューで登場します
5/28(土)「北船路米づくり研究会」農村コミュニティの「人」や「暮らし」を学んでいます

びわ湖大津経済新聞に記事が掲載されました。

大津北船路で「かかし祭り」-地産地消、まちと農村交流の取り組み結実
■「かかし祭」については、「産経新聞」「京都新聞」にも記事が掲載されました。
関連ブログエントリー

大学の広報誌に掲載されました。

教員NOW●脇田 健一 社会学部社会学科教授 「ご縁」が生んだ農村との交流。それは、学生達自身の課題を見つける活動でもありました。

REC龍谷エクステンションセンターの報告書に研究会の活動が掲載されました。

農村の活性化について学ぶ「北船路米づくり研究会」

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