龍谷大学吹奏楽部、世界へ挑戦!!
【龍谷大学吹奏楽部、世界へ挑戦✈️】
龍谷大学吹奏楽部は、今年7月
スイス・チューリッヒで行われます
” World Youth Music Festival “に出場いたします🇨🇭より多くの人へ、龍谷大学吹奏楽部の音楽をお届けできるよう練習に励みます!
ご声援のほど、よろしくお願いいたします! pic.twitter.com/DDSRjGXHja
— 龍谷大学吹奏楽部 (@ryu_windmusic) April 30, 2024
▪️龍谷大学吹奏楽部は、スイスで開催される音楽祭に出場いたします。どうか、応援よろしくお願いいたします。2017年、龍谷大学吹奏楽部は日本で唯一招聘を受け、コンテスト最上位クラスであるトップクラス部門において第1位を受賞しました。
2024年度 平和堂財団の「夏原グラント」助成金贈呈式
▪️先週の土曜日、平和堂財団の「夏原グラント」助成金贈呈式が開催されました。「夏原グラント」では、2012年より、「NPO法人、市民活動団体、学生団体等が行う琵琶湖およびその流域の自然環境の保全活動に対して」支援を行っています。この「夏原グラント」に関しては、これまでもこのブログに投稿してきました。私は、2014年からこの助成の審査員を務めています。今年で10年目なんですね。この助成が開始してから、延べ600団体以上に助成を行い、助成金総額は1億5千万円を越えているそうです。この手の助成金としては、相当な実績を有しているのではないかと思います。
▪️この日は、高橋滝治郎さんにお会いしました。高橋さんは、伊吹山麓で、「ユウスゲと貴重植物を守り育てる会」の会長として活動されています。伊吹山の植物を鹿害から守る活動をされているのです。「夏原グラント」に対しては、伊吹山麓の貴重な植物を鹿の食害から守るために、金属柵を購入して獣害作を設けたいという申請されていました。
滋賀県米原市の伊吹山の三合目には、ユウスゲをはじめ、貴重な植物が確認されています。しかし、近年はシカによる食害が問題となっています。そこで冬の強風や積雪に耐久性のある金属柵を設置して獣害を防止します。
▪️助成金で金属柵だけを購入させてもらいたいというのです。なんというか、大変潔いというか、非常にわかりやすい(効果も期待できる)申請でした。審査の結果、高い評価で採択されました。各団体の助成金額については、こちらに公表されています。
▪️もちろん、私は高橋さんが会長されている団体が申請されていることを書類審査の時まで知りませんでした。いっぽう、高橋さんの方も、私が審査員をしていることをご存知なかったと思います。高橋さんと知り合ったのは、私が、世界農業遺産申請に向けてのサポートをさせてもらっている時でした。その時、高橋さんは滋賀県庁の農政水産部長をされていました。今では、「琵琶湖システム」は、国連FAOに世界農業遺産として認定されていますが、FAOの審査を受けるためには、その前にまずは日本の農水省から「日本農業遺産」に認定される必要がありました。高橋さんは、その段階で滋賀県農政水産部長をされていたのです。ということで、高橋さんとツーショット。ずいぶんい前からお約束していただいているのですが、高橋さんから伊吹山の植物のことをいろいろ学びつつ、山頂まで登山ガイドをしていただくことになっています。もっとも、昨年、登山道の大規模な崩壊があり、伊吹山は入山禁止となっています。早く、再開してほしいです。楽しみです。その前に、登山靴買わなくちゃ。
▪️「夏原グラント」に話を戻しましょう。贈呈式の後は、記念写真を撮影して、交流会が開催されました。交流会では、いろんな方達とお話をすることができました。私は、滋賀県ヨシ群落保全審議会のメンバーということもあり、審査とは別に、個人的な関心として琵琶湖のヨシ帯の保全に関心があります。ということで、「ヨシの活用によるヨシ原の保全 」に取り組む、「まるやまの自然と文化を守る会」の代表で、「特定非営利活動法人まるよし」理事長の宮尾陽介さんからは、琵琶湖の代表的なヨシ軍楽である西の湖でヨシの利用と保全に取り組む関係団体の大変興味深いお話を聞かせていただきました。「夏原グラント」とは別に、お話を伺いにいく約束をさせていただきました。
▪️「けいはんな記念公園における里山管理事業」 の「コナラ会」のメンバーである稲本雄太さんとも、ゆっくりお話をすることができました。「夏原グラント」の助成金が、どれだけ活動の発展につながったかについて、また活動されているエリアの生物多様性を高めていることについても説明してくださいました。生物多様性が高まったことを、昆虫標本等や科学的な調査のエビデンスに基づいて評価を行っておられるようです。そのうちに、「自然共生サイト」に登録されるかも知れませんね。
▪️学生の皆さんも助成を受けています。「有機農法拡大 /立命館大学経営学部プロジェクト団体」である「丹後村おこし活動チーム」の皆さんです。今年度から助成を受けておられます。ということで、「夏原グラント」で有機農業に取り組む先輩団体「持続可能な集落棚田のための環境保全型ネオ・スモールファーマー発掘プロジェクト」に取り組む特定非営利活動法人「スモールファーマーズ」さんを紹介しました。「スモールファーマーズ」さんも、代表の岩崎吉隆さんとは、これまたちょっとした知り合いだったからです。一昨年度から、高い評価とともに助成を受けておられます。こうやって、団体間を交流会で繋いでいくのも審査員の役目なのかもしれません。
▪️交流会の中締めでは、挨拶をさせていただきました。自分たちが助成金を受けることができたらそれでOKではなく、「夏原グラント」で助成を受けた団体間で、もっと情報をやり取りしたり、見学をしあったり、お互いの活動を助け合ったり、そういう協働と連帯が生まれて欲しいと、私からの希望をお伝えしました。交流会の名刺交換で、そのような個人的な希望が少しずつ実現していくと素晴らしいと思います。
ゴールデウィーク前半、孫と一緒に遊びました。
▪️土曜日の晩に、娘の家族がやってきました。もちろん、孫のひなちゃん&ななちゃんも一緒です。昨日は、みんなで高島市にある「滋賀県立びわ湖こどもの国」に遊びに行きました。娘の家族や孫達と過ごしながらゴールデンウイークを楽しんでいます。今回初めて「びわ湖こどもの国」に行きました。とっても素敵なところですね。場所は安曇川の河口のあたりにです。遊具もとてもたくさんあるし、孫たちは大喜びでした。湖畔の松林には有料のキャンプサイトがあって、そこでBBQを楽しみました。娘がまだ子どもの頃は、私が「BBQ奉行」になって全部やらなければなりませんでしたが、今回は、娘の連れ合い(義理の息子)が、仕込み、炭に火をつけ、美味しく焼き上げるところまで全てやってくれました。「BBQ奉行」も世代交代です。
▪️この日は、豚のスペアリブとシーフードのBBQでしたが、スペアリブであれば、事前に下茹でし油っぽさを抜いて、タレに漬け込んでおくという下ごしらえをしてくれていました。炭火で焼いても、外だけが焦げて中がまだ赤いということがありがちなのですが、この下拵えをしておけばそのような心配もありません。娘の家族はBBQを自宅の庭でもご近所さんとやっているようで、娘の連れ合いはとても慣れていました。マッシュマロを焼いたり、ポップコーンを作ったりして楽しみました。もちろん、血糖値を気をつけながらですから、私はポップコーンもほんの少しだけ楽しみ、マシュマロは口にしませんでしたが…。孫達は、BBQの前には遊具で思い切り遊んで、BBQのあとは、膝から下だけ琵琶湖に入って遊んだり、楽しい一日だったようです。孫が楽しんでいるのをみて、ゴールデンウィークを実感しました。
▪️小2のひなちゃんと今年4歳になるななちゃん。まず、ひなちゃんのことから。この前我が家に来てくれたのはお正月でした。お正月にはひなちゃんと小倉百人一首をしました。その時は、おじいさんはなんとか勝つことができました。ひなちゃんは相当悔しかったようで、夢の中で寝言で怒っていたようです。悔しいから。
▪️しかし、ひなちゃんはその後、学童保育の中で百人一首の力を相当強化したようです。正月から約4ヶ月で、上の句を聞いたら下の句がすぐわかるようになっていました。ほとんど記憶しているのです。こうなるとおじいさんは全く勝てません。上の句だけで、札をとっていきます。完敗です。写真は、我が家の小倉百人一首。「朗読カセットテープつき」ですから、それなりに古いものです。
▪️ひなちゃんは学童保育に通ううちに、けん玉ができるようになりましたし、一輪車にも乗れるようになりました。上の年齢の人たちと一緒に遊ぶことで、多くのことを学んでいます。年齢の違う子どもたちと一緒に遊ぶことって大切なことなんですね。学童保育は、一般には、「保護者が日中家庭にいない小学生の児童(=学童)に対して、授業の終了後に適切な遊びや生活の場を与えて、児童の健全な育成を図る保育事業」ということになっていますが、この定義以上に素晴らしい教育効果があるように思います。といいますか、昔は、学童保育のように地域の子ども達が年齢を超えて遊んでいたのですから、地域社会が失ってしまった「子どもたちの縦のつながりによる教育効果」を、学童保育が代わりに担っているのかもしれません。
▪️ひなちゃんは、今小2ですが、ダンススクールにも通っています。ダンスの練習をすることで、体幹やインナーマッスルが相当鍛えられているようです。さすがに小2ですから腹筋はシックスパックにはなっていませんが、縦に筋肉が薄っすら見えてくるのです。すらっとしています。すごいなあと思います。自分の時は、特にご飯を食べるとお腹ぽっこりのキューピー体型だったんじゃないのかな。痩せてはいましたけど。
▪️ななちゃんのことも。今年の7月で4歳になります。言葉の数が爆発的に増えているし、喋り方も内容もすごくおもしろいのです。我が家にあるおもちゃを使って、自分なりのゲームを提案してくれたりします。楽しいですね。公園の遊具では、まだ姉のひなちゃんの様には自由には動けませんが、ちょっと怖がりながらも、頑張ってチャレンジすることができます。おじいさんは、ちょっとだけお手伝いをするだけ。あとは頑張って遊具で遊ぶことができました。保育園では、みんなのお世話をするお姉さん役のようですが、自宅では両親に甘える甘えん坊屋さんです。その両方があるところが、可愛らしいです。
▪️今日はひなちゃんの提案で、最後のボードゲームをして盛り上がりました。両親、祖父母も含めて盛り上がりました。楽しい時間を持つことができました。次に孫達とまたじっくり遊ぶことができるのは、夏になるのかもしれません。今回は小2のひなちゃんに百人一首で大敗したので、少しは対抗できるようにおじいさんも特訓をしないといけませんかね。たぶん、今だけその気になっているのかもしれないけれど…。
「庭椿雑貨店 - 庭と絵画と手仕事のマルシェ」
▪️通勤前に、「庭椿雑貨店 - 庭と絵画と手仕事のマルシェ」に行ってきました。自宅から車で10分程度の、伊香立という農村地域の中にある古民家が会場です。このイベントは、いつもお世話になっている庭師・椿野大輔さんの息子さんで、やはり造園業を営んでおられる椿野晋平さんのご自宅を会場に年に1回開催されます。晋平さんの伯父様(大輔さんのお兄様)カメリアーノ水木充さんの絵画や、晋平さんの育てた植物、その他クラフト作家の皆さんの作品が展示即売されています。主催者は、晋平さんの妹さん(大輔さんの娘さん)で菓子職人をされている椿野うららさん。このイベントでは、彼女のお菓子いただくことができます。カメリアーノさんは以前から存じ上げていることもあり、たくさんの作品について、ゆっくりお話をお聞かせいただくことができました。楽しい時間でした。また、晋平さんとも初対面でしたが、いろいろお話をすることができました。彼は、有名な大原のベニシア・スタンリー・スミスさんの庭の手入れをされてきた方です。
▪️トップの写真は、カメリアーノさんの作品です。アクリル絵具とダートマグラフで描かれています。タイトルは、「the Garden」。カメリアーノさんが理想とする庭なんだそうです。まず一番に大切なのは、ロバがいること。ツリーハウス、カヌーもあります。焚き火もできます。こういう場所を探しておられるのです。素晴らしいですね。で、ひさしぶりにお会いしたので、記念写真を撮りました。カメリアーノさんの作品を拝見していると、とっても元気が出てきますね。
▪️カメリアーノさんのご自宅からは琵琶湖の北湖が見えます。ご自宅の窓から、いろんな季節、そして天気の琵琶湖を描いた作品群です。これは、連作というのでしょうね。
▪️会場の別の部屋に移動しました。こちらは、晋平さんのお宅ではリビングにあたる部屋だそうです。この部屋の目立つところに飾ってあった作品に目が止まりました。以前、カメリアーノさんのfacebookでも拝見していた作品です。昨年、学生さんたちと見学させていただいた「haruya guest house (はるやゲストハウス)」で描いた作品です。このゲストハウス、高島市𣏓木小入谷にあります。カメリアーノさんは、このゲストハウスに咲いたダリアが描くために訪問されたのです。ペットの(家族の?)犬のリリー、鳩のラトナさん、鴨トラちゃんもきちんと描かれています。
▪️「庭椿雑貨店ー庭と絵画と手仕事のマルシェー」の開催期間は、本日3月26日から28日までの3日間、時間は10時から16時までです。出品者は以下の皆さんです。
カメリアーノ水木充(色鉛筆画、アクリル画)
山内鈴花(鉄照明)
辻典子(野草リース)
さんやそう おおた(山野草)
椿野晋平(植物、庭雑貨)
椿野うらら(焼き菓子、和菓子)
▪️お庭にはカメリアーノさんが似顔絵、いや肖像画を描いてくださるコーナーがありました。カメリアーノさんが衝動的に描く肖像画だから、「しょうどうが」なのだそうです。面白い。カップル、家族、ペットと一緒に描いてくださるようです。今日は時間がなく、描いていただけませんでした。心残りでした。明日、また行くかもです。当日お持ち帰り可だそうです。ただし、各日5名様まで。料金は、おひとり5000円(追加1名ごとに+2000円)です。場所ですが、「庭椿」( 滋賀県大津市伊香立生津町431、tel :077-598-3988 / 090-5656-2161)です。
▪️上左は庭椿さんの全景です。古民家を改装リノベーションしてお住まいになっておられます。とても素敵なお宅です。周りの自然の雰囲気と家の中がつながっているような気がしました。上右は、家を囲む防風林。さすが庭師さんですね。防風林を壁のようにきちんと剪定されています。東北のイグネを思い出しました。
庭仕事と風呂掃除
▪️またまた庭の話ですみません。今、自分の人生の中てガーデニングは大きな存在なんですよ。退職したら、どうなるのかな。でもね、ガーデニングって、精神に良い作用をもたらすのです。これは、『庭仕事の真髄―老い・病・トラウマ・孤独を癒す庭』(スー・スチュアート・スミス (著), 和田 佐規子 (翻訳))という全英でベストセラーになった書籍です。このブログをお読みの皆さんの中で、ガーデニングに関心のある方がおられましたら、ぜひお読みください。ちなみに、龍大瀬田図書館にはあります。「瀬田.本館2F開架 494.78/ススニ」です。この投稿を読んで、どなたか借りてくださったら嬉しいな。
▪️1段目の写真、レンガで囲まれた花壇。花壇なんですが、我が家の庭を大改修してくださった庭師さんの設計では、ここは家庭菜園の場所でした。ところが、ここにミョウガの根っこを植えてくださったようで、そのミョウガが花壇中に根を張り巡らすようになり、この花壇、春から初秋にかけては「茗荷畑」になっていました。たくさんのミョウガを収穫できるのは嬉しいのですが、他の野菜を植えることができません。これまで、そのような野菜はプランターで植えていたんです。
▪️そのような様子を庭師さんがご覧になって、「ミョウガは裏庭に植え替えてはどうですか」とのご助言をくださいました。というわけで、張り巡らされたミョウガの根っこを取り除き、その一部を、大きな3つのプランターに植え替えることにしました。今までようなミョウガの収穫は量的に無理かもしれませんが、プランターでもミョウガが芽を伸ばし始めているので、今年もなんとか収穫はできそうです。たくさんのミョウガが収穫できるように世話をしていこうと思います。ミョウガの根っこを取り除いた花壇には、トマトとキュウリなどの夏野菜の苗を植えることになりました。この場所以外になりますが、パセリとスイートバジルも植えました。今年はミョウガの根っこを取り除くだけで精一杯だったのですが、秋からは、1年を通して計画的に野菜を育てたいと思います。まあ、こんなに小さな面積なので、あくまで楽しみ程度の収穫になりますけど。で、よーく写真を見ると、手前のレンガの近くに、細い芽が出ているのがおわかりでしょうか。これ、取り除けなかったミョウガの残りの根から新しい芽が伸びてきているのです。野菜とミョウガのアンサンブル、そういった畑になるのかな。
▪️2段目の写真。シバザクラ、ヒメウツギ、タイムが小さな可愛らしい花を咲かせて、庭の法面がとても賑やかになっています。ちょっと残念なのは、シバザクラが一部枯れてしまったことです。今は「空き地」になっています。今年度の冬には「空き地」にシバザクラの苗を再度植えようと思います。まあ、ちょっとはげて(「空き地」)はいるのですが、春らしいとても華やかな雰囲気になったので、とても満足しています(自己満足ですけど)。
▪️3段目左は、タツナミソウです。波が重なっているような花です。大変小さな白い花なんです。写真では大きく写っていますが。これは種を蒔いたり、苗を植えたりしたわけではないのです。勝手に生えてきました。お隣の庭の隅っこにも咲いています。おそらくは、そこから我が家の庭にも種が落ちて、こうやって咲いているのだと思います。最後の右側のヤマツツジ、これも勝手に生えてきました。こういうのも予想外の出来事ですが、楽しいですね。手前には、スイセンの葉が繁っていて少し邪魔ですね。スイセンの花のシーズンはとっくに終わっていますが、今はこうやって春の光を浴びて光合成を行い、球根に栄養を溜めています。花を咲かせてくれたお礼に、少し肥料もあげておきたいと思います。初夏になると葉が枯れるので、その時になったら鎌で刈り取ります。
▪️さて、午前中は庭の世話で結構時間と体力を使いました。今、一番必死になっているのは、庭のシンボルツリーのようなシマトネリコという樹の世話です。シマトネリコに限りませんが、常緑の樹は新芽との交換で古い葉が黄色くなって大量に落ちてくるのです。それを一生懸命に箒で履いて、そして中腰になって、そしてしゃがんで拾って回らなければなりません。ご自宅に常緑の樹木を植えておられる方は、結構、大変かもしれません。でも、そうやって、丁寧に掃除をしていると、いろんな気づきもあります。いつもとは違い、目線が低くなるからでしょうね。大切なことだと思います。小さな小さな自然の変化も目線が低くなると、よく理解できます。ダンゴムシや小さなトカゲも目につくようになります。こういうところにも、ガーデニングの楽しみがあるのだと思います。
▪️午後からは、「今日中に風呂掃除をしてほしい」とミッションを与えられていたので、庭の掃除の延長で風呂掃除にも取り組みました。連休が始まると娘の家族が遊びにきます。もちろん、孫のひなちゃん&ななちゃんもやってきます。ということで、風呂の大掃除です。孫のために頑張りました。風呂桶の湯アカはいつもきれいにしているのですが、入口の通気口、入口の扉のレールの溝、細かなところまで根性を出して綺麗にしました。昨日は爪楊枝と綿棒を使いました。で、その掃除の後に、この記事を読みました。掃除に便利な道具があるんですね。忘れないうちに、入手しておこうと思います。
安田さんと「利やん」
▪️昨晩は、というか昨晩もですね、大津駅前のいつもの居酒屋「利やん」でした。お相手は、元・滋賀県農政水産部長で、現在は近江八幡市の教育長の安田全男さんです。安田さん、楽しい時間ありがとうございました。
▪️私は、FAO(国際連合食糧農業機関)が認定する世界農業遺産に、滋賀県が「琵琶湖システム」を申請する際のお手伝いをさせていただきました。そのきっかけをくださったのは、当時農政水産部長であった安田さんでした。しかも、その安田さんとの出会いの場は、この「利やん」でした。
▪️かつて琵琶湖博物館で学芸員として勤務していた時代の、琵琶湖博物館の副館長を務められ、後に嘉田由紀子知事の時に副知事を務められた田口宇一郎さんが、安田さんと「利やん」で飲んでおられたのです。その時に、たまたま私がお店に伺い、田口さんに「おっ、わきさん、安田くんを紹介するわ」と、安田さんをご紹介くださったのです。飲みながら、現在「琵琶湖システム」と名付けられている滋賀県の、自然環境と歴史文化そして現在の生業が一体となった仕組みについて、意見を交換して盛り上がったのでした。その時がなければ、私が世界農業遺産に関わることはなかったのかなと思います。
▪️そういう意味で、「利やん」というお店や田口さんにご縁をいただいたということになります。心より感謝しなくてはいけません。世界農業遺産の申請に関わったことは、自分の見識を広げる経験になりました。安田さんが農政水産部長を務められた後、3人の部長さんとご一緒に世界農業遺産申請に取り組ませていただきました。結果として、多くの皆さんお知り合いになることができました。本当に、感謝の気持ちしかありません。
▪️昨晩は、教育長としてお仕事上での大きなテーマと、世界農業遺産「琵琶湖システム」の今後の展開について、いろいろ意見交換をさせていただきました。また、滋賀県から世界農業遺産に挑戦することになった背景等についても教えていただきました(初めて知ったことでした)。大切な時間を持つことができました。私の場合は…かもしれませんが、こういう機会がいろんな仕事(取組み)のシーズ(種、きっかけ)になっていくのです。ありがたいことですね。今日、安田さんは「今日は第1回目」とおっしゃっていたので、関係する様々な方達もお呼びして、第2回、第3回と続けていくことになるようです。
▪️昔の上司である田口さんが、「仕事はな、ロマンなんや」と言っておられました。安田さんも私も、その田口さんの教えに従ってきたのかなと思います。組織的にやるぺき目標をきちんと受け止めつつ、その上で「こうなったら素敵やん」という自分の思いを、周りの皆さんの賛同も得つつ実現させていく、それが仕事なのかなと思います。私は、退職まで残り3年ですが、それでも「ロマン」を抱いています。そのロマンがうまく実現したら、またfacebookで報告させていただきます。
デニソワ人から受け継いだもの
▪️今日は月1回の受診日でした。毎回、診察を受けているクリニックでは血液検査をその場でしてくださいます。きちんと薬を服用して、食事も節制しているせいか、肝臓の数値、中性脂肪、コルステロールの数値、血糖値、HbA1cのいずれも基準値内にきちんと収まり、健康体を維持できていることがわかりました。HbA1cについては、なんと5.2でした。糖質を徹底的に制限した結果かと思います。医師からは、「あまり無理をしないでくださいね」と言われていますが、無理をしないけれど、やるからにはきちんとやりたいと思っています。以前、農学部の石原先生のご指導で2週間だけ血糖値センターを貼り付けて、血糖値と食事や運動との関係を見てきました。食事に関しては、白米は急激に血糖値が上がるので、警戒しています。本来であれば、白米は大好きですし、日本の農業を消費者として支えるために米をもっと食べたいのですが…。今はそれができない状況にあります。農家のみなさん、申し訳ないです。
▪️さて、糖尿病関連の書籍を読むと、日本の糖尿病患者の67%の人たちは、糖尿病になりやすい遺伝的要素を持っているとのことでした。私の母や叔父は糖尿病でしたから、母方から受け継いでいるのかもしれません。日本人は、糖尿病になりやすい体質を持っています。このような日本人の傾向ですが、先日、理化学研究所がプレスリリースした研究結果によると、それは人類史と深く関係しているというのです。びっくりしました。
▪️理化学研究所のプレスリリースはこちらです。このプレスリリースによると、まず次のように書かれています。「3,256人分の日本人の全ゲノム情報を分析しました。この研究を通じて、日本人の祖先に関わる三つの源流(縄文系祖先、関西系祖先、東北系祖先)の起源を明らかにしました」。以下をお読みください。
縄文の祖先比率については、沖縄が最も高い比率(28.5%)を持ち、次いで東北(18.9%)である一方、関西が最も低い(13.4%)と推定されました。これは、縄文人と沖縄の人々の間に高い遺伝的親和性があることを示す以前の研究と一致しています。また、関西地方は漢民族と遺伝的親和性が高いことが明らかになりました。
さらに、共同研究グループは中国、韓国、日本から報告された古代人ゲノムデータを使って、東北と関西の間の遺伝的親和性の違いを評価しました。その結果、関西人と黄河(YR)またはその上流地域の中新石器時代および後新石器時代古代中国集団との間に顕著に密接な関係があることが見受けられました。対照的に、東北地方の個体は、縄文人との遺伝的親和性が顕著に高く、また沖縄の宮古島の古代日本人ゲノム(高い縄文比率を持つ)や韓国三国時代(4~5世紀)の古代韓国人とも高い遺伝的親和性を持つことが示されました。
▪️ここまでの説明でも、こういう分野に関しては全くの素人ではありますが、すごく興味深い研究成果だと思うのです。でも、個人的にさらに興味深かったのは次の点です。皆さんもご存知かと思いますが、現生人類は、ネアンデルタール人やデニソワ人と交雑しているのです。
また、現生人類(ホモ・サピエンス)の最も近縁とされる古代型人類ネアンデルタール人やデニソワ人から受け継いだ遺伝子領域を特定しました。一部の日本人が持つNKX6-1遺伝子領域は、2型糖尿病リスクと関連しており、この領域がデニソワ人由来であることが明らかになりました。さらに、日本人の遺伝子における自然選択が作用している領域も同定しました。
▪️自分の病気(2型糖尿病)が親からの遺伝、言い換えれぱ「負の遺産」と思っていたのですが、こうやって一気に人類史にまで遡ってしまうと受け止め方が違ってきます。
深草キャンパスのレジャーシート
▪️今日は、事務的な用事があり、深草キャンパスにやってきました。すれ違った時に「あれっ、今年はサバティカルと違いますの?」と事務職員の方達に声をかけていただいたりしましたが、サバティカルでも用事があって大学本部までやってくることがあるんですよ。
▪️さて深草キャンパスですが、やはり学生さんたちが多いですね。昼休みはかなりの混雑ぶりです。これで、社会学部が深草キャンパスに移転するとさらに混み合うのかな。それを心配されている方達がいらっしゃるとも聞いていますが、さあてどうなるでしょう。来年移転して4年が経つと2000人近くの学生が増えることになりますからね。心配する理由もよくわかります。
▪️そのことと関係しますが、写真のような看板を見つけました。左のグレーの箱の中にレジャーシートが入っているから、それを芝生に広げてピクニックみたいにお弁当を食べてね…ということのようです。なるほど。私は芝生に入らないように注意していますが、むしろ芝生でくつろいでくださいねということなのかな。芝生を痛めないようにレジャーシートという意味もあるのでしょうか。よく分かりまんせんけど。
▪️朝作った弁当を持参していたので、私もレジャーシートを借りて昼食にしてもよかったのですが、おじいさんが1人、レジャーシートの上で弁当を食べている風景ってのもどうなんだろう…と遠慮しておきました。結局、深草キャンパスには研究室もありませんので、学生食堂の片隅でオクラとひじきのマヨネーズサラダと豚汁を頼んで、弁当と一緒にいただきました。で、事務的な用事は終わりましたが、せっかくですので、図書館で勉強して帰ることにします。
セイヨウシャクナゲ
▪️セイヨウシャクナゲが今年も綺麗に咲いてくれました。ありがとう。以前にもこのセイヨウシャクナゲのことを投稿しましたが、ひとつの蕾の中に、これだけたくさんの花が準備されていることに、毎年のことですが「すごいな~」と思ってしまうのです。1段目左、お隣の勝手口のそばなので、ゴミ箱が写っていますが、心の中では「消して」います。小さな庭の小さな池の側に植えてあります。3段目右、3段目左、2段目右、2段目左といった順番で、蕾が開き、花が咲きます。日本のシャクナゲは、もう少し淡い色のものらしいです。このセイヨウシャクナゲは、なんだかハイビスカスみたいに豪華というか派手な感じです。加えて葉の様子も違っているようです。日本シャクナゲは、葉の両端が裏の方へ丸く反っていて、葉の後ろが茶色なんだそうです。なんだそうですというのも、日本のシャクナゲをまだきちんと観察したことがないもので…。一方、セイヨウシャクナゲの葉は平です。
▪️シャクナゲの花が散ったら、必ず花がら摘みを行うようにしなければならないようです。 作業が遅れてしまうと、腋芽が出るのが遅れて、夏までに新梢が充実せず、花芽がつきにくくなるのだそうです。今年は、13の花が咲きました。きちんと世話をすると来年は、もっと花を咲かせてくれるでしょうか。
▪️美しい花を咲かせるのですが、厚生労働省によると毒があるようです。これはシャクナゲはツツジの仲間だからだそうです。毒があるツツジはレンゲツツジのようですが、どれがレンゲツツジかわからないので、気をつけた方が良いようです。子どもの時、そんなこととも知らずに、花を摘んで根本をチューチュー吸ったりしましたよね。えっ、していない?! 昭和の子どもたちはやっていましたけど。毒があるせいでしょうか、シャクナゲの花言葉は、「警戒」「危険」「威厳」「荘厳」なんだそうです。いや、見かけと違うな〜。これは人間と同じかも。