鼻歌検索

▪️「あの歌の曲名はなんやっかな〜、歌の一部しかわからへんわ〜」という場合はどうしたらいいんでしょう。調べみるとGoogleが簡単に教えてくれることがわかりました。「こんなの常識の部類やん」と多くの皆さんに言われそうですが、私は初めて知りました。以前は、鼻歌で検索できるアプリがあったように思うのですが、仕組み的には同じなのかな。その辺り、よくわかりません。こういうことらしいです。「鼻歌検索では、歌われた曲のメロディーの固有の特徴を抽出し、機械学習モデルで「指紋」(数列)に変換。Googleのデータベースに登録された、鼻歌やハミング、口笛から生成された「指紋」と照合することで検索を実現する」。AIの技術なのでしょうね。

▪️やり方は簡単です。スマホでGoogleを立ち上げ、「マイク」のアイコンをタッチして、「曲の選択」をタッチ。そこでフフフンと鼻歌を歌うと、すぐに教えてくれ流のです。今回、Googleが教えてくれた曲名は「白銀は招くよ」でした。メロディーが頭に浮かんできても、歌詞は一部しか浮かんでこなかったのです。しかし、頭の中に浮かび上がってきたのは、ダークダックスさんでした。早速、YouTubeで検索してみると、動画が出てきました。動画を拝見すると、間違って記憶していたことに気がつきました。私の記憶にあるのは「エーヤッホー」でしたが、そうではなくて「ヤーヤッホー」でした。しかも、この歌はもともとは映画なんですね。トニー・ライザーですって。オーストリアのスキー選手。この方のお名前は存じていましたが、映画のことまでは思い出せませんでした。ダークダックスのパクさん、マンガさん、ゲタさん、ゾウさん、それからトニー・ライザーさんも亡くなってしまいましたね。この「白銀は招くよ」をダークダックスが歌い始めたのは、私が1歳の時の1959年のようです。wikipediaで恐縮ですが、以下のように説明されています。

『白銀は招くよ!』 12 Mädchen und 1 Mann (1959年)
主演であり、主題歌は(原題「Ich bin der glücklichste Mensch auf der Welt」。邦題は同じく「白銀は招くよ」)が日本で大ヒットし、日本語の歌詞も作られ、日本の歌手達にも歌われた。また、「みんなのうた」(NHK)でも紹介されたり、「第22回NHK紅白歌合戦」では当時1972年札幌オリンピックを翌年に控え、有名なウィンターソングとしてダークダックスの出場曲にもなった。近年では「そう言えば あの時このうた」(NHK BS-2)でも放送された。今でも日本ではそのメロディーが広く知られている。

 
▪️なるほど、私が記憶の井戸からメロディーを汲み上げてきたのは、大ヒットしたからなんですね。具体的な体験や記憶と結びついていませんが、このメロディーは、何か幸せな気持ちにさせてくれるのです。で、このGoogleの鼻歌検索ですが、「ほんじゃクラシックはどうや年」と思って歌ってみました。マーラー交響曲第2番「復活」の冒頭、ドヴォルザーク交響曲第9番「新世界」の冒頭、プロコフィエフの「ピーターと狼」の有名なフレーズ、全部ダメでした。でも、ショスタコーヴィチ交響曲第5番4楽章の冒頭は理解してくれました。歌い方が下手くそなんですかね。

▪️もう1曲。「長年の謎」が鼻歌検索で解決しました。何十年もの間、時々、この曲のサビの部分のメロディーが頭の中に浮かんできたのでした。でも、女性の歌手であること、特徴のある歌声ということしかヒントがありません。せめて歌詞がわかったら調べることもできたのでしょうが…。それが今回は、鼻歌検索で一発で解決しました。柴田まゆみさんというフォークシンガーの「白いページの中に」という曲でした。調べてみました。1978年に開催された第15回ヤマハポピュラーソングコンテスト(通称ポプコン)で入賞した曲でした。この時は、長渕剛さんも「巡恋歌」で入賞されています。この「白いページの中に」は、ポプコンと関連するラジオ番組「コッキーポップ」のオープニングに流れていたようです。たぶん、この番組を通して記憶するようになったのではないかと思います。ただ、柴田さんは、この1曲だけで芸能界を引退されていました。その後の曲はありません。知らなかったな〜。

▪️柴田まゆみさんは、私と学年は同じだということも今回初めて知りました。引退後は、ずっと音楽の世界から離れておられたようです。近年はご病気もされたようですが、友人の皆さんと一緒に初ライブを開催されたことが神戸新聞のネット記事になっていました。この記事では、そのライブの様子をYouTubeで視聴できます。

発見された資料

20240212kanoke_concert_tour1.jpg▪️我が家で発見された、学生時代の資料です。能登半島を学生オケで演奏旅行した時のものです。ガリ版刷りですね。時代を感じます。ちなみに、学生オケとは、関西学院交響楽団、通称「関オケ」のことです。

▪️この資料というか演奏旅行の「しおり」は、能登半島で演奏旅行を実施した年のものです。1979年(昭和54年)。45年前のことになります。まず、大阪から夜行列車(急行立山)で金沢まで行き、そのあとはローカル線で七尾市まで移動。その日は、七尾市で1つの中学と2つ高校でコンサートをして、夕方は輪島まで移動しています。翌日は、輪島から船に乗って舳倉島へ向かっています。舳倉島の分校でコンサートです。船酔いが大変だったことを記憶しています。舳倉島の場所ですが、この資料の表紙をご覧ください。ここには能登半島が描かれています。その北の方、この資料のタイトル「能登方面演奏旅行」の「演」の字のすぐ下のあたりが舳倉島です。船で舳倉島に渡るのに、当時は2時間半ほど時間がかかったと思います(今は、1時間25分)。そして3日目は、輪島の小・中・高であわせて3回のコンサートを開催して金沢まで移動。4日目は私立学校(中・高)で午前中コンサートを開催して、午後からは一般公演。リハーサルと本番。そして最終日の5日目は急行立山で大阪まで移動して解散。

▪️よくこんなことができたものだと、65歳の私は思ってしまいます。日程スケジュールの前に、演奏旅行マネージャーが何やら文書を書いています。その年毎の演奏旅行マネージャーが工夫を凝らして文章を書く伝統になっていたように記憶しています。この年のマネージャー氏はちょっと気取っているのかな。学術的な雰囲気の文章にしたかったようです。

ラジオ、ステレオが普及し、今日テレビの音もステレオ放送で聞ける時代となった。地方にいても、ウィーンフィルの「運命」がホールで聴いているのと同じような音響効果で聞けるのだ。また、各地にプロ、アマのオーケストラが結成され、昔の「庶民には縁のないもの」というイメージは通用しない。こんな中で18,000円もの参加費、それに高い交渉費を出して演奏旅行を行う価値があるのだろうか。このことを頭において「演奏旅行」について検討してみたいと思う。

▪️「この時代に演奏旅行をすることの意味はどこにあるのか」と部員に問うています。ちなみに、後輩たちは、今も演奏旅行を続けているようです。
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関西アンサンブルコンテスト2024


▪️昨日、守山市民ホールで、「第50回 関西アンサンブルコンテスト」が開催されました。すべての大学の団体が、何時に受付をして、その後、どうやって本番を行い、最後に撤収するのか…、事前に全て分単位で決まっています。たくさんの団体が出場するので、こうやって時間を厳密に管理しないといけないのでしょうね。タイムテーブル貼り付けておきます。私は、龍谷大学の「サキソフォーン四重奏」の受けつけの時間の前から、受付の机のすぐそばに座っていたのですが、少し遅れて到着。この遅刻で何か問題になるわけではないのですが、心配しました。
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▪️大学の部は、奈良県を除く、各府県から1大学ずつ演奏を競いました。で、結果なんですが、無事に、龍谷大学の「サキソフォーン四重奏」が金賞を受賞し、全国大会に出場することも決まりました。立派です。ちなみに、金賞は唯一、龍谷大学だけでした。全国大会は、3月20日に群馬県の高崎市で開催されます。私も同行する予定です。全国大会でも、良い成績を残してほしいなと思います。きっとやってくれると思います。

▪️このアンサンブルコンテスト、全国に進んでいくためには、龍谷大学の場合だと、まずは京都府大会を勝ち進まねばなりません。音楽の演奏で「勝ち進む」という表現は少し違和感がありますが、実際は団体間の戦いということになります。京都府大会は先月開催されましたが、9団体が演奏しました。そのうちの5団体が龍谷大学でした。さらに細かいことをいうと、金賞が3団体、銀賞2団体でした。まずは龍谷大学吹奏楽部同士での戦いになっていたわけですね。しかも、金賞が3団体のうち「サキソフォーン四重奏」だけが関西大会に出場しました。府県の代表は1団体なのです。結果としてですが、そうやって部内で切磋琢磨しているわけですね。なかなか厳しいものがあります。サックスパートは、外部講師として國末貞仁先生にご指導いただいています。國末先生、ありがとうございました。全国大会に向けて、引き続き、ご指導ください。よろしくお願いいたします。

小澤征爾さん

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▪️夕方、スマートフォンで世界的指揮者である小澤征爾さんがお亡くなりになったことを知りました。享年88歳。悲しいですね。ご冥福をお祈りいたします。 2010年から食道癌の治療をされ、それからは、かつてのようには指揮者として活動できなかったのではないか思います。ただ、後進の育成には力を尽くされました。写真は、自宅で所蔵している『小澤征爾さんと、音楽について話をする』と『小澤征爾さんと、音楽について話をする』です。両方とも、作家の村上春樹さんとの対談をもとにしています。左の方は、CD(加えて小さな冊子)です。もう一度、右側の書籍とともに、この左側のCDをきちんと鑑賞してみようと思っています。

▪️普段、クラシック音楽をお聴きにならない方も、ぜひこの演奏はお聴きください。チャイコフスキー作曲の「弦楽セレナーデ 」です。指揮をされている小澤さんだけでなく、小澤さんの指揮に反応する奏者の皆さんの様子もご注目ください。

「Aurora Awakes / John Mackey オーロラ・アウェイクス 龍谷大学吹奏楽部」


▪️2023年7月9日に、滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール大ホールで開催された、「龍谷大学吹奏楽部サマーコンサート2023」で演奏された John Mackey(ジョン・マッキー)の「Aurora Awakes」です。近年、龍谷大学吹奏楽部は、ジョン・マッキーの作品をいくつか演奏しています。私の記憶にあるのは、「Turbine」(タービン)と「Asphalt Cocktail」(アスファルト・カクテル)です。でも、この「Aurora Awakes」は、私が知っているそれら2曲とはかなり雰囲気が違っています。私が吹奏楽の作品をよく知らないせいでもありますが、「マッキーは、このような作品も作曲するんだ」と思いました。とても、美しい作品だと思います。

▪️曲の解説については、吹奏楽の作品の販売をされている(株)ブレーンのこちらの解説をお読みいただきたいと思います。この解説によれば、この作品は、他の2つの作品から引用をしているというのです。1つは、あの世界的に有名なロックバンド「U2」の「約束の地 -Where The Streets Have No Name」の中で演奏されている、有名なギターのイントロを基にしたオスティナート(一定の音型を何度も反復する技法)とのことです。おそらくですが、このマッキーの作品では、マリンバやビブラフォンという打楽器が演奏している部分ではないかと思います。ビブラフォンは4本のマレット(撥ばち)を駆使して演奏されています。すごいです。もう1つは、ホルストの「ミリタリーバンドのための組曲第1番 変ホ長調」だそうです。この作品については、聞いたことがありません。これから、勉強してみることにします。
 

Variations on a Hymn by Louis Bourgeois / Claude T. Smith ルイ・ブルジョアの讃美歌による変奏曲 龍谷大学吹奏楽部


▪️昨年の7月9日に、滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール大ホールで開催された「龍谷大学吹奏楽部サマーコンサート2023」で演奏された、Claude T. Smith作曲「ルイ・ブルジョアの讃美歌による変奏曲」です。

▪️このYouTubeの動画に、「6:18 Tpソロが決まった時の左の女の子の笑顔が素敵」とコメントしてくださった方がおられます。左の女子部員はソロを吹いている部員の先輩だったように思います。確認はしていませんが、後輩が難しいソロをきちんと演奏したので安心して笑顔になったということなんだろうと思います。横を向くわけにはいかないので、すごく集中して聞いておられます。表情からわかります。そして、安心して笑顔。とっても素敵ですね。ほんまに、素敵だ。しかし、コメントをくださったかた、よくこういうことに気がついてくださいました。ありがとうございました。

後輩たちの演奏


▪️親子以上に年齢の離れた後輩たちの演奏です。現役の4回生だと、43歳の年齢差になりますね。この動画で後輩たちが演奏しているのは、チャスコフスキーの交響曲第5番です。私が現役の部員の4回生の時、最後に演奏したのがこの曲でした。後輩たちは、こういう動画をアップし始めたんですね〜。よくわかっていませんでした。YouTubeをチャンネル登録します。

チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調
指揮:齊藤一郎
関西学院交響楽団 第140回定期演奏会
2023年2月7日(火)
兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール

京都大学交響楽団 第214回定期演奏会

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▪️昨日、京都のコンサートホールで開催された京都大学交響楽団第214回定期演奏会を楽しんできました。写真は、その時のパンフレットです。表紙と裏表紙を同時に見えるように撮影しました。ただ、光の当たり方がよくなく、裏表紙が明るくなっていますが、裏表紙も曇り空の中でちょっと暗い雰囲気が漂っています。これは想像でしかないのですが、今回演奏された作品のうち、特にドヴォルザークの出身地や彼の作品をイメージしたものなのかなと思っています。2番目に演奏された交響詩「英雄の歌」も、最後(3番目)に演奏された交響曲第7番の雰囲気に合っているのかなと思うのです。

▪️学生時代、オーケストラでドヴォルザークの作品を演奏したことがあります。交響曲第9番「新世界」、交響曲第8番「イギリス」、そしてスラブ舞曲です。自分が演奏した作品の印象に引きずられてドヴォルザークをイメージしてきましたが、今回の交響曲第7番、そして交響詩「英雄の歌」を聴かせていただき、ずいぶんそのイメージが変化したような感じです。

▪️第7番については、YouTubeでつまみ食い的に聴いたことはあります。3楽章だったかな。今回は、全楽章を集中して聴かせていただきました。さすが京都大学交響楽団ですね。前回の定期演奏会も感心しましたが、今回も立派というか、元々演奏技術を持った方達が、学生オケならではということになりますが、時間をかけてしっかり練習を積みあげて演奏されたことがよく伝わってきました。もっと冒険をしても良いのにとは思いましたが、立派な演奏だと思いました。特に交響曲7番が。交響詩の方は、うまく受け止めることができませんでした。これは、演奏の技術的なことではなくて、作品として…ということになるのかな。

▪️とはいえ、楽しい時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。写真のパンフレットも、京大オケは毎回作品の解説が丁寧というか、情報量が多く、楽しんでいます。秀才が集まる京大の学生さんらしい文章かなと思いました。そうそう、コンサートミストレスは医学部の学生さんとのこと。医学部だから勉強もとっても大変だと想像するのですが、その中でオケをまとめてこられたわけですからね。素晴らしいと思います。

京都大学交響楽団 第214回定期演奏会・関西学院交響楽団第142回定期演奏会

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▪️明日、開催される京都大学交響楽団の定期演奏会のチケットを購入しました。購入できたのは良かったのですが、別の予定とかぶってしまいました。12月に開催される、あるオンラインのシンポジウムのチケットも購入していたのですが、登壇者が病気で延期となり、それが京大の定期演奏会とかぶってしまったのです。どちらを優先するか。シンポジウムの方を選ぶことにしました。で、今日わかったのですが、短期間ではありますが、アーカイブでも拝見できるようになっていました。そうなんだ。ラッキー。ということで、明日は京大の定演を楽しみます。ベートーヴェンの「エグモント」序曲は、自分自身も関西学院交響楽団に所属していた学生時代には、何度も演奏したことがある良く知っている作品ですが、ドヴォルザークの交響詩と交響曲7番は、きちんと聴いた記憶がありません。

20240116kgsymphony_orchestra.jpg ▪️で、第214回目の定期演奏会です。年に2回の定期演奏会を開催するとして、107年目ということでしょうか。調べてみると創部が1916年ですから、戦争のあった時期はのぞいて、それくらいの回数にはなりますね。ちなみに、自分が所属していた関西学院交響楽団は、2月の定期演奏会が第142回です。戦前にも演奏会を開催しているはずなのですが、戦後から定演の回数をカウントしているのです。創部は1913年。日本の大学オケの中ではかなり古い方らしいのですが…。母校の定演は、自宅から遠く離れたホールで開催され、仕事の関係でなかなか行くことが難しいのです。本当は、OBなのだから積極的に行かないといけないとは思っているのですが。ただ、次回の定演は2月6日で、その日は仕事も早めに終わるので、行行とと思っています。ホールですが、西宮市の兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホールです。

▪️今回演奏するのは、以下の曲になります。個人的な印象にしかすぎませんが、なかなか豪華なプログラムかなと思います。

ラフマニノフ / 交響曲第2番 ホ短調 作品27
スメタナ / 連作交響詩「我が祖国」より 第2曲「モルダウ」, 第3曲「シャールカ」
ブラームス / 大学祝典序曲 作品80

奇跡のチェロ・アンサンブル2023

2023123iraculous__cello_ensemble.jpg▪️12月30日、大掃除もできていないのに、素敵な音楽を楽しむために大阪に出かけました。「奇跡のチェロ・アンサンブル2023」です。辻本 玲(NHK交響楽団)、伊藤悠貴、小林幸太郎、伊東裕(東京都交響楽団)、岡本侑也、上野通明、6人のチェリストによるアンサンブルです。昨年の年末に引き続き、今年の年末にも行くことができました。

パーセル:アリア
ポッパー:アルバムの一葉
フレスコバルディ:トッカータ
ブロッホ:「ユダヤ人の生活」より祈り
ショパン:ノクターン 第2番
メンデルスゾーン:無言歌 op.109
ドヴォルザーク:我が母の教え給いし歌
ポッパー:演奏会用ポロネーズ op.14
フンパーディンク:歌劇「ヘンゼルとグレーテル」より 前奏曲
ラフマニノフ:交響曲 第2番 第3楽章アダージョ
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ

▪️最後のサン=サーンス「序奏とロンド・カプリチオーソ」には、驚きました。「ツィゴイネルワイゼン」で知られるサラサーテのために作曲された作品で、バイオリンの名手が弾く曲なんですが、それを6人のチェロで演奏されました。まさしく「奇跡のチェロ・アンサンブル」でした。このアンサンプルで演奏される多くの曲は、メンバーのお一人である小林幸太郎さんによって編曲されています。6人のチェロの名手の皆さんの演奏能力を最大限引き出すように編曲されているようです。

▪️以下の動画は、「奇跡のチェロ・アンサンブル2022 公演ダイジェスト」です。

▪️6人のチェリストのうちのお一人、伊藤悠貴さんの演奏です。

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