冬の庭

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◾︎寒くなってきましたが、少し大きめの鉢に寄せ植えした花には昆虫が飛んできます。おそらく、ハナアブでしょうか。冬には咲く花の数も種類も少なくなるので、我が家の小さな庭に咲く花も、虫たちにとっては貴重な存在なのかもしれません。昆虫の知識がもっとあれば、いろいろ観察して発見もあるんでしょうが、如何せん、不勉強なものでよくわかりません。庭に置いてある鉢は、寄せ植えだけでなく、春に花を咲かせる球根を植えた鉢もたくさんあります。そのような球根からは芽が伸びてきました。また、ヒヤシンスも咲き始めました。ヒヤシンスは、気温がぐっと下がる状況の中で花を咲かせます。こうやって、外に置いてあります。冬の庭は華やかさはないけれど、それでもいろいろ小さな楽しみがあります。
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20181220garden5.jpg◾︎スイセンが今年も花を咲いてくれました。我が家の小さな庭には、3箇所にスイセンが植えてあります。特に世話をすることもなく、毎年、花を咲かせてくれます。ありがとう。冬の間、頑張って咲いて欲しいです。雪が降ると、雪の重みで折れてしまうので、何か対策を講じないといけませんが。ところで、スイセンの花ですが、まず袋状の膨らみができて、その袋を破るような感じで咲くんですね。

2019年度のゼミ選択について

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◾︎本日12日(水)は、来年度のゼミ選択の書類を提出する期間の最終日でした。この書類には、第一希望と第二希望のゼミの志望理由を書く欄があります。第三希望以下は確か第七希望まで、教員の名前を記入することになっています。教員の側は、この書類をもとに選考を行います。志望者が多いと、志望理由の内容によっては選考から外れることになります。第二希望のゼミも志望者が多いと、さらに同様の理由から選考から外れる可能性があります。希望通りのゼミにうまく行くことができれば良いですが、そういうわけにもいかないかもしれません。しかし、現在のところ、「一発勝負」でゼミが決まることになっています。1人の教員としては、いろいろ考えるところがあるのですが、選考の方法を変えることはそれほど簡単なことではありません。

◾︎ゼミの選考にあたって、学生の皆さんは教員に直接会いに行って話しを聞くようにと言われています。実際のところ、そのように直接教員から直接話しを聞く人たちがどれほどいるのか、私にはよくわかりません。実際に教員に会うこともなく、友人や先輩の「噂話し」からの情報や、友人が行くゼミに自分もついて行こう…そういう人もいるのではないかと思います。私個人としては、もう少し真剣に取り組んで欲しいと思います。今年も、私のところに学生の皆さんが会いに来てくれました。「将来、このような資格を持ってこういう仕事をしていきたい」と、人生のビジョンをきちんと持っている人がいました。しかし、そのような人ばかりではありません。というよりも、そういう人は稀だといって良いと思います。多くの人たちは、「自分のやりたいことがわからない」人たちです。それでも、ゼミを選択しないといけません。そういう方たちは、自分の限られた社会に関する経験からなんとなく関心を持ったテーマやキーワードをあげて、これだと自分にも研究ができるのではないかと尋ねてきます。社会学という学問の視野や射程はかなり広いこともあり、様々な社会現象を扱うことができます。課題をきちんと社会学的に焦点化して適切にアプローチすれば、研究できないわけではありません。しかし、自分の殻に閉じこもり悶々と考えていても、うまく研究につなげていくことはできません。

◾︎「自分のやりたいことがわからない」若者。現在の日本の社会では、ごく普通のことだと思います。ではどうしたらよいのか。私は、自分とは異なる人たち、「異質な他者」と出会うことが必要だと思います。同年齢の友達でも良いのですが、何か目標を持って必死に取り組んでいる、あるいはカッコいいなと思える生き方をしている、そういう少し年上の人たちとの出会いが良いかなと思います。そういう人たちに影響を受けて欲しいと思います。そういう「異質な他者」とのコミュニケーションから、自分という人間は何なのか、自分は何をしたいのか、何がやりたいのか、その辺りのことが少しずつ見えてきます。見えてくるはずです。もちろん、楽をして実を手に入れたい、コスト・ベネフィットが気になる…そういう気持ちはわかります。不透明な将来に対して、できるだけリスクを減らして生きていきたという気持ちもわからないわけではありません。しかし、それだと自分の殻を破ることは、なかなかできないんじゃないのかと思います。本当は、大学に入る前から、あるいは大学の初年時の段階から、「異質な他者」とのコミュニケーションを経験をしておく必要があるのですが、自宅・大学・アルバイトの「三角形」をぐるぐる回りながら、なんとなく学生生活を過ごしているだけだと、そういう経験をすることは難しいかもしれません。

◾︎さて、トップの写真ですが、そのようなこととは何の関係もありません。我が家の庭に咲いたホトトギスです。勝手に生えてきたのか、庭の大改修をお願いした庭師さんが植えてくださったのか、その辺りのことはわかりません。このホトトギスは、いわゆる山野草ということになります。ホトトギスは、普通、秋までに咲き終わるはずだと思うのですが、どういうわけかまだ蕾もある状態です。我が家の庭には、他にも、ツワブキ、シュウメイギク、ホタルブクロ、ミソハギ…等々、いろいろ山野草が植えてあります。栽培品種とは異なり地味だけど、何か気品のようなものが漂ってくるようにも思います。庭の世話をするようになって、こういった山野草の魅力がなんとなく理解できるようになりました。これから冬の間は、花といえば、ビオラやシクラメン等の栽培品種に加えて、スイセンも良い雰囲気で咲いてくれます。こちらも山野草です。

来春にそなえて

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◾️我が家の庭で春に花を咲かせる草花たち。この前、球根を植えたムスカリ、可愛らしい芽が出てきました。少し前に芽が出たスイセンも、ずいぶん伸びてきました。スイセンの方は、特に何も世話をしていませんが、毎年、春に花を咲かせてくれています。
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◾️こちらは、庭の大改修をした際、庭師さんが庭の奥の方に植えてくださったアカンサスです。ずいぶん大きな葉を茂らせています。来年の初夏には、おそらく大きな花穂を伸ばして1.5mほどになるのではないかと思います。庭の奥で存在感を示してくれるはずです。葉の大きさですが、40cm近くもありました。かなり大きいですね。

◾️さて、こうやって庭の草花や樹木の変化を楽しんでいるのですが、注意深く見ていると、「おっ!」と思うようなことがあります。芝桜の中の雑草を抜いていると、カマキリがいました。そばのタマスダレノの葉につくハマオモトヨトウという蛾の幼虫を捕まえて、お食事の真っ最中でした。今朝は、蜘蛛の巣に引っかかったシジミチョウをジョロウグモが食べていました…。平和そうに見えますが、結構シビアな世界も垣間見えてきます。
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◾️室内です。カラーの鉢を衝動買いしてしまいました。サトイモの仲間です。白い花というイメージが一般には強いと思いますが、こちらは黄色いカラーです。花のように見えるものは、仏炎苞(ぶつえんほう)という葉が変化したものとのことです。本当の花ですが、その仏炎苞の中にある黄色い棒のようなものが花なんだそうだ。ふーん、なるほど。ただの衝動買いしたし、知識もないので、この鉢の大きさで良いのかもわからないし、季節的にもどうなんだ?と思うところもありますが、元気に育ってほしいと思います。
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ミョウガの花

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◾️トップの写真、何だと思いますか? 恥ずかしいことに、私にはわかりませんでした。「地面から直接花が咲いている…不思議だな〜」などと思って、そのことをfacebookに投稿しました。すると、植生学・景観生態学・植物生態学の専門家である知り合いの方が、「ミョウガのような気がします。自信はないですけれど」とコメントをくれました。驚きました。ネットで調べみて、この花がミョウガの花であることを確信しました。また、この花の横に生えている笹のような植物が、ミョウガであることがわかりました。根っこがつながっているのです。ミョウガは地中で根を広げていきます。なるほど。

◾️このfacebookの投稿、他の皆さんにもいろいろコメントをいただきました。ありがとうございました。私が知らないだけで、家の庭に生えていた(生やしていた)とか、家の前の川の土手に生えているのを料理に使っていたとか、そういう経験をされている方たちからのコメントでした。なるほど…。街場育ちの私にはそのような経験がありません。普段、スーパーマーケットや八百屋さんで買っているミョウガ、実は土の中に埋まっていることを知りませんでした。そこから花を咲かせるのです。だからツボミにあたるのかな。普通は、花が咲く前に収穫するのだそうです。今年はすでに花が咲いているので、とり出してみました。簡単にとれました。3枚目の写真がそうです。来年は、少し気をつけて収穫できるようにしたいと思います。

◾️しかし、ひとつ謎があります。このミョウガ、根っこを土に埋めて栽培するのですが、我が家ではそのようなことをした記憶がありません。外から、タネが飛んできて、あるいは鳥が運んでということは考えられますが、根っこのばあいは…。誰なんでしょうね、根っこを埋めた人は。

秋らしさが深まってきました。

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▪️我が家の小さな庭の微妙な変化をかなりの頻度で投稿していますが、毎日、庭を見つめて世話をしている者からした微妙な変化なので、このブログをご覧の皆さんからすると、さして変わりはないように見えるかもしれません。庭のハギが本格的に花を咲かせています。秋の七草の筆頭でもあるハギが咲くと、一気に秋が深まったような気持ちになります。そのすぐそばではシュウメイギクが咲いています。地面の敷石の隙間には、予定通り、地面を覆うカバープランツが広がってきています。基本は庭師さんのお仕事で、私は世話をしているだけですが、庭師さんは、将来この庭がどう成長していくのか、そのイメージを明確に持って作業をされていたのでしょうね。何事も、仕事ってそういうものではありますが。

▪️ハギは、どこにでも生えている落葉の低木でですが、同じようにどこにでも生えている野草が庭で勝手に成長してます。ミズヒキです。紅白がミックスしたもの、紅のみ、白のみと、3種類の花が咲いています。勝手に生えてくる野生の草花を、自然な感じのナチュラルな庭造りにうまく活かしていきたいと思っています。ですから、成長させるミズヒキ以外は、すべて抜いてしまっています。

▪️大きめの鉢に寄せ植えをしている花があります。名前はわかりません…。長い間咲いてくれています。近づいてみると、アゲハの羽がありました。家族によれば、カマキリがアゲハを捕まえて食べていたそうです。カマキリはアゲハの胴体を食べても羽は産卵のための栄養にならないので、食べないんでしょうかね。小さな我が家の中ですが、いろんな生き物たちの「食う-食われるの関係」が広がっています。でも、庭の昆虫たちにとっての最大の脅威は、「この害虫め‼︎」と襲いかかってくる人間(私のことですが…)だと思います。今年の夏も随分、駆除の名の下に殺生してきました。

20181005garden7.jpg20181005garden8.jpg▪️ところで、先ほども書いたように、できるだけナチュラルな庭づくりを目指しています。外から入り込んでくる野草も、庭づくりに活用したいと思っています。農薬の類は使用していません。様々な虫の幼虫が草木の葉を食い荒らしていても、自分の手で処分しています。ということで、左の2冊の本を眺めて、もう少し勉強してみることにしました。『雑草と楽しみ庭づくり』と『虫といっしょに庭づくり』です。いろいろヒントがあるかもしれません。最近は、単に草花を愛でるだけでなく、そこに生きる生物の関係にも関心を持つようになってきました。我が家には、ダンゴムシがたくさん生息しています。ダンゴムシは、いわゆる分解者なので、落ち葉等を食べてくれています。庭の土作りに役立っているはずです。同じく、分解者であるミミズがもっと増えてくれたらいいのになと思っています。

▪️人生の大部分を集合住宅で過ごしてきたので、「庭のある暮らし」をしたことがありませんでした。高校生や大学生の時には、家に庭はありましたが、若かったせいか庭などには関心が全くありませんでした。亡くなった父や、老人ホームに入っている母も、庭づくりには一切投資をしませんでした。結構、荒れた庭だったように記憶しています。今、庭のある暮らしも3年目になり、かなり自分が庭仕事に向いていることがわかってきました。庭にいると時間が経つのを忘れてしまいます。時間ができれば、園芸をきちんと勉強してみたいとも思います。しかし、そんな時間は退職するまで生まれないでしょう。残念ですが。

秋の庭

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20190924garden2.jpg▪️庭に植えてある低木、オトコヨウゾメに赤い実が成っています。オトコヨウゾメは、北海道を除いて、日本中の雑木林に普通に見られる低木です。春には小さなややピンクの白い花がたくさん咲きます。そして秋には赤い実がなります。果実酒にもなるという情報があり、研究してみることにしています。

◾️このオトコヨウゾメは、庭の大改修の際、庭師さんが庭のデザインを考えて中央に植えることを提案してくださいました。その周りには石で回廊を作られ、草花が植えられています。とはいっても、もともと小さな庭ですので、回廊とは言っても大したことはありません。草木の世話をしやすいようにと、石を並べて作った小さな小さな通路といった感じです。おかけで、毎日の世話がとても楽になりましたし、丁寧に世話ができるようになりました。

◾️2枚目の画像。以前にもこのfbに書きましたが、美しい花と香りを楽しんでいたクチナシなんですが、スズメガの一種であるオオスカシバの幼虫に丸坊主にされてしまいました。左がそのクチナシです。幼虫に歯を食べられるていることに気がついたときは、丸坊主状態だったのです。その手前に、家庭菜園でトマトやシシトウ、それからオクラを植えていたものですが、なかなか気がつくことができませんでした。幼虫に気がついてからは、毎日丁寧に観察して幼虫は自分の手で駆除することにしました。できるだけ、薬は撒きたくないからです。そうやって手で駆除していたせいか、また、美しい若葉が出てきました。頑張って欲しいです。来年もまた花を咲かせてくれると思います。安心しました。
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20190924garden4.jpg▪️ホームセンターで衝動買いした多肉植物も成長しています。お店では、小さな鉢で売られていたのですが、自宅にあった大きな鉢に移し替えて寄せ植え風にしてみました。本当は、もっときちんとデザインをしてかっこよく植えたかったのですが、初めてのこともあり、あまり美しい配置にはなっていません。大きなものを後ろに、小さなものを前にとか、色々工夫ができたはずなんですが…。お恥ずかしい…。

▪️ただし、元気には育っています。この手の多肉植物は、ほとんど水をやりません。ただし、お日様によく当てるようにします。大した世話はしていないのですが、随分大きくなってきました。気を良くして、やはりホームセンターで売れ残った安売りの小さな多肉植物も衝動買いしてしまいました。1つ、150円ほどの安さでした。まあ、値段のこともありますが、何よりも多肉植物は可愛らしいものですから。多肉植物は、とても個性的な姿をしています。それに、それほど世話も難しくなさそうなので、もう少し種類も増やしてみようと思います。そのうちに、サボテンなんかも衝動買いしてしまうからしれません。
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▪️ところで、庭にいわゆる「雑草」が生えてきたとき、私の「審美眼」で、「生かしておく/抜いてしまう」を決めています。これは、「生かしておく」ことにしました。「生かしておく」方になると、「雑草」から「野草」ということになります。随分、勝手な話しですね。「審美眼」と書きましたが、実のところそんな見識があるわけではありません。なんとなく「いいな〜、かわいいな〜」と思ったものですから。

▪️写真の「野草」、家に置いてある図鑑でなんていう草なのか調べてみました。ところが、何度見てもわかりません。そこで、岩手にお暮らしの親切な植物学者、島田直明さんに写真を送り同定していただきました。する「どこにでも生えている、イノコヅチという雑草です」とお返事かすぐに届きました。ありがとうございました。どこにでも生えているらしいのですが、どういうわけか図鑑には載っていません。なぜなんだろう。島田さんのご意見では、あまり目立つ要素がないので、図鑑に載せるべきリストから排除されたのでは…とのことでした。ネットで調べてみると、このイノコヅチという草は食べられるらしいのです。ただし、先ほどの島田さんによれば、湯がいてアク抜きをすると良いみたいです。今年は、もう成長しすぎたので、来年、挑戦してみようと思います。

▪️小さな庭ですから、農薬は使わずに、困った草も虫も自分の手で駆除してきました。そうしながら、自然に生えてくる草を庭造りに活かしていければと思っています。自然な風合いの庭造りを目指しています。鳥、蝶、蛾、バッタ、コオロギ、蜘蛛、ダンゴムシ、ナメクジ、ミミズ、トカゲ…。この小さな庭にたくさんの生き物が暮らしています。そうそう、池の中や睡蓮鉢のヒメダカと、ケースの中で飼っているクサガメもいますね。いろんな生き物を、自分の庭で飼っていると思うと、少し豊かな気持ちにもなります。とはいえ、現在、タマスダレやジューンベリーをムシャクシャと食べてしまう蛾の幼虫たちには、毅然と立ち向かっています。

秋の草花

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▪️一昨日の投稿で、彦根市の滋賀県立大学を訪問した帰り、彦根市石寺の琵琶湖湖岸にある松林でヒガンバナの群落を見つけたことを書きました。今日は、我が家です。小さな庭ですが、庭の大改修をしてあります。その際、ヒガンバナの球根を大切に埋め戻してもらいました。彦根の群落と比べると大した数ではありませんが、我が家でもほぼ満開に近い状態になりました。今日は、雨が降っていますが、もし晴れていたらアゲハチョウが蜜を吸いにやってきていたはずです。

▪️ヒガンバナのそばには、ハギが植えてあります。そのハギが紫の花を咲かせ始めました。ハギは漢字で書けば「萩」です。草冠に秋です。この字からしても秋にふさわしい花のように思います。秋風に揺れるハギは、とても風情があります。そういえば、「秋の七草」のひとつでもありましたね。この雰囲気からはわかりにくいですが、このハギはマメ科の植物です。だから、根には根粒菌がいて、空気中の窒素を固定として共生しているハギに与えるのだそうです。だから、山火事で木が燃えてしまったり放牧地なんかでは、このハギが最初に生えてくるとのことです。だからパイオニア植物と呼ばれ、栄養のない土壌でも育つようです。ところで、万葉集では、ハギ=萩を詠んだ歌が142首あることを知りました。万葉時代の人びとにとって、身近な植物であったのでしょうか。ハギが茂る土地とは森林ではなく放牧地のような場所です。ということは、万葉時代の人びとは、森林をハギが茂るような土地に改変したのでしょうか。当時の土地利用のことをいろいろ想像してしまいます。歌の意味を深く知れば、何か手がかりがあるかもしれません。

▪️ここで、少し備忘録として書いておきたいと思います。剪定についてです。ハギは、2月頃、新しい芽がでる前に、株元から10~30cm程度のところで枝を全部切ってしまうことが必要なのだそうです。庭の大改修以前は、その剪定の仕方がわからず、随分、背丈を高くしてしまっていまい、萩の風情がなくなってしまっていました。今度は、気をつけます。
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▪️ヒガンバナ、ハギ、それ以外では、ミズヒキが小さな紅白の花を咲かせています。祝儀袋に使う「水引」のように、細い長い花茎を伸ばして花を咲かせることから、ミズヒキと呼ばれているのです。このミズヒキ、庭のあちこちに生えてきます。こぼれ種でどんど拡散しているのですね。ですから、よく庭を監視?!して、増えすぎたら抜いてしまうようにしなくてはいけません。ヒガンバナ、ハギ、ミズヒキ。いずれも自然に生えている野草です。うちの庭は、いかにも花壇のように人工的な雰囲気にはしたくないものですから、このような自然に生えている野草を庭造りに活かしています。
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庭に秋がやってきました。

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◾️先週末は出張でした。出張というか、調査ですね。その出張から帰宅して、朝、庭の見回りをするとタマスダレが庭のあちこちで満開になっていました。トップの写真では、白いタマスダレの横でシュウメイギクも咲いていました。いよいよ、我が家の小さな庭にも秋の雰囲気が漂ってきました。中段左は、ムラサキシキブです。あの「源氏物語」の作者である紫式部と同じ名前です。元々は、ムラサキシキミと呼ばれていたけれど、名前が変わってしまった…と聞いていますが、どうなんでしょうね。写真のように紫色の実がなります(なんだか、「梅仁丹」のようですね)。このムラサキシキブの横には、ハギが植えられています。開花はまだですが、蕾ができていました。開花ももう時期ですね。タマスダレは、南米原産のヒガンバナ科の花のようですが、本家本元のヒガンバナの芽もグググッと伸びてきています。もうじき赤い花を咲かせてくれるでしょう。曼珠沙華。気温が下がり、庭の雰囲気も秋らしくなってきました。

◾️ただし、秋の素敵な花を楽しんでいるだけではありません、蛾の幼虫が大発生しています。ジューンベリーの葉が、改札を済ませた鉄道の昔の切符のように、なんだか変な形になっていました。下を見ると、何やら糞らしきものが。で、よーくみると、黄緑色の幼虫が大発生していました。イガラの幼虫です。下手に触る刺されてしまいます。それから、タマスダレにも黒っぽい幼虫が。ハマオモトヨトウの幼虫です。最近は、水やりをする必要がなくなってきましたが、その代わりにこれらの幼虫の駆除が朝の庭仕事になっています。

モンテスラ

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◾️モンテスラという観葉植物を、職場の社会共生実習支援室に置いています。私物ではありますが、地域連携型教育プログラムである「大津エンパワねっと」等の仕事でよく使う部屋でもあり、病院のように殺風景な部屋の感じは個人的には嫌だなあ…と思ったものですから、この部屋に関係する職員の皆さんにも了解いただいて置かせてもらうことにしたのです。春から順調に成長してきましたが、夏期休暇中だけは、自宅に持ち帰って世話をすることにしました。

◾️順調に成長してきたと書きましたが、その結果として、当初の鉢では収まらなくなってきました。自宅にあった大きめの鉢に植え替えることにしました。モンテスラの原産地は、メキシコから中央アメリカにかけての熱帯雨林。新しい鉢は、そんなモンテスラの原産地のイメージにもあっているかなと思います。モンテスラは、面白い葉の形をしています。歯に切れ込みが入ります。姿形からもわかるように、モンステラはサトイモの仲間です。新しく葉が出てくる時の様子も、面白いなと思いました。すでにある茎から、芽が分かれて伸びてきます。よく見ると、これから広がる葉がクルクルっとしっかり巻いてあるのです。芽は伸びながら、その葉を広げていきます。サトイモ一般にそんな芽の出し方をするのだとは思いますが、あまり良くわかったいませんでした。

◾️それから、根が茎から生えてきます。このような根が茎や幹から空中に出る場合があり、気根と呼ぶそうです。気根をもつ植物としてはガジュマルの木が有名かな。もうひとつ。朝起きると、モンテスラの葉から垂れた水滴が床に落ちていることがあります。葉の葉脈にある水孔から流れてくるのです。根が吸い上げた水分は葉から蒸散しますが、蒸散だけでは追いつかないので、こうやって垂らすようです。

小さな庭の「生きもの のドラマ」

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◾️酷暑です。庭に植えた草木、焼けないように、枯れないように気を配っています。草木だけではなく、カメやメダカも暑さにやられないように注意しています。そうやって庭の世話をしていると、小さな庭なんですが、コオロギやバッタやカマキリの姿を見かけるようになりした。そのような昆虫を餌にしているのか、トカゲもあちこちでうろちょろしています。庭にはクチナシを植えているのですが、その柔らかい若葉が、次々とボロボロになっていきます。近づいて細かく見てみると、何かの幼虫が何匹もいるではありませんか!「こいつらか!俺のクチナシを台無しにしているのは!」。このような幼虫を、カマキリやトカゲは食べてくれないんですかね。あとで調べてみると、スズメガの仲間の幼虫であることがわかりました。

◾️この暑さの中でも紅葉の枝がまた伸びてきたので、その枝を剪定していると、枝の間に蜘蛛の巣が張っていることに気がつきました。蜘蛛はあちこちに巣を貼るので、気がついたらすぐに取り除いていますが、今回はしばらく眺めてしまいました。小さな蜘蛛が中央の左下に。中央の右上にはこの蜘蛛に食われてしまったトンボが。羽だけが取り残されていました。羽は食べ甲斐がないのかな。
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◾️庭にはトネリコの樹があるのですが、そこにキジハトのつがいがやってきました。うちのトネリコの樹に巣を作るかどうか、夫婦で相談をしているかのようです。どうも、うちのトネリコは、この「ご夫婦」のお気に召す「物件」ではなかったようで、残念だな…と思っていたところ、翌日もやってきてくれました。そして、静かになくのです。キジバトの鳴き声って、かなり低いですね。ちょっとフクロウのようでもあります。うちのトネリコの樹に巣を作ってくれないかな…と期待しながら撮影すると、大きなシャッター音に驚いて逃げて行ってしまいました。キジバトは、幸せを運んでくれると言われていますが、何だか残念なことをしてしまいました。小さな庭ではありますが、それでも、そこには生きもの の様々なドラマがあります。

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