芥川仁さんの写真展「羽音に聴く」

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■火曜日の午前中、大阪中島のキャノンギャラリー大阪で開催されている芥川仁さんの写真展「羽音に聴く」に出かけてきました。芥川仁さんは、普段は宮崎にお住まいになっています。また、全国各地を飛び回って取材旅行をされています。なかなか芥川さんにお会いして実際にお話しできるチャンスもなく、隙間の時間で大阪に出かけることにしたのでした。

■芥川さんは、山田養蜂場の支援を受けて、全国の養蜂家を訪ねて、取材をされています。自然環境の中で、ミツバチと養蜂家の関係を丹念に取材されています。写真はもちろんのことですが、芥川さんがお書きになる文章もとっても素敵なのです。ですが、どうもご本人は「それでいいのかな〜…」、「もっと写真で表現することに集中すべきなのではないのかな…」などとお考えのようなのです。ちょうど、そのようなことを思案されていたところに、私がやってきて「芥川さんは写真はもちろん素敵だけど、読ませる文章をお書きになる」と話してしまったものですから…、今お考えになっていることをお話しくださったのです。短時間だけどちょっと深いお話を聞かせていただくことになりました。

■写真展の作品ですが、働き蜂が口吻を出して花に向かう瞬間を映した写真、卵を産めなくなり巣を追い出された女王蜂の死骸の写真に、「あっ…」と驚きました。素晴らしいな〜。ミツバチの生態がどうなのか、あまりよくわかっていなかったのですが、写真に添えられた文章で理解できました。働きバチは、みんな雌であること。ローヤルゼリーで育てられる雌は交尾産卵能力を有する女王バチになること。卵を産まなくなった女王蜂は、働きバチによって巣の外に追い出されること。女王蜂とは言ってはいるけれど、子孫製造工場の役割を担わされていること…。よく知りませんでした、ミツバチのこと。

■芥川さんは、私よりも11歳年上ですが、すごくお元気です。62歳の自分は、前日は本の編集でへばってしまいました。芥川さんを見習わなくちゃ…と、気合を入れることになりました。そして、「そうだ、こういう時はインデアンカレーだ…」と思い、あの甘くて辛い大阪のカレーを、写真展を観覧した後にいただくことにしました(堂島店)。ルーの大盛りに卵。食道と胃が、焼けるようでした。とても刺激的でした。ひさしぶりのインデアンカレーに驚いてしまったようでした。インデアンカレーで喝を入れて、大学に戻りました。火曜日は3回生のゼミです。そして晩は自宅で本の編集作業を行いました。結局、編集作業は、月曜日から金曜日まで続きました。とりあえず、今月分の作業は終えることができました。でも、まだまだ編集作業続きます。

龍谷大学吹奏楽部 第47回定期演奏会

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【演奏会のお知らせ】
12月25日(金)、ザ・シンフォニーホールにて龍谷大学吹奏楽部 第47回定期演奏会を開催いたします。
皆さまのご来場を心よりお待ちしております。
龍谷大学吹奏楽部における新型コロナウイルス感染拡大防止対策については当部ホームページを御覧ください。
【日程】2020年12月25日(金)
【開演】昼の部 13:30開演(12:30開場)
夜の部 18:30開演(17:30開場)
【会場】ザ・シンフォニーホール
【アクセス】
・JR大阪環状線「福島」駅から徒歩約7分
・JR東西線「新福島」駅1番出口から徒歩約10分
・JR「大阪」駅から徒歩約15分
【プログラム】
・レッドライン・タンゴ/J.マッキー
・交響詩「魔法使いの弟子」/P.デュカス  他
※都合により曲目を変更する場合がございます。
【チケット料金】全席指定
前売り券:S席 1,800円
A席 1,500円
B席 1,200円
(Pコード:188-299)
※当日券の販売は行いません。
※オンライン配信のチケット販売は11月4日から開始されます。
※車椅子・介助者席をご利用の方は下記の連絡先までご連絡ください。
※未就学のお子様はご来場をご遠慮ください。
【お問い合わせ】
▼電話番号
070-6929-3909
〈受付時間 10:00~21:00 水曜・日曜・祝日を除く〉
▼メールアドレス 
ryukoku.windmusic@gmail.com

コロナ禍のなかのゼミ

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■先週の金曜日、午前10時から始まった「地域エンパワねっと」(社会共生実習)の後、15時前に大学に戻りました。4回生のゼミがあったものですから。ゼミは、19名ですので、通常は、その人数にあった大きさの教室になるのですが、今はコロナ禍のため、これほどの広さの教室になります。ソーシャルディスタンスを確保するためです。

■で、学生の皆さんは、全員手元を見ています。これは報告者のレジュメをインターネットからダウンロードして各自のスマートフォンで見ているからです。サボっているのではなく、全員、超真面目です(^^;;。報告者の前には、アクリル板の「壁」があります。ゼミにオンラインでしか出席できない学生の皆さんのために、今日の報告やディスカッションを持参したiPadを使って配信します。画像の右端に写っているパソコンみたいなのがそうです。はっきり音声が伝わるように、大学が貸与する外付けマイクも使っています。Zoomで参加した人たちの声も、教室で大きな音量でしっかり伝わってきます。

■ぎこちないわけですが、まあ、なんとかゼミが成立しています。とはいえ、この写真の学生の報告は、かなり興味深い内容でした。実家のある「地元」で、調査に基づき卒論に取り組んでいます。期待したいですね〜。

「地域エンパワねっと」でフィールドワーク

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■先週の金曜日のことになります。龍谷大学社会学部が取り組む地域連携型プログラム「社会共生実習」のひとつ、プロジェクト「地域エンパワねっと」で活動する学生たちとフィールドワークを行いました。朝10時にJR大津駅に集合し、中心市街地をまち歩きしました。ガイド役は私です。今回でまち歩きも3回目でしょうか。京町通の和菓子屋さんを訪れたあと、丸屋町商店街、菱屋町商店街、長等商店街を見学。そして柴屋町界隈を抜けて明日都浜大津に行きました。

■明日都浜大津にある大津市市民活動センターでは、机をお借りしてグループワークを行いました。中央学区自治連合会の会長さんに伺ったお話を、KJ法的に整理する作業です。グループワークというと、いつも学内での作業になりますが、たまには学外でやってみるのも良いですね。議論をしながら、慣れた感じでサクサクとグループワークを進めていく学生の皆さんの様子からすると、それぞれの頭の中はだいぶクリアになってきたのではないかなと思います。

■昼食後は、中央学区市民センターで中央学区の体育振興会と子供会育成連絡協議会の会長さんにお話を伺いました。私は、学生の皆さんと会長さんたちと顔合わせができた段階で、4限の講義をしなくてはいけないため、大津駅前から大学に向かうシャトルバスに乗り、瀬田キャンパスに向かいました。聞き取り調査は、うまくいったかな。

本の編集作業と首・肩凝り

■昨日の午後は、以前、総合地球環境学研究所で取り組んだプロジェクトの成果を流域ガバナンスに関する書籍にまとめる編集作業に没頭しました。一緒にこの本の編者をしている谷内茂雄さんの京大生態研の研究室で、14時過ぎから21時過ぎまで、ぶっ続け7時間の編集作業を行いました。

■目が節穴の私の場合、黙読だけでチェックするのは心許ないということで、小さな声で音読をしつつ、赤ボールペンを入れていきました。単純な「てをには」的なミスや誤字脱字、そして用語の統一等だけでなく、論理のねじれ等も谷内さんと相談しながら修正していきました。結果、首から始まり肩に至るまでキリキリとした痛みが広がっていくことになってしまいました。

■凝りによる痛み。私の場合、これが続くとリンパ液の流れが悪くなり、難聴、そしてメニエール病といういつものパターンに陥ってしまいます。とはいえ期限が決まっているので、明日以降もキリキリした痛みの様子を伺いながらの作業になります。痛み止めの膏薬を貼って、痛みを緩和しながら作業を続けていくことになりますね、たぶん。編集という作業、私のような粗忽物には向いていない作業なのです。だから、余計に辛い。作業の方も、本のページ数でいうと、今日はたった52ページしか進みませんでした。なかなか、厳しいものがありますね。今月末までにさらに64ページ、今度はzoomで作業を続けることになります。

■7時間ぶっ続けで作業をした後は、瀬田駅前の「らんぷ亭」で遅い夕食でした。サムギョップサルとチヂミ、そして生ビールを美味しくいただきました。マスターありがとうございました。

「土窯ラブストーリー vol.3 ふたりの土窯」

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■昨日は、井上 茜さんやウエノ チシンくんからお誘いいただき、「土窯ラブストーリー vol.3 ふたりの土窯」というイベントに家族で参加してきました。東近江市にあるヘムスロイド村(様々な工房が集まった施設)の中で開催されました。ウエノくんご夫妻は、このヘムスロイド村の中の1棟で「BASE FOR REST」というカフェとヨガスタジオが一緒になったお店を経営されています。でも、ウエノくんは農業もやるし、大工もやるし、猟師もしています。また、仲間と一緒に「SHARE WILD PROJECT」というプロジェクトもやっている。ウエノくんはずいぶん年下だけど、私のようなおじいさんからみても、なんだかカッコいいやつです。この「BASE FOR REST」、仲間が集う基地という感じでもありますね。

■我が家から会場のヘムスロイド村までは、Googleによれば車で1時間ちょっとということだったのですが、琵琶湖大橋の辺りで渋滞に巻き込まれ、近江八幡市内でも渋滞に巻き込まれ…予定では16時頃に到着のはずだったのですが、実際の到着は17時を過ぎていました。すっかり薄暗くなっていました。でも、写真をご覧いただけばわかるように、素敵な雰囲気が迎えてくれたわけです。大人も子ども、みなさん楽しそうにされているって素敵ですね〜。大人たちが楽し時間を過ごしているそばで、子どもたちがその雰囲気を感じながら遊ぶことって、とても大切だと思うんですよね。

■昨日のこのイベントのメインは、「美味しいピザをみんなと一緒に食べる」ことでしたご、ただのピザではありません。井上茜さんが奮闘し、工夫を凝らしたピザです。野生の鹿肉のピザも出てきました。ジビエですね。美味しかったよ〜。この美味しいピザを焼く窯は、古民家の土壁の土を利用して作られたものなのだそうです。もちろん、ウエノくんや仲間の皆さんは、そのような「こだわり」を楽しんでおられるのだと思います。

■私は、遅れた時間を取り返そうと?!、早いピッチでビールとワインを飲んだせいか、ずいぶん酔っ払ってしまいましたが、いろんな方達とお話をすることができました。井上茜さんのお連れ合い、井上 泰夫くんとも、本当にひさしぶりだったな〜。日本語の達者なフランス人の男性Sébastien Moutonさんとも知り合いになりました。修験道に関心があり、実践もされているようで、面白い人でしたよ〜。うちの庭の世話をしてくださっている庭師さんともお友達のようで、そのことでもいろいろ盛り上がりました。

今朝の庭

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■今朝、雨戸を開けてリビングの窓から見た我が家の小さな庭。少しだけにぎやかになりました。ツワブキ(黄)、チェリーセージ(赤)、シュウメイギク(ピンク)、ホトトギス(紫)、シオン(ムラサキ)。手前の鉢植えのケイトウとキキョウも彩を添えてくれています。朝、こういう庭を眺めていると心が和みます。

大島理沙子さんはおもしろい。


■面白い動画をアップされている。楽器の技量と顔の表情のギャップが、面白すぎて🤣繰り返し見てしまうな〜。

京都の写真展と植物園

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■先週の土曜日、福島あつしさんの写真展「弁当 is Ready」【KYOTOGRAPHIE2020】に行ってきました。土曜日が最終日でしたが、なんとか間に合いました。前日の金曜日、新聞で紹介されていたこの写真展の記事を読んでとても気になったのです。どうしても作品を拝見したくなりました。福島さんは、高齢者の方達に、お弁当を届けて安否を確認する…そのようなアルバイをされながら、サービスを提供する高齢者の皆さんと関係の中で、たくさんの写真を撮ってこられました。ただし、福島さんは、高齢者と自分との関係のあり方に関して、いろいろ悩みながらこの作品を撮ってこられました。私自身、親の介護していた時のことを思い出しながら作品を拝見しました。福島さんの作品と自分の気持ちがどこかで共振したように思うのです。ただ、福島さんが悩んで利用者の高齢者の皆さんに向き合ってきたように、自分は果たしてきちんと親と向き合ってこられたのかな…そのあたり、自信がありません。

■福島さんの写真展の後は、ひ……っさしぶりに滋賀県の外に出たことから(山科駅はのぞいて)、どこか気持ちの良い場所に行こうと思い、北山にある京都府立植物園に行くことにしました。ここ数年、自宅の小さな庭でガーデニングを楽しんでいるせいでしょうね。様々な種類の植物を観察・鑑賞して楽しむことができましたが、一番良かったのは植物園の雰囲気でしょうかね。大正13年に開園した日本最古の公立総合植物園なのだそうです。
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アドサポの練習

20201016seta.jpg■瀬田キャンパスで、上級生らしき学生さんが、新入生らしき学生さんを相手にマンツーマンでキャンパスガイドしているのを見かけています。深草や大宮キャンパスでも同じような光景が見られるのでしょうか。今年はコロナ禍で、新入生がキャンパスに入ることができたのが9月の後期から。キャンパス内のことがよくわからないので、上級生が丁寧にガイドしてあげているのかな…と勝手に想像していました。でも、何か思い違いのような気もします。

■ということで、今日は、そのキャンパスガイドをされているお2人に声をかけてみました。すると「龍谷大学アドミッション・サポーター」の皆さんが、仲間同士で練習をしているとのことでした。やはり勘違いでした〜。アドミッション・サポーターは、高校生に向けて龍谷大学を紹介している学生スタッフの皆さんです。オープンキャンパスで実施する学生イベントの企画・運営を学生自らが行い、龍谷大学の魅力や龍大生の等身大の姿を高校生に発信されています。その他、大学見学会のサポート(キャンパスツアーガイド、大学紹介)や、入試情報サイトでの学生情報発信を行っておられます。こうやって、日々、練習をされていたのですね。恥ずかしいことに、私、そのことをわかっていませんでした。いろいろご苦労様です。ありがとうございます。

■写真は、秋の瀬田キャンパスです。でも、今年のものではありません。2015年に撮ったものです。

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