第5回世界農業遺産プロジェクト推進会議

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20161124isan3.jpg■今週の火曜日、朝9時から滋賀県庁の合同庁舎で「第5回世界農業遺産プロジェクト推進会議」が開催されました。滋賀県庁農政水産部の世界農業遺産申請に取り組む職員皆さんの会議ですが、会議の進行は本学農学部の竹歳一紀先生が担当され、私もアドバイザーとして出席しています。

■今年度から始まったプロジェクト推進会議も、今回で5回目になりました。少しずつですが、議論を前進させてきました。議論の中で、滋賀県の農林水産業に関するさまざな「素材」がほぼ出揃いました。あとは、その「素材」をどう構造化させていくのかということになります。どの「素材」に一番フォーカスを当てるのか。何が幹で何が枝葉なのか…。その辺りのことを、会議の参加者全員が納得いく形でクリアにしていかねばなりません。世界農業遺産に限りませんが、いろんな要素の「ちゃんぽん」になってはいけないと思う。ということで、今回はすでに世界農業遺産に認定された地域のデータを参考に議論を行いました。ただし、世界農業遺産(そして日本農業遺産)は、琵琶湖と共生する滋賀の農林水産業を盛り上げていくための一つのステップです。いつも、より大きな視野(戦略)の中に、世界農業遺産申請準備の作業を位置付ける必要があります。世界農業遺産に認定されることがゴールではなく、生産者と消費者がともに地域社会の「食と農」を支え合うような関係や基盤を作っていくためのひとつのステップだと思うのです。

■というわけで…ではないのですが、昼食はあえて「ちゃんぽん」にしました。リニューアルされた大津駅の中にある「近江ちゃんぽん」です。「野菜一日盛り」で注文しました。たっぷり野菜です。こちらのちゃんぽんは、本当に美味い。私のお気に入りです。この日、午後からは深草キャンパスに移動しました。研究部の会議です。今日も一日会議で暮れていくな…と思うと寂しいものがあります。いつものことですが、移動や待機から生まれる時間のロスについても癪にさわります。

「琵琶湖と共生する滋賀の農林水産業推進協議会」設立準備会

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■以下は、滋賀県のホームページからの引用です。

本県では、魚のゆりかご水田や環境こだわり農業など、琵琶湖と共生する本県独自の農業システムについて、「世界農業遺産(GIAHS)」の認定に向けた取組を推進し、強い農業づくり、地域活性化の契機にするとともに、この取組を県産物の高付加価値化や観光資源としての活用等につなげ、滋賀の農業を健全な姿で次世代に引き継いでいきたいと考えております。

これに関し、先般9月15日には、「琵琶湖と共生する滋賀の農林水産業推進協議会」設立準備会を、県、市町、関係団体の皆様とともに立ち上げました。この準備会は、多様な主体が連携のもと、「世界農業遺産」の認定に向けた取組の推進や、強い農林水産業づくりと活力ある地域づくりに向けての活動を行うこと目的としたものです。

また、9月24日には、「『世界農業遺産』認定をめざして キックオフ シンポジウム」を開催し、「世界農業遺産」の認定に向けた取組について県民の皆様に説明するとともに、準備会への入会申込みの受付を開始しました。準備会では、県民、民間団体、企業、大学、研究機関、地方公共団体など、「世界農業遺産」認定に向けた機運の醸成、情報の発信、申請内容の検討などに参画いただける方を以下により広く募集します。

ぜひ多くの方に御入会いただきたいと考えておりますので、お知らせします。

大津祭「西行櫻狸山」×「世界農業遺産申請」チーム

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■先週のウイクーデーに老健施設に入所している母を訪ねて洗濯物の交換をしたばかりですが、昨日も母の介護関係の用事がありました。介護が大変なので、兵庫県の施設から滋賀県の老人ホームに引っ越ししてもらうことになりました。午前中は、その老人ホームでの契約でした。介護保険や老人福祉について不勉強な私には、制度が複雑に感じられてよくわからないことが多々あるのですが、老人ホームの相談員の職員の方には、一つ一つ丁寧に説明していただきました。とても、ありがたかったです。

■午後からは気持ちを入れ替えて、滋賀県庁農政水産部の「世界農業遺産申請」チームの皆さんと大津祭の曳山巡行に行ってきました。これまでもこのブログで報告してきましたが、私は、滋賀県の「世界農業遺産」の申請に関して、アドバイザーという仕事をさせていただいています。どれだけ役に立っているのかはわかりませんが、滋賀県庁農政水産部の職員の皆さんと仲良く仕事をさせていただいています。「気合を入れよう!! 世界農業遺産をアピールしよう!!」と、「第3回びわ湖チャリティー100km歩行大会」に参加することにもなりました。今月の1日は、その練習会でした。54km歩きました。人生でこんな長距離を歩いたのは初めてのことでした。この練習会の後、大津駅前のいつもの居酒屋「利やん」で打ち上げをしましたが、その時に同じ宴会場におられたのが、大津祭の「西行櫻狸山」の皆さんでした。そして酒を酌み交わしつつ、たまたま偶然ではありますが、深く深く「交流」したのでした(簡単に言うと、酔っ払って盛り上がった)。その際、巡行の最後の方で「エールの交換」をしようということになりました。「琵琶湖と共生する滋賀の農林水産業の『世界農業遺産』認定をめざそう!」と書いた横断幕を持ってアピールしてくれたら、それに応えて「西行櫻狸山」の粽をどっと撒くよ…という感じに話しが盛り上がったのです。一昨日の深夜には、「狸山」の曳山責任者のかたから、「利やん」のマスターを通して「ほんまにやるんよね‼︎」との確認が入りました。「はい、もちろん!!」とお返事。我々も本気でしたから、きちんと予定を組んでいました。

■ということで昨日は、「エールの交換」を無事に行うことができました。「狸山」の皆さんにはめちゃくちゃ喜んでいただけた…ように思います。その後は、「西行櫻狸山」の関係者の皆様ご配慮で、曳山の後ろを一緒にパレードさせていただきました。少しは、「世界農業遺産申請」をアピールできたかもしれません。農業セクターだけでなく、これからも、様々な取り組みをされている県民の皆様に、「世界農業遺産申請」について知っていただくと同時に、いろいろ応援・声援をいただければと思っています。また、滋賀県を盛り上げることに関して「エールの交換」ができればとも思っています。昨日、申請チームの皆さんの多くは、お子さん連れでお越しになっていました。仕事をしっかりやるけれど、育メンパパでもあるわけです。ワークライフバランスもバッチリですね!職員のお子さんたちとも楽しくお話しをすることができました。プライベートの時間を使って、こうやってお子さんと一緒に過ごしながら仕事関連のことをされているのです。立派だな〜。私としても有意義な1日でした。

■もうひとつ。大津祭の曳山の町や巡行のコースは、社会学部の「大津エンパワねっと」の学生たちが活動している中央小学校区のエリアと重なることから、昨日は知り合いの方たちにあちこちで出会うことになりました。これが祭なのでしょうね。かつて滋賀県立琵琶湖博物館時代の上司で、その後滋賀県知事をされた嘉田由紀子さんの、ご長男と市会議員をされている次男さんにもお会いすることができました。お二人とも、お子さんの時から知っていることもあり、ちょっと懐かしい気持ちでした。そういう人の出会いや再会が、祭のあちこちで見られました。素敵ですね〜。

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54kmウォーキング練習会

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■「第3回びわ湖チャリティー100km歩行大会」まで、残り12日となりました。一昨日の10月1日(土)、滋賀県農政水産部の「世界農業遺産申請チーム」を中心とした滋賀県庁職員の皆さんと、南湖を1周54kmをウォーキングしました。朝、6時40分に滋賀県庁前に集合。トップのような記念写真を撮ってスタートしました。コースですが、下のマップの画像の通りです。湖西路を北上、堅田から琵琶湖大橋を渡り、大津市から守山市に入りました。ただし、湖岸ではなく内陸に進み、守山市→栗東市→草津市と南に進みました。そして近江大橋を渡らず瀬田川を下り、南郷の洗堰を渡り、再び瀬田川沿いを北上、石山、近江大橋西詰を通過して、滋賀県庁にゴールしました。滋賀県庁がスタートでゴールでした。

■本番の「第3回びわ湖チャリティー100km歩行大会」のゴールは「大津市おごと温泉観光公園」(上記のマップ上では、12kmあたり)になります。そのゴールから琵琶湖大橋東詰(18kmあたり)までの部分を除く、残りのすべてが本番と同じコースになります。ただし、大きく異なることがあります。本番は出発点が湖北の長浜市であること、そしてこの練習会の距離のほぼ2倍の距離を歩かなくてはいけないということです。100kmというと、自分にとってはまさに「未知との遭遇」ということになります。しかし、考えてみれば、今から6年前、2010年に第1回「びわ湖レイクサイドマラソン」で15kmを走った際、本当に15kmなんて距離を走ることができるのだろうかという思いでした。その後、2013年に「京都マラソン」でフルマラソンを走ることができました。最初は、とても走ることができる気がしませんでした。それぞれの記録は別にしてですが…。そのように考えると、自分のようなおじさんでも「やればできんだ」と自信が湧いてこないでもありません。とはいえ、ランニングではなくウォーキングではありますが、「100km」という距離に相当のプレッシャーを感じています。

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■上・左の写真は、滋賀県庁をスタートして17km、琵琶湖大橋の中間あたりになります。この辺りは、まだまだ元気です。上・右の写真は、44km地点の南郷の洗堰を渡ったあたりで撮ったものです。参加された皆さんの表情を見ると、まだまだ元気のように見えますが、これは写真用のものです。かなり疲れが溜まっています。脚に痛みも感じ始めています。しかし、辛かったのは、この44kmあたりからゴールまでの残り10kmです。これは、非常に辛いものがありました。

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■「ランニングシューズよ、あれが滋賀県庁の灯りだ!!」。そのような気持ちになりました。もう、ボロボロです。スタートからほぼ12時間後、18時40分頃に、再びスタート地点に戻ってゴールすることができました。無事に練習会を終えたという安堵感よりも、もうこれ以上歩かなくても良いのでホッとした…というのが正直なところでしょうか。今回は、スマホのアプリを使いませんでした。万歩計だけですが、「78,009歩」にもなりました。こんな距離を一度に歩いたのは人生で初めてのことでした。ゴール後は、参加者全員で記念写真を撮りました。県庁にゴールせず、当初の予定されていた通りご自宅に戻られた方もおられましたが、練習会を無事に終えることができました。

■練習会の後、打ち上げを行いましたが、食欲は今ひとつでした。以下は反省点です。

・昨日はゴール後、寒気がしました。ひょっとすると低血糖かと思います。フルマラソンを走った際に経験したのと同じです。しっかり栄養を補給しつつ歩かないといけません。ベテランのランナーの方たちからは、いろいろアドバイスをもらいました。本番は、ミックスナッツやドライフルーツを食べながら歩いたりしながら、身体が「燃料切れ」(低血糖)にならないようにというアドバイスでした。最後の10kmが非常に苦しかったのは、この「燃料切れ」のためでした。

・途中で、適宜、休憩を取ることが大切だと思いました。そのタイミングと休憩時間が問題です。まだ、その辺りがよくわかっていません。適宜、休憩をとります。

・休憩時間に、足裏のケアをきちんとしなくてはいけません。靴下の替えも必要だと痛感しました。足が蒸れてしまうと、靴づれや肉刺の原因になりますし。今回は、ワセリンを使いました。これは必需品ですね。それから、肉刺対策のテープもいるなと思いました。

・それから、人と一緒に歩くと随分楽であることもよくわかりました。当日は、周りの方達から元気を頂きつつ、完歩したいと思います。

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■練習会の後は、県庁近くの銭湯で汗を流し、そして大津駅前のいつもの居酒屋「利やん」で練習会の打ち上げをしました。すでに述べたように、私は空腹のはずなのですが、体調が優れず食欲があまり湧いてきませんでした。それでも打ち上げは非常に盛り上がりました。この日、大津の中心市街地では、今年3月に国の重要無形民俗文化財に指定された大津祭のお囃子の仕上がり状況を見る「総囃子」が行われていました。その大津祭の曳山のひとつである「西行櫻狸山」の皆さんが、「総囃子」を終えて「利やん」で打ち上げをされていたからです。大津祭が国の重要無形民俗文化財に指定されたように、私たちも、古代湖の一つである「琵琶湖と共生する滋賀の農林水産業」を、「国連食糧農業機関」(FAO)から「世界農業遺産」に認定していただけるように頑張らねばなりません。…とまあ、そういうことで、「西行櫻狸山」の皆さんとむちゃくちゃ盛り上がったのでした。エールの交換のようなものですね。いや〜、びっくりしました。ここでは、まだ打ち明けあられませんが、近日中に面白いちょっとしたコラボができそうです。ご期待ください。

■考えてみれば「大津祭」も、琵琶湖と大いに関係があります。江戸時代、大津は物流の拠点でした。日本海を経由して琵琶湖の北まで運ばれてきた北国の物資が、丸子船と呼ばれる帆船で続々と大津に運ばれてきました。大津とは「大きい港」という意味になります。大津の港には、大きな港に相応しく有力藩の米蔵が建ち並びました。大津は、経済的に非常に繁栄していました。大津祭の曳山は、そのような経済的繁栄を背景に経済力を持つに至った大津の商人たちが、自分たちの資金で作ったものです。モデルは、京都の祇園祭でしたが、そのような意味では、「大津祭」も「滋賀の農林水産業」と同じく琵琶湖があったからこそ…と言えるのかもしれません。

南湖1周42kmウォーキング

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■龍谷大学・保健管理センター主催の「ウォーキング・キャンペーン」に参加し、ウォーキングを始めた7月の当初、9月末までに100万歩を超えることを最終目標に置いていました。先日の木曜日、1人で約42kmのウォーキングをしたことから1日の合計は「58,402歩」。7月からの合計も「1,059,155歩」となりました。とうとう100万歩を超えました(前日にすでに1万歩を超えていたのですが…)。非常に嬉しい。何か達成感があります。

■10月15・16日に開催される「第3回びわ湖チャリティー100km歩行大会」に参加しようと思いたったのは、直接的には、知り合いの社長さんの会社で、社長や新入社員の皆さんがこの100kmウォーキングに参加するとお聞きしたからです。新入社員の中には、私のゼミの卒業生もいます。しかし、もし龍谷大学の「ウォーキング・キャンペーン」に参加していなかったら、永田社長からの刺激も受け止めることができていなかったし、100kmウォーキングの発想も生まれてこなかったにちがいありません。

■6月だったと思いますが、たまたま深草キャンパスの出口で、保健管理センターの部長・課長・看護師のお三人に囲まれて「ウォーキング・キャンペーン」に参加するように強く要請されたことを思い出します。改めて、保健管理センターの皆さんに感謝したいと思います。あの瞬間がなければ、ウォーキングをしていないし、その延長線でランニングも復活させていませんから。さらに体重も落ちていないし、身体を絞ることもできていない。様々な方達との「ご縁」の中で、ウォーキングに励んでいる自分がいる。心より感謝いたします。

■もっとも、この「100万歩」達成も単なる自己満足にしか過ぎません。「ウォーキング・キャンペーン」に参加されている方の中には、軽く200万歩を超えるアスリートの方も多数おられるからです。8月末の段階ですでに100万歩を超えておられる方が、キャンペーン参加者全体で10人もおられるのです。

■さて写真ですが、ウォーキングに出発する前に自宅で撮ったものです。格好だけは一人前ですね。しかし、帰宅後はもうヘロヘロでした。南湖1周とは言っても、守山市・栗東市・草津市のあたりは、かなり内陸を歩いています。この道が、来月開催される「第3回びわ湖チャリティー100km歩行大会」のウォーキングのコースだからです。大津の街中に到着した頃(28km)あたりでは、雨が降り始めました。仕方がないので、なぎさ公園にあるイタリアンレストランで遅い昼食の休憩を取り、その後小雨になった頃を見計らって再びウォーキングを始めしまた。しかし、時期に本降りになりました。最後の13kmは雨の中のウォーキングになってしまいました。かなり辛いものがありました。ということで、ヘロヘロ状態でゴールインしました。

■しかし、本番はこの2倍以上の距離になります。しかも徹夜で歩かねばなりません…。と思うと憂鬱になってしまいます。自分で思いついたことではありますが…。しかし、なるようにしかならないと開き直って、本番までできるだけ練習するのみです。次のロングウォーキングは、10月1日の50kmウォーキングです。滋賀県農政水産部の「世界農業遺産」申請作業チームの皆さんと一緒に54kmを歩きます。今度も南湖1週ですが、南郷の洗堰を渡ります。頑張ります。

「びわ100」まであと1か月

20160915run4.jpg■自宅に「第3回びわ湖チャリティー100km歩行大会」=「びわ100」の関係資料が届きました。その中には、「歩行ルートマップ」が入っていました。このマップをみると、長浜をスタートして、野洲川の河口近くで50kmになります。現在、1時間で5kmゆっくりと歩くということにしていますので、休憩時間も含めれば、50kmにはおそらく夜の9時ぐらいに到着するのではないかと思います。その後、南郷の80kmチェックポイントが、うまくいけば明け方の5時頃になるのかな・・・と思っています。あくまで「とらぬ狸の皮算用」なのですが、昼までには、なんとかゴールの雄琴温泉に到着したいものです。ドキドキしてきました(゚o゚;;。

■今回の「びわ100」、滋賀県庁農政水産部で「世界農業遺産」申請作業にあたっておられる職員の皆さんとチームを作り一緒に参加します。私は「世界農業遺産」申請準備のアドバイザーとして側面からお手伝いをさせていただいており、「申請するには、琵琶湖と滋賀の大地を体感せんと‼︎びわ100に出ようや‼︎」という無茶な提案を親しい職員さんにさせていただきました。すると、なんと20名ほどの職員の皆さんが参加してくださることになりました。すごいぞ、滋賀県庁‼︎…なのです。10月1日には、50kmの練習会を開催する予定です。こちらの練習会には、12名の方が参加します。朝、滋賀県庁を出発して、時計周りで琵琶湖の南湖を1周します。雄琴、堅田、そして琵琶湖大橋を渡り、そのあとは「びわ100」の決められたコースをたどります。守山、草津、大津の瀬田、それから南郷の洗堰をわたって、再び滋賀県庁に戻ってくるというコースです。おそらくは、11時間ほど時間が必要かと思います。

20160915run1.jpg■もちろん個人的にも練習をしています。月曜日は、午後から会議がありましたが、午前中は時間がとれたので練習をすることにしました。距離は20kmですが、ジョギング(13km)とウォーキング(7km)ということになりました。アプリで記録したログをご覧いただければわかりますが、ところどころスピードが落ちているのは、しんどくなってウォーキングに切り換えたからです。本当は、20kmをずっと走り続けたいのですが、まだ昔のように走力や心肺能力が回復していません。ながらくランニングから遠ざかってきたので、無理せず少しずつと思って練習しています。ですから、平均ペースも「7分25秒/km」と、とても中途半端なものになっています。しかし、「走力」は、確実に上向いてきているように思います。

■今回は、面白いコースをみつけました。自宅から走り始めて、大津市の真野を経由して小野の住宅地であるを走ってみました。住宅地は、走るための風景としてはあまり楽しいものではないのですが、車が少なく歩道もしっかりしていることから、練習しやすいように思います。小野の住宅地は2か所に分かれています。琵琶湖側と山側です。その2か所の住宅地の中を8の字状に走るのです。小野の住宅地の入り口あたりまでは往復で11km、小野の住宅地が9km、住宅地はもともと丘陵地だったのでアップダウンがあり練習として走ると適度に負荷がかかってよいのではないかと思います。

■しかし、このようなジョギングとウォーキングを結果として取り混ぜたような練習で、はたして100kmウォーキングに有効なものになっているのでしょうか。私には、そのあたりがよくわかりません。

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あめのうお倶楽部

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■ひとつ前のエントリーにも書きましたが、30kmウォーキングの後は、国民休暇村の向かいにある沖島に船で渡りました。そして、「あめのうお倶楽部」が主催するビワマスを味わうイベントに参加させていただきました(ビワマスのことを、古くは「雨の魚」と呼びました。産卵期の大雨の日に群れをなして河川を遡上するからです)。ビワマスの紹介については、以前にもエントリーしました。こちらをお読みください。また、「あめのうお倶楽部」については、こちらのブログの記事をお読みいただければと思います。ビワマスをめぐる様々な情報が総合的に解説されています。

■「あめのうお倶楽部」を主催されているのは、西岡信夫さんです。西岡さんは、私が滋賀県立琵琶湖博物館で主任学芸員として勤務していた当時の二代目・副館長をされていました。学芸員の時代に大変お世話になりました。今から、19年も前の話しになります。私はその後、岩手県立大学に赴任し、さらに2004年には龍谷大学に異動しました。滋賀県で再び働くようになって、ご退職された西岡さんと再び出会うことになりました。そして、今年の3月に滋賀県大津市に転居したことから、滋賀・大津・琵琶湖のことをいろいろ知りたいと思っている家族のために、様々な情報やチャンスを提供してくださっています。今回も、琵琶湖の魚の中でも最高に美味しいビワマスを味わうチャンスをいただくことができました。ありがとうございました。

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■トップの写真は、ビワマスの刺身です。とろけるように美味しい刺身です。夏の時期に味わうビワマスの刺身は最高です。その他の料理の写真の紹介もさせてください。お料理は沖島の女性のみなさんが作ってくださいました。お盆の上には、ビワマスの刺身の他に、ご飯、ゴリの釜揚げ、ビワマスの卵が置かれています。これで、海鮮丼ならぬ湖鮮丼を作るのです。ゴリは、琵琶湖に生息するヨシノボリというハゼの仲間の稚魚です。釜揚げにするためには、獲れたての新鮮なものでなくてはいけません。沖島に来たからこそ、いただくことができるのです。このゴリとビワマスの卵をご飯の上に乗せて出汁醤油をかけていただくわけです。私の場合、ビワマスは刺身としていただきました。本当は、このビワマスもご飯の上に乗せるのでしょうね。こんな「湖鮮ドン」が美味しくないわけがありません。満足しました。もう1つの料理は、ビワマスのジュンジュンです。滋賀県では、醤油、砂糖、みりんを使い、すき焼き風に味付けをした鍋料理のことを「ジュンジュン」と呼びます。材料はビワマスと玉ねぎだけなのですが、このシンプルさがビワマスの美味しさを引き立てます。ビワマスのジュンジュンは初めていただきました。

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【写真】上段左:左から西居沖島自治会長と奥村沖島漁業組合組合長、そして西岡さん。上段右:俳句が趣味の西岡さんが、ご自身の作品をご披露されました。「淡海の宝石たらんあめのうお」。下段左:世界農業遺産申請チームのリーダー青田朋恵さん。私もアドバイザーとして世界農業遺産申請に取り組んでいます。下段右:滋賀県農政水産部部長の高橋滝治郎さん。10月の「びわ100」にも参加されます。青田さんと高橋さんの写真の赤ちゃんは、このイベントに参加された方のお子さんです。

30kmウォーキング

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20160904walking3.jpg■昨日は、朝6時に家を出発して近江八幡市に向かいました。車で…ではなく、徒歩。ウォーキングです。次のエントリーで詳しく説明しますが、この日は琵琶湖の固有種であるビワマスを味わう会にご招待いただいていました。場所は、近江八幡市の沖島です。沖島には堀切港から船に乗って移動しますが、近江八幡市の市街地から離れた場所にあるため、通常は公共交通機関か車で移動することになります。私も大津に住んでいますから、これまでであれば車で…ということになるのですが、この日はウォーキングで行くことにしました。事前のチェックでは、自宅からだと30kmありました。来月は「びわ湖チャリティー100km歩行大会」が開催されます。滋賀県職員の皆さんと一緒に「世界農業遺産」申請をアピールするために、100kmウォーキングに出場することになっています。ということで、練習も兼ねて、この30kmウォーキングに挑戦することにしたのです。

■今回のウォーキングでは、一緒に歩いてくれる仲間がいました。滋賀県職員の亀甲くんです。水産課の職員さんです。亀甲くんとは、世界農業遺産の申請に向けての作業に取り組んでいますが、この世界農業遺産以外だけでなく、総合地球環境学研究所のプロジェクトにも一緒に取り組んでいます。この日は亀甲くんも沖島のビワマスの会に参加されることになっていたので、「それでは、トレーニングも兼ねて一緒に歩こう」と2人でウォーキングすることになりました。それぞれの自宅を出発して、琵琶湖大橋の東詰にあるコンビニに朝7時に集合。そこから一緒にウォーキングという計画です。

■私の自宅から琵琶湖大橋東詰あたりまでは7kmほどあります。携帯したスマホのアプリのログを見ると、7km直前はスビードがアップしています。ウォーキングではなくてジョギングしています。約束の7時に遅れそうになったため、琵琶湖大橋をジョギングして渡ったのです。少し遅れてしまいましたが、なんとか7時過ぎに約束していたコンビニに到着。コンビニで飲み水を購入し、ウォーキングを始めました。

■最初は曇り空で涼しく、ウォーキングをしていてもあまり苦になりませんでしたが、途中からガンガンに晴れてきました。目指す場所は、堀切港の少し手前にある国民休暇村です。そこにある日帰り温泉で汗を流して、午後からのビワマスの会に参加しようという算段です。亀甲くんの予定では、11時には国民休暇村に到着するはずだったんですが、なかなかどうして、ガンガンに晴れてきたためでしょうか、ウォーキングのスピードがあがりません。

■琵琶湖大橋からは、目指す場所はきちんと見えています。近いように思うのですが、国民休暇村に到達するためには、湾のようになった湖周道路を3回通過しなければなりません。グルッと3回迂回すような感じなのです。近いようでありながら、なかなか到達できないので、精神的にも少々辛いものがあります。長命寺に到着したさいに、案内表示板であと5.5kmという数字を見てしまいました。ちょっと力が抜けるように気持ちになりました。そんなこんなで、なんとか国民休暇村に到着。私の場合ですが、ウォーキングの時間は「5時間7歩分34秒」、平均ペースは「10分11秒/km」、消費カロリーは「1695kcal」でした。亀甲くんは、もっと長距離、長時間歩いているはずです。歩き方が悪かったのか、踵に小さな肉刺ができてしまいました。肉刺というよりも、その出来かけのような状態かな。ウォーキングを始める前に、グリセリンをきちんと塗っておくべきでした。

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20160904walking9.jpg【写真】1段左:マイアミ浜のあたりです。このころはまだ、なんともありません。空も曇っているし。1段右:中央に見えるのが、沖島の向かいにある近江八幡市の山になります。沖島は、その左側になります。近いように見えますが、予想以上に遠い…という印象です。2段目左:ウォーキング中の亀甲くん。元ラガーマンだけあってがっしり体型。2段目右:長命寺に到着。3段目左:しかし、まだ国民休暇村までは5.5kmもあります。3段目右:なんとか国民休暇村に到着。4段目:私も記念撮影。

夏休みのささやかな計画

20160810seiri.jpg ■今日は朝9時から深草キャンパスで研究部の仕事(会議)がありました。国(文部科学省)に提出する申請書を関係者とともに協議して仕上げていく作業に取り組みました。次回は、盆明けにということで昼前に解散しましたが。昼からは、深草キャンパスから瀬田キャンパスに移動。京都駅までは、この炎天下の中ウォーキングを行いました。熱中症のことが心配されるわけですが、風がそれなりに強く、あまり湿度も感じなかったためでしょうか、比較的楽にウォーキングができました。

■瀬田キャンパスに移動してからは、大学院生の指導。その前後に研究室の整理を始めました。昨年から大学の研究部の仕事で、深草キャンパスと瀬田キャンパスを行ったり来たりすることになり、瀬田キャンパスにいても研究部の部屋にいることが多く、自分の研究室にこもることがなくなっています。必然的に、研究室は、書類と書籍が未整理のまま山積みになり、最悪の状況に陥ってしまっていました。ということで、段ボールの書類整理箱を購入し、そこに溢れた書籍を詰めて、自宅に持ち帰ることにしました。たまった書類についても、これから一気に処分してしまうことにします(会議多すぎ、書類多すぎ…)。

■龍谷大学に勤務してから13年目になります。そのうち9年間は、学生生活主任、研究主任といった学部の運営、研究科長という大学院の運営、そして研究部という大学の運営に関わる仕事をずっとしてきた(他にも大学院の専攻主任だとか、諸々あるのですが)。しかし、来年度は1年間研究員になる予定になっています。研究員になると、運営に関する学内の仕事や授業が一切免除され、自分の仕事、研究だけに専念させていただけることになっています。その来年度に向けて、少しずつ身の回りの環境を整備していくことにしたのです。身の回りの整理(研究室や自宅の環境を整備)と同時に、来年度の1年間を有効に活用するために頭の中も整理していく必要があります。身の回りの整理具合と、頭の中の整理具合は、どこかで相関しているように思います。この整理作業、夏期休暇中にきちんと終えておきたいものです。

■それと同時に、ウォーキングです。滋賀県庁の世界農業遺産申請作業に取り組む職員チーム(農政水産部の部長さんを含めた10名)と一緒に「びわ湖チャリティー100km歩行大会」(10月15・16日)に出場することが決定しました。徹夜で「完歩」するためには、長距離ウォーキング、30km、40km、50kmを歩いておく必要があります。昨日は、この「びわ100」の事務局長さんや県庁チームと簡単なミーティングを行いました。いよいよ気合が入ってきました。で、その練習なのですが、自宅から出発して、琵琶湖の南湖をぐるりと回ろうと思っています。自宅を出て、琵琶湖大橋を渡り、南下し、近江大橋を渡って、大津の中心市街地を通って自宅に戻る。これで、だいたい40kmになります。近江大橋を渡らずに、南郷の洗堰を渡って自宅に戻ると約54kmです。この長距離ウォーキングを、身の回りと頭の整理合間に行いたいのです。はたしてできるかな…。

「社会貢献」という仕事

■大学教員の仕事には、①教育、②研究、③大学運営、④社会貢献の4つの領域があります。この4つの領域のどこに優先順位をつけるのか、また重み付けするのか、そのあたりは個々の教員によって様々ですし、違いや差異があります。私は、現在、研究部の部長という仕事をしていますから、③大学運営=龍谷大学の研究推進に関する様々なことで、かなりの時間とエネルギーを使っています。それと同時に、④社会貢献についてもできる範囲でではありますが、積極的に取り組んでいます。たまに、こういう③や④の仕事を「雑用」などと呼んで、そういう仕事を拒否しないにしても否定的に捉える人がおられます。私自身は、龍谷大学に勤務する以前、岩手県立大学という公立大学に勤務していたことから、③や④、特に④を「雑用」などと呼ぶことには、逆にかなり抵抗感があり「第3回 世界農業遺産プロジェクト推進会議」ます。私自身は、私立大学と地域社会とを結んでいくことは、これからの時代は特に、とても重要な仕事だと考えています。以下は、私が現在、地方自治体や財団等で就任している委員です。もちろん、年に1度しか開催されないものもありますし、逆に開催頻度の高いものもあります(詳しくは、このホームページにある「ABOUT-A」をご覧ください)。

●大津市(市民部自治協働課)「大津市協働提案事業審査委員会委員」(2016年7月〜)
●大津市(都市計画部)「堅田駅西口土地区画整理審議会委員」(2016年7月〜)
●大津市「大津市都市計画マスタープラン案策定専門部会 部会長職務代理者」(2014年8月〜)
●大津市「都市計画審議会委員」(2012年4月〜2014年4月,2014年4月〜2016年3月、2016年4月〜)
●滋賀県(農政水産課)「世界農業遺産プロジェクト推進会議アドバイザー」(2016年4月〜)
●滋賀県(琵琶湖政策課)「滋賀県よし群落保全審議会会長」 (2015年9月~)
●滋賀県(琵琶湖環境部・琵琶湖政策課)「マザーレイク21計画学術フォーラム委員」(2013年2月〜)
●滋賀県「滋賀県立環境科学研究センター評議員」(2012年4月〜2014年4月,2014年4月〜2016年3月、2016年4月〜)
●中津川市(教育委員会)「中津川市地域づくり型生涯学習実践講座講師」(2014年1月〜3月,4月〜2015年3月, 2015年4月〜2016年3月,2016年4月〜)
●公益財団法人 平和堂財団 「環境保全活動助成事業夏原グラント選考委員」(2014年5月〜)

■ただ、改めて「社会貢献」という言葉、少し「上から目線」の意味合いを感じてしまうこの言葉を使うことにも、これまた抵抗感があります。仕方がないので使っているところがあります。私という個人が「社会貢献」をしているというよりも、何かこういう仕事の場の中で勉強させていただいているという気持ちの方が強いからです。また、仕事を通して、様々な分野の方達との出会いがあり、その出会いがネットワーク化し、さらにはそのような複数のネットワークがつながっていく…そのような経験をさせていただくこ中で、貢献しているというよりも、不思議な力の中で生かされているように思えてならないからです。宮沢賢治の『春の修羅』の冒頭にある「序詩」の有名な冒頭部分と重ね合わせれば、「社会貢献」をしていると思いこんでいる自分なんて、そのようなつながりやネットワークの中に浮かび上がってくる、ひとつの現象であり、流動的で関係論的なものでしかありません。「ご縁」という関係の束の中で、「いま・ここ」の自分という幻影が生み出されているにすぎない…そのように理解できるのかもしれません。そう考えると、仏教的でもあります。

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