「シベ2」の思い出


■サッシャ・ゲッツェル 指揮で2022年10月にBunkamuraオーチャードホールで行われた「N響オーチャード定期 第121回」です。演奏されているのは、日本ではとても人気のあるシベリウスの交響曲第2番です。

■シベリウスの交響曲第2番、「シベ2」、私にとってはとても懐かしい交響曲です。学生時代、私はオーケストラに所属していましたが、1回生の冬の定期演奏会のメインの曲が「シベ2」でした。ホールは、大阪の森ノ宮ピロティホールでした。定期演奏会までの練習で一番記憶に染み付いているのは、やはり3楽章です。第3楽章の速さは「Vivacissimo」。「きわめて活発に」「きわめて速く」という意味です。しかも、普通に弦を弾くのではなく、「弓を飛ばす」(スピッカート)奏法で演奏するのです。もちろん、最初からそんなふうには演奏することはできません。ということで、めちゃくちゃ遅いスピードから始めて、少しずつスピードを上げて…というふうに練習していきました。まずは個人練習から。それから2人で(プルト)で練習。そのあとは1stバイオリン、2nd、ビオラ、チェロ、コントラバスが1人ずつ集まって五重奏での練習。そして弦楽器のセクションでの練習……。このローテーションを繰り返しつつ、少しずつスピードを上げていきました。よくあんな練習をしていたなあと思います。時間のある学生オケだからできたんでしょうね。また、学生オケの弦楽器の場合、初心者の方も多く、こうやって積み上げていかないと演奏できなかったのだとと思います。もう40年以上も前のことですが、いまだにその頃のことを記憶しています。

■あと「シベ2」で記憶していることは、常任指揮者に2楽章の練習で怒られたことです。当時、譜面を理解するのにとても時間がかかっていました。ところが、まだよく譜面が理解できていないのに、練習が始まってしまいました。当時、私は1回生で、パートは1st.バイオリンです。パートは全員で5人。ところが、その練習の日は、3年生のコンサートマスターの先輩がゼミの関係で欠席されていました。そのことを知った4回生の先輩は練習から逃避してしまいました。2回生の先輩も来ないのです。練習が始まった時は、私と3回生の先輩の2人だけになっていました。3回生の先輩がコンサートマスターの代理をしてくださるものとばかり思っていたのですが、違っていました。先輩は私にコンサートマスターの席に座れというのです(ひどい…)。ちゃんと譜面がさらえていないのに…(これは私が悪いのですが)。ということで、譜面がきちんとさらえていないことが判明して、常任指揮者の先生から怒られたというわけです。こういう辛かったことは、忘れませんね。

NHK日曜美術館「死を想(おも)え、生を想(おも)え。 写真家・藤原新也の旅」

20221018shinyafujiwara.jpg
■1o月16日のNHK「日曜美術館」で放送されました。写真家の藤原新也さんの回顧展についてです。以下は、番組の紹介です。日曜美術館の公式サイトからの転載です。

写真家・藤原新也。インド・ガンジス川で撮影した、犬が人の遺体を食べる写真は「ニンゲンは犬に食われるほど自由だ」のキャッチコピーと共に、日本の社会に大きな衝撃を与えた。それからおよそ半世紀、藤原は世界各地で「生と死」を写真と自らの言葉で捉え続けてきた。今年故郷北九州で初の回顧展が開かれるにあたり、写真家は「死を想い、生を想う」撮りおろしの旅にでかけた。78歳となった今、藤原新也が見つめるものとは?

■残念ながら16日の放送は見逃してしまいました。再放送を、予約録画します。再放送は、NHKEテレ1、10月23日(日)午後8時〜8時45分までです。

「奥大和MIND TRAIL」が2022年度グッドデザイン賞を受賞

20221012mind_trail.jpg
■2007年に卒業したゼミの卒業生で、吉野町役場に就職した松葉 圭亮くんの投稿をシェアします。松葉くんも関わっている「奥大和MIND TRAIL」が2022年度グッドデザイン賞を受賞されました。おめでとうございます。こういう地域の企画やイベントも、グッドデザイン賞の対象になっているんですね。知りませんでした。

■詳しくは、こちらの公式サイトからご覧ください

龍谷大学吹奏楽部第49回定期演奏会

20220929ryusui.jpg
■ とうとう発表されました、龍谷大学の定期演奏会。いつものように、ザ・シンフォニーホールです。12月26日(月)です。ぜひ、今からご予定ください‼︎

展覧会「ジェネレーターたちの知図展」

20220918harajiri_junichi.jpg
■facebookのおともだちである原尻淳一先生から、先生が主催される展覧会「ジェネレーターたちの知図展」のことをご紹介いただきました。原尻先生は、龍谷大学経済学部で「知の技法」・「マーケッティング論」をご担当されていますが、大変ユニークな授業をされています。授業との関係で言えば、今回の展覧会は前者の「知の技法」と関係しているのかなと思います。

■展覧会の場所は、長年に渡って国立民族学博物館の館長をされていた梅棹忠夫さんの旧邸になります。とてもワクワクしますね。場所は、北白川です。少し時間をみつけて足を運ばれると、なにか「はっ!!」とする発見があるかもしれません。私は、楽しみにしています。皆さんも、ぜひ。以下は、展覧会のために開設されたfacbookのページから転載させていただいた、展覧会の概要です。
—————-
2022年10月18日〜23日に京都北白川梅棹忠夫旧邸 ロンドクレアントにて、「ジェネレーターたちの知図展」を開催します。日本全国に点在する仲間たちが日々の生活の中で不思議の種を発見し、それらを観察して記録したノートを「知図」と呼んでいます。その知図の世界を知の巨人であり、民族学のパイオニアであり、知的生産の技術の考案者である梅棹忠夫先生の旧邸宅ギャラリーで開催できることは感極まる喜びです。自分の眼で見たものを大事にする梅棹先生の学びを引き継ぐジェネレーターたちの記録を見にぜひ京都まで足を運んでください。お待ちしております。
—————-
url=https://www.facebook.com/events/770923197550193/

楽香(らっきょ) / バスに乗って


■この動画、ぜひ最後までご覧ください。「おはなし」は さわきょうこ さん、アコーディオンは岩城里江子さんです。さわさんは、なんというか「1人スタジオジブリ」みたいな声色の持ち主です。すごいんです。最初は、私もニコニコしてその声色をお聞きしていたんですが、そのうちに、なんだか、だんだんストーリーが…ええっという展開に。ぜひ、ご覧ください。実際にライブでお聞きして、涙が止まらなくなりました。年寄りだね。困るわ、ほんま。

「星の巡礼ツアー」・「楽香」コンサート

20220912iwakirieko.jpg■土曜日、この写真のお2人にお会いしてきました。右がアコーディオンの岩城里江子さん、左がおはなしのさわきょうこさん。つくば、松戸、旭、鴨川、我孫子、沼津、丹波山、京都、玉野、柏と続く「星の巡礼」ツアーの、今日は京都「アートスペース二条城前・アルバ」。アコーディオンの岩城里江子、おはなしのさわきょうこさん、マリンバの藤本亮平さん、笙の伊藤えりさん、4人のコラボによるライブコンサートでした。長くなりますが、SNSを通して仲良くしていただいてきた岩城さんのこと、頭に浮かんできたことを書き残しておきます。

■アコーディオンの岩城里江子さんと初めて出会ったのは、2007年3月31日のあるイベントでした。当時、私はブログを通して、東京の住宅設計を専門されている建築家の皆さんと交流していました。そもそもそのようなネットワークにつながったのは、写真家の村田賢比古さんのブログを通してなのですが、それはそれで、また長い長い話になってしまうので、15年前の3月31日のイベントから始めますね。

■このイベントについては、このイベントの企画を提案された五十嵐進さんのブログの投稿をご覧いただければと思います。当時、私は、この建築家の皆さんのネットワークの中で企画される「アースダイビング」という地理や地形と歴史に注目した大人の散策に夢中になっていました。3月31日は「第5回アースダイビング」でした。このイベントに、岩城里江子さんも参加されていました。普段、ブログを通して交流している建築家の皆さんとは違って、岩城さんとはこの時が初対面でした。

■岩城さんは、このイベントで訪問した「阿佐ヶ谷団地」に小学生の頃にお住まいでした。阿佐ヶ谷団地とは、昭和33年(1958)に竣工した日本住宅公団によって造成開発された団地です。15年前、私たちが訪問したときは、近いうちに解体されることになっていて、ちょうど若いアーティストの人たちが作品展示会を開催している最中でした。この時だったか、その後にうかがったのかは忘れましたが、岩城さんはお父様の転勤に伴って5つの小学校を転校された経験をお持ちでした。私も、やはり父の転勤で3つの小学校に通った経験があります(3つの幼稚園、3つの小学校、2つの高校に通いました)。東京と福岡と場所は違っていますが、転校生と高度経済成長期の都市郊外にある団地の経験は共通していました。そのようなこともあり団地の話題で岩城さんとは盛り上がったように思います。今や、岩城さんはCDも発売されアコーディオン奏者として活躍されているのですが、私としては、「団地仲間」ということの方が印象としては強いのかも知れません。

■この日のコンサートは、京都の二条城に近いビルの地下にあるスペースでした。いろんなアーティストが利用されているようですね。私は、ぎりぎり開演に間に合ったのですが、席はほぼ満席でした。しかし、どういうわけか「遠慮の塊」のように最前列の真ん中にポカッと空席がありました。まるで、かぶりつきのS席のようです。そこに座って、岩城さんのアコーディオン、さわきょうこさんのおはなし、藤本亮平さんのマリンバ(&いろんなパーカッション)、伊藤えりさんの笙のコラボによる演奏を堪能しました。とっても感動するコンサートでした。そうそう、岩城さんとさわさんは、「楽京(らっきょ)」というユニットを作って活動されています。元々、同じ職場の社員(教育係と新入社員)だったそうです。ええと、そのことも長くなるので横に置いておくとして、今回の「星の巡礼ツアー」というタイトルからも分かるように、昨日のコンサートのコンセプトはホロスコープと深く関係していました。まだ深く理解できていないのですが…(^^;;。

■ホロスコープということからもわかるように、全部で12カ月に合わせた12曲が演奏されました。それぞれの曲に十二星座と結びついた意味があります。岩城さん、サンティアゴ・デ・コンポステーらの巡礼路を歩いた経験をお持ちです。何かスピリチュアルなことに敏感な方のように思います。12曲を演奏し終っあとは、アンコールでも2曲演奏されました。そのうちの1曲が「阿佐ヶ谷団地」という曲でした。岩城さんが最初のCDにも入っている曲です。私がやってきたからというわけでもないのでしょうが、岩城さんと「団地仲間」である私としてはとても嬉しく思いました。

■岩城さんとは、9年ぶりの再会でした。普段は、関西にお越しになるチャンスも少ないし、私も関東圏に出かけることがめっきり減ってしまいました。来年から私は前期高齢者ですし、「いつかまたお会いできるよね」と思っていると、思っているまま時間だけが経過してしまいそうな気がして…。こういうチャンスを大切にしたいと思ったのでした。ということで、「再会するなら、今日でしょ」と出かけることにしたのです。

The Planets - Jupiter / Gustav Holst 組曲「惑星」より木星


■龍谷大学吹奏楽部では、YouTubeにチャンネルを持っています。その最新の動画が、ホルストの「惑星」の木星です。昨年、12月25日にザ・シオフォニーホールで開催された定期演奏会で演奏されたものです。ぜひ、お聴きください。

第29回夕照コンサート

20220828sekisyou_concert-1.jpg 20220828sekisyou_concert2.jpg
20220828sekisyou_concert3.jpg■昨日は、龍谷大学瀬田キャンパスにある瀬田ドームで、「第29回夕照コンサート」が開催されました。この「夕照コンサート」は、近江八景「瀬田の夕照(せきしょう)」にちなんで夏のおわりの季節に開催されるコンサートです。地域住民の皆さんとの音楽を通じて交流することを目的に、1993年に始まりました。毎年、瀬田キャンパス周辺地域の学校の吹奏楽部と龍谷大学吹奏楽部が共同でコンサートを運営しています。今年もたくさんの皆さんにお越しいただきました。ありがとうございました。

■私は2019年に吹奏楽部の部長に就任しました。その時は、瀬田学舎開学30周年を記念して、ゲストに龍谷大学の同窓生でもある つじあやの さんがご参加くださいました。ところが、翌2020年は新型コロナ感染拡大による中止、2021年は開催はできましたがオンラインによる配信でした。今年は、やっと「夕照コンサート」本来の趣旨に相応しく、再び、瀬田キャンパスの「SETA DOME」で開催できることになりました。

■今年は、コロナ感染の中でも、瀬田北中学校、石山高校、大津東高校、草津東高校、近江兄弟社高校、比叡山高校の吹奏楽部ご参加くださり、加えて、龍谷大学バトン・チアSPRIITSと龍谷大学が演技と演奏を行いました。昨日は、吹奏楽に関していえば、吹奏楽を始めたばかりの中学1年生から吹奏楽を中高大と10年取り組んできた大学4回生に至るまで、多くの皆さんが演奏されたことになります。日本には、多くの学校に吹奏楽部があります。そのような国は、なかなかないと思います。「夕照コンサート」のような地域のイベントが開催できるのは、素人考えですが、日本だからこそのような気もします。

■龍谷大学は4曲演奏しました。そのうちの「September」(Earth, Wind & Fire)。私のような年齢の者には懐かしい曲です。冒頭、エレトリックピアノ(電気ピアノ)の電源が抜けてしまったらしく、音が聞こえない「あれれ…」という瞬間があったのですが、学生指揮(来年から正・学生指揮者に就任予定)の判断で、なんとかなりました。すばらしい。アンコールは「エル・クンバンチェロ」 (El Cumbanchero)。こちらも印象に残りました〜。最後は、学長が指揮をす入澤崇学長が「ふるさと」を指揮されました。毎回、「夕照コンサート」の最後は、学長がスピーチと指揮をすることになっています。

■来年は、コロナ感染のことなど、何も心配することなく、もっと多くの学校の吹奏楽部にご参加いただき、さらに「夕照コンサート」が盛り上がることを期待しています。

オータムコンサートin岐阜

20220826gifu_autumn_concert.jpg
■2019年に龍谷大学吹奏楽部の部長に就任しましたが、その翌年、2020年からは新型コロナ感染が始まり、なかなか部として演奏旅行を実施することができませんでした。今年度は、なんとか、短期間ではありますが演奏旅行を実施できることになりました。9月8日(木)、岐阜県羽島市にある不二羽島文化センター・スカイホールで「オータムコンサート in 岐阜」を開催いたします。前日には、二手に別れて、岐阜と名古屋のでも小さなコンサートを開催いたします。ちょうど、8日の午前中は滋賀県庁で会議(審議会)が入っていたので、前日7日は日帰りで名古屋の小さなコンサートに行き、8日は滋賀県庁の会議終了後に羽島市に移動して「オータムコンサート」で演奏を聞かせていただく予定にしています。

■演奏旅行って懐かしいな〜。自分も学生時代、北陸、九州、岡山、四国、ソビエト…いろいろ行きました。懐かしい思い出です。吹奏楽部の皆さんにとっても、このひさしぶりの演奏旅行が、良い思い出になるではないかな。岐阜羽島の近くにお住まいの方、おられますでしょうか。いかがでしょうか。ぜひ、お越しいただければと思います。ただし、予約が必要です。

Admin area