第42回「北船路野菜市」の開催

▪︎明日、第42回「北船路野菜市」を開催します。大津市丸屋町商店街・「大津百町館」前で、10時から開店です。明日、協力農家の皆さんから、以下の野菜が出品される予定です。

安納芋、海老芋、里芋、大根、水菜、ほうれん草、小松菜、大根、白菜、人参、キャベツ、白蕪、赤蕪、それから餅や柿も出品されます。

▪︎海老芋は、今年から北船路の農家グループの皆さんが特産品づくりを目指して一生懸命生産されてきたものです。ぜひ、お買い求めいただければと思います。冬野菜の美味しい季節に突入しました。今回は、品揃えも豊富です。ぜひ、お越しください。

龍谷大学吹奏楽部 第42回定期演奏会

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▪︎今年も、龍谷大学吹奏楽部の定期演奏会が開催されます。第42回になります。龍大の吹奏楽部は、今年、吹奏楽の全国コンクールで金賞を獲得しました。例年は、12月に大津市の琵琶湖畔にある「びわ湖ホール」で開催されていますが、今年はそれに加えて大阪で特別公演も開催されます。今年は、日本フィルハーモニー交響楽団首席トロンボーン奏者の藤原功次郎さんが、トロンボーン協奏曲を演奏されます。私は、大阪特別公演の方に行く予定です。

月曜日の授業

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▪︎今年度から来年度にかけて大学の研究部長の職についているため、担当授業数は4コマということになっています。うちの大学の教員のノルマは5コマです。1コマ減らすかわりに、学内行政に集中しろ…ということなのでしょう。とはいえ、実際には、4コマに授業を急に減らすことはできません。ということで、現在私は7コマ担当しています。月曜日の午前中の2コマ、金曜日に5コマという変則的な時間割になっています。

▪︎月曜日の1限は、「社会調査実習」です。上の写真は、来週の水曜日に開催される「社会調査実習報告会」に向けて、現在、パワーポイントのスライドと原稿を作成中の学生たちです。滋賀県の愛知川河口部に、江戸時代後期の新田開発で生まれた農村、栗見出在家で夏休みに聞き取り調査を行いました。報告会では、その栗見出在家で取り組まれている「魚のゆりかご水田」プロジェクトに関して報告を行います。写真ですが、iPhone6のカメラで撮ろうとすると、一番右端の男子学生が、「いかにもそれっぽい」雰囲気に見える動きをしてくれました。急にそんなことをするので、他のメンバーが笑っているのです。来週の月曜日は、報告会の予行演習をする予定です。

▪︎月曜日の2限は、「社会学演習ⅠB」です(下の2枚の写真)。3年生後期のゼミです。後期のゼミでは、フィールドワークに基づいた学術論文とは、どのような「構造」になっているのかを学習しました。ある学会の年報に掲載された、「中山間地域の女性による地域づくりとエンパワメント」をテーマにした論文をテキストに使用しました。学部学生の卒業論文とはいえ、学術論文であり学位論文であることにかわりはなく、そのあたりは厳しく指導をしています。卒論の「構造」について学んだあとは、夏期休暇中に執筆してもらった書評…いや書評のようなレポートをもとにグループワークに取り組みました。ゼミには、本を読む習慣がある学生とそうでない学生が混在しています。そこで、書評の執筆を夏期休暇の課題にしたわけです。グループワークでは、その書評をもとに討論を行ってもらいました。討論することで、お互いの問題関心を知り、自分自身の卒論に向けての問題意識を高めていくことができます。卒業論文は、一人一人が取り組むものではありますが、「ゼミの力」で、切磋琢磨しながら取り組むものだと思っています。

▪︎そして、今週からは、いよいよ卒論調査に向けての構想を、お互いに語りあってもらうことにしました。事前に、自分の問題関心、テーマ、フィールド等に関して、A4・1枚程度にまとめてきてもらいました。テーマは、発酵食、グリーンツーリズム、農村、漁村、郊外、コミュニティ放送、観光、中間支援組織、学生街、バリアフリー…と、実に様々です。しっかりフィールドワークに取り組んでほしいと思います。

個人的なこと

20151127daughter.jpg ▪︎大学のサーバーにおいてあるホームページのなかのブログですが、大変個人的なことを報告させてください。私にとっては大切なことなので。じつは、娘(長女)が結婚いたしました。娘の伴侶となった男性は、娘の高校の先輩にあたる方です。

▪︎たくさんの皆さんに祝福された、とても素敵な結婚式になりました。披露宴では、娘の友人の皆さんが製作したサプライズビデオを拝見しました。サプライズというのは、娘たちには内緒で、友人の皆さん、娘の両親である私たち夫婦が登場しているからです。二次会でも、新郎の同僚の皆さんが製作したビデオが流されたようです(私たちは出席していないのでよくわかりませんが)。そこにも、登場させていただきました。こういうサプライズのビデオの上映、最近の結婚式では流行っているのでしょうかね。撮影や編集に、すごい時間をかけてくださっているように思います。娘たちは夫婦は、素敵な友人や同僚に恵まれていることを実感しました。本当に、ありがとうございます。

▪︎娘には、私の「酒飲み」と「感動し〜」の遺伝子が受け継がれています。ということで、親子で感動して「涙×涙」の式になりました。ところで、結婚式のことで驚いたことがあります。司式の牧師先生が、「ゴダイゴ」のスティーブン・フォックスさんだったことです。そう、あの「ガンダーラ」の「ゴダイゴ」でベースを弾かれていた方です。音楽活動とともに、牧師もされていたのですね。知りませんでした。どこかで出会った方だなあと心のなかでは思っていたのですが、フォックス師の方から、「私の名前はスティーブンです。私のことを知っていますか。私は、ゴダイゴのメンバーですよ」と自己紹介されたものですから(^^)、「あ〜あ!! ベースを弾かれていた!!」「そうです!!」という展開になりました。フォックス師のパワフルでユーモアにあふれた司式で、非常に思い出深い結婚式になりました。結婚式が終わってから知りましたが、『不良、ロックスター、牧師-自分を探し求めて』という自伝も書かれていました。さっそく、古書店に注文して入手しました。

【追記】▪︎今年の1月25日、娘から電話で連絡がありました。以前からおつきあいをしていた男性(高校の先輩)からプロポーズをされ、それを受けたという連絡でした。ちょうど宴会の時でした。詳しくは、以下のエントリーをご覧ください。このなかに、「昨日は、宴会の最中にLINEで娘から素敵な報告があり、そのことをチーム「利やん」の皆さんも一緒に喜んでくださいました。ありがとうございました」というの、この娘からの連絡のことだったのです。

エンパワ学生チームが「びわ湖放送」に出演しました!

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▪︎「現場主義」を理念とする龍谷大学社会学部が、4学科共同で運営している教育プログラム「大津エンパワねっと」。現在、8期生9チームが、瀬田キャンバスに隣接する瀬田東学区と、中心市街地である中央地区の2箇所で、地域の皆さんと一緒に活動に取り組んでいます。

▪︎昨日、11月24日(火)の夕方、指導している8期生のチーム「あるぷら」とともに、「びわ湖放送」の番組「キラりん滋賀」の「湖国情報列伝オンパレ」のコーナーに出演しました。このコーナーでは、滋賀県内で発刊されている情報誌やフリーペーパーを紹介されていますが、今回は、「大津エンパワねっと」の「エンパワねっと通信」を取り上げていただきました。コーナーのなかでは、番組の司会者である牧田もりかつさんと鎌田香奈さんのリードのもと、「エンパワ通信」はもちろんのこと、学生たちの活動の内容についても説明させていただくことができました。ありがとうございました。

▪︎チーム「あるぷら」は、12月12日に、中心市街地にある「大津百町館」で親子で町家体験を楽しむイベントを実施します。「大津百町館」は、大津の中心市街地に残る伝統的な木造建築の町家で、市民団体「大津の町家を考える会」が運営されています。イベントの準備にあたっては、「大津の町家を考える会」の皆さんはもちろんのこと、中央学区自治連合会の皆様にもお世話になっています。

▪︎下の写真は、出演前の控え室でのものです。司会者のお2人の質問に、どのように答えようかと必死で考えています。また、緊張してまいす。結果ですが、なんとかうまく説明できたのではないかと思います。司会の牧田さんからも、「リハよりも本番の方が良かったよ。良い経験ができたね!」と、学生たちは褒めていただくことができました。
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70,000アクセス感謝!!

▪︎昨日、アクセスカウンターが70,000に到達しました。アクセスカウンターは、2012年の9月5日に設置しましたが、それ以降、以下のようにアクセス数が増えてきました(5,000刻み)。5,000ごとに、かかった日数=期間は縮まる傾向にあり、1日ごとの平均アクセス数も伸びてきていましたが、最近は、少し減少傾向です。というのも、このホームページのブログを更新をしている余裕が、物理的にも精神的にもなくなってしまっているからです。申し訳ありません。とはいえ、70,000の大台に乗ることができました。ありがとうございます。いつも同じことを申しますが、皆さんからのアクセスを励みにしつつ、ブログの記事を単なる日記ではなく、ホームページのタイトル「環境社会学/地域社会論 琵琶湖畔発」に相応しい内容に近づけようと思っています。

2012/9/5:アクセスカウンター設置。
2013/2/21 :5,000アクセス:期間169日: 30アクセス/日
2013/6/29 :10,000アクセス。期間128日: 39アクセス/日
2013/10/30 :15,000アクセス。期間123日: 40アクセス/日
2014/2/6 :20,000アクセス。期間99 日:51アクセス/日
2014/5/6 : 25,000アクセス。期間89日: 56アクセス/日
2014/8/5 :30,000アクセス。期間91日: 55アクセス/日
2014/10/21: 35,000アクセス。期間77日: 65アクセス/日
2014/12/8 :40,000アクセス。期間48日: 104アクセス/日
2015/1/27 :45,000アクセス。期間50日: 100アクセス/日
2015/3/25 :50,000アクセス。期間56日: 90アクセス/日
2015/5/19 :55,000アクセス。期間55日: 91アクセス/日
2015/7/22 : 60,000アクセス。期間64日: 78アクセス/日
2015/9/27 : 65,000アクセス。期間67日: 75アクセス/日
2015/11/23 : 70,000アクセス。期間57日: 88アクセス/日

鯨のベーコン

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■おひさしぶりです。ひさしぶりに、このブログを更新をします。大学の研究部の仕事、老母の介護、総合地球環境学研究所のプロジェクトの推進…いろんな「縛り」のなかでストレスをため込み、時間もつくれず、精神的な余裕もなく…なかなか更新をすることができませんでした。みなさんに、お伝えしたい話題は山ほどあるのですが…。このままだと、このブログは更新されないまま「塩漬け状態」になってしまうので、取り急ぎ、更新をしておくことにします。鯨のベーコンの話しです。

■昨日、水曜日は、学科会議、教授会、社会学研究科委員会、研究科専攻会議と、ずらずらっ…と会議が続きました。いささか疲れたこともあり、年上の同僚のHさんと共に、いつもの大津駅前の居酒屋「利やん」へいくことになりました。カウンターの席につくと、お店のマスターが、「ワッキーの顔を頭に浮かべながら市場で仕入れてきた」という鯨のベーコン、それをぜひ食べろと言ってきました。そう言われると、注文をせざるをえませんね。

■ここで、ちょっと昔話しになります。 私の父親は船舶の内燃機関関連の仕事をしていました(2009年に亡くなりました)。そのような仕事の関係からでしょうか、南氷洋から帰ってきた捕鯨船がドックで修理をするさい、父は捕鯨会社にしばしば出向いていました。そして捕鯨会社から帰るとき、新聞紙に包まれた鯨肉のブロックをお土産によく貰ってきていました。そのような日の晩の夕食は、鯨のステーキでした。幼いころの私は、ステーキといえば鯨の肉のことだと思っていました。この鯨のステーキ、当時の冷凍技術のレベルが低かったせいか、子どもにはとても臭かったように記憶しています(生姜を効かせた醤油ダレにつけこんで焼いてはいましたが…)。また、鯨肉の繊維が、乳歯の隙間によく挟まったのです。嫌いでした。ということで、「ステーキ」は嫌いな食べ物だったのです。もちろん、ビーフステーキの存在を知らなかっただけなのですが。

■ところで、幼いころの私は鯨肉は嫌いでしたが、鯨のベーコンには大いに関心がありました。市場で売られている鯨のベーコンは、周りの赤い色も含めて妖しい魅力を放っていました。しかし、我が家では、この鯨のベーコンが食事に出ることはありませんでした。「ベーコンとは豚肉から作ったものなのだ。鯨のベーコンは代用品、偽物、紛い物だ」と食べさせてもらえなかったのです。鯨のベーコンは、レベルの低い食べ物…という扱いだったようにも記憶しています。鯨のステーキを、ステーキの代表みたいに言って子どもに信じさせていたくせにね…。まあ、そんなことも思い出しながら、昨晩は鯨のベーコンをいただきました。今や、ちょっとした高級品なんですけどね。

【追記】▪︎写真の鯨のベーコンですが、全体に赤っぽいものと、白っぽいものとがあります。赤いのは、着色してあります。鯨は脂分が多いので、見た目を鮮やかにして、食欲が増すようにと、昔から着色をしてきたようです。一方で、白いものは着色をしていないものです。こうやってお皿に「紅白」でベーコンを並べていただくと、めでたい感じになりますね。実際、様々なお祝いの場でも喜ばれてきたそうです。

「無印良品」の「ローカルニッポン」

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▪︎あの「無印良品」が提供している「ローカルニッポン」というサイトがあります。そのなかに、参加している総合地球環境学研究所のプロジェクト「生物多様性が駆動する栄養循環と流域圏社会─生態システムの健全性」でお世話になっている、滋賀県甲賀市甲賀町小佐治のことが取り上げられました。小佐治のコミュニティビジネスや環境保全の取り組みが紹介されています。そのことに加えて、私たちの研究プロジェクトのことも。リーダーの奥田さんと私がインタビューを受けて、そのコメントが文章になっています。事実関係で少し違うところもありますが…丁寧に記事にしていただき恐縮しています。ただし、酔っ払いのおじさんのような私の写真も載っています。これは、小佐治に開設されたフィールドステーションの、開所式に続く交流会の時に撮っていただいたものです。私は、焼きそば担当で、暑い鉄板の横でビールを飲みながら皆さんのために焼きそばを焼いていたのですが、写真の様子からするとかなりアルコールが効いていますかね…。

古琵琶湖の土地が育むもち米栽培と水田の生き物、それを支える「結」の精神/甲賀市小佐治地区

龍大の科研費・新規採択率

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▪︎研究部の仕事関連の話しになります。文科省から「平成27年度科学研究費助成事業の配分について(概要)」が発表されました。科研費による大学評価は、通常、獲得金額で示されますが、医学部・薬学部・理工系学部等の理科系学部を多数もっている大学が有利になります。今回発表された概要では、「新規採択率」も提示されています。

▪︎平成27年度科研費の「新規採択率」では、龍大の採択率は36.2%(全国平均26.5%)で21位です。私立大学では、10位です。過去5年間の細目別の採択件数では、「中国哲学・印度哲学・仏教学」で4位(私立大学で1位…龍大らしい!!)、「思想史」で8位(私立大学3位)、「新領域法学」で9位(私立大学1位)となっています。全学をあげて取り組んできた努力の結果が少しずつ出てきているのかな…。研究部長としては嬉しいかぎりですが、昨年との比較が大事ですね。昨年の数値はどうだったのか、調べてもらっています。

秋の琵琶湖

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▪︎昨日は、家の用事があり、妻と滋賀県に出掛けました。一日仕事になりました。一日運転をしていました。夕方になる少し前に、雄琴にある「オーパル」の中岡靖雄さんを訪ねました。「オーパル」は、修学旅行等、学校向け琵琶湖体験学習、琵琶湖での活動を中心とした自然体験、カヌー(カヤック)、ウォーターボール、ウェイクボードなどのスクールの開講などを主な業務内容にされている会社です。中岡さんは、子どもたちに、カヌー等の指導をされています。昨日は、中岡さんのご案内で、オーパルの敷地内の湖岸から、琵琶湖を眺めさせていただきました。心が洗われるような風景でした。いつも眺めている琵琶湖ですが、今日は今日でとっても美しかった!

▪︎この「オーパル」ですが、ビューティフルジャパン」というシリーズの動画にも登場します。このシリーズ、「2020年をゴールに47の都道府県を訪ねて、東京オリンピックをめざす若きアスリートたちとともに挑戦することの大切さや夢を追うことの素晴らしさ、そして、この国の美しさを再発見していくプロジェクト」なのだそうです。パナソニックと電通が製作しているようです。以下は、その動画です。女優の綾瀬はるかさんも登場されています。


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