台風24号と防災意識の変化

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◾️2018年、今年は台風に怯えています。この前、台風21号チェービー(8月28日〜9月5日)で近畿地方は大変な被害にあいました。私もその風の強さに驚きました。と言いますか、自宅にいて恐怖を感じました。幸いにも、自分自身には被害はありませんでたが、あちこちで傷跡を残しました。台風21号の被害をテレビニュースで見ましたが、「本当にこれは現実のことなのか、ハリウッドの映画の中のシーンのようだ」と思うほどでした。そのような傷跡がまだ癒えていないにも関わらず、次の台風24号チャーミー(9月21日〜)が本日(9月30日)から明日にかけて、今度は近畿地方だけでなく南から順番に、日本列島全体に襲いかかっています。画像は、「Yahoo Japan! 天気・災害」のものです。

◾️予報によると、21号もそうでしたが、今回の24号も琵琶湖を通過していきます。私は、琵琶湖が見えるところに住んでいるので、非常に心配しています。私の住んでいるところは、いわゆる新興住宅地と呼ばれところですが、さらに山沿いの方にある中山間地域の農村地域では、避難が始まっています。土砂崩れが心配されるからだと思います。台風はその東側の地域で強い風が吹くと言われています。今回の台風24号のコースでは、東側の中に伊勢湾や東海地域が入っています。ニュースに寄れば、伊勢湾台風(1959年)に匹敵する記録的な高潮になる恐れもあり厳重な警戒が必要だとのことです。大丈夫でしょうか。

◾️明日は、私は担当する授業はありませんが、3年生のゼミ生の18名うち、まずは4名の皆さんと卒論の調査・研究に関して面談をすることになっています。面談は11時から始まるのですが、さてどうなるでしょうね。心配だな…。明日、10月1日(月)の授業については、当日午前6時30分を目処に「授業休止の取扱基準」に基づき判断し、大学ホームページで連絡されることになっています。無理のないようにしたいと思います。

◾️ところで、前回の台風21号がやってきたときに、facebookで知り合いの方たちとコメント欄で以下のようなやり取りをしました。

Aさん : 21号は本当に窓ガラスにガムテープでも張った方が良いかもと真剣に考えました。子ども時分は窓や玄関扉に板を釘で打ち付けていましたからね。

脇田 : そうです、そうです!!昔は、そうしていましたよね。台風に対する緊張感がありましたよね。

Bさん : 父親が早く帰宅して異様に張り切ってました。雨戸閉めて釘で打ち付けて、ロウソクをアチコチに用意して、お握り準備して。。。台風襲来ってなんかドキドキワクワクするような変な気分でした。

Aさん : そうそうちょっと興奮気味でした。

◾️確かに、昔はそうでした。私が子どもの頃、昭和30年代の頃の話しです。社会のインフラも、住宅も、災害に対して脆弱でした。ですから、自分たちで守っていくしかありませんでした。台風に対して「敏感」でした。窓や雨戸に板を釘で打ち付けるとかしていました。当時は、ガラス窓のガラスも脆かったですし。床上浸水しそうだと予想すると、畳を2階に上げておくなど、そういう自助努力をしていました。また、あらかじめ土嚢を積むなどの地域の共助による対策もしていたように思います。台風を「受け止める」ことを前提にしていたのですね。その時には、みんなが力を合わせて頑張ることになります。家族や地域の団結力がより高まります。そのような時、子どもからすると、何か特別な時のように感じられたのではないかと思います。ところが、社会のインフラが強化されると、台風に対して「敏感」ではなくなってしまいます。堤防やポンプや排水路などで水害の発生を防ぐことができるようになります。建築物も強化されます。しかし近年のように、気候変動を背景として気候が極端になってくると、「敏感」ではなくなる=「鈍感」になったところに災害が襲いかかってきます。今年は、社会全体が台風の恐ろしさを実感して、少し「敏感」さが取り戻せたような気がします。あくまで印象でしかありませんが。

龍谷大学の歴史 -Discovery Channel制作


◾️YouTubeにアップされている、龍谷大学動画です。龍谷大学の歴史が1分45秒で紹介されています。

龍谷大学の歴史は1639年に西本願寺に設けられた「学寮」にはじまります。以来370年にわたって、本学は最高の教学環境を提供することをめざし、先進的な取り組みを続けてきました。進取の気風は今も昔も脈々と受け継がれ、インターンシップ制度の拡充やカリキュラム改革など、教育体制の充実に力を注いでいます。また本学には長い歴史を通じて貴重な文献や資料が広く社会から寄せられており、それらの多くは大宮キャンパスをはじめとする各キャンパスの図書館に所蔵され、高度な教育・研究に活用されています。

◾️その他にも、YouTubeには、様々な動画がアップされています。こちらをご覧ください

月餅

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◾️今日は、職場で大学院・博士後期課程の院生やオーバードクターの皆さんの「中間報告会」が行われました。長らく指導してきた中国からの留学生(とはいっても、中国の大学で教員をされていますが)、お土産に月餅を持参してくれました。ありがとう。「杏花楼」というのは、上海の老舗の月餅のメーカーのようです。中国では、中秋節の頃に月餅を知り合いに送り合う、そういう習慣があります。中秋節は、旧暦の8月15日のようですが、新暦にナルト9月から10月のあたりとのこと。今年は、9月24日だったようです。食べるのは昔からのように思いますが、送り合うのは比較的最近のことかな…。なんだか日本のバレンタインのチョコレートのようですね。もし、そうならば、日本のように義理チョコのようなものがあるのでしょうか。義理月餅だな。

お知らせ 3つの新しい取り組み

▪️今、わくわくしながら取り組んでいるプロジェクトがあります。ひとつは、市民グループ「水草は宝の山」(「水宝山」)のプロジェクトです。水草の有効利用に関する社会的仕組みを構築することが、このグループの目的です。大津市や滋賀県庁の関係部局の皆さんにも応援していただいていますし、また、グループの中には企業の経営者の皆さんにもご参加いただいています。いろいろ、思わぬハードルが突然現れたりしますが、それを乗り越えてこそのプロジェクトです。頑張ります。

▪️それから、まだきちんと公表できませんが、新しい取り組みをこれから始めようとしています。環境調査の最新の技術をもちいて、滋賀県内の生物多様性の状況を多くの皆さんとの連携の中で明らかにし、社会的にオープンデータとして共有し蓄積していく取り組みです。こちらは、まず発起人会を立ち上げることになっています。今年の冬の間にいろいろ準備をして、来年の夏には、面白い展開になってくるのではないかと思っています。

▪️もうひとつは、大津市と地域コミュニティと龍谷大学が連携をして地域の課題解決を目指すオープンガバナンスに関する取り組みです。REC(龍谷大学エクステンションセンター)がこの事業の窓口になっていますが、そこにも参加・参画しています。学部横断型で、これからの時代の大学の地域連携のあり方を探る取り組みでもあります。こちらについては、近いうちに詳しいことを公表できるのではないかと思っています。

50年ぶり

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▪️この写真は、小学校4年生の時の集合写真です。当時、私は、福岡県北九州市戸畑区にあるカトリック系の私立の小学校、明治学園小学校に通っていました。といいますか、両親の方針で通わされていた…というのが正しいのかなと思います(特に、両親がカトリックを信仰していたわけではありませんが)。この小学校、元々は現在の九州工業大学の前身である専門学校が、教職員の子弟のために1910年(明治43年)に設立したのが始まりです。第二次世界大戦後は、カナダ系のカトリック修道会に経営が引き継がれました。そのような学校の歴史はともかく、自宅は、小倉区(現在の小倉北区)にあった日本住宅公団が建設した団地でしたから、その団地から1時間以上バスに乗って通学していました。

▪️この写真は1968年の4月に撮ったものです。私「4年2組」でした。集合写真の先生。左が1組の担任のM先生。ベテランの先生ですね、たぶん。次がA校長先生。その次が担任のI先生。山口県のご出身でした。ご健在ならば、今は73歳かな。そして、その隣は3組の先生。お名前は忘れました。私は前から3列目の、右から7番目です。10歳です。じつは、この中に写っている同級生と、もうじき会えることになりました。50年ぶりです。記憶も、もう曖昧なんですが。

▪️母親が暮らしていた家の荷物を整理する時、アルバムや写真を「救出」しました。そのようなアルバムの中の1冊を眺めながら、かすかに覚えている同級生の名前を思い出していきました。その中のお一人。Hくん。ネットで検索すると、たまたま動画を拝見することができたのです。普通、なかなかネットで検索しても手掛かりはなかなかありませんが、彼の場合はお仕事の関係でそのような動画がネット上に存在して、たまたま拝見することができたのです。女性だと名字がご結婚されて変わっている場合が多いですし、まず手がかりはありません。そのようなことはともかく、動画の男性の面影は、私の記憶のなかにある同級生でした。間違いありません。気分が高まり、会いたくなりました。

▪️うまい具合に、人のつながりの中で連絡先もすぐにわかり、メールを送ってみることにしました。すると、驚いたことに、今朝ほど、メールを送ったHくんから返信がありました。仕事の関係で、今は関西におられるようです。彼に、会いに行ってこようと思います。子どもの頃、父親の転勤により私は転校が続きました。昔の友だちとのつながりは、切れてしまっています。そのため、私にはいわゆる「地元」がありません。ただ、還暦を迎えた今年から、チャンスがあれば昔の友だちと再会しようと少しだけではありますが努力?!をしています。その努力が少し実ったのかもしれません。

【追記】▪️関連するエントリーです。「小倉時代」

真野浜のサンライズ(大津市堅田)


▪️水草の有効利用を目指す市民グループ「水草は宝の山」に参加しています。このグループ、略して「水宝山」の代表・山田英二さんが、facebookに真野浜の日の出の風景を度々アップされています。YouTubeにアップされた動画です。とても素敵な動画なので、このブログでもご紹介したいと思います。コマ落としですので、雲の動き等は早くなっています。早くなっているからでしょうか、いつもとは違う琵琶湖を感じ取ることができます。

生涯学習と地域づくり

▪️学外の、全く関係のない別々ところから、生涯学習に関する問い合わせというか、相談がありました。私は生涯学習の専門家でもなんでもないので、ちょっと弱ったな…というのが本音なのですが、お話しを伺ってみると、「これからの時代の新しい方向性を模索したいので知恵を貸して欲しい」ということのようです。地域社会に、生涯学習の成果を一層活かしていくためには、どうしたら良いのか…というような、それぞれの組織の課題もあるようです。

▪️以前、私が生涯学習に関連する取り組みに関わったのは、岐阜県内の「地域づくり型生涯学習」に関する講演会やワークショップ等でした。講師としての立場なのですが、いろいろ勉強させていただきました。その時の経験は、今もとても役に立っています。とはいえ、いつまでもたっても生涯学習に関しては「素人」でしかありません。

▪️ところで、このような生涯学習ですぐに頭に浮かんでくる世代といえば、企業等を退職された高齢者の方達です。今年、還暦を迎えた私も、そのような高齢者予備軍の1人です。私の場合は、退職は、私立大学ということもあり、まだ8年先のことなのですが、同級生は退職か再雇用の時期を迎えています。みんな、どうしていくのかな。そんな私のことはともかく、少し前の時代には、地域づくりの担い手として前期高齢者の皆さんが期待されていました。実際、私の実感としても、日本の地域社会は元気な前期高齢者の方達が支えているという実感がありました。しかし、少しずつ状況が変わってきました。

▪️今は、高齢者になっても、生きていくために働かねばならない、働く必要があると考える方達が増えてきました。年金制度だって、どうなるのかわかりませんしね。そうなると、地域づくりの担い手って、これからどうなっていくのかなと…私などは少し心細くなります。ただ、そのような変化の中でも、再雇用で勤務しながらも、地域づくりに仲間と取り組もうとされている方達がおられるようです。そういう方達に、いろいろお考えをお聞かせいただきたいなと思います。そのような方達の多くは、「団塊の世代」の後の方達です。世代論的な議論は、あまり生産的でないかもしれませんが、これまでとはまた違った動きが生まれているような気もします。

3回ゼミ生の面談と自己分析セミナー

▪️3回ゼミ生の皆さんへの連絡です。連絡は2つあります。

(1)面談について
▪️ゼミでも伝えましたが、10月の第1週、10/1から10/4までの間で、3回ゼミ生の面談を集中的に行うことにしました。「ゼミ面談強化週間」です。これまでゼミの面談は、ゼミ生の自主性に任せていました。ゼミ生が必要を感じたら随時行っていました。しかしそのようにしていると、卒論への取り組みが先送りになる傾向が強く、ゼミ生自身が自分で自分の首をしめることにもなりかねません。さらには、その矛盾が、卒論提出前の期間に私に向かって「噴出」してきます。ということで、今年度は、定期的に面談を行うことにしました。本当は、こういうのって、よくないんですけどね。

▪️もちろん、空いている時間には、随時面談をしますので、メールで申し込んでください。LINEは使わないでください。メールできちんと丁寧に、面談を申し込んでください。予約を受け付けた段階で、このブログの「2018年度ゼミ面談の記録」に予約状況を追記していきます。確認をしてください。

(2)自己分析セミナーについて
▪️キャリアセンター主催の「自己分析セミナー〜自分を知ることから始めよう〜」を、脇田ゼミでは、10月23日の15:20から開催します。場所は、3号館の315教室になります。セミナーの主旨は以下の通りです。お知らせからの抜き書きです。

キャリアセンタースタッフがファシリテータとなり、個人ワークを通じて、これまでの経験の振り返りを行い、就職活動を行う上で必要となる自身の強みや価値観の再発見・再認識することを目的としています。

自身の強みや価値観などの明確化は応募先選択や働く上での価値観に繋がり、今後の新決定に向けた活動の根幹となります。

義父の米寿の祝い

▪️昨日は、義父の米寿の祝いが奈良の「あやめ館」というお店でおこなわれました。以前暮らしていたマンションのすぐそばにあるお店です。長年連れ添ってこられた義母。義父と義母の2人の娘。その連れ合い2人(そのうちの1人は私です)。そして社会人となってそれぞれの職場で頑張っている2組の娘夫婦の子どもたち、つまり孫が4人。孫の連れ合いも1人。そしてそして1歳半になったひ孫もみんな揃い、11人でお祝いをしました。食事の後は、花束と、お祝いしたみんなからのメッセージを書いた色紙を贈りました。

▪️普段、義父は家族専用のSNSを通して、ひ孫である ひなちゃん の日々の成長や、孫たちの頑張っている様子を楽しみにしているようです。SNSを使って、孫やひ孫の様子を知ることができるように、iPadをプレゼントされているのです。昨日、義父は、ひさしぶりに孫とひ孫全員に会えました。人生の幸せは人それぞれですが、孫やひ孫に囲まれるというのは、そのような幸せの1つなんじゃないでしょうか。大切だと思います。思い起こせば、すでに社会人になった孫4人がまだ3人の頃、みんなで還暦のお祝いをしました。ついこの間のような気がします。あっという間ですね。

▪️還暦の頃、義父は、米寿になる頃のことを想像していたでしょうか。昨日は、そのことを聞きそびれました。私自身は、今還暦ですが、とても米寿まで長生きできる自信はありません。でも、孫のひなちゃんが成人した時に、一緒に飲みに行ける程度には体力と健康を残しておきたいなと思っています。でも、どうなるでしょうね。それは19年後です。これも、あっという間でしょうね。楽しみです。こうやって世代を超えて集まることは、その機会に、人生についていろいろ考え学ぶことになります。大切なことだと思いました。

▪️昨日は、老人ホームに入所している母の見舞いにも行きました。昨日は、老人ホームの「秋祭り」でした。ホームの中では、職員さんたちも着物に着替えるなどして、いろんなゲームや催しを楽しんでおられました。私の母親は、すでに寝たきりの状態ですが、リクライニングの車椅子で居室から出て少し「秋祭り」を楽しんでいたようでした。母は食欲はあるようで、寝たきりの状態ではありますが、身体の方はなんとかなっています。ただ認知的な部分では、どんどん曖昧になってきているような気がします。息子の私と、ひ孫のひなちゃんのことはなんとかわかるようです。

▪️亡くなった父の看病と看取りから始まり、そのあとは母の世話で10年たちました。実際に、ご自宅で介護された方たちのような大変な苦労はありませんでしたが、それでもいろいろありました。こちらも、今となれば、その過程でいろいろ学んできたんじゃないか、これからも学び続けるんじゃないのか、そのように思うわけです。

秋の庭

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20190924garden2.jpg▪️庭に植えてある低木、オトコヨウゾメに赤い実が成っています。オトコヨウゾメは、北海道を除いて、日本中の雑木林に普通に見られる低木です。春には小さなややピンクの白い花がたくさん咲きます。そして秋には赤い実がなります。果実酒にもなるという情報があり、研究してみることにしています。

◾️このオトコヨウゾメは、庭の大改修の際、庭師さんが庭のデザインを考えて中央に植えることを提案してくださいました。その周りには石で回廊を作られ、草花が植えられています。とはいっても、もともと小さな庭ですので、回廊とは言っても大したことはありません。草木の世話をしやすいようにと、石を並べて作った小さな小さな通路といった感じです。おかけで、毎日の世話がとても楽になりましたし、丁寧に世話ができるようになりました。

◾️2枚目の画像。以前にもこのfbに書きましたが、美しい花と香りを楽しんでいたクチナシなんですが、スズメガの一種であるオオスカシバの幼虫に丸坊主にされてしまいました。左がそのクチナシです。幼虫に歯を食べられるていることに気がついたときは、丸坊主状態だったのです。その手前に、家庭菜園でトマトやシシトウ、それからオクラを植えていたものですが、なかなか気がつくことができませんでした。幼虫に気がついてからは、毎日丁寧に観察して幼虫は自分の手で駆除することにしました。できるだけ、薬は撒きたくないからです。そうやって手で駆除していたせいか、また、美しい若葉が出てきました。頑張って欲しいです。来年もまた花を咲かせてくれると思います。安心しました。
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20190924garden4.jpg▪️ホームセンターで衝動買いした多肉植物も成長しています。お店では、小さな鉢で売られていたのですが、自宅にあった大きな鉢に移し替えて寄せ植え風にしてみました。本当は、もっときちんとデザインをしてかっこよく植えたかったのですが、初めてのこともあり、あまり美しい配置にはなっていません。大きなものを後ろに、小さなものを前にとか、色々工夫ができたはずなんですが…。お恥ずかしい…。

▪️ただし、元気には育っています。この手の多肉植物は、ほとんど水をやりません。ただし、お日様によく当てるようにします。大した世話はしていないのですが、随分大きくなってきました。気を良くして、やはりホームセンターで売れ残った安売りの小さな多肉植物も衝動買いしてしまいました。1つ、150円ほどの安さでした。まあ、値段のこともありますが、何よりも多肉植物は可愛らしいものですから。多肉植物は、とても個性的な姿をしています。それに、それほど世話も難しくなさそうなので、もう少し種類も増やしてみようと思います。そのうちに、サボテンなんかも衝動買いしてしまうからしれません。
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▪️ところで、庭にいわゆる「雑草」が生えてきたとき、私の「審美眼」で、「生かしておく/抜いてしまう」を決めています。これは、「生かしておく」ことにしました。「生かしておく」方になると、「雑草」から「野草」ということになります。随分、勝手な話しですね。「審美眼」と書きましたが、実のところそんな見識があるわけではありません。なんとなく「いいな〜、かわいいな〜」と思ったものですから。

▪️写真の「野草」、家に置いてある図鑑でなんていう草なのか調べてみました。ところが、何度見てもわかりません。そこで、岩手にお暮らしの親切な植物学者、島田直明さんに写真を送り同定していただきました。する「どこにでも生えている、イノコヅチという雑草です」とお返事かすぐに届きました。ありがとうございました。どこにでも生えているらしいのですが、どういうわけか図鑑には載っていません。なぜなんだろう。島田さんのご意見では、あまり目立つ要素がないので、図鑑に載せるべきリストから排除されたのでは…とのことでした。ネットで調べてみると、このイノコヅチという草は食べられるらしいのです。ただし、先ほどの島田さんによれば、湯がいてアク抜きをすると良いみたいです。今年は、もう成長しすぎたので、来年、挑戦してみようと思います。

▪️小さな庭ですから、農薬は使わずに、困った草も虫も自分の手で駆除してきました。そうしながら、自然に生えてくる草を庭造りに活かしていければと思っています。自然な風合いの庭造りを目指しています。鳥、蝶、蛾、バッタ、コオロギ、蜘蛛、ダンゴムシ、ナメクジ、ミミズ、トカゲ…。この小さな庭にたくさんの生き物が暮らしています。そうそう、池の中や睡蓮鉢のヒメダカと、ケースの中で飼っているクサガメもいますね。いろんな生き物を、自分の庭で飼っていると思うと、少し豊かな気持ちにもなります。とはいえ、現在、タマスダレやジューンベリーをムシャクシャと食べてしまう蛾の幼虫たちには、毅然と立ち向かっています。

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