facebookの投稿

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■以下は、今日、facebookに投稿したものです。ひとつは、朝、通勤する近鉄の車内の吊り広告をみて思ったことです。いつもは、facebookの投稿を加筆修正してブログにアップすることが多いのですが、今回は、そのまま掲載させてください。

おおっ、近大や!同業者の「情報発信」は、やはり正直なところ気になる。この状況の中で、気にならない大学人はどうかと思う(たとえば、こんな人…と書きたい気持ちもあるが、やめておこう。自分の定年まではなんとかなるやろ…などとは考えないほうが良い)。

それぞれのニッチをみつけて状況の変化にどう対応・適応できるのか。差別化をはかる際の、質が重要だ。そのための多様な組織内資源に気がつくことも大切だ。そして、状況の変化に適応・対応するスピードも。

昨日は、こういった戦略に関してヒアリングを受けた…というか、夢語りをしてしまった(すみません…)。「アホか!」と言われることを恐れず、妄想=夢を、ちゃんとした志を密かに持った人びとに語り続けていると、いつか創発的に形が浮かび上がり、ひとつの大きなベクトルが生まれ、現実のものとなっていくのだ。

■お読みいただいても、よくわからない話しですよね。自分に言い聞かせているためもあるので、お許しください。そのうちに、何か大学での取り組みに関して報告できるようになるかもしれません。以下も、本日、投稿したものです。こちらは、今の自分のこと、個人的なことでしょうか。

40代の半ばで、今の職場に異動した。学内外、いろんな方達から、いろんな仕事を頼まれ、可能な限り断らずに引き受け、「なんで引き受けてしまったんやろ…」と思うこともあったし、理不尽な目にあって体調を崩してしまったこともあったが、真面目に働き、それなりの成果を出し、同時に自分の中に経験知をためてきた。それが私の心や頭の樽の中で良い具合に絡まり発酵してきた。歳を取って良いことは、そういうことなのかなと思う。

もっとも、これは、これまで出会ってきた皆さんのおかげ。お陰様…とは、こういうことをいうのだ。そういう意味で、いろんな方達から「贈られた」目に見えない「何か」を、自分の中でさらに醸し、今度は社会に向かって「贈り返す」ことが必要だ。

松岡正剛による、ナタリー・サルトゥー=ラジュ『借りの哲学』の書評の最後。
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 本書の結論は、人間は「借り」からは逃げきることはできないということにある。だからこそ、借りを認め、借りを別の方法で回遊させるしくみを考えるべきだというものになっている。
 これは依存関係や貸借関係や贈与互酬関係を、もっと高次化するべきだという構想だ。「借り」を前提にした社会システムこそつくるべきだという構想だ。その具体策や制度案はまったく示されてはいないけれど、その骨格にくるのは、おそらく「返さなくてすむ借り」をシステムの中心にもってくることだろう。
 本書は、こんなふうに結ばれている。
 ‥‥「足りないものがある人」に「借り」を通じてその足りないものが贈与され、「欲望が満たされた人」が今度は何かを贈与して、また別の「足りないものがある人」の欲望を満たす。足りないものをそうやって獲得する社会が待望されるのだ。
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ヴァンダナ・シヴァの「いのちの種を抱きしめて」

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■映画の紹介です。

「いのちの種を抱きしめて」
映画出演:ヴァンダナ・シヴァ、辻 信一、サティシュ・クマール
お話し:辻 信一(スローシネマ監督・文化人類学者)

日 時:2014年8月9日(土)
    15時〜17時30分(開場:14時30分)
場 所:龍谷大学大宮キャンパス清和館 3階ホール

ヴァンダナ・シヴァ(Vandana Shiva) www.navdanya.org/
環境活動家、科学哲学博士。森林や水、遺伝子組み換え技術などに関する環境問題、社会問題の研究と運動を展開する国際的指導者。有機農業や種子の保存を提唱し、その研究と実践、普及のための拠点として、NPO「ナヴダーニャ(9つの種)」を設立。デラドゥンにあるナヴダーニャ農場では、630品種に及ぶ米、麦、雑穀、野菜、ハーブを栽培、採種、保存するなど、小さな農の豊かさを世界に示している。農場にある「ビジャ・ビディヤピース(種の学校)」では、生物多様性、持続可能性など、多岐にわたる講義やワークショップが開かれ、世界中から新しい生き方や社会のあり方を模索する若者たちが集う。これまでに300を超える論文を発表し、多数の著書を出版。「ライト・ライブリーフッド賞」など受賞多数。

■以前、「女性の環境運動」に強い関心をもっていた時期があり、ヴァンダナ・シヴァの著作を読んで勉強しました。一般に、シヴァらの思想的立場は「エコフェミニズム」と呼ばれています。詳しくはここでは書きませんが、日本において「エコフェミニズム」は、様々な事情で思想的な展開をみせることはありませんでした。しかし、海外では、マリア・ミースやこのヴァンダナ・シヴァを初めとする様々な研究者がエコフェミニズムの議論を展開しリードしてきました。そしてミースやヴァンダナら2人による『Ecofeminism』(1993年)が出版されたあと、「女性・環境・持続可能な開発」が国際的に大きなテーマとなりました。

■今回の映画は、環境文化NGO「ナマケモノ倶楽部」が、企画・製作したもので、ヴァンダナ・シヴァの活動をドキュメンタリーとして紹介するものです。「ナマケモノ倶楽部」では以下のように解説されています。

種の自由こそが人類の希望!
それを守る希望は、まだある。(辻信一)

文化人類学者の辻信一さんと現代エコロジーの巨匠・サティシュ・クマールさんが2009年より手がけるDVD「アジアの英知シリーズ」。待望の第四弾は、シリーズ初の女性、科学者であり環境活動家のヴァンダナ・シヴァさんに焦点をあてたドキュメンタリー。

インド・ニューデリー、そして、ヴァンダナの故郷デラドゥンのナヴダーニャ農場にて、ヴァンダナさんが語る「TPP」、「遺伝子組み換え(GMO)」、「たねの未来」。インドの伝統的な宇宙観が示す「自由経済」、そして「生きる歓び」とは?

農民とともにあり続けるヴァンダナさんの「闘うエコロジー」には愛と希望があふれていた!

■トップの写真。瀬田キャンパス1号館入り口のガラスに貼付けてあったポスターを撮ったものです。

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