龍大の行動原理「自省利他」に関連する様々な活動の「見える化」
▪️Facebookに投稿された龍谷大学の投稿です。おそらく、学長室広報が投稿されているのでしょう。先端理工学部は、私が勤務する社会学部と同じく瀬田キャンパスにあるわけですが、注意が足らないせいか、お隣の学部がどのような活動をされているのか、あまりわかっていません。この「夏休み子ども理科実験・工作教室」、先端理工学部の教員・学生の皆さんが講師になって、地域社会の子どもたちに実験やものづくりを体験してもらう企画のようですね。先端理工学部ならではの取り組みだと思います。
▪️龍谷大学では、地域社会への様々な社会貢献、地域との連携に取り組んでいます。そこには、私が部長をしていた吹奏楽部であれば、吹奏楽部も参加する「夕照コンサート」や、RECジュニアキャンパス「吹奏楽体験スクール」などの課外活動も含まれると思います。単位の出る実習で地域社会と連携した取り組みや、学生の自主的なボランティア団体の活動等も含まれるでしょう。もちろん、大学として企業と一緒に取り組んでいる活動は当然でしょうかね。それぞれの実施主体としては情報発信をされているとは思うのですが、その全てを一覧できるようなサイトはないのかな…と、ふと思いました。自分が取り組んでいる、あるいは親しい同僚が取り組んでいることは知っていても、学部が違ったり、キャンパスが違ったりすると、よくわからなくなってしまいます。学内の様々な取り組みのことを知り、お互いに刺激を与え合えるようになったら素敵だなと思うのです。それぞれの部署ごとに情報を収集し、整理すれば、ちょっと手間はかかるけれど比較的簡単にできるとかと思います。言い換えれば、龍谷大学の行動原理「自省利他」の見える化なのかな。
『親ブロックをなくせ! ~親子の絆が就活を成功に導く~』(原俊和・著)
▪️私は龍谷大学社会学部に勤務しています。12年前、その社会学部の教務課長として勤務されていた原 俊和さんが、2冊目のご著書『親ブロックをなくせ! ~親子の絆が就活を成功に導く~』を出版されました。執筆背景には、長年、龍谷大学でキャリアセンターに勤務されたご経験があるわけですが、それ以前に、ご自身の子育てのご経験が一番根本におありになるのではないかと思います。出版、おめでとうございます。昨日、手元に届きました。
▪️「親ブロック」、私が若い頃にはなかった言葉です。調べてみると、次のように解説されていました。
「親ブロック」とは、就職活動中の学生や求職者が親や保護者の意向で企業からの内定を辞退すること。リーマンショックによる就職氷河期が終わり、有効求人倍率が回復しはじめた2014年ごろに登場したキーワードです。これと同じようなケースから生まれた言葉で、既婚男性が妻からの反対で転職を踏みとどまることを「嫁ブロック」といいます。
▪️この「親ブロック」と関連する言葉に「オヤカク(親確)」があります。これは、「企業が学生に内定を出す際に、保護者の確認を事前に取っておくこと」と言われています。なんだか、大変な時代になりました。私の子どもたちは30代の中頃なのですが、子どもたちの就職活動のことを見守りながらも、もちろん口出しはしていません。そんなこと、自分にできる能力も気持ちもありません。頑張ってねと応援するしかありません。もちろん我が家だけでなく、他所のお宅も大体そんな感じだったのではないかと思います。上の説明では、この「親ブロック」という言葉が登場したのは2014年頃とのことですが、このことは有効求人倍率の回復とともに、親世代が、だいたいですが氷河期世代と重なっていることとも関係しているのでしょうか。どうでしょう。「親ブロック」の背景には、親の安定思考があるようです。私の知人は、「私は現役の学生さんから就活相談を受けた際、親のアドバイスは聞くな、といつも言っていますが、なかなかそう簡単にはいかないのが悩みどころのようです。親は自分の見栄と古い価値観で子どもに圧をかけますからね。本当に厄介です」と言っておられました。
▪️原さんの『親ブロックをなくせ! ~親子の絆が就活を成功に導く~』、拝読させていただきます。ところで、この本は原さんが執筆されたのですが、表紙のイラストは長男さんが描かれたのだとか。素敵ですね。
龍谷ミュージアム秋季特別展「眷属」
▪️9月21日から11月24日まで、龍谷ミュージアムで秋季特別展「眷属」が開催されます。以下は、公式サイトから転載。
眷属(けんぞく)とは、仏菩薩など信仰の対象となる主尊に付き従う尊格のことです。仏教美術では主尊のまわりを囲むようにあらわされ、仏法を守護したり、主尊を信仰する者に利益を与えたりする役割を担っています。
龍谷ミュージアムで昨年度開催した特集展示「眷属―ほとけにしたがう仲間たち―」が、この秋、特別展としてパワーアップし、各地から約80件の作品が集います。
仏教美術における名脇役ともいえる眷属の個性豊かな姿をご覧ください。
▪️龍谷大学の学生の皆さん、瀬田キャンパスの皆さんも、ぜひ足を運んでみてください。観覧料は無料です。
第31回夕照コンサート<8/31(土)>の中止について
▪️龍谷大学吹奏楽部も出演する、龍谷大学が毎年開催している「夕照コンサート」、台風のために中止になりました。非常に残念です。でも、仕方がありませんね。吹奏楽部の「夕照チーム」の皆さん、さぞや残念でしょうね。一生懸命練習してきたのに…。でも仕方がない。気持ちを入れ替えて、次のステージに向けて頑張ってください。
第31回夕照コンサート<8/31(土)>の中止について
先端理工学部の取り組みと、学部を超えたPBL。
▪️うちの先端理工学部は、PBL(課題解決型学習)の取り組みをされています。「ブロジェクトリサーチ」です。先端理工学部は、私が勤務する社会学部と同じ瀬田キャンパスにあるお隣の学部です。お隣の学部ですが、よく知りませんでした。
▪️この先端理工学部の皆さんの取り組みについても少し紹介しておきます。「京都京阪バス・お茶の京都DMO連携「バス利用促進プロジェクト」 フィールドワークで地域の魅力をまとめ、観光者向けHP・チャットボットを制作【先端理工学部】」という記事です。記事には、「宇治田原町でフィールドワークを行い、バス停周辺の施設の魅力をまとめるとともに、それらを紹介する二次元コードや専用のホームページ、チャットボットなどを制作しました」と紹介されていました。専用のホームページも、ご覧いただけるようになっていました。
▪️こういうPBL教育が盛んになってきて思うことがあります。それぞれの学部の中だけで完結せず、学部を超えるPBLが生まれないかなということです。そういうことを促す仕組みが学内に生まれないのかなということです。たとえば先端理工学部と、社会学部と、経営学部の学生は、普段は異なる学びをしているわけですが、そういう学生が異なる学びをお互いに生かし合いながら、同じ地域社会の課題解決に取り組むようになると、素晴らしいと思うんですけどね。そういう取り組みを行う、龍谷PBLセンター、あるいは龍谷地域連携センターのような仕組みが生まれないのかなと思っています。そう思って、そういうことに関わって仕事をされている方にも相談をしています。
龍谷ミュージアム
▪️昨日は、龍谷ミュージアムに出かけました。シリーズ展「仏教の思想と文化-インドから日本へ」と特集展示「阿弥陀さん七変化!」を観覧。特集展示は今日までです。龍谷ミュージアムについては、こちらの動画でその概要が紹介されています。
▪️「龍谷大学関係者」は龍谷ミュージアムで開催するすべての展覧会を無料で観覧できます。「龍谷大学関係者」とは、龍谷大学学生(科目等履修生を含む)、龍谷大学学生保護者(親和会員)とその同伴者1名、龍谷大学卒業生(校友会員)とその同伴者1名、龍谷大学教職員(非常勤講師、アシスタントスタッフ職員を含む)、龍谷大学退職者(専任教職員・特別任用教員)、浄土真宗本願寺派の宗会議員、学校法人龍谷大学理事・監事・評議員の皆さんです。このことを学生の皆さんは、ご存知でしょうか。おそらく文学部のある大宮キャンパスの皆さんは龍谷ミュージアムに行かれているとは思いますが、私の勤務する社会学部は滋賀県大津市の瀬田にキャンパスがあるため、よほど仏教に関心がなければ、行くことはないのかもしれません。もったいないことだと思います。
第31回夕照コンサート
▪️龍谷大学が開催する第31回夕照コンサートの広報が始まりました。今年度も、龍谷大学吹奏楽部は、近隣の高校吹奏楽部の皆さんと演奏を行います。
「近江八景」のひとつである「瀬田の夕照」にその名を由来する龍谷大学夕照コンサート。
龍谷大学吹奏楽部をはじめ、参加各団体の奏でる美しい音色が、夏の夕べを華やかに彩る音楽の祭典を開催いたします。入場は無料です。是非ともご来場ください。◆日時:8月31日(土)15:00~18:00(予定)(14:30開場)
◆場所:龍谷大学瀬田キャンパスSETA DOME(大津市大江町横谷1-5)
◆申込等:入場無料・申込不要
◆アクセス
駐車場のご用意はございません。公共交通機関をご利用いただきますようお願いします。
JR瀬田駅より、無料シャトルバスを運行します。
<アクセスマップ>
https://www.ryukoku.ac.jp/about/campus_traffic/traffic/t_seta.html
◆出演団体(予定)
瀬田北中学校吹奏楽部、
石山高等学校吹奏楽部、草津東高等学校吹奏楽部、
玉川高等学校吹奏楽部、東大津高等学校吹奏楽部、
近江兄弟社高等学校吹奏楽部、比叡山高等学校吹奏楽委員会、
龍谷大学吹奏楽部、龍谷大学バトン・チアSPIRITS
◆模擬店
14:00~17:00まで青志館前広場にて学生団体等による模擬店を営業しています。
是非お越しください。
*食事は青雲館内もしくはキャンパス内各テラスでお摂りください。
◆参考(キャンパスマップ)
https://www.ryukoku.ac.jp/about/campus_traffic/seta.html
模擬店は上記マップ17番前、コンサートは24番にて行います。
◆主催
第31回夕照コンサート実行委員会
◆後援
関西元気文化圏参加事業、滋賀県、滋賀県教育委員会、
大津市・大津市教育委員会、草津市、草津市教育委員会、
近江八幡市、近江八幡市教育委員会、
滋賀県吹奏楽連盟、朝日新聞大津総局
◆協賛
帝産湖南交通株式会社、フォレオ大津一里山
◆協力
龍谷大学学友会【お問い合わせ先】
龍谷大学学生部(瀬田)
TEL:077-543-7738
E-mail:gakusei-seta@ad.ryukoku.ac.jp
2024年夏の「おうみ会」
▪️昨日の夕方、自宅近くの歯科院に行きました。3ヶ月ごとに歯のチェックをしていただいているのです。昨日も、歯科衛生士さんが丁寧に歯のチェックとクリーニングをしてくださいました。いろいろご指導いただいたこともあり、評価していただけるような歯磨きができるようになりました。通常の歯ブラシ、細い歯ブラシ、歯間ブラシ、デンタルフロス、この4つを使いながら歯をメンテナンスをしています。自宅にいるときは、毎食後、歯を磨く習慣がつきました。今までは、朝と晩だけだったんですが、昼食後も磨くようになりました。歯の健康を維持することは、身体全体の健康を維持するためにも、健康寿命を維持するためにも、非常に大切なことだと思っています。「8020(ハチマルニイマル)運動」をご存知でしょうか。「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動のことです。今のところ、全部自分の歯です。歯のメンテナンスを続けて、このまま残りの人生をできるだけ健康に過ごせたらと思います。
▪️歯科院の予約は16時からでしたが、15時頃から激しい雨が降ってきました。朝は晴れていたように思うのですが、急に天候が変わりました。地球温暖化、気候変動、そして最近の酷暑…大変な状況になっていることを実感していますが、ローカルな場所でもゲリラ豪雨が発生したりします。豪雨だけでなく、雷、雹、竜巻…。昨日は、激しい雨程度で済んだのですが、困ったことがありました。歯科院までは良いのですが、そのあた京都で開催される学部教授会の懇親会「おうみ会」に普通の靴で行けるのかということです。電車は動いていますが、雨の中、歩いていく時に靴はどうなってしまうのだろう、ゴム長靴を履いて行こうか…そのことで迷ってしまいました。幸いにも、雨が少し小ぶりになってきたので、ゴム長靴ではなく、革靴のブーツっぽくみえるけど実は雨靴という靴で、なんとか家を出ることができました。こういう便利な靴があるのです。でも、あの大雨のままだとスボンの裾はびしょびしょになっていたと思います。まあ、どうでも良いことを書いていますね。すみません。
▪️歯科院の後は、京都に移動して、少し買い物をした後、徒歩で「おうみ会」の会場となった「フォーシーズンホテル京都」に徒歩で向かいました。このホテル、国立京都博物館のもう少し東側にあります。ずいぶん高級そうなホテルでした。実際、驚くような宿泊料のようです。いつもビジネスホテルに宿泊している私には縁遠いホテルです。とはいえ、ひさしぶりに、同僚の教員の皆さんと同じテーブルで「バカ話し」ができて楽しかったです。こういう「バカ話し」、教員間の信頼関係を維持するためにもとても大切なことだと思うのですが、コロナ禍以降は、なかなか実現しませんでした。昨年からやっと、この「おうみ会」についてはできるようになりました。以前は、教授会の後に、あらかじめ約束をしたわけではないけれど、「ちょっと、呑みにいきましょうか」みたいなことが度々あったのですが、今は、私個人に限ればそういうことは無くなってしまいました。残念です。
「利やん」で魚見さん安田さんと。
▪️昨晩は(も?)、大津駅前のいつもの居酒屋「利やん」でした。昨晩は、「革靴をはいた猫」代表取締役の魚見航大さんと、近江八幡市教育庁の安田全男さんの3人で呑みました。じつは、昨晩初めて魚見さんにお会いしました。安田さんが、昨晩の「利やん」をセッティングしてくださいました。でも、安田さんに魚見さんを紹介したのは私なのです。うん?どういうこと?…という感じですよね。魚見さんは、障がい者と健常者が一緒に働く靴磨き靴修理の株式会社「革靴をはいた猫」を起業されました。各地にある障がい者就労支援の事業所ではなく、株式会社として起業されたのです。
▪️このあたりのことは、龍谷大学の広報や、ネットの記事を通して知っていたのです。安田さんと「利やん」で呑んでいる時に、近江八幡市の教育行政の「新たな取り組み」の話を聞かせていただきました。その時、魚見さんのことがすっと頭に浮かんできたのです。「そういえば龍大出身で『革靴をはいた猫』という、これこれしかじか…の会社を起業した若者がいますよ」と、安田さんにお話したのです。安田さんは、すぐに魚見さんに連絡をとって会いに行かれました。魚見さんも近江八幡までやってこられて、トントンと話は進んでいき、魚見さんはその「新たな取り組み」のお手伝いをすることのなったのでした。私は、頭に浮かんできた魚見さんを安田さんに紹介して、ネットで「近江八幡市の方達がお会いしたいそうなのでよろしくお願いします」と連絡をしただけ、なのです。というわけで、昨晩は、魚見さんのご希望で、「利やん」で呑むことになり、安田さんのセッティングで初めて魚見さんにお会いすることができたのです。
▪️龍大の政策学部からはたくさんの皆さんが起業されています。魚見さんもそのような方達のお1人です。自分は何がしたいのかよくわからない、ある意味で、よくいる普通の若者だった魚見さんが、人生の「転轍手」となる女性との出会いがあり、その女性の強い勧めで靴磨きの修行を行い、そして「革靴をはいた猫」を起業された…とってもドラマチックです。困難を抱えた方達に対する魚見さんの眼差しは、とってもフラットです。一緒に働く仲間なんですね。昨日は、長年一緒に働いてきた方が、別の企業に立ち上げられた新たな部門に雇用されたというお話も聞かせていただきました。素晴らしいです。
▪️魚見さん、爽やかな青年でした。魚見さんの手には、まだ靴墨が所々に残っているのが印象的でした。昨晩は一緒に呑んだ後に、深夜バスで東京に向かわれるとのことでした。超有名商社の会長さんにお会いになるのだそうです。その辺りにも、何かドラマがありそうですね。それは次回に。魚見さんも、「利やん」にボトルキープされましたので。楽しみです。魚見さんの人生の「転轍手」となった女性って、「樹林」のおばちゃんって、この方なんですね。こちらの記事もすごく参考になりました。昨日伺ったお話を復習しているかのようです。