安田さんと「利やん」

20240424toshiyan.jpg
▪️昨晩は、というか昨晩もですね、大津駅前のいつもの居酒屋「利やん」でした。お相手は、元・滋賀県農政水産部長で、現在は近江八幡市の教育長の安田全男さんです。安田さん、楽しい時間ありがとうございました。

▪️私は、FAO(国際連合食糧農業機関)が認定する世界農業遺産に、滋賀県が「琵琶湖システム」を申請する際のお手伝いをさせていただきました。そのきっかけをくださったのは、当時農政水産部長であった安田さんでした。しかも、その安田さんとの出会いの場は、この「利やん」でした。

▪️かつて琵琶湖博物館で学芸員として勤務していた時代の、琵琶湖博物館の副館長を務められ、後に嘉田由紀子知事の時に副知事を務められた田口宇一郎さんが、安田さんと「利やん」で飲んでおられたのです。その時に、たまたま私がお店に伺い、田口さんに「おっ、わきさん、安田くんを紹介するわ」と、安田さんをご紹介くださったのです。飲みながら、現在「琵琶湖システム」と名付けられている滋賀県の、自然環境と歴史文化そして現在の生業が一体となった仕組みについて、意見を交換して盛り上がったのでした。その時がなければ、私が世界農業遺産に関わることはなかったのかなと思います。

▪️そういう意味で、「利やん」というお店や田口さんにご縁をいただいたということになります。心より感謝しなくてはいけません。世界農業遺産の申請に関わったことは、自分の見識を広げる経験になりました。安田さんが農政水産部長を務められた後、3人の部長さんとご一緒に世界農業遺産申請に取り組ませていただきました。結果として、多くの皆さんお知り合いになることができました。本当に、感謝の気持ちしかありません。

▪️昨晩は、教育長としてお仕事上での大きなテーマと、世界農業遺産「琵琶湖システム」の今後の展開について、いろいろ意見交換をさせていただきました。また、滋賀県から世界農業遺産に挑戦することになった背景等についても教えていただきました(初めて知ったことでした)。大切な時間を持つことができました。私の場合は…かもしれませんが、こういう機会がいろんな仕事(取組み)のシーズ(種、きっかけ)になっていくのです。ありがたいことですね。今日、安田さんは「今日は第1回目」とおっしゃっていたので、関係する様々な方達もお呼びして、第2回、第3回と続けていくことになるようです。

▪️昔の上司である田口さんが、「仕事はな、ロマンなんや」と言っておられました。安田さんも私も、その田口さんの教えに従ってきたのかなと思います。組織的にやるぺき目標をきちんと受け止めつつ、その上で「こうなったら素敵やん」という自分の思いを、周りの皆さんの賛同も得つつ実現させていく、それが仕事なのかなと思います。私は、退職まで残り3年ですが、それでも「ロマン」を抱いています。そのロマンがうまく実現したら、またfacebookで報告させていただきます。

京都駅前で

20240420takahitori.jpg
▪️昨日は、仕事の後、瀬田キャンパスから京都駅に向かいました。そして、心理学部の東豊先生、法学部教務課の平國祐樹さんと、京都駅前にある「たかひとり」に集まりました。私たちは龍谷大学に勤務していますが、3人とも関西学院大学の同窓生です。しかも「たかひとり」のマスターも同窓生です。龍谷大学内部には、同窓生の教職員が集まって龍谷大学新月会という会を作っているのですが、昨日は、その新月会とは別に3人で集まりました。

▪️平國さんは、関西学院大学の硬式野球部でピッチャーをしていました(ちなみに阪神の近本選手の先輩です)。その時に平國さんをコーチとして指導をされていたのが、元・阪急ブレーブスのピッチャー足立光宏さんでした。足立さんはアンダースローのピッチャーで、少年時代の東先生にとって憧れのプロ野球選手だったです。昨日は、日本シリーズで巨人打線に投げ勝った時の足立さんのことを、熱く語っておられました。

▪️ということで、東先生は平國さんに「なあ、足立さんにサインもらってきて〜な」とお願いをされたのですが、足立さんはきちんと色紙にサインを書いてくださり、昨日はその色紙を平國さんから東先生に渡すことになったのです。そして、「ほな『たかひとり』で。社会学部の脇田さんも呼ぼう」ということになったようです。ありがとうございました。「たかひとり」のあとは、東先生はご自宅が遠方(神戸の西に方)なのこともあり新幹線で帰宅されましたが、平國さんと私は「へんこつ」で二次会。楽しい時間を過ごすことができました。

QUICK RIDE

20240419quickride.jpg▪️世の中の動きになかなかついてないいけません。たとえば、皆さん、コンビニとかで電子決済されているでしょう。私は、まだ厳禁です。まあ、クレジットカードは使いますけど。PayPayってどういうふうに使うんかな…という感じです。

▪️そのような私なんですが、本日、とうとう時代の流れに逆らえず、電子回数券を使い始めました。「QUICK RIDE」というアプリをインストールしたのです。学生さんたちが、何やらスマホの画面を運転手さんに見せておられるので、ああ、これが電子回数券かとは理解していたのですが、チラリと見えた画面には、黒い背景に赤い点線の円が点滅していました。どうなっているのかよくわかりませんでした。

▪️今日、使ってみてやっと理解できました。あの赤いのは時間制限を示す表示だったのですね。やっとわかったよ。回数券を「使用」にすると、今日の場合は30分経つと使えなくなるようです。つまり、回数券を1枚使ったということになるようです(たぶん…)。ふーん、そういうことなのか。

▪️回数券は3種類。JR瀬田駅(帝産湖南交通)、JR大津駅・JR大津京駅(近江鉄道バス)と瀬田キャンパスをつなぐばすの回数券です。この春から、瀬田キャンパスからJR湖西線の大津京駅に行くバスが登場しました。これまで大津駅までだったのが、一部の便が大津京まで行くようになったのです。画像では、4種類になっていますが、大津京-瀬田キャンパスの回数券を2回間違って買ってしまったのです。慣れないとこういうことになってしまう…。

▪️大津京行きに乗ると、スムースに自宅に帰れることができますが、スムースに自宅に帰ると大津駅前のいつもの居酒屋「利やん」に寄ることができなくなりますね。

娘と息子

20240414hakushu.jpg20240414sweets.jpg
▪️昨日は、午前中、荷物が届きました。娘からでした。明日で66歳になるのですが、誕生日のプレゼントでした。「白州」です。サントリーが蒸留しているシングルモルトのジャパニーズウイスキーです。しかも、「サントリーウイスキー100周年記念蒸溜所ラベル」です。先日のことですが、娘に「誕生日プレゼントは何がいい?」と聞かれたんです。でも66歳になる父親の頭には何も浮かんできませんでした。もう、物欲がなくなってきているの…ですかね。で、頑張って考えて、この「白州」をリクエストしました。何か「今日はええ日やったな」と思える日の晩に、少しずついただきタイト思います。

▪️5月の連休には、娘の家族が孫も一緒にやってきます。3世代でキャンプをしようという提案をもらっています。まだ、現実に実行するかどうかはわかりませんが、孫達に会えることを楽しみにしています。

▪️昨日、午後からは神戸で暮らしている息子の家に遊びにきました。左の中華の本は我が家にもあります。親子だから食の志向が似ているのでしょうか。右は息子の彼女の本です。昨日は、この本の中の、オカラパウダーと人工甘味料とココアパウダーを使ったブラウニーをご馳走してくださいました。病気で甘いものが食べられない私のようなものでも、食べられるスイーツなんですね。彼女のお心遣いも含めてとても嬉しかったです。夕食は、芦屋の日本料理店で、息子達と一緒に楽しみました。息子にご馳走してもらいました。

▪️昨日は、ひさしぶりの神戸でした。神戸出身ですが、なかなか神戸まで行くことができません。海と六甲山に挟まれたあの地形は、私の原風景のような感じです。だから、大津に転居しても、琵琶湖と比叡山地に挟まれた湖西地域に暮らしているのかもしれません。そうそう、息子達とは、今度は、神戸の街中で本物の中華料理を楽しむことを約束しました。

「『医療・福祉・宗教』は、どうやって地域社会でタッグチームを作って死んでいく人を支えるのか」というテーマの呑み会

20240411toshiyan.jpg
▪️昨晩は、大津駅前のいつもの居酒屋「利やん」でした。あれ、月曜日も「利やん」やん。はい、そうです。あれ、飲み会3日連日やん。はい、そうです。でも、元気ですよ。昨晩は、滋賀県社会福祉協議会の副会長の谷口郁美さん、そして尼崎市にある浄土真宗本願寺派・西正寺住職の中平了悟さんとの飲み会でした。このお二人とは、「人が死んでいく時に、『医療・福祉・宗教』は、どうやって地域社会でタッグチームを作って死んでいく人を支えるのか」…というテーマで集まっていただきました〜。人の最期を支える地域社会の仕組みですね。でも、そのテーマまで辿り着けず、そもそも「信仰」って現代社会でどういう意味で存在できるんや…みたいな話になりました。

▪️昨晩のメインスピーカーは、当然のことですが、中平さんです。楽しく、またいろいろ考えるひとときになりました。その上で思いついたのは、個人的には「信仰カフェ」が必要だなということです。現代社会において宗教的な信仰とは、どのような経験なのか、どのような実践なのか、その辺りのことについての考えを、宗教の違いを超えて、仏教であれば宗派の違いを超えて、宗教家の皆さんからお話をお聞きしたいです。その上で、フロアの皆さんも自由に自分の意見を言うことのできるような場ができればと思います。本当は、龍谷大学の宗教部なんかが、そういう場を作ってくださるととてもありがたいのですが、ぶつぶついっても仕方がありません。それはともかく、昨日は、呑み会だったので、きちんと記録は残していませんし、記憶がアルコールで曖昧になってしまっていますが、動画に録画しておきたかったですね。

琵琶故知新の定例ミーティング

20240409biwakotishin.jpg
▪️昨日は、午前中は自宅の排水管詰まりの解消のために業者さんに来てもらいました。普段の丁寧な管理が大切ですね。何事も。午後からは、この3月末までセンター長をしていた龍谷大学の世界仏教文化研究センターの引き継ぎミーティングが深草キャンパスで開催されました。次のセンター長との引き継ぎのミーティングです。次のセンター長は副学長も経験された方なので、その管理運営のご手腕に期待しています。引き継ぎさせていただいた課題をきちんと解決の方向に導いてくださると期待しています。

▪️夕方からは、特定非営利活動法人「琵琶故知新」の理事の皆さんと、逢坂学区市民センターにある会議室をお借りして、定例ミーティングを持ちました。私たちの法人は、2019年12月に設立されましたが、亀のような歩みというか、なかなか思い通りにいかず、自分たちのミッションを具体的な形にしていくことができていませんでした。ところが、今年に入り、やっと少しずつ展望が見えてくるようになりました。今日は、私共の法人のデジタルマップの技術を滋賀県で応用展開していくためのワークショップに関して相談を行いました。「私共法人のデジタルマップ」の技術と書きましたが、正確には理事のお一人である秋國寛さんが経営されている「DIIIG」がお持ちの技術です。もちろん、技術を実装することそのものが目的ではなくて、この技術を手段として、利他、共感、熱意が基盤にある地域社会をさまざまなステークホルダーの皆さんと共創していくことを目指します。

▪️写真は、定例のミーティングにあと、大津駅前のいつもの居酒屋「利やん」でもった懇親会です。秋國さんは、写真で言うと私の前にいる方です。パワーありそうでしょう。秋國さんは、人と会う時はしっかり飲んでおられますが、普段はお酒をお飲みになりません。普段はお酒を飲まず、早寝早起きで夜明けの時間帯から仕事をされているのだそうです。仕事がとても楽しいとおっしゃっていました。頭もスッキリして仕事の効率が上がるともおっしゃっていました。すごいな、自分にできるかな、無理やな…。知らんけど。

加藤剛先生を囲んでの飲み会

20240405katotsushima2.jpg20240405katotsushima1.jpg
▪️昨晩は、13年前に龍谷大学社会学部を退職された加藤剛先生を囲んでの飲み会でした。津島昌弘先生も一緒です。1次会は「尹家」という韓国料理店でサムギョプサルを、2次会は八丁味噌の煮込み料理で有名な「へんこつ」で。退職された加藤先生との語らいでは、「はっ!」とすることがありましたし、同僚の津島先生とは、「そんなふうに思っているのか」との気付きがありました。

▪️加藤先生とは、昨年の8月に、大津駅前のいつもの居酒屋「利やん」でビワマスを楽しみながらお話をすることができました。もしよろしければ、その時の投稿「加藤剛先生を囲んで」をお読みいただければと思います。加藤先生とは、次は新年会だねという話になっていたのですが、新年度になってしまいました。約束するのを忘れていましたが、次はまた、夏でしょうかね。お付き合いくださると思っています。加藤先生は81歳ですが、非常にお元気です。

マルタイラーメンの広告

20240404marutairamen.jpg ▪️あべのハルカス美術館で「円空-旅して、彫って、祈って-」を観覧した後、夕食も大阪で摂って滋賀に帰りました。JR大阪駅の構内ではっとしました。そこに昔から知っているインスタントラーメンの広告があったからです。広告とは言っても、スーパーマーケットの陳列棚で売られている商品である「マルタイラーメン」を巨大にしたような広告だったからです。インスタントラーメンではなくて即席麺です。そういえば、昔は、即席麺と言っていたことを思い出しました。

▪️今でこそ、血糖値の関係で麺類は食べないのですが、以前はよく食べていました。普段、スーパーマーケットで買い物をするときも目に入っていました。そのような日常生活で大変慣れ親しんでいる商品が、こういう形で電飾看板になっていると、「おっ!!」とびっくりしてしまいます。景観的かつ社会的な文脈が異なるからです。大変シュールなアートのようにも思えます。でも、わざわざ撮る人は私ぐらいのものでしたが…。

▪️本社は福岡県。1959年に誕生らしいので、1958年生まれの私とはほぼ同級生でしょうか。ちなみに、チキンラーメンは1958年誕生です。こちらは完全に同級生です。

茅野さん親子との交流

▪️昨日は、長野県の松本で暮らしている茅野さん親子と、京都であって、交流しました。茅野さんは、信州大学に勤務されている環境社会学者です。私よりも20歳若い方ですが、仲良くしていただいています。お子さんの方は、この4月から小3と小6になる男の子です。お2人の関心は、「鉄道」と「淡水魚」です。鉄道といっても、彼らの関心は「国鉄」に焦点化されています。国鉄時代に製造された車両を追いかけておられるのです。

▪️お父さんである茅野さんも手伝って、あらかじめどのあたりに出会いたい車両が走っているのかを絞り込むのだそうです。インターネットの情報でそういうことができるのです。お父さんの茅野さんも鉄道に多少は関心はあっても、主導権は息子さん達にあります。今日は、松本を出発して関西までやってこられました。その上で、ターゲットである、大和路線に最後に残った201系ウグイス色と出逢いに行かれたのでした(私自身は、よくわかっていません)。運用を調べて時刻のねらいを定めた上で、名古屋から関西本線を抜けて奈良県の王寺駅まで会いに行かれたようです。素晴らしい。この執念、親子で共通しているような気がします。ターゲットの電車では、お客さんがほとんどいなかったようで、わざわざ松本からこの電車に会いにきてくれたことを知った車掌さんが、窓の開け方を「こうやるんだよ」と見せてくださったそうです。私は、窓がどうなっているのかよくわかりませんが、車掌さんも素敵だな〜(たしか、そういう話だったような)。

▪️小学生ながら、「国鉄」に対する執念が素晴らしい。そのお子さん達を丁寧に支える茅野さんも素晴らしい。消えていく電車に対する愛というか、もっと言えば憤りのようなものを感じておられるですね。社会のために活躍した車両が、消耗品のように消えていってしまっても良いのか。そういうお気持ちでしょうか。自分にも、そういう執念のような熱いものが子どもの時からあったらなあ…、もっと違った人生になっていかもな…と思いました。今更思っても仕方がないのですが。

▪️茅野さんの息子さん達のもう一つの関心は「淡水魚」です。ということで、川魚を食べさせる京都の小料理屋に行って川魚料理を楽しみました。まあ、通常小学生が行くようなお店ではないのですが、息子さん達は大変喜んでくれました。そもそも、川魚を食べさせてくれるお店は少ないですからね。お店の中には水槽があって、料理に使う川魚が活かされているのですが、魚の種類がだいたいわかるようでした。めちゃくちゃ喜んでおられました。息子さん達の「鉄道」と「淡水魚」に対する愛情が昨日はひしひしと伝わってきました。こういう少年たちが、もっと増えてほしいなと思いました。
20240329kyoto_kiko1.jpg20240329kyoto_kiko2.jpg
20240329kyoto_kiko3.jpg20240329kyoto_kiko4.jpg

『あたらしい家中華』

20240325iechuka.jpg
▪️書店に行きました。書店に行くと、いくつかのテーマで、書棚を巡ります。そのひとつは料理です。ある書店の料理本のコーナーに、この本が置いてありました。著者の酒徒さん、まずはTwitterの投稿ですごく面白い中華料理の投稿をしている人がいると気が付きました。中国のごく普通に食べられている家庭料理なんです。プロの料理人ではありません。でも、学生時代に中華料理に魅せられて、中国国内をあちこち巡っていろんな料理の経験をされてきた方です。今日は、この本の中のキャベツ炒めを作りした。そう、ただのキャベツ炒めです。材料は、キャベツ、ニンニク、唐辛子。調味料は、醤油、黒酢、砂糖。自分で作っているんですが、とっても美味しかったです。これはね、自画自賛ではなくて、この本が素晴らしいという意味です。

管理者用