「第70回全日本吹奏楽コンクール」で金賞受賞
■昨日(10月29日)、福岡県北九州市小倉北区にある北九州ソレイユホールで開催されました第70回全日本吹奏楽コンクールで、龍谷大学吹奏楽部、金賞を受賞いたしました。facebookにこのことを投稿したところ、多くの皆様からお祝いのメッセージを頂戴いたしました。ありがとうございました。
■関西から1校という条件を勝ち抜いて、全国コンクールで3年連続でゴールド金賞を受賞しました。しかも、全ての審査員がAと高く評価されたこと、本当にすごいことだと思います。審査員、お一人お一人の講評も拝見いたしましたが、ほとんどがお褒めのお言葉ばかりでした。素人の印象でしかありませんが、音が違います。音圧が違うのです。「身内」を褒めるようなことを書くと叱られそうですが、なんというか少し次元の違うように思いました。 ステージの上の部員の皆さんは、実に楽しそうでした。自分達が築いてきた音楽を、自在に表現することの喜びに満ち溢れていました。立派でかっこよかったです。部員の皆さん、達成感を感じておられることと思います。学生時代に、仲間と力を合わせて大きな目標を達成したという経験は、おそらく、部員の皆さんの一生の宝物になるのではないでしょうか。
■これとは別の投稿で、もう少しコンクール直前のことについても書いてみたいと思います。今回、若林義人音楽監督、児玉知郎コーチ、竹林秀憲先生、早坂雅子先生、外囿祥一郎先生、澤嶋秀昌先生、6名の指導者先生方に、金曜日は朝から夕方まで、土曜日は午前中、お借りした下関のホールで非常の細かいところまでご指導をいただきました。本当にありがとうございました。
■次の大きなステージは、12月の定期演奏会になります。多彩なプログラムで、皆様に龍大サウンドをお楽しみいただけるかと思います。どうぞご期待ください。
日本最長普通列車A新快速米原経由姫路方面播州赤穂行
@shinyoko2 #新快速 #東海道線 #北陸線 #琵琶湖線 #京都線 #神戸線 #赤穂線 ♬ 銀河鉄道999 - 遠藤正明
■普段、通勤で、時々利用するJR西日本の「新快速」。わかっていませんでしたが、現在のところ、日本最長普通列車なんだそうですね。私が利用しているのは、ごくわずかな距離ですけど…。「敦賀から播州赤穂まで、長いよね〜。電車がよく遅延するけど、これだけ長いと、いろいろ人身事故も起こるよな〜」とは思っていましたが、こうやって「銀河鉄道999」のBGMで地図で移動していく列車を拝見すると、見方が少し変わってきました。何度も、この動画をみてしまいました。楽しい。TikTokに投稿された画像です。
■facebookの鉄道愛好者のグループでこの動画をシェアしたところ、知り合いのJR西日本に勤務されている方からコメントをいただきました。さすがプロは違います。正確には、以下の通りだと思います。
しょーもないウンチク言いますと…。
敦賀から来た車両は姫路までしか行かなかったハズデス(笑)
敦賀→米原:4両編成
※米原で前に8両編成を増結
米原→姫路:12両編成
※姫路で後ろの4両(敦賀発の車両)を解放
姫路→播州赤穂:8両編成
列車としては最長なんですけど、車両目線で見ると実は姫路でバトンタッチしてるカタチです🚃
■酒飲みの皆さんの中には、夜の新快速に関して、苦い思い出をお持ちの方もおられるのではないかと思います。酔っ払って寝過ごしてしまうのです。私が勤務している社会学部でも、開設された初期の頃には、瀬田の街で飲んで、西明石や姫路まで行ってしまった方がおられたようです。そういった話は最近聞かなくなりました。職場の同僚と仕事帰りに一緒に呑むなんていう習慣というか文化も、少なくとも私の周りからは消えてしまいました。新型コロナウイルスが感染拡大する以前からです。健全になったのか、それともその逆なのか。私にはよくわかりません。
高橋卓志先生のご入院
■高橋卓志先生のfacebookへご投稿をシェアいたします。高橋先生、また入院されました。ご自身の状況を非常に丁寧に説明されています。ありがとうございます。闘病されている方達のご投稿は、いずれ我が身にやってくるかもしれないことを自ら教えてくださっているかのようで、本当にありがたいことだと思っています。
■今回の高橋先生のご投稿では、特に、以下のところがぐっときました。
お節介な(冗)内藤先生は「髙橋さん、臨床にお坊さんは要らない?」と再びスルッと聞いてきた。
要らない(まっひらごめんだ)‥‥とくに宗教的に不完全でありながら完全だと思い込み、余命を生きる人々のためだと言いながら自己満足を求める臨床宗教師や看取り師なんかはね‥‥そう言えば、ぼくもそれをやっていた、ということになる。ホントに申し訳なく思う。
■先生は、しぶとく生きてくださるとのことなので、2回目の快気祝いをお約束いたしました。1回目は、私の方で提案させていただき、鰻重でお祝いをさせていただきました。次回の快気祝いですが、「今度の快気祝いは、わたくしが」とお返事をいただいています。楽しみです。先生、なんとしても、しぶとく生きてください。
リビングの観葉植物
■朝、自宅の雨戸を開けた後、我が家のリビングにある観葉植物たちを撮ってみました。朝日がリビングの観葉植物にあたり、素敵な雰囲気だったもので。
自分でいうのもなんですが、丁寧に育てているつもりなので、多くの観葉植物たちはきちんと育ってくれています。嬉しいです(同時に、自己満足です。すみません)。多くの…と書いたのは、花が咲くはずなのに咲いてくれないものもあるからです。おそらく、肥料のやり方とか、どこか私の世話が不味いのでしょうね。勉強しないと。
■2枚目の写真。右から4つ目の鉢。シャコバサボテンです。蕾が膨らんできていますが、心配は、果たしてきちんと膨らんで花を咲かせてくれるかどうかということです。同じく2枚目の写真、右から3つ目の鉢は、コーヒーの木です。親戚から頂いたものです。葉はずいぶん茂ってきています。あとは、実が成るのかどうかですね。2枚目の左から2つ目と3つ目は、家でサラダにして食べたアボカドです。種からここまで伸びてきました。写真には写っていませんが、パキラなどの背丈の高い鉢も2つあります。室内でも、こうやって植物に囲まれていると、気持ちが安らぎます。こうやって安らぎを求めているというのは、どこか仕事で困ったことがあって疲れているからかもしれません。
本格的な秋になりました。
■秋が本格的に深まってきました。ということで、ツワブキの花が咲き始めました。しばらく、庭のあちこちで楽しむことができそうです。この家に転居してきた頃、ツワブキの花をあまり好きにはなれませんでしたが、不思議なもので、今では開花を楽しみにしています。我が家の庭は花の少ない季節なので、貴重ですね。
■ところで漢字で書くと石蕗。本来は、岩場に生えるんですかね。で、最近ちょっとびっくりしたことは、このツワブキだべられるんですね。「食用に適した時期は、つわぶきの成長が盛んで葉や茎などが柔らかい3~4月頃とされる。収穫は1月頃からスタートし、3月頃にピークを迎える」…ということらしいです。さあて、試しに食べてみようかな…。
■トップの1枚目、ツワブキの上で蕾を膨らませつつあるのは、西洋シャクナゲです。開花は来春。2枚目、シュウメイギクはほぼ終わりました。ツワブキにバトンタッチ。3枚目、この2株のツワブキ、たくさん蕾をつけています。開花が楽しみです。
■庭には、鳥がやってくる季節にもなりました。真夏もやってきていたのかもしれませんが、気がつきませんでした。先日、庭師さんに庭木を剪定していただいたので、やってきた鳥が目立つようになっているだけかもしれません。今日の来客は、ヒヨドリです。こちら、ご常連さんですね。今、庭には赤い実と青い実が成っています。赤い実はオトコヨウゾメ。青い実はギンバイカです。私自身は経験がまだありませんが、両方とも食べられます。オトコヨウゾメは渋みが強く、果実酒向きのようです。ギンバイカの方は、甘味は感じるけれど、ほとんど果実がないようです。中は種ばかり。この種を食べた人の感想ですが、ナッツだそうです。
■ご常連のヒヨドリさんは、両方ともお好きなようで。我が家の小さな庭は、鳥に優しい庭…と言えますかね。蝶がたくさん集まるように草花や低木を植える蝶愛好家のことをオーレリアンというらしいですが、鳥の場合はなんていうのだろう。赤い実、青い実。「赤い鳥小鳥」という童謡がありましたね。この童謡は、1918年(大正7年)に雑誌『赤い鳥』に発表された北原白秋の詩に基づく童謡なのだそうです。一番の歌詞が、「赤い鳥 小鳥、なぜなぜ赤い、赤い実を食べた」。三番が「青い鳥 小鳥、なぜなぜ青い、青い実を食べた」。写真を撮りながら、この童謡のことを思い出しました。
いよいよ「第70回全日本吹奏楽コンクール」
■第70回全日本吹奏楽コンクールが、10月29日(土)に、福岡県北九州市小倉北区にある「北九州ソレイユホール」で開催されます。関西代表の龍谷大学吹奏楽部は、6番目、予定では15時50分からの演奏にります。こちらは、プログラムです。演奏時間は、課題曲の演奏開始から自由曲の終了まで12分。演奏するのは、課題曲5番「憂いの記憶 - 吹奏楽のための」(第13回全日本吹奏楽連盟作曲コンクール第1位作品)」と、J.マッキーの「アスファルト・カクテル」です。 どちらも難易度の高い曲です。下に、2016年に龍谷大学吹奏楽部が演奏した「アスファルト・カクテル」を貼り付けておきます。
■先週の金曜日、授業と会議が終わった後、練習を見学させていただきました。この日は、管打楽器と木管楽器とに分かれての練習でした。私は見学させてもらえるスペースのある管打楽器の練習を見学させてもらいました。指揮は若林義人音楽監督ですが、学外から打楽器の外部指導者として早坂雅子先生、そしてユーフォニアムの外囿祥一郎先生がお越しくださり、ご指導くださいました。ありがとうございました。部員のみなさん、先生方の注文を咀嚼してすぐに演奏に反映できるので、いつも思いますが、すごいな〜と。コンクール本番までの短い期間で、これからさらに磨きがかかり、グググっと演奏のレベルが上がっていきます。コンクール本番が楽しみです。
■コンクールで演奏する部員の皆さんは木曜日から、関門海峡を挟んだお隣の下関市に移動し、金曜日は下関にあるホールをお借りして朝一番からコンクール直前の練習に取り組みます。そして、コンクール当日のお昼まで、下関で練習を行い、コンクールが開催される北九州市に移動します。
■部長の私は、金曜日から合流します。毎回同じことを書いていますが、私がいてもいなくても音楽的には何も関係ないわけですが、部員や指導者の皆さんが研ぎ澄ませた集中力で音楽を最後の最後までレベルアップさせていくそのプロセスに同伴させていただきます。そして、部員の皆さんと音楽の感動を味わいたいと思います。きっと金賞を獲得してくれると信じています。
■部長をお引き受けするのは、定年退職をする1年前までと決めています。だから、あと3年、素晴らしい経験をさせていただこうと思います。部長をお引き受けすることも、大学教員の大切な仕事のひとつになります。ただ、私自身が音楽好きということもあって、楽しく、大変充実した仕事だと思っています。部員の皆さん、ありがとうございます。
【追記】
■上記の「第70回全日本吹奏楽コンクール」に関する内容とは直接関係ありませんが…。せんじつ、龍谷大学吹奏楽部のOBのfbへの投稿を拝見しました。学生時代の課外活動である吹奏楽の音楽の経験が、卒業後14年経った今でも、彼の中で生きていて、彼を励まし続けている…そういう投稿のように私は理解しました。彼は、このリンク先動画のステージで演奏しているのだと思います。課外活動でも、学業でも、ボランティアでも、なんでも良いのですが、そういう経験をしっかりできているってことが大切なんだと思います。
「Ryukoku Clarinet Orchestra 2022」
秋の琵琶湖
■火曜日は、大学では報恩講の行事があり、授業は全学休講でした。ということで、普段は、まだ働いている時間に家にいることができました。せっかくなので、近所を少しだけ散歩してみることにしました。近くの丘陵地にある公園からは、手前から、琵琶湖大橋、沖島、伊吹山を遠くに眺めることができます。まだ、伊吹山は少し霞んで見えましたが、これから気温が下がり空気が澄んでくると、雪の伊吹山を眺めることができます。この伊吹山、お近くにお住まいの知人にお聞きしたが、麓から頂上まで3時間半もあれば登れるようですね。積雪の前に、案内して登ってこようかなと思っています。
■散歩をしながら、よそのお宅の外に飛び出している花や実を観察しました。
写真を通して、町の記憶と人をつなぐ。
■指導している「地域エンパワねっと・大津中央」(龍谷大学社会学部社会共生実習)の中には、2つのチームがあります。ひとつのチームは、中央学区の高齢者に関わる地域課題に焦点をあわせて活動をしていこうとしています。今日は大津市中央学区自治連合会顧問の安孫子邦夫さんから、チームで作成した企画書をもとご指導をいただきました。安孫子さん、ありがとうございました。
■今回の企画は、レンズ付きフィルム「写ルンです」(インスタントカメラ)を使います。この「写ルンです」は、富士フイルムが1986年(昭和61年)から販売を開始したレンズ付きフィルムのことです。もう発売されてから36年もたったんですね。電子カメラが登場し、最近はスマホに高性能のカメラが付いているし、こういったフィルム式のカメラは必要でなくなってきていると思ったら、最近、若い方たちの間で人気が出てきているらしいのです。
■フィルム式のカメラだと、撮った写真をすぐには見ることができません。現像して印画紙にプリントしなくてはいけません。そのあたりを不便と思うか、なにかワクワクすると思うのか。もちろん若い方たちはワクワクしているのでしょう。しかも、「写ルンです」で撮った写真を、デジタルデータとしてスマホに転送するサービスも行われているというのです。おそらく、「写ルンです」で撮った写真にはスマホのカメラにはない味わいがあるのでしょうね。
■さてさて、「エンパワねっと」の話でしたね。今回の企画では、地域の高齢者の皆さんにこの「写ルンです」使って、ご自身のなかにある地域の記憶を思い起こしつつ、町の風景を撮っていただくとともに、その町の記憶に関して丁寧にインタビューを行っていくことになっています。そして、それらの写真やインタビューをもとに、高齢者の皆さんと一緒に小さな写真展を開催することになっています。また、写真展の作品をハガキにして、新型コロナ感染でなかなか会うことのできない友人・知人にメッセージを送っていただく予定にもなっています。詳細については、地域の皆さんときちんと相談をして確定させていくことになります。