暑い大津
▪︎5月とは思えない暑さです。まだ、湿度が低いわけで、なんとかしのぐことができています。エアコンかけてもよいのかもしれまんが、この季節から研究室にエアコンを入れると、盛夏の頃にはどうなるのか…という思いもあり、熱中症にならない限り、この環境に適応していこうと思っています。窓も扉もあけていますが、風がない。風が吹いてくれると、だいぶ楽なんですけどね〜。
▪︎今日は、会議や打ち合わせ・協議の合間に、自分の仕事にもシコシコ取り組んでいます。頭の切り替えが大変で…と、つい愚痴をこぼしてしまいます。昼から会議をひとつ終えたので、これから晩まで会議が2つ。そして、そのあとは大津の街中で、「大津エンパワねっと」でお世話になっている皆さんとこ流会があります。落ち着かない1日です。
▪︎毎日新聞の報道によると、日本列島は高気圧に覆われていて、東京のあたれでは朝8時前にすでに最高気温が25度を超えたんだそうです。5月の段階で25℃以上の「夏日」が、今日で19日目になるのだそうです。1876(明治9)年の統計開始以来最多日数となったようです。どうりで暑いわけです。京都は34℃だそうです。皆さん、お気をつけてください。晩は涼しくなるので、まだましですが、7〜9月頃には、どないなるねん…と心配になります。
さわる知り100
▪︎大塚製薬の「オロナインH軟膏」に関連する「さわる知り100」というサイトです。こういう説明がついています。「知ったつもりにならないで リアルにさわってみたい日本の100。人呼んで、『さわる知リ100』」。「さわる」行為は、手でおこないます。「オロナインH軟膏」は、手のケアのためのものですね。なるほど…という感じです。「ぞうの鼻」、「カエルの卵」、「屋久杉」、「ぬかどこ」、「縄文の土偶」、「ラクダのこぶ」…。どれも、視覚的にはよく知っているつもりになっていますが、では触覚的にはどうかといえば、よく知らないことが多いかもしれません( まあ、「ぬかどこ」などは、年代によっても違うかな…)。「よく知っている」ってどういうことなのか、改めて考えさせられますね。
東洋経済社のムック本
▪︎龍谷大学を紹介するムック本が、「東洋経済」から発売されました。龍谷大学では、今年の4月、瀬田キャンパスに新しく「農学部」が開設されました。また、瀬田キャンパスにあった国際文化学部は深草キャンパスに移転し、新たに「国際学部」として開設されることになりました。ということで、このムック本は、龍谷大学の新しい動きである「農学部」と「国際学部」を紹介することがメインになっています。
▪︎ただし、後の方になりますが、社会学部の私のゼミで取り組んでいる「北船路米づくり研究会」も紹介されています。上の右の写真の、左のページがその紹介記事です。研究会の目的は、「農村・生産者」と「都市・消費者」の架け橋となり、消費者の皆さんにも地域の「農」を支える側になっていただこう…というところにあります。おそらくは、農学部だけでなく、地域の「農」を支える活動は、社会学部でもやっていますよ…ということで取材して記事にしていただけたのかなと思います。記事では、今年の春に卒業した鶴井志帆さんが登場しています。もし、お近くに見つけていただけましたら、ぜひ手にとってお読みください。ちなみに、右側は、政策学部を卒業した学生の皆さんの取り組みですね。政策学部の地域実践型教育プログラムでの活動から、有機野菜をベビーフードにする会社を立ち上げた皆さんです。従来の市販ベビーフードにはなかった「旬」の有機野菜をベビーフードとして開発・加工・販売する会社のようです。すごいですね〜。「はたけのみかた」という会社です。下のリンクからご覧いただければと思います。
農学部の校舎から
▪︎先週の金曜日、相談事があり、龍大農学部のD先生を訪問しました。地域連携に関して、D先生のところに、お約束もしないままに突然訪問してしまいました。突然の訪問にもかかわらず、大変、暖かく迎えてくださいました。学部を超えた連携に関して、D先生といろいろお話しをさせていただきました。夢がある話しは、やはり楽しいですね〜。それぞれの学部の持ち味を活かして、「小さいことから確実に」実績を積み重ねていければいいなあと思っています。先生への相談のあとは、農学部の校舎を見学させていただきました。立派な機器が揃った校舎です。やはり、すごいですね〜。校舎の大きな窓からは、龍谷大学瀬田キャンパスに隣接する田上地域を望むことができました。キャンパスは瀬田丘陵にあることもあり、素晴らしい風景を眺めることができました。素敵な校舎です。羨ましい。
▪︎ところで、この窓から見える方向のどこかで、現在、ニホンミツバチの養蜂が行われています。あえて「どこかで」と書きました。農学部のF先生の授業を履修している社会学部の学生も、このニホンミツバチの養蜂の活動に参加しています。どんな蜂蜜が取れるのでしょうね〜。すごく楽しみです。勝手に、自分も食べられると思い込んでいるわけですが…。今回は、D先生のところにお邪魔しましたが、次回はF先生にお邪魔して案内をしていただこうと思います。農学部は、なんだか楽しそうですね〜。
阪急梅田駅
▪︎学生の頃、通学に使っていたのは阪急電車でした。また、その当時は神戸に住んでいたので、阪急梅田駅は、梅田でおこなわれるコンパにいったりデートするときに利用する駅でした。目的は「遊び」ですね。今は、老母の世話をしにいくさいに通過するのが阪急梅田駅です。親の生活「介護」のために利用しています。そうなるとは、学生時代は考えたこともありませんでした。さて、毎週、片道2時間半かけて老母の世話をしにくいこと、私にとってはなかなか骨のおれることです。遠距離介護をされている方たちからすれば、「なんだ、たいした距離ではないじゃないか!」とおっしゃるでしょうね。はい、そのことはよくわかっているのですが…。ということで、老母の介護のさいには、自分に「ご褒美」をあげることにしています。
▪︎老母宅に向かうさい、昼食は、阪急梅田駅に隣接する阪急梅田三番街の「インデアンカレー」で楽しむことにしています。カレーは、どこでも食べられるのですが、この「インデアンカレー」は特別の味なのです。最近は、しだいに注文も「エスカレート」してきました。以前は、ルー大盛りに卵を加える程度でしたが、最近は、ルーダブル&卵を楽しんでいます。大きなオタマ2杯分のルーがかかります。昨日は、ルーダブルに加えて、付け合せのキャベツのピクルスも大盛りにしてしまいました(写真左上に、3色の札があります。「ルーダブル」、「卵」、「ピクルス大盛り」です。おそらくは、プルーが「ルーダブル」だと思うんですが…こんど聞いておきます)。老母宅から帰るときは、また梅田を通ります。その日が土曜日ならば、これまた阪急梅田駅に隣接する「新梅田食堂街」に吸い込まれるように行ってしまいます(日曜日はお休み)。ちょっとだけ、立呑みで休憩をすることにしています。
▪︎しかし昨日は、「新梅田食堂街」には向かわずに、阪急梅田駅構内にある喫茶店に入ることにしました。構内の喫茶店、ホームのあるフロアには2つあります。一番西側の神戸線のホームと一番東の京都線のホームの2箇所です。しかも、階段を上ることになりますで、喫茶店の窓からは、神戸線、宝塚線、京都線、すべての路線を見渡すことができます。鉄道ファンにとっては、たまらない風景です。次々に到着・出発する様々な型式のマルーン色の電車や乗降客の波をやっくり眺める…、多くの皆さんからすれば「それがどうしたの?」となってしまうわけですが、鉄道ファンはここで楽しい時間を過ごすことができるのです。
蔓薔薇
▪︎昨日の第37回「北船路野菜市」の続きです。早めに終わったので、帰宅しようかなと思いましたが、急遽予定をかえて老母の世話をしにいくことにしました。なんといいますか、時間を有効に活用したいとの思いから、身体は疲れきっていましたが、頑張って老母宅のある兵庫県まで行ってまいりました。世話とはいっても、毎日、ヘルパーさんが交代で来て家事をしてくださっていますので、私自身は、車で買い物に出かけたり、生協の食料品のカタログを読み上げながら、母親が欲しいものを宅配の注文票に書き込んでいく…、まあその程度の世話になります。その程度のことなのですが、これからは、庭の世話が加わります。
▪︎庭の世話ですが、私が時々、草刈機で庭の雑草を刈り取っています。それに加えて、年2回程、植木屋さんに伸び放題の庭木の枝をカットしてくれています。ということで、丁寧な世話はできないので、庭は基本的に荒れ放題になっています…。草ぼうぼうの荒れ地にならないように気を使っているだけです。しかし、そのような庭でも、この季節は、雰囲気がよくなります。蔓薔薇にたくさんの花が咲くからです。蔓薔薇は、亡くなった父親が好きだったことから植えられています。もっとも、父が生きているときも、きちんと世話をしているのをみたことがありません。野性味溢れるというか、伸び放題の状態になっています。せめて、この蔓薔薇ぐらいはなんとか世話ができるようにとは思っているのですが…。なかなかですね。もう少しすると、道路に散った花びらも掃除しなくてはいけません。
第37回「北船路野菜市」
▪︎水曜日から3晩続いた「呑み」で疲れ切った身体を引きずりながら、大津へ。昨日は、第37回「北船路野菜市」が開催されました。この日は、4年生は3名ですが、8名の3年生が参加してくれました。これから、「北船路米づく研究会」の活動を担っていくことになるので、気合が入っていました。4年生たちが張り切って3年生たちを的確に指導しているのをみて、心のなかでですが「素晴らしい…」と思いました。こうやって、私が何も言わなくても、上の学年から下の学年へと活動が引き継がれていく仕組みが、これから巧く動いてくれるといいんですけどね〜。
▪︎昨日の野菜市は、3月以来の開催になりました。月1回の活動、先月はお休みをいただきました。毎年、4月と9月は、野菜生産の端境期で、協力農家の皆さんに出荷していただける野菜がありません。今月5月は出荷してたいだきましたが、まだまだ種類や量も少ない状況です。それでも、ダイコン、タマネギ、キヌサヤ、ソラマメ、ホウレンソウ、タケノコ、ウマイナ等を出荷していただき、量も少ないこともあり、開店後1時間半で完売しました。昨日は天候もよく人通りが良かったことに加えて、最近、「大津百町物語」という「まちづくり会社」がシャッターの閉まった店舗に商店誘致して、街に賑わいを作ろうと努力されています。そのような効果の恩恵を私たちも受けることができたのかもしれません。
▪︎写真についても、少し説明をしておきましょう。トップの写真。写っているのは、2名の4年生以外は、すべて3年生です。後ほど、この日の就職活動を終えた4年生がスーツ姿で現れました。就職活動、卒論、そして北船路米づくり研究会の活動に取り組む先輩の姿を目にしておくことは、良いことかなと思います。はじめて野菜市の活動に参加した3年生ですが、意外にも、大きな声を出することができたので、「なかなかやるな!」と思いました。お客さんとのコミュニケーションもなかかな滑らか。良い感じでした。
▪︎下の方は、朝礼の風景です。指導農家の吹野藤代次さんから、この日出荷された野菜に関して、いろいろ指導を受けているところです。自分たちが売る「商品」の情報をしっかり頭に叩き込んでおかないと…と、指導してくださっているのです。いつも、ありがとうございます。
▪︎皆さんのおかげをもちまして、この日は、午前中で完売することができました。ということで、急遽、予定を変更して、兵庫県にいる老母の生活の介護をしにいくことにしました。
研究部の歓送迎会
▪︎これは、金曜日、22日の写真です。前日の木曜日は、「降誕会」関連の懇親会や、その流れの飲み会で深夜の帰宅となりました。疲れました〜。というのも、水曜日も学部懇親会(「淡海会」)の歓送迎会があり、連チャンの「呑み」となってしまったからです。金曜日こそ、早目に帰宅しようと思っていたところ、研究部の職員の方から「今晩はどうされます?」とお尋ねが…。そうなんです、この日も「呑み」だったのです。忘れていました。この日は、研究部の歓送迎会でした。ということで、3日連続ということになりますね。さすがに、私の沈黙の臓器=肝臓も疲れてしまっていたように思います。
▪︎もっとも、研究部の職員の皆さんといろいろお話しができました。普段は、皆さん仕事にかかりっきり、必死のパッチで、とてもゆっくりお話しをするような時間的余裕はありません。また、いろいろご苦労をおかけしている様子を拝見していただけに、率直にいろいろお話しをお聞かせいただき、良い機会となりました。一次会が終わる頃には、肝臓の方も麻痺してきてか、調子が出てきて二次会にも突入。京都駅近くにあるパブでこれまた楽しい時間を過ごすことができました。お店はいっぱいなので、店の外で盛り上がりました。たまたま、研究部以外の部署の職員の方たちも合流されることになり、部を超えて、これまたいろいろお話しをすることができました。まあ、肝臓も大切にしないといけないけれど、「こういうのって大切やな〜」と改めて思いました。組織内部の部局間の隙を埋めることにもなりますからね。
創立記念日
▪︎昨日は、創立記念日でした。龍谷大学の3つのキャンパスでは、それぞれ「創立記念・親鸞聖人降誕会法要」が行なわれました。そのあとは、本部のある深草キャンパスで、名誉教授称号授与式、職員表彰式、そして職員懇親会が開催されました。
▪︎上の方の写真は、深草キャンパスにある「顕真館」です。親鸞聖人が執筆された『顕浄土真実教行証文類』(『教行信証』)から名づけられています。さまざまな勤行・法要・各種宗教行事などが行なわれる「礼拝堂」です。深草キャンバスの「降誕会法要」は、この建物のなかで執り行われました。入り口の向かって右側には、「大学旗」と「仏旗」が掲げられています。「大学旗」の校章は、仏教のシンボルである三宝章と、本願寺の紋所である菊くずしを組合わせたものです。「仏旗」は、仏教を象徴する旗です。
▪︎下の方の写真は、深草キャンパス22号館の地下食堂で開催された職員懇親会です。中央でスピーチをされているのが、赤松徹眞学長です。この職員懇親会には、この4月から法人統合した龍谷大学付属平安高校の教職員の皆さんも参加されましたので、大変賑やかな会になりました。職員の皆さん同士も、部署やキャンパスが違えば、ふだんあまり出会うこともないようで、久しぶりに会ってとても喜んでおられる風景は、なんだか同窓会のようでもありました。私はどうかといえば、担当している研究部の職員の皆さんの日頃のご努力にお礼を申し上げると同時に、部局の壁を越える情報交換をいろいろ行っていました。そういう場としても、機能しているのですね。
淡海会
▪︎20日(水)は、学部教授会、研究家委員会の後、瀬田の唐橋のそばにある料亭「あみ定」で、学部懇親会主催による歓送迎会が開催されました。4月から5名の方たちが社会学部に赴任されました。このうち2名の方が教員です。20代・30代の若手の方たちです。事務職員の方のなかには、新規採用された方が2名おられます。組織が若返ってきた感じを強く持ちました。もちろん、その一方で、寂しいことですが5月末で退職される方もいらっしゃいます。
▪︎ところで、この学部の懇親会ですが、「淡海会」といいます。これで「おあみ会」と読みます。私は龍谷大学社会学部に勤務して12年目になりますが、ずっと「近江会」だと思い込んでいました。たまたま、同僚の教員の方から、「正しくは、淡い海の会で、おうみかい…なんですよ」と教えていただくことができました。辞書の説明は以下の通りです。
大辞林 第三版の解説
おうみ【近江・淡海】〔「あわうみ(淡海)」の転。淡水のうみの意〕
①◇ 旧国名の一。滋賀県に相当。江州(ごうしゆう)。
②淡水湖。特に,琵琶湖。 「新治(にいばり)の鳥羽の-も秋風に白波立ちぬ/万葉集 1757」 〔「近江」の表記は,「近つ淡海」の意で,浜名湖の「遠淡海(とおつおうみ)」に対して用いた〕