黒子に徹する潔さ
■塩漬けになっている個人ブログのエントリーの虫干しをしておこうと思います。「黒衣に徹する潔さ」というエントリーです(一部省略しています)。
http://blue.ap.teacup.com/wakkyken/680.html
「黒子に徹する潔さ」
■前回のエントリーでも報告したように、週末、岐阜県に出かけてきました。そのさい、NPO法人「アツマールぎふ」の監事さんの車に乗せていただき、目的地である岐阜県白川町に移動する途中で、道路沿いにある1軒の酒屋に立ち寄りました。酒屋だけど、小田巻きという岐阜地方のお菓子を売っている「小田巻き屋」という名前のお店です。そこで、お土産に買ったのが、左の写真の「福来純三年熟成本みりん」です。木曽川と飛騨川が合流するあたりにある川辺町の白扇酒造さんで製造されている味醂です。お店の窓ガラスに、ある雑誌(JR東海の広報誌でしようか?)に掲載された「福来純三年熟成本みりん」に言及されたエッセーのコピーがはってあり、それを読んでおもしろいなと思ってしまったからです。料理研究家・大内侯子(きみこ)さんが書かれたものでした。
■大内さんのエッセーでは、この「福来純三年熟成本みりん」に関して、次のようなことが書かれていました。
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「料理に使ってみて、もう一度驚いた。野菜の煮物や煮豆も、柔らかな味が醸され、不思議なばかりにおいしくなるのだ。しかも味醂の味は表には出ず、素材を支える黒衣に徹する潔さ。それまであまり味醂を使わなかった私が、この味醂と出合って以来、野菜やひじき、豆などの乾物類、魚、といろいろな煮物にどに重宝し、欠かせなくなってしまった。」
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■ビビビッときました~。「味醂の味は表には出ず、素材を支える黒衣に徹する潔さ」の部分です。この部分を読んで何を連想したかというと、食と料理とはまったく関係のない地域づくりのことだったんですね。
■最近、地域づくりに関してお話しをさせていただくことがふえてきました。そのようなとき、関係者のあいだで、次のようなことがよく話題にのぼります。大企業を退職された男性が、ご自分がお住いの場所で、地域づくり活動を通して「地域デビュー」されるときに、過去の大企業にお勤めだったときの役職等にこだわってしまうということです。「私は、○○株式会社の部長までやった男なのだ!!」なんてことを直接言わないにしても、このような思いが態度に出て、地域づくり活動でのコミュニケーションがうまくいかないのです。退職とは人生の大きな節目ですから、社会的役割を再定位していかなくてはいけません(たとえば…「大企業の部長から地域ボランティア」へという具合に)。それがうまくできないのです(この点、女性のばあいは、あまりこういう話しは聞きません。まったく聞かないわけではありませんが)。
■また、地域デビューしたとしても、「自分が持っている知識や経験を地域づくりに活かそう」という気持ちはよいのですが、それが「おれが教えてやる」「おれが指導してやる」、あるいは「こんなこともわかないのか」というような感じにふるまってしまうことで、結果として、思いが空回りして、地域活動がうまくいかなくなることもあります。周りから人も離れていきます。厳しい企業社会で活躍されてきた皆さんですから、つい、そんな感じになってしまう人もおられる、というわけなんですね~。なかなか、難しいものですね~。
■まあ、こんなこともありまして、講演では、「地域づくりの黒衣(黒子)になりましょう」ということをよくいいます。地域社会のなかには、様々な知識・経験・能力をお持ちの方たちがいらっしゃいます。地域のかかえる課題にあわせて、そのような皆さんが出会う場や、参加される方たちが活躍できる場をつくりあげていく、地域づくりの「場」をデザインしていくことを目指す「黒衣(黒子)」になろうよ、ということです。「おれが、おれが!!」という人たちばかりがぶつかりあっていては、地域づくりは、うまく進みません。それは結局、地域社会のある種の権威やリスペクツ(あるいはヘゲモニー)をめぐる争そいになっちゃっているわけですから。まあ、そんなわけでして、「味醂の味は表には出ず、素材を支える黒衣に徹する潔さ」という文章にビビビッときてしまったわけなんですね。もちろん、こんどからは、「『福来純三年熟成本みりん』のようになりましょう!!」っていうわけにはいかないですけれど。
■こんなことを書いていると、先日読了した、内田樹(うちだ・たつる)先生の『村上春樹にご用心』のことを思い出してしまいました。この本、内田さんが運営しているブログで村上春樹について言及しているエントリーもとにつくられたようです。amazonでのレビューの評価、極端にわかれています。私は楽しんで読みました。この本は、村上春樹について語ってはいますが、村上春樹の作品論として読んではだめでしょうね。村上ファンでありレヴィナスの研究者である内田さんが、村上作品を通して、自らの思想を語っているわけですから。内田さんの本が持っている面白さとは、難しい表現であれやこれやと蘊蓄をたれるのではなく(衒学的でなく)、シンプルかつクリアな視点から、森羅万象をサクサク解き明かしていく、まあそんな感じですかね、私のばあい。この『村上春樹にご用心』も、そうです(もちろん、このは内田さんの「読み」であって、別の「読み」が可能であることはいうまでもありません)。
■物語、父の不在(真理や神の不在)、身体、死者とのコミュニケーション、批評家と春樹…キーワード的に見れば論点はいろいろあるのですが、内田さんのいいたいことはひとつ。なぜ、村上春樹は世界中で読まれるのか。本の帯には、こう書いてあります。「ウチダ先生、村上春樹はなぜ世界中で読まれるんですか? それはね、雪かき仕事の大切さを知っているからだよ」。村上春樹に影響を与え、彼自身も翻訳をした『キャッチャー・イン・ザ・ライ』(サリンジャー)で主人公のホールデンがいうところの「ライ麦畑のキャッチャー」と雪かき仕事って同じことです。ちょっとだけ、引用してみます。
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世の中には、「誰かがやらなくてはならないのなら、私がやる」というふうに考える人と、「誰かがやらなくてはならないんだから、誰かがやるだろう」というふうに考える人の二種類がいる。「キャッチャー」は第一の種類の人間が引き受ける仕事である。ときどき、「あ、オレがやります」と手を挙げてくれる人がいれば、人間的秩序はそこそこ保たれる。
そういう人が必ずいたので、人間世界の秩序はこれまでも保たれてきたし、これからもそういう人は必ずいるだろうから、人間世界の秩序は引き続き保たれるはずである。
でも、自分の努力にはつねに正当な評価や代償や栄誉が与えられるべきだと思っている人間は「キャッチャー」や「センチネル」の仕事には向かない。適正を論じる以前に、彼らは世の中には「そんな仕事」が存在するということさえ想像できないからである。(29~30頁、センチネル:見守る人)
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「センチネル」たちの仕事は、『ダンス・ダンス・ダンス』で「文化的雪かき」と呼ばれた仕事に似ている。誰もやりたがらないけれど誰かがやらないとあとで他の人たちが困るような仕事を、特別な対価や賞賛を期待せず、黙って引き受けること。そのような、「雪かき仕事」を黙々と積み重ねているものの日常的な努力によって、「超越的に邪悪なもの」の浸潤はかろうじて食い止められる。政治的激情や詩的法悦やエロス的恍惚は「邪悪なもの」の対立項ではなく、しばしばその共犯者である。この宇宙的スケールの神話と日時用生活のディティールをシームレスに接合させた力業に村上文学の最大の魅力はある。それを世界各国語の読者とともに享受できることを私は深く喜びとする。(10~11頁)
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■「三年熟成本みりん」⇒「黒衣(黒子)」⇒「キャッチャー」/「センチネル」⇒「雪かき仕事」。飛躍はあるけれど、私の連想は、こういうふうに展開したのでした。「雪かき仕事」っていうと、私のばあいは、岩手にいたときのことを思い出してしまいます。同僚A君の奥さんは、雪深い山形県の出身です。雪国とはいっても、積雪量が山形ほどではない岩手。でも、奥さんは、朝暗いあいだに起きて、積った新雪をせっせとかき出して、朝、通学する子供たちのための道を確保されるのです。住んでいたのは、大学の教員住宅。雪がふっても雪国出身でない地域の人たちもいたりして、山形のようにだれもが雪かきを積極的に行うわけではありません。でも、A君の奥さんは、「なんで、他の教員やその家族は、雪かきしないの!」なんてことは言わずに、あたりまえのように、せっせと雪かきをされるのでした。よくわかります、村上春樹や内田さんが「雪かき仕事」ってよぶことが。
■「三年熟成本みりん」⇒「黒衣(黒子)」⇒「キャッチャー」/「センチネル」⇒「雪かき仕事」、こういう私たちの世界の持つ「豊かさ」を、今の社会の在り方はますます縮小させていく方向に動いています。だからこそ、大学で、現代GP「大津エンパワねっと」の企画をして推進メンバーになったり、岩手や岐阜にも出かけていくんでしょうね。そして、こんな世の中だけれど、「三年熟成本みりん」⇒「黒衣(黒子)」⇒「キャッチャー」/「センチネル」⇒「雪かき仕事」に励む人たちとの出会いから多くのこを学ばせていただき、勇気いただけることで、なんとか頑張っていられるのかなとも思います。地域づくりの現場でおあいする皆さん、いつも、どうもありがとうございます。
滋賀県「大学と地域の連携を考える懇談会」
■社会学研究科長をしていることから、冬休みに入ってもお仕事。昨日は、「大学認証評価 点検・評価報告書」の加筆・修正作業を行っていました。しかし、夕方からはこの仕事を切り上げて、草津駅から少し離れた「さくら井」というお店に行きました。お店…とくれば忘年会…ということになりますが、一応、「大学と地域の連携を考える懇談会」という名前のついた会合なのです。参加者は、滋賀県内の大学、自治体、博物館、NPO、環びわ湖大学・地域コンソーシアム、書店、コンサルタント…いろんな職業の方たちです。
■まずは、先日開催された、「大学地域連携事業 環びわ湖 大学地域交流フェスタ2012」の分科会での議論をもとに、環びわ湖大学・地域コンソーシアムと滋賀県博物館協議会との連携にむけた関係づくりを進めていくことになりました。そして、そのことをコンソーシアムに報告することになりました。来年度は、県内の大学と博物館との連携、そして大学と地域社会との連携を基盤に、県内の大学の学生たちが「地域定着」(滋賀で働き、滋賀で暮らし、滋賀の地域づくりに取り組む…)していくためには、どのような「学び」の仕組みが必要なのか…そういった課題について考え、その実現に向けて取り組んでいく予定になっています。
■ちょっと真面目な懇談会を小1時間ほどやってから、アルコールの入る懇談会に突入しました。今回は、年末ということもあり参加者は7人とやや少なめでしたが、いつものように様々な面白いアイデアが飛び出して、愉快な集まりになりました。写真「愉快な仲間」ですが、お店が、お客さんのために張ってくださっているものです。まさにこの懇談会は「愉快の仲間」の集まりです。前向きに考え、アイデアを出し、行動や実践に移していく人ばかりなので、参加していても非常に気持ちがよいのです。「環びわ湖自由大学」なんて仕組みを、コンソーシアムで作ってしまおう…なんて話しも出てきました。さらに、懇談会が終り、電車で帰宅する最中にも、「共通学生証を発行しよう!」とか、「キャンパスの移動が大変だから、学習移動マイレージをやってみてはどうだろう」とか、様々なアイデアが飛び出してきました。楽しかったな〜。既存の大学という「枠」を超えた動きが、この滋賀の土地から生まれようとしています。経験上言えることなのですが、すべてのことは、「夢」や「希望」から始まるのです。
(写真ですが、立命館大学の山口洋典先生が撮らてfacebookにアップされたものを拝借しました。)
卒論指導の面談、今年はすべて終了。
■延々と続いてきた今年の卒論指導の面談。今日で終了しました。あとは、面談での指導にもとづき、原稿を完成させる作業に入ります。完成した原稿は、私の自宅に送ってもらうことになっています(同時に、原稿をe-mailの添付書類でも送ってもらいます)。学生たちは原稿を送ってホッとするのでしょうが、私は、延々と続いた卒論指導の面談を行ったあとは、これまた延々と原稿に目を通して赤ペンを入れる作業に入らねばなりません。おそらく、今年のゼミ生たちは年末ギリギリになって送ってくることでしょう…(ため息)。しんどいですね〜、原稿に赤ペンを入れていく作業…辛いです。お正月だというのに…です。ゼミ生のみんな、私の正月を返してくれよ〜…(T0T)。
■今年は、卒論第一次草稿の提出は11月末ということにしていました。ところが、ところがです!! きちんと守ることのできたゼミ生はほとんどいませんでした。なんということか…。私の予定では、第一次草稿に赤ペンを入れて、ゼミ生たちに加筆・修正作業を12月中にしてもらう予定だったのですが。基本的に、皆さん、卒論の執筆に取り組み始めるのが遅すぎる。さらに言えば、調査に取りかかるのがめちゃくちゃ遅すぎる。もちろん、就職活動が厳しいのもわかっています。だけど、内定が出てからも、なかなか卒論に取り組めないというのは、やっぱり「アカンやろ!!」。
■写真は、ゼミ生のMさん。今年最後の面談をMさんとさきほど終えました(写真は、数日前のものですが…)。とりあえず、ゼミ生を代表して反省のポーズをしていただいています(^^;;。せっかく良いフィールド、良いテーマに出会えても、取り組み始めるのが遅くなると、最後は時間切れ…ということになってしまいます。来年度は少し卒論指導の方法を変えようと思います。もちろん、早めに卒論に取り組み始めるための工夫を駆使した指導法やシステムにしたいと思います。
■ちなみに、今年の夏からの、卒論指導の記録を残してあります。こちらです。3年生の面談記録も一部まじっていますが、ほとんどが4年生の面談記録です。これを見ると、いかに卒論のエンジンがかかるのが遅いか…よ〜くわかると思います。私からすると、今年のゼミの皆さんは予定よりも1ヶ月作業が遅れています。卒論指導のやり方・方法…なんとかしなくてはな〜。
■年明け、1月4日に、修正・加筆の指示を書き込んだ赤ペンを入れた原稿を返却します。各自で最終の修正をしてもらいます。1月8日には臨時にゼミを行い、全員そろって卒論を提出する予定になっています。うまくいくんかな…心配です。
吹奏楽部の定演へ
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■昨晩は、びわ湖ホールでおこなわれた龍谷大学吹奏楽部第39回定期演奏会に行きました。龍大の吹奏楽部の定演は今年で4回目になります。昨年と一昨年、妻と一緒に行きましたが、今回は妻が体調不良でダウンしているため、残念ながら1人で…。だけど、今年も楽しむことができました。座席は、3回の隅のほうでした。今年は、あまり良い席とはいえませんでしたが、まあ、仕方がありませんね。教職員や学生は無料でチケットをいただけるのですから…。
■第1部は、吹奏楽のため作曲された3つの作品。第2部は、クラシックの名曲を吹奏楽に編曲した作品でした。リストの「ハンガリー狂詩曲第2番」、ブラームスの「ハンガリー舞曲第1番・7番」、コダーイの「ハーリ・ヤーノシュ」。3曲目の「ハーリ・ヤーノシュ」では、ツィンバロン奏者の生頼まゆみ(しょうらい・まゆみ)さんが客演されました。大昔、学生オーケストラに所属していたことから、いずれもこれまで親しんできた曲です。吹奏楽にどのように編曲されているのか、オーケストラの弦楽器の旋律が吹奏楽ではどうなるのか…細かなところでけっこう楽しめました。
■定期演奏会のあとは、大津駅前の居酒屋「利やん」に。同じく演奏会を楽しまれた、同僚のH先生ご夫妻とご友人のご夫妻、それから職員のMさんのご家族の皆さんとご一緒しました。ここ数年、「龍大吹奏楽の定演」+「利やん」というパターンが定着化しつつあります。
My Favorite Things
■このホームページには、あまり更新のないメニューバーの記事に加えて、ブログも設置しています。といいますか、ブログが中心になるようにしています。そのブログのカテゴリーのひとつが、「My Favorite Things」。ブログの右の欄、カテゴリー一覧のなかにある「My Favorite Things」をクリックすると、過去のエントリーをご覧いただけます。しかし、お恥ずかしいことに、そのほとんどが食べ物について書いたものです…。
■「My Favorite Things」とは、アメリカのミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」(The Sound of Music)のなかに出てくる一曲です。主人公のマリアが、家庭教師をしているトラップ一家の子どもたちの前で歌います。これから就寝というときに雷がなり、それを怖がった子ども達がマリアのところにやってくる…そんなシーンのなかで歌われます。私は、この「サウンド・オブ・ミュージック」が子どもの頃から大好きで、これまで何十回と視てきました(今では、DVDを持っています)。主人公のマリアを演じたジュリー・アンドリュースのファンなのかもしれませんね(この「サウンド・オブ・ミュージック」が、アメリカのプロパガンダであるという批判があることは知っていますが、それはそれとして…ですね)。
■ニューヨークにいったことが1度だけあります。もちろん仕事でいったのですが(文化遺産や博物館の調査です)、晩、夕食のあと時間が空いていたので、ブロードウェイのミュージカルを観にいくことになりました。そのとき、偶然にも、この「サウンド・オブ・ミュージック」の公演が行われていました。もちろん、行きました。写真は、そのときの新聞記事です。記念に今でも持っています(研究資料の1つとして、研究室に保管してあります)。
■とろこで、この「My Favorite Things」は、ジャズのスタンダード・ナンバーにもなっています。今日はクリスマスイブ(浄土真宗の龍谷大学には関係のないことではありますが)。少し素敵な大人の雰囲気の「My Favorite Things」を聞いてください。Sarah Vaughan(サラ・ヴォーン)が歌っています。
【追記】■Sarah Vaughanの「My Favorite Things」に加えて、Bobby McFerrinの驚異の?!「My Favorite Things」もどうぞ。
大学地域連携事業「環びわ湖 大学地域交流フェスタ2012」
■先週の土曜日、午前中は第14回「北船路野菜市」でしたが、午後からは長浜市にある長浜バイオ大学に移動しました。「環びわ湖大学・地域コンソーシアム」主催の「環びわ湖大学地域交流フェスタ2012」が開催されたからです。私は、このイベントのなかの分科会「大学と博物館等の連携を考える」のコーディネーターをさせていただきました。パネリストは、大津市歴史博物館学芸員の木津勝さん、立命館大学経営学部教授の肥塚さん、滋賀県立琵琶湖博物館館長の篠原さん、雨森芳洲庵館長の平井茂彦さん、東近江市企画部主幹の山口美知子さんの5人の皆さんです。
■私は、「環びわ湖大学・地域連携コンソーシアム」で実施している「大学地域連携課題解決支援事業」の運営委員ということもあり、このコンソーシアムに参加されている方たちを中心とした「滋賀県における大学地域連携を考える懇談会」のメンバーにもなっています。今回の分科会の企画は、この懇談会で練られてきました。大学と博物館等はぞれぞれ地域において知的資源を提供している存在ですが、これまで恒常的な連携関係にはありませんでした。そこで、今後の連携を図る上で、まず、「近江学」「琵琶湖学」などの地域学・地域論のさらなる発展のために相互の連携を図りながら、研究し、発信していくのかをテーマに分科会を開催することにしました。また、大学と博物館等がそれぞれ独自に行っていた地域連携活動の交流や、今後の連携した活動の取組みの可能性を探ることができないのか、さらには、環びわ湖大学・地域コンソ―シアムと地域滋賀県博物館協議会との連携の意義と可能性について議論を行う…、このようなあたりが、今回の分科会のねらいです。
■分科会では、それぞれのパネリストの皆さんから、さまざまな示唆にあふれたヒントや提案をいただきました。そのため、拙いコーディネートでしたが、大学と博物館との多様な連携のあり方について、かなり面白いディスカッションができました。大学と博物館、そして地域や行政との連携のなかで、この「滋賀の土地に根付く」学生たちをどのように育てていくのか、そのような点についても話し合われました。話しだけの「空証文」に終らず、分科会での共有できたことを、環びわ湖大学・地域コンソ―シアムと地域滋賀県博物館協議会とが具体的に実践していくことも大切です。この点についても、皆さんと確認することができました。
2回生・ゼミ選択のための情報
■ようこそ!! 龍谷大学社会学部社会学科2回生の皆さん。ゼミ選択のための情報として、以下をお読みいただければと思います。
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○脇田ゼミの基本情報です。
→ゼミナール
○ゼミ選択のためのヒントです。
→2年生のゼミ選択について…
○脇田ゼミのこれまでの卒論について。
→卒業論文
○教員としての脇田の情報。→ABOUT-A
○脇田個人の情報。→ABOUT-B
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■ゼミ選択に関して脇田に直接話しを聞きたい…というばあい、できれば以下までご連絡をください。wakita#@#soc.ryukoku.ac.jp ←@前後の「#」をとったものが私のメールアドレスです。
■ゼミ申請締め切り日の前日まで(12/20まで)、この記事をホームページのトップに掲示します。
■トップの写真は、2012年2月に開催した4回生の「追い出しコンパ」の際に撮ったものです。
【追記】■12月17日(月)、「北船路米づくり研究会」の説明会をゼミ生主催により開催します。2号館101号室で12:45〜13:20です。
■17日(月)頃から、たくさんの2回生の皆さんが研究室を訪れてくれています。できれば、事前に、このホームページをきちんと読んでおいてください。よろしくお願いいたします。夏からこのホームページを整備してきたわけですが、きちんと読んでいただいていないことが、少し…残念です(^^;;。