新しいランニングシューズ

20150216runningshoes.jpg ■神戸に出張しました。北区にある神戸市シルバーカレッジという成人大学(生涯学習施設)で、2つ講義をさせていただきました。講義自体は2時半過ぎに終わりました。再びバスで街中に戻りましたが、ある店に寄り道をすることを前もって決めていました。神戸といえば「アシックス」です(私がまだ若い頃には、「オニツカタイガー」というブランド名でしたが…)。昨年の夏から履いていたランニングシューズのソールがだいぶすり減ってきたこともあり、買い替える必要がでてきたため、神戸三宮にあるアシックス直営店「アシックス・ストア神戸」にいくことにしたのです。

■「アシックス・ストア神戸」で、まずは専用の機械で足計測をしてもらいました。人によって足の形はかなり違います。また、1人の人でも左右で足の形が違います。私のばあい、年代と性別の平均値からすると、まず足長が長いということになります。簡単にいけえば、足のサイズが大きいということです。その一方で踵幅が小さく、そして一番困ることは、踵の傾斜角度が外反気味で、左右でいえば右の方がきつい…。店員さんには「走っていて右脚に故障とかおきませんか?」と聞かれました。そうえいえば、たしかに長距離を走ると右の方に負担がより大きくかかってきます。先日、30km走をしたさいにも右膝に痛みが出てしまいました。

20130215running.jpg■昨年の7月、マラソンを始めるにあたって購入したシューズは、「NEW YORK」というモデルでしたが、今回は、さらなる安定性・クッション性と、そして軽量性も追及した「KAYANO」というモデルにしました。最初は、「NEW YORK」と「KAYANO」のどちらにするのか、幅の広いものと普通のものと、サイズの少し大きいものと小さいもの…いろいろ履き比べてみて、やっと「KAYANO」の28.5cmに決めることができました。けっこういろいろ細かくチェックしてもらいました。値段は前のモデルよりも少し高めではありますが、故障の発生を少しでも減らすことができるのであれば…という気持から奮発しました。

201302108runningshoes.jpg【追記】■昨日(2月17日)、新しいシューズで走ってみました。いつもとは少し異なるコース設定をして走りました。いつもよりも多少アップダウンがきついコースです。ですから、これまで履いていたシューズとの比較は、なかなか難しいですね〜。じつのところ、走っての感想は……よく、わかりません(´・_・`)。まあ、練習する日の体調もありますしね〜。

■ところで、ちょっと心配なことがあります。走る距離が長くなると右膝外側から腿と膝の境目あたりが痛くなってくるのです。様子をみながら練習を係属していきます。
 

30km走

2013021030kmrun4.jpg ■今日は、練習時間がとれたことから、コーチとともに30km走を行いました。コーチが設定した練習目標は、30kmを7:30/kmという大変ゆっくりしたペースで走り続ける…というものでした。来月開催される「京都マラソン」に出場するにあたって、どうしても、この30km走を経験して、体にそのしんどさを覚えさせる必要がある…ということなのだそうです。コーチご自身は、昨日、神戸の六甲山系をトレイルランニングされていたのですが、「若干のこっている疲労を筋肉から抜くため」に、私と一緒に走ってくださったのでした。もうレベルが違いますね。といいますか、もう私からすれば異次元。「鉄人」です。

■練習場所は、コーチの自宅からも、私の自宅からも比較的行きやすい木津川の堤防です。近鉄・新田辺駅の近くにある木津川堤防から、木津川左岸をひたすら上流に向かって15km走り、折り返してくるというコースです。河川の堤防ですから、走っていても風景はあまり変化しませんが、遠くまで見通せます。田園風景のなかを気持よく走ることができました。もっとも気持よくといっても、それは15kmあたりまで。そのあたりから、少しずつ、脚に疲れがたまってきました。下の表とグラフは、iPhone5に入れたアプリrunmeterで記録したログです。15kmあたりまでは、予定通り7分代で走っているのですが、そのあとは8分代にスピードががくんと落ちてしまいます。時々、とまっては屈伸運動をしたり、スロープのところは少し歩いたりと、無理して走り続けることをせず、少し脚を休ませつつ(だましつつ…)走ることになったからです。かなり疲労が脚にきてしまいました。来月のフルマラソンは、30kmからが勝負なのに…。大丈夫だろうか…。

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■記録は、下・左のrunmeterの表示の通りです。3時間59分07秒。消費カロリーは2250kcalにもなりました。成人男子の一日の必要カロリーですね。このような練習、1人でなんてとてもできません。コーチが伴走してくださったおかけです。下・右は、ゴール間近のコーチです。往復コースですから出発地点がゴールになるのですが、GPSに誤差がでるため、runmeterで30kmを超えるところまで走ろうということで木津川にかかった橋を渡っているところです。走り終わったあと、もう膝が、特に右膝がボロボロになってしまいました。まいりました。この経験がフルマラソンのときに活かせればと思います。練習終了後は、近鉄・新田辺駅まで車でコーチに送っていただきました。あまりに空腹だったので、駅前の「王将」へ。ふだんの1.5倍の量をいただきました。
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■しばしば「その歳で、よくマラソン始めましたね」とか、「がんばりすぎると心臓麻痺になるよ。無理せんように」など、回りの皆さまからお言葉をいただきます。自分ではあまり自覚はなかったのですが、「その歳で」…といわれるような年齢なんですよね。もう、初老なんですよね。辞書的には「初老」とは以下の通りです。
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しょ ろう —らう 0【初老】
①老境に入りかけの人。老化を自覚するようになる年頃。
②四〇歳の異称。

大辞林 第三版
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■さすがに、現代社会では「四〇歳の異称」というのは、ひどいかもしれませんね。今の四〇歳は、まだ青年の雰囲気を十分にお持ちの方が多いわけですから。私のばあいは、「老境に入りかけの人。老化を自覚するようになる年頃」であることに間違いはありません。初老ではありますが、可能な範囲でマラソンに取り組んでいきたいと思います。まだ、鍛えられる余地があるように思います。ということで(無理のない程度で、心臓麻痺を起さない程度で)頑張ります。だから若者の皆さん(学生の皆さん)、もっと頑張って! こんな初老のおじさんでも、頑張っているんだから。

【追記】(2013/02/11)■30km走のあと、右膝の右前方部がかなり疲れと痛みを感じました。大丈夫かな…と心配し様子をみていましたが、なんとか痛みもとれそうです。しかし、どうも右脚が左脚に比べて弱いような感じがします。注意深く練習を積み重ねていきます。ところで、痛みは脚だけかとおもっていたら、意外なことに、腕にもわずかに痛みを感じます。二の腕の筋肉です。4時間近く走りながら、ずっと腕振りをしていたせいのなのでしょう。明日12日、もう1日だけ様子をみて、明後日13日から練習を再開できるようにしたいと思います。

■ところで、フルマラソンに初挑戦した昨年の「福知山マラソン」、28kmあたりでリタイアしていますから、55歳にして、「人生初の30km」超えができたということになりますね。マラソンブームてで、これだけたくさんの人が当たり前のようにフルマラソンを走っている時代です。30kmなど、どうってことのない話しなのですが、それでもやはり、個人的には嬉しいものですね。

最近のラン

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20130209jog2.jpg ■新年早々の段階では「練習を再開しなくては…」と思いつつも、なかなか気力が伴わず、本格的な再開にはいたっていませんでした(生活のなかにまだランが定着していないのですね)。しかしコーチからの「激励」といいますか、「喝」といいますか、「檄メール」(そんなことはではフルマラソン完走できないよ)が届き、これではいかんと1月29日から真面目に練習に取り組み始めたのでした。先日のエントリーにも書きましたように、2月3日の大津市民駅伝はそれなりの記録で走ることができました。体が少しずつ復活してきているように思います。今日は、時間がとれたので午前中に1時間のランをしました。10kmを1時間で走ることを目標に走り始めました。なんとか、予定通りの練習を終えることができました。

■上の表が、iPhone5のアプリrunmeterに残されたログです。4kmあたりからペースダウンし、7kmではキロ6分になってしまいます。しかし、ここからもう一度気持を入れ替えました。走るフォーム等にも気を使い、ペースをもちなおすことができました。昨年7月から練習を初め、10月の「びわ湖高島栗マラソン」(ハーフマラソン)からしばらくの間が、体力・脚力的には一番ピークだったように思いますが、その頃と比較して主観的にですが80%程は復活できたのではないかと思います。頑張ります。このまま練習をしていけば、2月23日の「びわ湖レイクサイドマラソン」は、15kmのレースを1時間半以内で走ることができそうです。

■明日は、来月の「京都マラソン」にそなえて30km走をコーチの指導のもとで行います。木津川沿いの堤防を片道15km、往復30kmを、7:30/km程度の超スローで走り続ける予定になっています。頑張ろう。

大津市民駅伝の結果

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■龍大チームの監督から、リザルト(結果)が転送されてきました。アスリートぞろいの「龍谷RunRun-A」チームは、一般クラブの部第2位・準優勝です。タイムは、1時間22分46秒。「龍谷RunRun-B」チームは、一般クラブの部第30位。タイムは、1時間41分38秒。そして私たち「龍谷RunRun-C」チームは、一般クラブの部第37位。タイムは、1時間51分43秒。龍谷Cチームは一般の部で最後から2番目でした(^^;;。ブービー賞ですね。

■監督から駅伝はチームスポーツで、それぞれの区間の様々な条件があるから、記録に落ち込まないように…と優しいメッセージが添えられていました。私の第2区間は、フラットで走りやすいということもあり、あくまで自分としては…ですが、必死に走った結果が出ています。第2区3.6kmを15分48秒。1kmあたりのスピードも4分23秒と、監督に示された目標の5分を確かに切ることができたので安心しました。とはいえ、若い方たちも含めた全体でみればかなり低い記録です。このあたり、自分の楽しみとして走り、チームプレーも楽しみながら、なおかつ、ちょっちとだけ他の選手の皆さんの記録も気にして練習に励むという…この加減の妙味が、私のような中年のおじさんのやり方なのかな…とも思います。無理して心臓麻痺のような事故をおこさないけれど、それなりに頑張る…。なかなか難しいですね。

第55回大津市民駅伝

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■先日の日曜日(2013年2月3日)。大津市の田上地区で第55回大津市民駅伝が開催され、龍谷大学から3チーム出場しました。「龍谷RunRun-A」、「龍谷RunRun-B」、「龍谷RunRun-C」の3チームです。Aチームは、フルマラソンを3時間切り(サブスリー)で走るアスリートをそろえたチーム。龍大のエリートランナー・チームです。Bチームは、経験豊富な中堅チーム。そして私が所属するCチームは、年齢高め&まだまだ初心者からなるチームです。

■龍大は、一般クラプチームのなかで、一昨年は準優勝、昨年は3位と健闘してきました。今年も、東大津高校には破れましたが、準優勝することができました。BとCチームは、それなりに健闘しましたが、第4区で繰り上げ出走ということになり(1位が通過した後10分以内にタスキを渡さなければならないルールになっています)、タスキをつなぐことができませんでした。来年こそは、チームの足をひっぱらず、ぜひともリベンジを果たしてタスキをつなげられるように走りたいと思います。

■駅伝は、私がやっているような初心者のフルマラソンのように、ゆっくりとしたペースで完走を目指すわけにはいきません。チームの次の走者にタスキをつないでいかなければなりません。責任の重さが違います。たしかに距離は短いのですが、スピードをあげ、いつもとは違ってかなり速く走らなければなりません。私は、Cチームの第2区でした。3.6kmです。短い距離、それもフラットなのですが、心臓がバコバコしっぱなしでした。本当にしんどかったです。走り終わったときは、肺が焼け付くような感覚がありました。まったくレベルは違いますが、箱根駅伝でタスキを渡したあと、走者が倒れ込みますね。あのシーンを、身を以て体験した…ということになります。もちろん、中高年の私のようなおじさんが無理をすると心臓麻痺をおこしてしまいます。少し無理はするけれど、大きな無理はしない(できない…)。そんな感じでしょうか。トップの写真は、私です。なんだかカッコウをつけた感じですが、すでに息があがりかけています。口元をご覧いただければ、息の荒さがよくわかります。

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■今回も、iPhine5のアプリrunmeterを使ってログを録りました。しかし、GPSの具合がよくなかったのか、距離は実際よりも短くなってしまっています。ログでは、一応、5:00/kmを切ることができています。監督からは、「50歳代は5分切りを目指せ!」と言われていたので、なんとか目標を達成することができのかもしれません。しかも、ログでは実際に走った距離よりも短くなっています。同じ時間で長い距離を走ったとすれば、スピードはログよりももっと速いはず…。さらに、ゴールしたあとにアプリの「停止」をタッチせず無駄に時間が流れたので、実際にはさらに速いのでは…。と、自分に都合のよい解釈をしているのですが、実際のところは、大会本部からリザルトが届くまでわかりません…。今回は、スタート後、若い選手2名に追い抜かされてしまいました。春には55歳になるのですから、許してください。でも、そのうちの1名については「根性」で再び追い抜きました(まあ、こういうふうに無理をして中高年は心臓マ麻痺をおこしてしまうのですが…)。

■個人のホームページ(&プログ)ではありますが、自分のことばっかり書くことは…。駅伝なのですから。
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【上段】左:出走前の集合写真。中:第1走者の畑田さんからタスキを受け取る。右:走り始めは調子良かったのですが…。
【中段】左:監督でありAチームのアンカー原さんのゴールシーン。感動しました。中:試合後のCチーム。右:準優勝したAチーム。
【下団】左:石山の焼肉店「麗門」での祝勝会。右:焼き肉の「世界一周コース」を終えて集合写真。

■上の写真にアップしたように、龍大3チームは石山駅前の焼肉店「麗門」で祝勝会を開催しました。とはいえ、私は、次の用事があり参加できませんでした。残念。とっても残念です。実に、皆さん楽しそうです!!

最近のトレーニング

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■昨年の11月23日に開催された「福知山マラソン」に出場し、30km目前で右フクラハギの肉離れでリタイアしました(詳細はこちら)。残念でした。コーチからは、完全に治癒するまでは走るな…と言われていました。というのも、十分に治療をしないと同じ箇所が繰り返し肉離れになってしまうからです。私は、人生で初めての肉離れなのでそのあたり経験はないのですが、そういう話しを聞かされると不安になりますよね。

■1ヶ月無理せず過ごしてクリスマスあたりから…と思っていましたが、 なにか走ると違和感があり、結局、練習の再開は、1月1日元旦からになってしまいました。その後は、様子を見ながら1月5日に走ることになりました。けっこう、良いタイムで走ることができました(写真・上左)。この写真は、iPhone5に入れたアプリ「Runmeter」に残された記録です。これは、このまま練習再開に弾みがつくかなと思っていましたが、翌週からは、怒濤のように新年会が続き、そのあとは喉と微熱の風邪をひいたりと練習が思い通りにすすみませんでした。そして、昨日1月15日、やっと今年3回目の練習を行うことができました。1月5日は5.05kmを平均5分47秒/kmで走りましたが、風邪から回復したばかりの今回は、6.13kmを6分11秒/kmとゆっくりめのペースになってしまいました(写真・上右)。

■これから体調の様子をみながら練習をしますが、問題は、レースが近づいてきていることです。来月は、2月3日に「大津市民駅伝競走大会」で第2区3.6kmを走り、2月24日には「びわ湖レイクサイドマラソン」で15kmを走ります。そして、3月10日は「京都マラソン」で42.195km(フルマラソン)の完走を目指すということになります。「京都マラソン」までは、今日からだとあと53日…。練習をきちんとこなしていかくなてはいけません。「駅伝」では、制限時間以内に次のランナーにタスキを渡すことができるのか(繰り上げ出走しなくてもすむように走る)。「びわ湖レイクサイドマラソン」では、目標の1時間20分を切ることができるのか。「京都マラソン」は、完走できるのか。この3つが目標になります。頑張ります。こうやってブログに書いて、自分を追い込みます。

【追記】■監督から連絡が入りました。龍谷大学全体から、教職員で3チームを組みます。職場から3チーム出場します。サブスリー(フルマラソンの記録が3時間を切る)の選手も含むアスリートチーム、中級レベルのチーム、そして私のような初心者が入ったチームです。しかし、監督は、龍大で上位1位、2位、3位を独占しようと目論んでられます。私の入っている初心者チームは、私が走るから絶対に無理です…。(2013年1月17日)

大津市民駅伝2013

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■昨年の「福知山マラソン」での肉離れ、なんとか回復してきました。といっても、まだ筋肉がひきつるような感覚があり、本調子ではありません。とはいえ、いつまでも待っておくわけにいはいきません。どんどん、筋肉、脚力が落ちていきます。元に戻ってしまいます。無理をしない範囲で、ゆっくり走り始めました。リハビリも兼ねています。

■今年の目標ですが、予定していたのは2月末の「びわ湖レイクサイドマラソン」、そして3月の「京都マラソン」だったのですが、そこに降って湧いたように「大津市民駅伝」が入りました。職場のランニング好きの皆さんとチームをつくり、駅伝に出場することになりました。コースですが、トップに掲載した地図の通りです。場所は、大津市の田上地区です。龍谷大学瀬田キャンパスの比較的近くにある地域になります。

■それぞれの区間距離がですが、第1区が4.2km、第2区が3.6km、第3区が3.4km、第4区が4.2km、第5区が7.0km、合計で22.4kmです。ハーフマラソンぐらいの距離になります。今回、この「大津市民駅伝」に、職場から3チーム出場します。サブスリーの選手も含むアスリートチーム、中級レベルのチーム、そして私のような初心者が入ったチームです。アスリートチームは、体育大学のチームも出場するなか入賞を狙っています。私たちの初心者が混じったチームは、あまくまで完走、楽しみで走るのが基本です。3チームには全体を統括する監督がいて、監督が誰がどの区間を走るのかを決定します。私のばあい、おそらく第2区(3.8km)ではないかと思いますが、まだ監督からの発表はありません。ちょっとドキドキしますね。

■駅伝に出場するのは人生で初めてです。楽しみです!

【追記】■走る区間が監督から発表されました。私、Cチームの第2区を走ります。3.6kmです。(2013/01/08)

COMBIWELLNESS(コンビウェルネス) ステップウェル2 STP78

20121213stepwell.jpg ■11/23福知山マラソンの肉離れから明日で3週間、だいぶ回復してきましたが、まだ完全というわけにはいきません。軽くならば走ることができますが、無理はしません。来週に病院にいって診察を受けて、リハビリのウォーキングから入ろうと思います。

■さて、リハビリそしてトレーニングのために、ひとつ道具を購入しました。写真の道具です。「COMBIWELLNESS(コンビウェルネス) ステップウェル2 STP78 」という商品。踏み台昇降をする台のようなものです。これで筋力を鍛えます。右足からあがる。次は左足。1分間に120のテンポで。1分間で30回の上り下りになります。これを10分〜30分継続するとランニングに必要な脚力がついてくる…のだそうです。まあ、リハビリではこんなに速くはできませんが。慣れてきたら、ステップランニング。その場で右・左・右、次に台の上で左・右、そしてまた降りて左・右・左…と繰りかえすのです。これは室内でもできるトレーニングです。雨の日、ランニングが出来ない日でも練習ができます。

■…ということのようなのですが、はたしてどうなるのかな。

福知山マラソンの結果

20121129fukuchiyama.jpg ■先週の金曜日、「福知山マラソン」に出場しました。初めてのフルマラソン挑戦でした。レース会場には、これまで指導してくださったコーチとコーチの車で入りました。雨模様で辛いフルマラソンになるのかな…と心配していましたが、先月のハーフマラソンの時と同じように、スタート時には小雨になり、その小雨もしだいにやんでいきました。21kmを超えるころには、少し太陽の光も見え始めていました。そういう意味で、コンディションは、それほど悪いものではありませんでした。

■今回、大変ありがたいことに、私の初マラソン参加を心配してくださったコーチが一緒に走ってくださいました。これまでは、facebookを通してご指導いただきましたが、今回は、実際に走りながらの指導いただいたということになりました。コーチは、サブ3(フルマラソンを3時間切りで走ることができる)ランナーで、私のような初心者とは走力に関しては雲泥の差があるわけで、初心者にあわせてゆっくり走っていただくこと、申し訳ないやら、ありがたいやらで…心から感謝しています。

■スタート後、コーチが伴走してくださったこともあり、他の皆さんのスピードに惑わされることなく、6:30/km前後のスピードで、ペースを守りながらひたすら淡々と走ることになりました。この程度のスピードだと、ジョギングと同じですから、コーチとおしゃべりを楽しみながら走ることができました。体の上半身は(心肺機能的には)何も問題はなく、いつまでの走り続けられる感じでした。うまくいけば、初マラソン4時間半で完走も夢ではありませんでした。

■先月末のハーフマラソンでは、練習のときのタイムから、計画的に走りました。前半でタイムの貯金をして、後半粘ってゴールするという計画でしたが、それがうまくいき1時間55分18秒と、自分としても満足のいく結果が出ました。しかし、ハーフマラソンとフルマラソンとでは、まったく違う競技であることを今回は実感しました。ハーフマラソンは心肺にもそれなりに負荷がかかり、息も「ハーハー」となるわけですが、フルマラソン、それも私程度の初心者がフルマラソン完走を目指すばあいは、心肺というよりも、脚力、それも長い距離の負荷に脚の筋肉がどれだけ耐えうるのかが大きな問題となるわけです。そのことを頭の中で理解はしていたのですが、実際そのための準備がきちんとできていたかといえば、まったくできていませんでした。

10月末のハーフマラソンの後、脚の回復をまって走り始めたのが1週間後、そのあとも、風邪をひいて微熱が続き、なかなかきちんと練習をすることができていませんでした。走り込みが不十分なままフルマラソン当日を迎えることになってしまいました。女子マラソンランナーの野口みずきさんが、「走った距離は裏切らない」とおっしゃったことは有名ですが、私のばあいは「走った距離」が短かったために、とんだ結果になってしまいました。フルマラソンの前日は、十分な勉強をせずに大学入試を受けにいくのに似た、不安な気持ちでした(昔を思い出します…)。その不安が、結果として、右フクラハギの故障・途中棄権という形で現実のものとなってしまいました。

■さきほども書きましたが、上半身は快調だったわけですが、10kmを超えるあたりから、少しずつ、脚に負荷を感じるようになりました。10kmに至る前には、チーム「利やん」のメンバーでもある中川さん(なかちゃん)が、追いついてきました。中川さんは、チーム「利やん」のエース。フルマラソンを3時間40分で走った記録をもっている方です。「一番後ろから走っとたんやけど、やっとワッキーに追いついた」(中川さん)、「なかちゃん、自分はこのペースで完走を目指すから、先にどんどんいって」(脇田)なんてやりとりをしたあと、私を追い抜いていかれました。ただし、私の方も、このペースを守れば中川さんに追いつくことはできないにしても、それなりのタイムでゴールできるのでは…とまだその可能性を捨てていませんでした。

■6:30/kmのペースをあくまで維持しながら、用心しながら走っていましたが、21kmを過ぎたあたりからその負荷が軽い痛みに変わってきました。折り返し地点の前では、追い抜いていった中川さんが、反対車線を走ってこられました。お互いの健闘を祈って片手でハイタッチなどしたりして、まだ余裕がありました。しかし、折り返し地点をまわってさらに走った26kmあたりで、ストップ。屈伸をしたりしながら、脚の様子を確認しました。まだ、なんとかいけそうでした。コーチは、大変心配されて、「無理なら歩きましょう」と何度もいってくださいましたが、まだ走ることをあきらめられませんでした。

■さら走り、28kmを超えたあたりで、左フクラハギにパチッと何か小石が当たったような感覚を感じました。その瞬間、その感覚は強い痛みになりました。今となれば、コーチの「無理なら歩きましょう」というアドバイスを受け入れておけば…と思わないでもありませんが、あのときは、歩くことに対して抵抗感がありました。実際には今月は走り込みができていなかったのですが、きちんと練習を積み、その練習の成果をきちんとレースで出す…という自分なりのスタイルや思いに、どこかでこだわっていたのかもしれません。まだ脚を引きずりながらでも歩くことができたのかもしれませが、この時点で棄権することにしました。これまで熱心に指導してくださり、しかも伴走してくださったコーチには、大変申し訳ない気持ちでいっぱいになりましたが、私は回収バスで戻ることにしました。

■回収バスでゴールについたのは、レース開始後4時間18分ほどたっているときでした。ゴールでは、JRの特急に乗って、私の初マラソン完走ゴールを見守るために妻も来てくれていたのですが、カッコいいゴールシーンを見てもらうことはできませんでした。痛む脚を引きずりながら、妻と一緒に救急のテントにいき、医師に視てもらいました。肉離れだろうという診断でした。

■ゴールでは、次々に市民ランナーの皆さんがゴールされていました。皆さんのゴールを祝うアナウンサーの声がスピーカーを通して聞こえてきました。そのとき、少し悔しい思いもありましたが、臥薪嘗胆、次回の京都マラソンは、きちんと体調管理をして練習を積み重ね、必ず完走するぞという気持ちが沸き起こってきました。次回、京都マラソンは、もっとしっかり練習をします。

■トップの写真は、試合前の受付のさいに、ランナーの皆さんに渡された激励メッセージです。地元の小学生からのメッセージです。しかし、肉離れをしたので、この小学生の応援に応えることができませんでした。しっかり治療して、また一から練習を積み重ねます!大切にしようと思います、このメッセージカード!

びわ湖高島栗マラソンの写真

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■先日(10月28日)参加した「2012びわ湖高島栗マラソン」のときの写真を、記念に業者さんから購入しました。最近は、いろんなスポーツ大会に付随して、こういう写真販売のサービスを行っているんですね。今回は、本格的な市民レースに初めて参加し、しかも初・ハーフマラソン(人生で走った最長距離)、練習を始めてから3か月ちょっとで2時間切り(1時間55分18秒)という(初心者にしては…そして54歳にしては…)自分なりに満足のいく記録を残すことができたので、記念に写真を購入することにしたのです。まあ、自己満足ですけどね…。

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