正門での一礼

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20150715ohmiya1.jpg▪︎昨日は、研究部の仕事で、大宮キャンバスに研究事務部長・課長のお2人と一緒に出かけました。文学部で開催される会議で、いろいろ報告・相談をさせていただくためです。大宮キャンパスは、いつ来ても、素晴らしい雰囲気です。そのことについては、少し前のことになりますが「大宮キャンパス」というエントリーにも書きました。

▪︎写真は、会議での報告・相談を終えて、大宮キャンパスの正門を出るときに撮ったものです。事務部長・課長のお2人は、本館の方に向き、一礼されました。前回、事務部長さんと一緒に大宮キャンパスに来たときも、同様に一礼されておられました。当たり前のようにさっと一礼されていること、とっても素敵だなあと思っています。お2人は龍谷大学のご出身ですが、学生の頃から、こうやっておられたのでしょうね。では、最近の学生はどうなのか…。今回、私はそういう学生は見かけませんでしたが、半分ぐらいの学生は一礼するのではないかとのことでした。。

▪︎ところで、このような「正門での一礼」については、おそらく、戦前はたくさんの学校で行われていたと思います。これは推測ですが、戦後になっても、私立の学校では、この「正門での一礼」を続けているところが、まだたくさんあるのではないかと思います。私自身も、小学校の1年生から4年生まで、北九州市の戸畑区にあるカトリック系の私立に通っていました。そのときも、「正門での一礼」を行っていました。

▪︎柔道の選手が、試合会場の畳に登るときと降りるとき、必ず一礼をしますよね。また、高校や大学の野球部でも、球場に入るときと出るとき、一礼をしているように思います。ここには、なにか共通したものがあるように思います。それは、お寺や神社にお参りするとき、門や鳥居をくぐったときに一礼することとも共通しているように思います。

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20150715nara2.jpg▪︎猛烈に暑くなってきました。これからが夏本番だというのに、すでに暑さに辟易してきています。梅雨って明けたんでしたっけ?まだですよね〜。年をとればとるほど、夏の暑さが嫌になってきました。若い頃は、平気だったんですけどね〜。昨日は、特に暑かったように思います。真っ青な空、強い日差し。写真からも、それが伝わってくれば…。

▪︎台風も迫ってきているようですね。台風11号です。明日、木曜日の晩には、西日本太平洋側に接近し、明後日、金曜日にかけて上陸するおそれがある…とのことです。台風の進路の予想をみると、四国と中国地方を縦断しそうです。そして近畿圏も強い暴風雨の影響を受けそうです。こまりましたね。週末は、京都の総合地球環境学研究所で大切な研究会議があるのですが…。大丈夫かな。今日も昼間はもちそうですが、晩からは雨が降り始めます。予報をみると、ずっと天候が悪そうですね。明日からは、「雷を伴って1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨の降る所もある見込み」との予報も出ています。困りましたね〜。

シンポジウム「宗教教誨の現在と未来~日本人の宗教意識~」

■7月11日、朝から総合地球環境学研究所で会議があり、私自身は参加できませんでしたが、13:30から17:30まで、龍谷大学深草学舎和顔館B201教室で、シンポジウム「宗教教誨の現在と未来~日本人の宗教意識~」が開催されました。会議がなければ、参加したかったのですが、残念です。以下は、大学のホームページに掲載された記事からの引用です。

 7月11日、龍谷大学矯正・保護総合センターは、文部科学省科学研究費助成事業・新学術領域研究〔法と人間科学〕「犯罪者・非行少年処遇における人間科学的知見の活用に関する総合的研究」と協働して、「宗教教誨の現在と未来」をテーマにシンポジウムを本学深草学舎和顔館B201教室で開催し、約300名の方が参加しました。

 シンポジウムでは、福島至龍谷大学矯正・保護総合センター長の主催者挨拶に続き、石塚伸一龍谷大学大学院法務研究科教授(上記研究代表)から本シンポジウムの企画趣旨について説明がなされました。
 第1部では、大谷光真氏(浄土真宗本願寺派前門主)をお迎えし、昨年ノンフィクション「教誨師」を上梓されたジャーナリストの堀川惠子氏がインタビュー形式で、宗教と教誨についてお話しを伺いました。
 続いて、第2部では、「犯罪と宗教教誨」をテーマに赤松徹眞氏(龍谷大学学長)、平野俊興氏(東京拘置所教誨師)、平川宗信氏(名古屋大学名誉教授)が講演をおこないました。
 また、第3部では、会場の方からのご意見も伺いながら、第1部、第2部の登壇者全員で意見交換をしました。
 本シンポジウムは、矯正施設における教誨師の活動を通して、現代社会において宗教の果たす役割や犯罪者の更生などについて考える有意義な機会となりました。

■幸いなことに、シンポジウムに参加できなかった人たちのために、YouTubeの動画もアップされていたので、ここにも動画を張り付けておこうと思います。
シンポジウム第1部・第2部

シンポジウム第3部

夕暮れの深草キャンパス

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▪︎午前中は瀬田キャンパスで授業、午後は深草キャンパスに移動して、研究部の会議でした。月曜午後の会議は長く、5時間以上かかることが珍しくありません。それだけ、協議しなくてはけいないことが多いというわけです。このパターンは、基本的に毎週ということになっています。トップは、昨日の会議で疲れたあと、深草キャンパスで撮った写真です。19時頃、会議を終えて新しくできてた校舎「和顔館」に上り撮ったものです。

香りのプレゼント

20150711present.jpg▪︎今日は、京都の上賀茂にある総合地球環境学研究所で、朝から打ち合わせの会議を持ちました。ウイークデーは、大学の研究部の仕事に拘束されているため、週末にしか研究所に行けません。申し訳ないのですが、休日にもかかわらず、参加している研究プロジェクトのリーダーの奥田さんと、私がいろいろ仕事をお願いしているPD研究員の浅野さんが、出勤してくださいました。感謝です。本当は、頻繁に研究所に通って、プロジェクトを進捗させるための仕事に取り組みたいのですが、なかなか…です。

▪︎打ち合わせの会議は、昼過ぎには終了しました。帰り、気分転換に、ショルダーバックのなかから小さなオードトワレの瓶を取り出しました。右の写真が、その瓶です。蓋をあけると、先がローラーになっており、肌に転がすと、暑い夏にぴったりの爽やかな香りがしてきます。もちろん、加齢臭対策なんかのために自分で買ったわけではありません。先月、息子が「父の日」にプレゼントしてくれたのです。このオードトワレの爽やかな香り、気分転換にもなります。ありがたいです。

龍谷大学社会学部・現代福祉学科


▪︎私が勤務する龍谷大学社会学部では、社会福祉学系2学科を「現代福祉学科」に改組することになりました。以下は、大学のホームページからの引用です。

現代社会は、家族や地域の力が弱まり人々は孤立しがちです。厳しい社会情勢のなか、孤立した人や家族は貧困状態に追いやられ、そこから虐待や病気が生じることもよくみられます。このように一つの問題は他の問題へと拡がり、複雑に重なって深刻な状態がうまれ、さらに次の世代にも影響していきます。
このような社会状況において、社会福祉は、施設や相談機関などのいわゆる福祉現場にとどまらず、行政、学校、職場など多様な領域でその視点と方法が求められるようになっています。さらにNPO活動やソーシャルビジネスの分野で社会福祉の知見をいかした新しい支援の取り組みも始まっています。
2016年度からスタートする「現代福祉学科」は、現代が求める社会福祉のあり方を学び、幅広い領域で社会貢献できる人材の養成を目指します。

▪︎来年からの、この新しい学科の開設されます。そのため、受験生用にトップのような動画が制作されました。ぜひ、ご覧ください。

瀬田の夏空

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20150710seta2.jpg▪︎本日は1・2限が、「大津エンパワねっと」コースの「地域エンパワねっとⅠ」の全体授業でした。昼休みは、瀬田の研究部で雑用をして、3限はオフィスアワーで学生の指導、4限は4年生のゼミ(社会学演習ⅡA)。やっと、研究室で自分の仕事ができると思っていたら、ゼミで行っている「北船路米づくり研究会」の活動の関連で、農水省の小さな事業に申請書を送らねばならないことが判明…。ガーンとなっていますが、仕方がありません。

▪︎写真は、1・2限に「地域エンパワねっとⅠ」の授業を行った1号館6階の会議室から撮ったものです。窓の向こうには、瀬田丘陵の森と夏空が見えます。室内とのコントラストが、余計に夏の暑さを感じさせます。空の青色が、床に反射しています。それが、少し不思議な雰囲気を醸し出しています。

▪︎右の写真は、同じ会議室の窓から撮ったものです。テニスコートです。もともと、テニスコートは、現在の 4月に開学した農学部の建物の場所にありましたが、諸般の事情から、農学部棟をテニスコートのあった場所に建てざるを得なくなりました。ということで、テニスコートは駐車場に建設されることになりました。もっとも駐車場を有効利用するために、テニスコートは鉄骨の柱の上に乗っかっており、テニスコートの下はいままで通り駐車場になっています。ボールが飛び出さないように、ネットで囲まれているので、遠くからみると巨大な鳥籠のように見えます。

▪︎今週もしんどい1週間でした。月曜日は午前中の1・2限が授業で、午後が研究部の執行部会議。火曜日は午前中が学生の指導で、午後からは研究部の用務。水曜日は午前中が学長会で、午後が校舎建設に関する会議。木曜日は午前中が部局長会議(常任理事会)で午後が研究部の打ち合わせと評議会。そして、本日金曜日。来週は、火曜日と水曜日に時間がとれそうです。学生の皆さん、面談ができますので申し込んでください。

深草キャンパスの草原

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20150709fukakusa1.jpg▪︎月・火曜日の午前中と金曜日以外は、深草キャンパスで研究部の仕事に取り組んでいます。必然的に、瀬田キャンパスの研究室にいられる時間は、ごくごく限られてきます。非常に困った状況になっています。なんとかしなくては…。とはいっても、仕事が減るわけではないし…。そんな調子ですから、このホームページにあるブログの更新も、滞るようになってきました。仕事ばかりの日々なので、アップできる話題も限られてきます。いやはや…嘆息…の世界です。

▪︎今日は少し不思議な写真です。深草キャンバスの草原です。ではなくて、これは、深草キャンパスに新しくできた「和顔館」の屋根です。省エネタイプの校舎ということで、屋根には「緑化」が施されています。最初は、何も生えていなかったのですが、そのうちに、このような状況になってきました。最初から様々な自然の雑草の種が撒いてあったのだと思いますが、それ以外にも、外部から飛んできて落ちた種や、鳥が糞と一緒に落としていった種などもあるんじゃないのかな…と想像しています。このような「緑化」には肯定的・否定的意見の両方があると思います。私は、けっこう肯定的なほうかと思います。そばによると虫が鳴いていました。どうせならば、ちょっとしたビオトープみたいな感じにしてもらいたかったな〜とも思います。この草原の下は、右のような感じになっています。4月にオープンしたスターバックスの龍谷大学店があります。

梅田の「亀寿司」

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▪︎今日は、老母の生活介護の日でした。今日は、妻も同行してくれました。ということで、いつも一人でやっていることを二人で済ませることができました。「済ませる」という言葉を使うことに、多少「抵抗感」があるわけですが、現実問題として、やはり「済ませる」という気持ちが先になってしまいます。高齢者の家族の介護は、とても難しい問題だと思います。時々、妻に手伝ってもらうと、どこか心が軽やかになります。この「微妙な加減」が孕む問題を、もっと日本の社会は考えないといけないと思います。

▪︎それはともかくです。老母の世話を終えたあと、突如思いついて、すでに社会人として自立して一人暮らしをしている子供達に、「梅田に移動中やけど、一緒に夕飯はどう?」と連絡をしたところ、長女の方からOKの連絡がありました。梅田の「亀寿司」という寿司屋で、娘、そして娘の彼氏と合流することができました。この「亀寿司」、私たち夫婦が独身時代、時々来ていた寿司屋です。妻は小学校の教員。私は大学院の博士後期課程でした。妻にボーナスが入るときに、この寿司屋で当時はなかなか口にできなかった寿司を食べさせてもらいました。人生で初の「車海老の踊り食い」は、この店だったと思います。

20150705indiancurry.jpg▪︎話しは前後しますが、今日は、昼食も夫婦で一緒でした。いつもは1人で梅田三番街「インデアンカレー」にいくのですが、今日は「夫婦でインデアンカレーの日」になりました。左は私が注文した「ルーダブル&卵」。右は妻が注文した「ルー大盛り&卵」です。比較してみると、やはりルーの量がかなり違いますも〜。私は、今日も「ルーの海」にダイブしました〜♪ しかし、楽しんだのは私だけで、妻にとっては「ルー大盛り」は、美味しかったにせよ、量的にはかなり負担だったようです。月に何度も「インデアンカレー」をいただいている私の方は、結果として、かなり胃袋が「鍛えられてしまった」ようです。

第3回「龍谷大学餃子研究会」

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▪︎昨晩は、第3回「龍谷大学餃子研究会」でした。餃子が好きで、龍谷大学の未来に関して熱く語り合える方達が集まっています。第1回が「ミスターギョウザ」。そして、第2回が「チャイナキッチン餃子王」です。以下は、関連エントリーです。

龍谷大学餃子研究会
第2回「龍谷大学餃子研究会」

▪︎第3回は「鉄鍋ぎょうざ 杏っ子」になりました。会場の決定は、研究会の副会長であるN部長が長年の研究により作成された「リスト」のなかから決定されます。餃子といえば、大衆的な料理で、ちょっと薄汚れているぐらいの食堂が美味しかったりするわけですが、今回は、なかなか洒落たお店でした。場所は、京阪三条から少し歩いていったところにあります。「餃子バー」という感じでもありますね。さて、トップの写真は、お店の名物である鉄鍋餃子です。口の中でパリパリと音がした後、香辛料(おそらくは五香粉か)を少し効かせた美味しい餡が味わえます。特徴のある餃子だと思います。酒の方は、最初はビールでしたが、途中から副会長N部長がお好みの赤ワインに。どんどん赤ワインのペースがあがっていくので、大丈夫かな…と思っていたら、二次会のバールでN部長は途中リタイア。まあ、それぐらい研究会は盛り上がったわけです。

▪︎ところで、今回は新入会員の参加があり、会員数はとうとう5名になりました。もっとも昨晩は、お1人の都合が悪くなり、参加者は4名。次回は、さらに4名の新入会員が増える予定。これまでは、餃子好きのオジさん教職員ばかりだったのですが、若い女性の皆さんも加わってくれることになりますね。研究会の雰囲気が華やかになります。

【追記】▪︎私はこの研究会以外に、職場の奈良県人会や兵庫県人会にも参加しています。また、職場の仲間でマラソンや駅伝の大会などにも参加します。さらには、ゼミでおこなっている「北船路米づくり研究会」で日本酒をプロデュースし、職場の皆さんにも楽しんでいただいています。こういう仕事を離れた大学教職員の親睦・交流の場なんて面倒臭いという人がいるかと思います。また、なんで仕事が終わったあとも、付き合いをしなくてはいけないのか…という人もいるかと思います。といいますか、むしろそちらの方が若い世代の方達では多いのかなとも思います。また、大学教員のなかにもそのような考えの方が多いかと思います。ですから、自分の考えを押し付ける気は毛頭ありません。しかし、私自身は、こういった職場の親睦・交流をとても大切にしています。相談したり・相談されたりすることができる関係、頼んだり・頼まれたりすることができる関係、助けたり・助けられたりすることができる関係…、信頼・協働・互酬性のネットワーク(社会関係資本)が組織内に豊かにあることは、とても大切なことだと考えるからです。おそらく、こういう関係が豊かにあると組織の仕事はうまく進みます。しかし、私が言いたいことは、単に仕事の効率などという話しではないのです。それだけではなく、仕事に関する「夢を」共有できるからです。そして、組織内の「幸せ」を増幅していくことにつながるからです。以下は、関連するエントリーです。

組織の壁を越えて

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