NHK地域づくりアーカイブス
■「NHK地域づくりアーカイブス」というサイトがあります。facebookを通して、他大学の教員をされている方の投稿から知りました。NHKの過去の番組から「地域の課題解決に役立てていただくため、地域づくりの先進事例を全国から動画で集め」たものです。これはいろいろ使い出があるサイトだと思います。
■テーマは、「農林水産・食ろ、「環境・エネルギー」、「共生経済・観光」、「コミュニティ・商店街」、「教育・子ども・若者」、「医療・介護」、「福祉・生活支援」、「災害復興・防災」です。自分の問題関心にあわせて動画をみることができます。いろいろ地域づくりに関するヒントを得ることができると思います。
水草堆肥の研究
■先週の3月24日のことになります。このブログで報告することを忘れていました。この日、午前中は大津市役所で「大津市協働を進める三者委員会」、午後からは瀬田キャンパスに移動しました。龍谷大学「食と農の総合研究所」で取り組む「水草堆肥プロジェクト」のキックオフミーティングに参加しました。今日参加したのは、リーダーでもある農学部の玉井鉄宗さん、吉村大輔さん、山口道利さん、玉井ゼミの2名の学生さん(今日は参加でなかったけど本当は3名)、滋賀県琵琶湖環境部の西井洋平さん、そして私。私たちの「水草堆肥プロジェクト」は、「琵琶湖の水草の有効利用」について検討する官学民「インパクト志向型研究プロジェクト」です。この「インパクト志向型」という用語は、玉井さんが使われました。通常の科学的な研究では、一般性のある研究成果を生み出すことを目指すわけですが、この研究プロジェクトでは、そのような一般性を志向するわけではなく、「琵琶湖の水草の有効利用」という特定の環境問題の課題に焦点をあて、その課題解決に向けて良い意味でのインパクトを与えることを志向する…ということになります。また、同時に、農学部と社会学部の教員が連携する「学部連携型研究プロジェクト」であり、実験的な「文理融合スタイルの研究」でもあります。
■今日は、1メンバー紹介、2プロジェクトの概要説明(玉井)、3滋賀県の水草等対策事業(西井)、4水草堆肥の農学的評価(玉井)、5「琵琶故知新」について(脇田)、6事務連絡(研究費の執行方法など)について議論。良いスタートになりました。
「阪本屋」さんを取材
■新型コロナウイルス大変なことになっています。関西の学生への感染がニュースになりました。うちの大学の学生や教職員の皆さんへの感染も大変心配です。また、昨日、志村けんさんがコロナでお亡くなりました。そのニュースに多くの皆さんが衝撃を受けました。発症から2週間で…。恐ろしいです。
■そのような日だったのですが、昨日は特定非営利活動法人「琵琶故知新」の公式サイトに掲載する記事の取材の予定が入っていました。感染に注意をしながら、大津市の長良にある老舗の鮒寿司屋である「阪本屋」を訪問し、6代目、若旦那(専務)の内田真太郎さんからお話を伺いました。「阪本屋」さんは、明治の最初に現在の長等の地に開業された老舗の鮒寿司店です。初めて、鮒寿司の製造・販売を始めたことで知られています。そのあたり、以前、内田さんからお話を伺わせていただいていたのですが、今日は初めて聞いた大変驚いたことがありました。
■長等の「阪本屋」さんは、膳所城下にあった料理屋「阪本屋」から暖簾分けをして開業されました。その膳所城下にあった本家でもある「阪本屋」(明治年代に廃業されています)は、膳所藩に出入りしてお殿様の料理も作っておられました。ということは、「阪本屋」さんの鮒寿司のルーツ?!は、膳所のお殿様が召し上がっていた鮒寿司なのか…と、驚いたわけです。
■内田さんからは、このようなお店に関わる歴史だけでなく、実にいろんなお話を伺いました。特に、鮒寿司の原料は琵琶湖固有種ニゴロブナであることから、内田さんが琵琶湖の環境のことをどのように考えておられるのか、その辺りについても丁寧にお話を伺うことができました。そのことについては「琵琶故知新」の公式サイトに掲載される記事をお読みいただければと思います。記事が掲載されるのは少し先のことになるかと思いますが、ふと思い出したら、以下の公式サイトをご覧ください。すでにいくつかの記事が掲載されていますが、いろいろ取材先からも厳しいご指導をいただきながら、試行錯誤でやっています。どうか、暖かい目で見守っていただければと思います。
■昨日は自宅用に「阪本屋」さんで、ホンモロコのナレズシ「もろこ寿司」と、「ゴリの飴炊き」を買いました。「もろこ寿司」は初めていただきました。何か得をした気分です。
ギボウシ
■新型コロナウイルスの感染、かなり深刻です。明日から大学は新年度になりますが、なかなか見通しが立ちません。予定されていた大学での会議も、どんどん中止になっています。そしてどんどんオンライン会議に移行しつつあります。オンライン会議のやり方を、完全にマスターしたという自信のない状態のまま、現実に対応せざるを得ません。使ったことがあるのはzoomです。しかし、大学が推奨しているのは Google Hangouts Meetとのこと。この両者、何がどう違うのかもよくわかっていませんが、使いながら慣れていくしかありませんね。
■さて、世の中はこのような状況にあるわけですが、こういうときだからこそ、日常生活をきちんと過ごさねばならないと思っています。基本は、無理せず、しっかり睡眠と栄養をとり、手をしっかり洗い、うがいをして、外ではマスクをする、人混みには行かない…そのようなことなのですが、心に余裕が持てるように音楽を聴いたりすることも大切かと思います。私の場合は、ガーデニングということになります。
■我が家の小さな庭、この春の季節、小さな変化がいろいろあります。上の画像は、23日と31日のギボウシを比較したものです。ギボウシは山間の湿地などに自生する多年草です。よく、観賞用に植えられています。春になり、芽が伸び、葉を広げます。私はその葉の美しさを楽しんでいます。花も咲きます。今日まで知りませんでしたが、このギボウシの芽は食べられるようですね。試してみようかな。まあ、そのようなことはともかく、画像を比べると8日間でかなり成長していることがよくわかります。
■庭は大変賑やかになっています。チューリップが咲いてくれました。嬉しいですね。ということで、植木鉢を通り近いところに置いてみました。クリスマスローズの横です。ご近所の皆さん楽しんでくださるかな。私自身も、ご近所のお宅に咲いている花を通勤時に楽しませていただいています。特に、少し前までは、ご近所のジンチョウゲの香りを楽しませていただきます。このチューリップとムスカリの鉢の後ろの方にはシバザクラが咲き始めました。やっと咲き始めた感じでしょうか。満開になるのはもう少し先になりますかね。楽しみです。
《新日本フィル》テレワークでパプリカやってみた!
《新日本フィル》テレワークでパプリカやってみた!〜最終回〜
■新日本フィルハーモニー交響楽団の皆さんによるYouTubeの動画です。テレワークで「パプリカ」の演奏をされています。以下は、動画の解説。テレワークによる練習を重ねるごとにメンバーが増えていきます。しかし、これ揃えるのはかなり難しいと思います。よくここまでできたなあと、びっくりしています。
2020年3月、世の中は新型コロナウイルスの猛威の中、大規模なイベントなどは政府より自粛要請が出て新日本フィルも全てのコンサートが中止。外に出るのもままならず家でひとり楽器を練習する毎日。そんな中、世の中は働き方改革とこのウイルスの猛威により《テレワーク》スタイルが加速!ということで新日本フィルもオーケストラだけどテレワークできないか?!ということで楽員チャンネルにて「テレワーク部」を始動!
テンポもリズムも音程も難しい己との戦い、一体どうなってゆくのか!
シンニチテレワーク部始動!テレワークでパプリカやってみた!
テレワークでパプリカやってみた!〜2日目〜
《新日本フィル》テレワークでパプリカやってみた!(3日目)
《新日本フィル》テレワークでパプリカやってみた!〜4日目〜管打楽器編
《新日本フィル》テレワークでパプリカをやってみた!〜5日目〜
《新日本フィル》テレワークでパプリカやってみた!〜6日目〜
《金管五重奏》テレワークでパプリカやってみた!〜特別編〜
■新型コロナウイルスで、様々なイベントが中止や延期になっています。音楽で生活を立てておられる皆さん、音楽家、ミュージシャンの皆さん、本当に大変な状況かと思います。部長をしている吹奏楽部も、個人練習をのぞいて、これまでのような練習ができません。もちろん、龍谷大学吹奏楽部だけでなく、全国の小中高、そして大学の吹奏楽部も同様かと思います。吹奏楽部と書きましたが、合唱部、オーケストラ、そのほかマンドリンオーケストラ、軽音楽…音楽に取り組んでいる皆さんとっても同様です。合奏等の練習ができないわけですが、やる気を失って「もう、練習やめた…」とならないように工夫と努力をしていく必要があります。龍大吹奏楽部の部員たちも、いろいろ相談をして考えながら取り組んでいます。まだ、ここで書くわけにはいきませんが、様々な団体間で連帯しながら相互に支え合うような試みが、そのうちに生まれてきそうな気がします。
ユヴァル・ノア・ハラリ「人類はコロナウイルスといかに闘うべきか――今こそグローバルな信頼と団結を」
■『サピエンス全史』の著者である歴史学者のユヴァル・ノア・ハラリさんが、TIME誌に「人類はコロナウイルスといかに闘うべきか――今こそグローバルな信頼と団結を」と題した記事を寄稿されました。日本語で訳され、河出書房新社のオウンドメディア「Web河出」に掲載されています。ぜひ、お読みいただければと思います。以下は、気になったことの抜き書き。
「ウイルスとの戦いでは、人類は境界を厳重に警備する必要がある。だが、それは国どうしの境界ではない。そうではなくて、人間の世界とウイルスの領域との境界を守る必要があるのだ。」
「健康と言えば国家の単位で考えるのが当たり前になっているが、イラン人や中国人により良い医療を提供すれば、イスラエル人やアメリカ人も感染症から守る役に立つ。(中略)不幸なことに、世界でもとりわけ重要な地位を占めている人のうちにさえ、それに思いが至らない者がいる。」
「今や外国人嫌悪と孤立主義と不信が、ほとんどの国際システムの特徴となっている。信頼とグローバルな団結抜きでは、新型コロナウイルスの大流行は止められないし、将来、この種の大流行に繰り返し見舞われる可能性が高い。」
「今回の危機の現段階では、決定的な戦いは人類そのものの中で起こる。もしこの感染症の大流行が人間の間の不和と不信を募らせるなら、それはこのウイルスにとって最大の勝利となるだろう。人間どうしが争えば、ウイルスは倍増する。」
「対照的に、もしこの大流行からより緊密な国際協力が生じれば、それは新型コロナウイルスに対する勝利だけではなく、将来現れるあらゆる病原体に対しての勝利ともなることだろう。」
ニュージーランドの今
Meanwhile, in NZ: Our Prime Minister just popped her toddler to bed and has pitched up on the couch in a sweater to do a #covid19 Q&A, as the country enters its first night of lockdown. pic.twitter.com/v69dAdBsZn
— Ashleigh Stewart (@Ash_Stewart_) March 25, 2020
■ニュージーランドでは、新型コロナウイルスの感染者急増に対して国家非常事態を宣言しました。25日のことです。この日から特別なことがなければ外出できなくなりました。その日の晩、ニュージーランドのアーダーン首相は、ネット上のライブで、外出制限が続く数週間に備えるために、オンラインで国民からの質問に答えました。お子さんを寝かしつけて、モスグリーンのカジュアル…というか、普段着のままで国民からの質問にフランクに答えておられます。素敵だなあと思いました。
■このことをネットで知り、facebookにシェアしたところ、知人から次のようなメッセージが届きました。家族でニュージーランドに暮らしているお嬢さんとのやりとりを教えてくださいました。今は、LINEでどこにいてもすぐに話すことができます。お嬢さんは、「首相が自宅で普段着で普通の口調で色々話してくれて、皆んなからの質問にも丁寧に答えてくれて、物凄く感動するし、信頼出来るし、この首相の国に住む事が出来てとても良かった」と思われたとのことでした。ここにあるのは、首相という政治的リーダーと国民との間の信頼関係ですね。日本にいると、とても羨ましくなります。
■知人は、普段の生活のことも教えてくださいました。新型コロナウイルスでお孫さんたちの学校が休みなので、学校の先生からも動画とかチャットで、しかもわざわざコスプレをして、子どもたち1人ずつに、どう暮らしているのかを丁寧に聞いてくれてるのだそうです。スーパーにはきちんと物は揃っているし、犬の散歩も許されるけれど、ほとんど外出してる人はいなくて、皆んな野菜の苗を買って庭で育て始めているとのことです。また、スーパーで小麦粉を買ってる人も多いようで、どうも自宅でパンを作っておられるようです。生活に必要なものをお金で買う、そのお金を稼ぐために働く…というのではなくて、生活に必要なものを手に入れるために働いているのです。もちろん、自宅に閉じ込められて時間が余っているせいもありますが、改めて暮らしの豊さとは何か、幸せとは何かということを感じておられるのではないでしょうか。そうだったら、素敵だなと思います。
新型コロナウイルスへの対応
■新型コロナウイルスの感染拡大により、卒業式に加えて入学式も中止になりました。また、教室内での対面する授業も21日(火)まで延期されることになりました。また、春の新入生勧誘活動も、中止または4月21日(火)以降に延期することになっています。
■新入生には、「新入生特設サイト」が設けられました。「新入生オリエンテーションについて」と「2020年度第1学期(前期)の授業について」に関してお知らせしています。
■在学生に向けての注意喚起等に関する情報は、こちらの「【まとめ】新型コロナウイルス感染症に関する注意喚起と対応方針について」からご覧いただけます。また、学内関係者だけになりますが、ポータルサイトでもお知らせしています。
ザルツブルグの小道から
■朝、facebookを覗くと、かつて関西学院大学交響楽団で同級生として一緒に演奏していた島岡現くんの投稿が目に入りました。そこには、こう書いてありました。「ブログ始めました。コロナウイルスのパンデミック下、ザルツブルクでの日記です」。早速、ブログを拝見すると、タイトルは「ザルツブルクの小庭から」。プログのタイトルの下には、次のような説明がありました。「パリとザルツブルクを往復する俳優・音楽家、GEN。コロナウイルスのパンデミックで長期滞在することになった自然豊かなザルツブルク郊外から、妊娠中のパートナーとの生活をリポート」。島岡くんは同級生なので、当然のことながら、還暦を超えたところです。私はすでに孫が生まれて「おじいさんワールド」を邁進していますが、島岡くんは、もうじき父親になるのです。パートナーのアンナさんにはお会いしたことはありませんが、お若い女性のようです。このこと知ったのは、少し前のことになります。島岡くんからfacebookのメッセンジャーで連絡があり、その時のやりとりの中で初めて知りました。大変おめでたいことです。
■島岡くんと私は、学生時代、関西学院交響楽団で所属していました。彼はコントラバスを、私はバイオリンを弾いていました。学生オケの弦楽器奏者は、その多くが初心者です。バイオリンとチェロの一部の人たちは経験者ですが、一部と書いたように、多くは初心者なのです。島岡くんも、そのような初心者でコントラバスを始めました。大変熱心にコントラバスの練習に取り組んでいたように記憶しています。もともと、ピアノを弾いていたように思います。高校時代のあだ名が、確か「山のベートーベン」だったかな。もともと音楽には強い関心を持っていたのです。その島岡くん、その音楽好きが高じて、3回生の途中から1年間アメリカの大学に留学をすることになりました。留学先は、関西学院大学と関係の深い、アメリカのテキサス州ダラスに本部を置く南メソジスト大学でした。帰国後、関西学院大学文学部を卒業して、彼は再び南メソジスト大学の大学院に入学しました。確か芸術学研究科だったかなと思います。そのあとは、ニューヨークに本部のあるジュリアード音楽院に学び、その時にコントラバスの指導を受けた先生がフランスのパリのオケに移動したことから、彼もフランスに渡ります。
■その後のことは、私もよくわかっていないのですが、たまたま、20数年前に科研費の研究でフランスに行った時に、パリで彼と会うことができました。その時はクラシックだけでなく、ジャズなどの様々なジャンルでコントラバス(ベース)を弾いていたように記憶しています。その頃からでしょうか、島岡くんはさらに活動の幅を広げていきます。気がついたら、映画、舞台、それからサーカス…と言った世界で個性的な脇役として活躍する俳優になっていました。びっくりです。確か、声優もしていたのではないかな。そして、気がついたら、今度は島岡くんにはオーストリア人の若いパートナーがいて、さらに気がついたら(先日のことですが)お父さんになると言うのです。ここ10数年、島岡くんはほぼ毎年日本に帰国していたので、そのたび同窓会を開いてきたことから、それなりに彼の暮らしのことを聞いて知っていたつもりではありましたが、父親になるとは思ってもいませんでした。今日、同級生にLINEでそのことが伝わりました。みんなも大変喜んでいました。
■島岡くんのプログのことについて書かないといけませんね。まだ、投稿は1つだけなんですが、パンデミックで大変な状況のオーストリアのザルツブルグの暮らしをこれかも投稿してくれるようです。facebookのメッセンジャーで「自分のため、パートナーと特に生まれてくる子供のための日記として始めたのをふと思いついてブログにしたので特に深い意味は無いのですが。ただ、書き出して見たら書くことがとても楽しいことを発見しました」と伝えてくれました。島岡くんは、特に深い意味は無いと書いていますが、パンデミックの状況の中で、大切なパートナーと一緒にゆったりと過ごし、新しい命の誕生を迎えること、これは島岡くんの人生の中では特別な意味を持った経験になるのではないでしょうか。もし、パンデミックがなかったら、パリとザルツブルグの間を行ったり来たりしていたのでしょうから。これから続く島岡くんの投稿を楽しみにしています。
■そうそう、もうひとつ。最初のこの投稿を読めばわかりますが、彼はテツ(鉄道ファン)でした。学生時代からそうでした。大学に入学した頃は、京都の嵐山にある自宅から阪急電車で西宮の関西学院大学まで通っていて、熱く、阪急電車について語っていました。そのことを思い出しました。
花穂
セキショウ
左がイカリソウ。
■小さな庭の変化。イカリソウに花が咲きました。うちは、2箇所にイカリソウを植えてありますが、そのうちの1箇所に咲きました。イカリソウ、花が咲き終わった後の葉の色も素敵です。その横には黄色の水仙がたくさん咲いていますが、気がつくと、スノーフレークも咲いています。不思議だな〜。なんでここに?スノーフレークは庭の別のところで株のようになって元気に育っているのですが、そちらは花をまだ咲かせていません。スノーフレーク、とても可愛らしい花ですね。
■それから、池のそばにも変わった花が咲いていました。ひょろっと長く伸びた花が咲いています。facebookで園芸のプロをされているお友達が教えてくださいました。これはセキショウという名前です。ショウブの仲間です。このひょろっと長く伸びた花は、花穂というそうです。「カスイ」と読みます。花穂とは、穂のような形で咲く花のことをいいます。 例えば、どこにでも生えているススキやエノコログサも花穂です。さらに、花穂の中でも、このセキショウのように主軸が肉厚に膨らんだものを肉穂(にくすい)花序と呼ぶようです。勉強しましたが、すぐに忘れてしまいそうです。
■それから、庭のあちこちでムスカリも咲いています。昨秋、鉢に植えたムスカリは大きな花を咲かせていますが、昨年以前に咲いたムスカリは、地中に残った球根から花を咲かせているものの、肥料を適切に与えていないせいか、小さな花しか咲かせてくれません。肥料、難しいですね。庭の世話をした後、ベンチに座って少しずつ変化する庭を眺めて楽しんでいます。ベンチに座っていても、もう寒くないですね。