ニュージーランドの今


■ニュージーランドでは、新型コロナウイルスの感染者急増に対して国家非常事態を宣言しました。25日のことです。この日から特別なことがなければ外出できなくなりました。その日の晩、ニュージーランドのアーダーン首相は、ネット上のライブで、外出制限が続く数週間に備えるために、オンラインで国民からの質問に答えました。お子さんを寝かしつけて、モスグリーンのカジュアル…というか、普段着のままで国民からの質問にフランクに答えておられます。素敵だなあと思いました。

■このことをネットで知り、facebookにシェアしたところ、知人から次のようなメッセージが届きました。家族でニュージーランドに暮らしているお嬢さんとのやりとりを教えてくださいました。今は、LINEでどこにいてもすぐに話すことができます。お嬢さんは、「首相が自宅で普段着で普通の口調で色々話してくれて、皆んなからの質問にも丁寧に答えてくれて、物凄く感動するし、信頼出来るし、この首相の国に住む事が出来てとても良かった」と思われたとのことでした。ここにあるのは、首相という政治的リーダーと国民との間の信頼関係ですね。日本にいると、とても羨ましくなります。

■知人は、普段の生活のことも教えてくださいました。新型コロナウイルスでお孫さんたちの学校が休みなので、学校の先生からも動画とかチャットで、しかもわざわざコスプレをして、子どもたち1人ずつに、どう暮らしているのかを丁寧に聞いてくれてるのだそうです。スーパーにはきちんと物は揃っているし、犬の散歩も許されるけれど、ほとんど外出してる人はいなくて、皆んな野菜の苗を買って庭で育て始めているとのことです。また、スーパーで小麦粉を買ってる人も多いようで、どうも自宅でパンを作っておられるようです。生活に必要なものをお金で買う、そのお金を稼ぐために働く…というのではなくて、生活に必要なものを手に入れるために働いているのです。もちろん、自宅に閉じ込められて時間が余っているせいもありますが、改めて暮らしの豊さとは何か、幸せとは何かということを感じておられるのではないでしょうか。そうだったら、素敵だなと思います。

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