湖西線

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OLYMPUS DIGITAL CAMERA         ■昨日の京都駅で撮りました。湖西線「近江舞子」行きの普通列車だと思います。人によって評価は様々だと思いますが、私は、この緑の電車が気に入っています。少し前の新聞記事になりますが、朝日新聞では、この緑色について、次のように説明しています。

JR西日本は、2010年度から、在来線の車両のデザインを、地域ごとの特色を反映した単色の「ご当地カラー」に統一することを決めた。現行の車両は複数色を施したデザインだが、不況や高速道路料金の割引による業績悪化に悩む同社は、塗り直し作業の費用を年間2千万円ほど抑えられると見込む。地域ごとの自然や特産品を連想させる配色にすることでイメージアップを図り、利用増にもつなげたい考えだ。

 京阪神を除いた地域の普通や快速列車のうち、主に旧国鉄時代に作られた鋼鉄製の約1400両が対象。18年ごろまでに作業を終える予定で、約25種類あるデザインは6種類(6色)に減る。

 車両のデザインは各支社に任せていたが、今回初めて、本社車両部が各支社の希望も考慮しながら地域のイメージに合った色を決めた。

 京都地域(琵琶湖線の一部と湖西線、草津線)は現在、緑とオレンジやベージュに茶などといった複数色の車両が走っているが、抹茶や木の葉など「和」のイメージを重ねた緑色に統一する。

■なるほど…です。facebookの鉄道愛好者のページでも、いろいろ教えていただきました。トップの左側の写真。連結しているのに、どうして点灯しているのか…。安全確保のためなのだそうです。知りませんでした。私は、鉄道が好きなのですが、素朴に好き…というだけで、こまかな知識がありません。本格的な「鉄道ファン」の皆さんの知識量は、本当にすごいですね。「鉄道ジャーナル」(鉄道の将来を考える専門情報誌)とか丹念にお読みになっているのでしょうね。

野洲で「つながり再生モデル構築事業」の協議

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■野洲の田園地域にある施設から撮った写真です。夕日のなかで比叡山の美しいシルエットがくっきりと確認できました。夕日のなかに浮かぶ筋状の雲が、シルエットをさらに魅力的にしていました。比叡山は、眺める方向によって姿を変えます。草津から北の方では、山頂がとんがって見えます。

■昨日は、14時から「つながり再生モデル構築事業」の協議会が開催されました。この事業は、滋賀県琵琶湖環境部琵琶湖政策課が実施しており、今年の春、県内の3地域の団体の提案がモデル事業として採択されました。私はその選定のさいの委員長だったのですが、選定後も、この事業の行く末を見守りたく、自分の意思でずっと参加させてもらっています。今日は、その3地域のうちの1つ、野洲市の「NPO法人家棟川流域観光船」との協議会でした。NPOの皆さん(5名)が、環境政策課の職員の皆さん(4名)、滋賀県のその他の関係部局の皆さん(2名)、野洲市役所からは環境課の職員の皆さん(2名)、滋賀県立琵琶湖環境科学研究センターの研究員のSさん、そして私、15名の参加で協議会が開催されました。

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■昨日の協議会では、4つの議題がありました。NPO側から提案された事業を進捗させていくためには、法律や制度との調整をきちんとしていく必要があります。そこでは様々な「知恵」が必要となります。昨日の協議会は、それぞれの立場から、現場の「知恵」を出し合うことで、事業を前向きに進捗させていこうとする良い雰囲気にあふれていました。一般論として、多様な視点で、現場の抱える課題について議論する「場」をつくっていくことが大切なわけですが、それに加えて、その「場」のなかで展開される「コミュニケーションの質」が問題になってきます。昨日の協議会は、そのような点からしても有意義なものとなりました。笑顔、そして心に希望をもって会議を終えることができました。まあ、そういうこともあって、比叡山の夕焼けのシルエットが余計に美しく見えたのかもしれません。

■下の左は、会議風景です。ここからは、よくわからないかもしれませんが、昨日の協議会は、とっても良い雰囲気でした。なんといいますか、そのような雰囲気が皆さんのコミュニケーションのなかから「醸され」るといったらよいのでしょうか。右は、NPOの代表理事の方からご紹介いただいた資料です。「NPO法人家棟川流域観光船」の活動を紹介している産経新聞の記事と、家棟川を遡上するビワマスの写真です。新聞記事、かなり大々的にNPOの活動を取り上げています。写真は、ビワマスの産卵風景です。家棟川では、ビワマスが遡上してきます。しかし、河川の土木工事等により、その遡上が難しくなっている場所があります。そこに、魚道を設置したいというのが、今回のNPOの皆さんの提案のひとつなのです。これについては、なんとか見通しがたってきました。

■昨日の会議では、NPOの代表の方から、「今年は、いろんな団体が見学に来られた」という紹介がありました。そして、県内の琵琶湖流域で活動している様々な団体が、お互いに交流することの大切さも強調されていました。これもとても大切な視点だと思いました。「知識」からではなく「経験」にもとづいて、おっしゃっておられるのです。そういう、環境自治のネットワークが県内に拡大していくと、本当に素晴らしいなあと思います。
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大学のホームページに「第4回 おおつ未来まちづくり学生会議」の記事

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■大学のホームページに「第4回 おおつ未来まちづくり学生会議」の記事がすでに掲載されていることを、本日、知りました。1週間以上前に記事として掲載していただいているのに、気がついていませんでした。記事を作成していただいた、龍谷大学瀬田REC職員の水野哲八さん、ありがとうございました。今回の「おおつ未来まちづくり学生会議」につきましては、大津市役所の皆さんのみならず、REC職員の皆さんにも大変お世話になりました。

第4回「おおつ未来まちづくり学生会議」を開催しました

ブログ記事「話がわかりやすい人」と「わかりにくい人」の違い8か条

■facebookで静かな反響が広がっている?!ブログ記事です。「あだちゆうや」さんという方が執筆されています。「あなたはどっち?「話がわかりやすい人」と「わかりにくい人」の違い8か条」という記事です。その8か条ですが、以下の通りです。それぞれの説明は、リンク先の実際の記事をお読みください。

こんにちは。5月から自転車通勤を始めたライターのあだちです。とても気持ちいいですよ!ところで、皆さんは「話がわかりやすい」と言われたことはありますか?

会議然り、報告然り、「話がわかりやすい」ということには様々なメリットがあります。一方、「ものすごく話のわかりにくい人」がいるのも事実です。何を言っているのかわからなかったり、何度聞き返しても要領が得られなかったりと、コミュニケーションの難しさを痛感してしまうようなときもあります。

この二者の差は一体どのようなところにあるのでしょう。そこで今回は、かつて私がコンサルティング会社で働いているときに教わった、「話のわかりやすい人と、わかりにくい人の違い」を8つにまとめてご紹介したいと思います。

1. 「結論」から話すか、「過程」から話すか
2. 「具体的」に話すか、「抽象的」に話すか
3. 「聞かれたこと」を話すか、「自分が話したいこと」を話すか
4.「相手の反応を見て言葉を変える」か、「一律の表現を使う」か
5. 「全体から入る」か、「詳細から入る」か
6.「相手の理解のスピードにあわせる」か、「自分のペースで」か
7. 「こそあど言葉」を避けるか、「こそあど言葉」を多用するか
8. 「脱線」するか、しないか

■私としては学生諸君に読んでほしかったのですが、学生の皆さんよりも、社会人の皆さんのほうがfacebookでは評判が良いように思います。めんどうくさいといわずに、ぜひ読んでほしいです。きっと「はっ!」としますよ。

Pufferfish ‘crop circles’ - Life Story: Episode 5 preview - BBC One


■フグです。なんという種類なんだろう。フグのオスがメスをひきよせるための作業のようですが、結果として大変芸術的な「作品」ができあがっています。

国鉄色

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■先日、通勤途中の京都駅で撮った特急「こうのとり」381系です。以下は、JR関連のこちらのページから引用した解説です。

前身は昭和61年11月、新大阪と城崎温泉を福知山線経由で結ぶエル特急として誕生した「北近畿」です。
但馬エリアのシンボルとして親しまれているコウノトリにちなみ、平成23年3月に列車名を「こうのとり」に改称しました。
「くろしお」号から転用された381系は平成24年6月から運転を開始しました。
運行区間 新大阪~福知山・城崎温泉

■この「国鉄色」いいですね〜。このクリーム地に赤のラインの「国鉄色」、特急「こだま」で採用された色のようです。1958年。ということは、私と同い年なのか…。私の世代には、国鉄の特急といえば、この色使いになります。なんといいますか、こういう色をみて懐かしいというか、ホッとするというか。ちなみに、この「こうのとり」、城崎温泉に向かうのですね。いいな〜温泉。それに冬の蟹です。昨シーズンはできなかった、「日本海蟹ツアー」(家族旅行)をしてみたいものです。社会人になって1人暮らしをしている2人の子どもたちも、「蟹」といえば参加してくれるかもしれません(^^;;。

「2014年 関西学生アメリカンフットボール Division1」の結果

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■今日で、2014年度の「関西学生アメリカンフットボール」のリーグ戦がすべて終了しました。あとは、5連覇、5年連続54回目のリーグ優勝を果たした関西学院大学が、甲子園ボウル出場をかけて東海学生代表の名城大学と戦う西日本代表校決定戦。そしてDivision2との入換戦である、京都大学 - 追手門学院大学、同志社大学 - 桃山学院大学の試合を残すのみとなりました。

■まずは、我が龍谷大学シーホースの成績ですが、Division1の6位でした。今季、京都大学に勝利したことは大きな収穫でした。ただ、神戸大学と近畿大学との試合でも頑張ってほしかった…というのが、素人の素朴な感想です。来年は、頑張ってまずは4位になってほしいと思います。早く、上位3校(関学、立命館、関大)を脅かす存在になってほしいです。ゼミにシーホースのQBとして活躍している学生がいるのでいろいろ聞いてみますが、上位校の壁はかなり厚いようです。でも、頑張ってほしい!!

■母校、関西学院大学は、昨日の立命館大戦でも力の差を見せつけました。朝日新聞の記事の一部を以下に引用します。これを読むと、総戦力線という感じです。大学もかなり支援している様子です。

09年ごろから組織改革に着手した。大学の補助金を受け、専任コーチや筋力強化担当のプロトレーナーを雇った。勝ち続けると、関学に憧れる高校生が急増。勧誘担当の宮本ディレクター補佐は「立命が強い頃は来てくれなかったレベルの選手が来るようになった」と話す。戦術分析担当の学生も増やし、ファン獲得戦略も学生が考える。あらゆる角度から勝利へ迫る。

アメリカンフットボールは準備のスポーツ。フィールド上だけではない組織力アップが、「1強時代」を生み出している。

■関学の優勝の一方で、現在、注目されているのが入替戦です。京都大学です。京都大学の相手は、追手門学院大学。追手門学院大学の監督は、かつての京大の名将・水野弥一さんです。京大の監督は、西村大介監督。水野監督の教え子です。関西のアメリカンフッボールファンは、この師弟対決に注目しています。本当に、京大、どうしたんでしょうね〜。1982年、常勝・関学を破って甲子園ボウルへの出場権をもぎ取ったあの頃の京大は、どこにいってしまったのか…心配になります。下克上になってきました。

関西アメリカンフットボール星取表

「王将の餃子」瀬田店の「よく焼き餃子」

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■通勤途中、気合いを入れるために「インデアンカレー」を食べたかったのですが、滋賀には「インデアンカレー」の店はありません。従って、餃子です。幸いなことに、大学最寄りの駅、瀬田駅に隣接する「餃子の王将」瀬田駅前店の餃子は美味いのです。これは私の好みですが、しっかり片面を焼いた餃子、カリッとした食感を若干もっている餃子が好きなのです。こういう焼き方を「よくやき」(よく焼き)というそうです。今日は、注文のときにいわなくてはも、出て来たのは「よくやき」でした。

■私の好みですが、皮がしっかりしていること(それなりの厚みがほしい、薄すぎるのは好きではない…)、片面をしっかり焼いてあること、とはいえ中身はふわっとしていること。以上が私の好みの餃子の基本条件になります。ちなみに、タレ。お店には餃子用のタレを置いていますが、私は、酢と醤油とラー油とで自分で作ります。酢が95%、醤油が5%。そこにラー油を入れます。これは、栃木県の宇都宮で知った「調合」の仕方です。あちらも、酢を中心にタレを自分でつくります。さっぱり餃子を食べることができます。一度お試しあれ。

研究会議

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■先週の土曜日の話し。朝からの第32回「北船路野菜市」のあとは、神戸に移動しました。神戸大学の一室で、色々・諸々の会議を、懐かしい後輩の面々や、初めて出会う兄弟姉妹弟子筋の皆さんと一緒にもちました。色々・諸々なのです。ここには先輩がいません。私が一番の年寄り。このグループの最長老…ということになります。ということで、仕事もまわってきました。もっとも、本当に大変な仕事や作業については、優秀な40歳代の後輩諸君が全部仕切ってやってくださっています。さすがだ。色々・諸々については、また、このブログでご報告することがあろうかと思います。

20141124torigoe2.jpg ■会議のあとは、22時半まで阪急六甲の近くで呑みました。佐賀大学のFさんと、ひさしぶりにいろいろと話しをすることができました。学会の現状のこと、大学の経営・運営のこと、それぞれの研究や調査のこと、それから親の介護のこと(これは私のことですが)…。あちこちに、種類の異なるいろんな問題が山積みです。

■ところで、このグループの面々は、東北から九州にまで散らばって働いていますので、これからの仕事を進めるために「サイボウズ」といグループウェアを活用することにもなりました。「呑み」はまだまだ続いていましたが、私は奈良の自宅に戻るために、一足早くお暇しました。阪急六甲からタクシーで阪神御影まで移動。阪神御影からは、まず尼崎まで。尼崎からは、相互乗り入れの近鉄に乗って奈良の自宅まで、なんとか最終の1本前に自宅に戻ることができました。それでも、最寄り駅到着は、0時15分。朝から野菜を売っていましたし、かなり疲れました…。

跡取りさんや若旦那と

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■先週の金曜日のことですが、鮒寿司の「阪本屋」の跡取りである「うっちゃん」と、「浅茅生」の銘柄で有名な「平井商店」の若旦那「しょうちゃん」と一緒に、街中の「夢」について語りあいました。お2人とも、私の子どもとほぼ同じ世代の方たちです。街中で頑張る青年層と話しができてよかったです。まちづくりの活動のなかでは、この世代の人数が一番少ないように思いますし。彼らは貴重な存在です。

■おそらく全国的にそうなのでしょうが、ローカルな地域社会で頑張って地域づくりに取り組んでいるのは退職したあとの前期高齢者の皆さんです。「シニアのボランティア団体と事業型NPO、二極化するNPO法人の実態」という記事を、今日、たまたま読みました。岐阜で「NPO法人G-net」の代表理事である秋元祥治さんが書かれたブログ記事です。日本政策金融公庫のデータをもとに、以下のように指摘されています。

NPO法人の代表者、シニアが多いという統計なのです。
なんとNPO法人の65%は、代表者が60・70代だということ。中央値・平均値共に約63歳ですよ。

これらから透けて見えるのは、大づかみで捉えると、シニアが中心となったボランティア団体的NPO法人と、一部の事業型NPO法人という二極。もちろん、どちらが良いとか悪いとかって話ではないですが、いずれにせよ一緒に一括りにはできない、って話なんですよね。

地域で自主的なまちづくりや課題解決に取り組むボランタリー組織は必要だし、自治会組織率なども下がっていく中で、増えるシニア人材の活躍の機会はとっても大事。
一方で、より迫力をもって自立した「社会起業」として社会変革を担っていく、事業型NPO法人もまた求められる。

とすると、んなひとくくりで「NPO支援」なんて乱暴なこと言ってちゃいけませんな。
ということを、視野に入れていく必要がある、という話でした。

■ここではローカルの小規模なNPOの代表者にシニアが多いとの指摘なのですが、NPOだけに限らず、様々な地域の「お世話」をしているのは、シニアの方たちです。ボランティアグループという任意団体だと活動助成を受けにくいので、NPO化して法人格を取った…という人も多いのではないかと思います。とはいえ、事業型NPO法人の規模に成長していくだけのこともエネルギーも投入できない…そんな様子が窺えます。ある意味で、そういう「シニア世代の方たちが地域を守っておられて頼もしい」と思うとともに、「この後継世代はどうなっていくのだろう…」という不安もあります。

■ですから、「うっちゃん」や「しょうちゃん」のような青年層が自分の商売を基盤にしながらも、「異業種交流」しながら「まち」のことについて悩み考えるそういう機運がもっと高まればなあと思っているのです。私のいう「まち」は、それほど大きなエリアではありません。「よう知ってる!!」、「まあまあ知ってる!」、「とりあえず話しはする」、「話しはちゃんとしたことないけど挨拶はする」、「顔は知っている」という様々な関係やネットワークが積み重なっている、そんな「まち」の範囲です。そのようなネットワークは、島状になって分散しています。それをつなげていくと…というような話しをしたように記憶しています。もっとも、この日は、けっこうアホな話しばかりしていましたね〜。まあ、酒を呑むとこんなもんでしょうか。

■ところで、真ん中の若旦那のしょうちゃんは、かわいいので、右端のおっさんのイカツさが際立ってしまうわ…と思います(- - ;;。

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