跡取りさんや若旦那と

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■先週の金曜日のことですが、鮒寿司の「阪本屋」の跡取りである「うっちゃん」と、「浅茅生」の銘柄で有名な「平井商店」の若旦那「しょうちゃん」と一緒に、街中の「夢」について語りあいました。お2人とも、私の子どもとほぼ同じ世代の方たちです。街中で頑張る青年層と話しができてよかったです。まちづくりの活動のなかでは、この世代の人数が一番少ないように思いますし。彼らは貴重な存在です。

■おそらく全国的にそうなのでしょうが、ローカルな地域社会で頑張って地域づくりに取り組んでいるのは退職したあとの前期高齢者の皆さんです。「シニアのボランティア団体と事業型NPO、二極化するNPO法人の実態」という記事を、今日、たまたま読みました。岐阜で「NPO法人G-net」の代表理事である秋元祥治さんが書かれたブログ記事です。日本政策金融公庫のデータをもとに、以下のように指摘されています。

NPO法人の代表者、シニアが多いという統計なのです。
なんとNPO法人の65%は、代表者が60・70代だということ。中央値・平均値共に約63歳ですよ。

これらから透けて見えるのは、大づかみで捉えると、シニアが中心となったボランティア団体的NPO法人と、一部の事業型NPO法人という二極。もちろん、どちらが良いとか悪いとかって話ではないですが、いずれにせよ一緒に一括りにはできない、って話なんですよね。

地域で自主的なまちづくりや課題解決に取り組むボランタリー組織は必要だし、自治会組織率なども下がっていく中で、増えるシニア人材の活躍の機会はとっても大事。
一方で、より迫力をもって自立した「社会起業」として社会変革を担っていく、事業型NPO法人もまた求められる。

とすると、んなひとくくりで「NPO支援」なんて乱暴なこと言ってちゃいけませんな。
ということを、視野に入れていく必要がある、という話でした。

■ここではローカルの小規模なNPOの代表者にシニアが多いとの指摘なのですが、NPOだけに限らず、様々な地域の「お世話」をしているのは、シニアの方たちです。ボランティアグループという任意団体だと活動助成を受けにくいので、NPO化して法人格を取った…という人も多いのではないかと思います。とはいえ、事業型NPO法人の規模に成長していくだけのこともエネルギーも投入できない…そんな様子が窺えます。ある意味で、そういう「シニア世代の方たちが地域を守っておられて頼もしい」と思うとともに、「この後継世代はどうなっていくのだろう…」という不安もあります。

■ですから、「うっちゃん」や「しょうちゃん」のような青年層が自分の商売を基盤にしながらも、「異業種交流」しながら「まち」のことについて悩み考えるそういう機運がもっと高まればなあと思っているのです。私のいう「まち」は、それほど大きなエリアではありません。「よう知ってる!!」、「まあまあ知ってる!」、「とりあえず話しはする」、「話しはちゃんとしたことないけど挨拶はする」、「顔は知っている」という様々な関係やネットワークが積み重なっている、そんな「まち」の範囲です。そのようなネットワークは、島状になって分散しています。それをつなげていくと…というような話しをしたように記憶しています。もっとも、この日は、けっこうアホな話しばかりしていましたね〜。まあ、酒を呑むとこんなもんでしょうか。

■ところで、真ん中の若旦那のしょうちゃんは、かわいいので、右端のおっさんのイカツさが際立ってしまうわ…と思います(- - ;;。

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