2021年度 龍谷大学吹奏楽部 新入生向けムービー


■副幹事長が「部員の一日」に頑張って出演していますね。部活に、自炊に、オンラインミーティングに、バイトも。きちんと勉強もしてますよ(たぶん…)。今年度は、どのような新入生が入部してくるのか楽しみです。体験入部は4月14日から、本入部は4月18日からのようです。

瀬田キャンパスの入学式

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■昨日は大学本部のある深草キャンパスで入学式が行われました。そして今日は、瀬田キャンパスの入学式です。瀬田キャンパスには3つ学部があります。私の勤務する社会学部の入学式は2番目でした。とはいっても、コロナのために、学部長と研究科長以外の教員はオンラインでの参加になりました。3番目の農学部の入学式の前には、キャンパスでは新入生を歓迎するパレードが行われ、吹奏楽部も参加しました。部員の皆さん、張り切って演奏されていました。加えて、昨日から各学部の入学式の時にも演奏をおこなっています。

■吹奏楽部は、大学の大切な式典を支えるために大活躍しています。コロナのため演奏する機会がぐんと減ってしまった中で、このような演奏の「場」を与えていただけることに、感謝していることでしょう。新型コロナ感染が再び拡大しようとしているこの時期に、なんとか入学式を行うことができました。よかったです。また、昨年度入学された、現在2回生の学生の皆さんのために入学式が行われます。私も含めて多くの皆さんが、「毎年当たり前のようにできていたことが、実は当たり前でなく、大変有難いことなのだ」と改めて気づかれたのではないでしょうか。

第44回全日本アンサンブルコンテスト

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■先週の金曜日、「第44回全日本アンサンブルコンテスト」が宮崎市のメディキット県民文化センター(宮崎県立芸術劇場)で開催されました。龍谷大学吹奏楽部のクラリネット四重奏の皆さんが、大学の部の関西代表として演奏しました。また、吹奏楽部OB・OGの皆さんによる龍谷シンフォニックバンドも一般の部で演奏しました。現役部員の皆さんは「オーディションのための6つの章作品」(J.M.ドゥファイ)を演奏し、金賞を受賞しました。また、先輩たちは、クラリネット五重奏でした。「ピース コンチェルタンテ」(中村匡寿)を演奏し、銀賞を受賞されました。

■宮崎には、本当は木曜日の夕方に移動したかったのですが、卒業式があったため、夕方の便に乗ることができないことがわかっていました。そのため、伊丹空港のそばのホテルに前泊しました。そして朝一番の便で宮崎に向かい、前日から宮崎に入っておられる若林義人音楽監督合流することにしました。とはいえ、いつも言う様に、私がいてもいなくても、実質的には(音楽の演奏自体には)関係ないのですが…。高校野球でベンチに入っているけれど、ユニホームを着ていない顧問の先生…みたいな感じかな、たぶん(顧問の先生には失礼ですが)。でも、ここまで積み重ねてきた練習の成果を、ドキドキしながら聞かせていただきました。日帰りの宮崎行き、慌ただしかったですが、金賞受賞の演奏を聞くことができて本当によかったです。

■四重奏を演奏したのは、2回生1人、1回生3人の仲良し4人組です。自分たちもアンサンブルコンテストのステージを経験してみようと挑戦されたようです。だから、最初から全国大会で金賞を受賞することを目指していたわけではありません。部内でも、目立つような存在、いわゆるスタープレーヤーではありません。しかし、コーチの児玉知郎さんの丁寧な指導を受けて、短期間ですごく成長しました。そして京都府大会、関西大会、そして全国大会へと駒を進めてきました。コーチの指導で、眠っていた力を出し切ることができたのでしょうね。もちろん基礎力は必要でしょうが、適切な指導をきちんと素直に受け止めることができたのでしょう。素晴らしいです。おそらく、他の部員の皆さんにも良い刺激を与えることになるでしょうね。楽しみです。

■今年度は、吹奏楽部の実力を示すことになる吹奏楽コンクールがありませんでした。一昨年度は全国大会で金賞を受賞しています。今年も続けて金賞をと意気込んでいたのですが…。特に、4回生は最後のコンクールになるはずだったのですが、残念だったでしょうね。しかし、後輩たちが頑張ってアンサンプルコンテストで金賞を受賞しました。卒業した先輩たちも喜んでくださっていると思います。

【追記】■大学のホームページにも、記事が掲載されました。その中にあった、代表の植西七海さんのコメントです。3ヶ月で大変濃密な経験ができたようです。きっと生涯忘れられない経験になることでしょう。

【代表者のコメント】

 緊急事態宣言の下、1日3時間という規制がある練習時間の中で日本トップレベルの演奏を創り上げることに日々頭を悩ませていました。限られた時間の中で、効率よく時間を使い練習する必要がありますが、効率が良い練習が「作業」のようになってしまうと良い音楽を作ることができないのではないかという不安も常に付きまといました。
 しかし、2回生1名、1回生3名という経験が浅いメンバーで構成されたチームですが、全員が練習と真摯に向き合い、互いに素直な意見を出し合うことができたおかげで、毎日濃い練習を行うことができ、音楽を創り上げていくことができました。
 全国大会では、5分間という短い時間でしたが、本当に楽しかったです。
 金賞という結果は、「チームワーク」が評価されいただけたものだと感じています。
 この3ヶ月、コロナ渦という経験したことのない状況の中で特別な経験をさせていただきました。
 技術はもちろんのこと、チームワークの大切さなど、今回経験したたくさんのことを部員と共有し、龍谷大学吹奏楽部がさらにパワーアップするよう頑張っていきたいと思います。

第47回関西アンサンブルコンテストの結果

■やりました!! 龍谷大学吹奏楽部のクラリネット四重奏、アンサンブルコンテストで、京都府代表として関西大会に出場し、大学の部で金賞を受賞しました。また、同時に、関西代表にも選ばれました。次は宮崎で開催される全国大会に出場することになりました。おめでとうございます。今回のメンバーは、2回生1人と1回生3人だそうです。素晴らしい。

■また、龍谷大学吹奏楽部のOB・OGによる龍谷シンフォニックバンドのクラリネット五重奏も金賞を受賞しました。こちらも、おめでとうございます。メンバーは、2020年3月に卒業したメンバー3人と、まだ卒団したばかりで3月に卒業する予定の2名、ということで、みんな存じ上げている方たちばかりですね。こちらの皆さんも、現役生によるクラリネット四重奏と同じく、関西代表として全国大会に出場することに決まりました。

■全国大会は、2021年3月20日(祝・土)「高等学校、大学の部」 9時30分開演予定です。場所は、「メディキット県民文化センター」(宮崎県立芸術劇場)です。

関西大会結果

第53回京都府アンサンブルコンテストで金賞&京都府代表に

■コロナ感染が拡大する中で開催された吹奏楽アンサンブルコンテストで、龍谷大学吹奏楽部のクラリネット四重奏が金賞を受賞するとともに、京都府の代表になりました。もちろん、無観客の中で、厳重にコロナ対策を実施する中で開催されています。龍谷大学吹奏楽部からは、このグループ以外に別のクラリネット四重奏と打楽器七重奏が金賞、クラリネット五重奏、2つのサックス四重奏、金管八重奏が銀賞を受賞しました。おめでとうございます。全部で7つのグループが出場したわけですね。頑張っています。京都府代表になった皆さんには、関西代表にもなっていただき、全国大会に出場していただければと思います。

■以下は、龍谷大学のホームページで紹介された記事を転載したものです。

2021年1月10日(日)、2020年度アンサンブルコンテスト京都府大会が京都こども文化会館にて開催され、龍谷大学吹奏楽部からは8団体が出場しました。

アンサンブルは、少人数のチームで音楽を奏でるスタイルで、指揮者がいないので、高い個人技術とぴったりと息の合った高度なアンサンブル力が求められます。コロナ禍で長時間の練習をすることができない中、それぞれのチームごとに明確な目標を掲げ、常に高い集中力も持って練習に励みました。

本番は無観客でのコンテストとなりましたが、「本番の舞台に立つ」ことで、部員にとって本当に良い経験になりました。結果は、金賞3団体、銀賞4団体であり、その中からクラリネット4重奏が見事、京都代表として関西大会への切符を獲得しました。

2月11日(月・祝)開催、関西アンサンブルコンテストは京都コンサートホールにて開催されます。目標は3月に開催されます全日本アンサンブルコンテスト金賞受賞、日本一になることです。

龍谷大学吹奏楽部クラリネット4重奏への応援をよろしくお願いいたします。

(クラリネット4重奏)
曲  目:オーディションのための6つの小品
作 曲 者:J.M.デュファイ
メンバー:植西 七海(2回生・農学部) 小川 里沙(1回生・文学部)、村松 寧音(1回生・国際学部) 森本 仁翔(1回生・社会学部)

2020年度京都府アンサンブルコンテスト出演者情報

ポンキエッリ作曲『ラ・ジョコンダ』第3幕の「時の踊り」


■一昨年の12月26日に、大阪福島のザ・シンフォニーホールで開催された「第46回 龍谷大学吹奏楽部定期演奏会」で演奏された時の動画です。ポンキエッリ作曲『ラ・ジョコンダ』第3幕の「時の踊り」です。最近、YouTubeにアップされました。部員の皆さんは、twittewでこの動画の一部を紹介する際に「ディズニー映画『ファンタジア』やテレビCMにも使用されたこともある、一度は耳にした事がある」と解説されていました。

■オペラのために作曲された作品であり、本来はオーケストラが演奏する曲なのですが、それをあえて吹奏楽で演奏しているわけです。通常の吹奏楽のために作曲された作品とは異なり、演奏する上で大変ハードルが高かったのではないかと思います。私は、練習の初期の頃から時々見学させてもらってきましたが、最初は、なかなか大変だな…と心配していました。もっとも、最後は立派に演奏されています。さすがだなと思いました。龍谷大学吹奏楽部は、若林義人音楽監督の指導のもとで、クラシックの曲を大切にされてきました。吹奏楽のための曲だけでなく、ポップス、そしてクラシックに至るまで、演奏の表現の幅がとても広いなあとずっと感心しています。クラシックの曲を大切にすることが、龍大の吹奏楽部の演奏の底力にもなっているのかなと想像してきました。加えて、元々オーケストラで演奏する作品を吹奏楽で演奏するわけですから、編曲者の方の能力も非常に重要になってくることも知りました。


■ところで、この「時の踊り」、1962年、当時大人気だった「ザ・ピーナッツ」により「レモンのキッス」として謳われています。ナンシー・シナトラのカバーです。もっとも、ザ・ピーナッツといっても、吹奏楽部の現役の部員の皆さんはご存知ないと思いますね。60年近く前の話ですからね。部員の皆さんと話していて、谷村新司の「昴」という曲をご存知ない…ということを知りました。「すみません、申し訳ないですけど、その曲のこと知りません」と言われました。ちょっとショックでした。でも考えてみれば、この曲も40年前の曲ですからね。まして、ザ・ピーナッツなんて…ということになりますね。

龍谷大学吹奏楽部 第47回定期演奏会

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20201226ryusuiteiki1.jpg■昨日は、大阪福島にあるザ・シンフォニーワールで龍谷大学吹奏楽部の第47回定期演奏会が開催されました。コロナ禍の厳しい状況の中ではありますが、対策を徹底して行い、観客の数も制限して、昼と夜の2回公演、そしてオンライン配信を行うことでなんとか開催することができるようになりました。部員や指導者の皆さんの努力はもろんですが、龍谷大学当局や関係者の皆さんからご理解とご支援をいただくとができたおかげでもあります。ありがとうございました。

■先月末のオータムコンサートが終了してから1ヶ月を切る短期間しか練習時間がありませんでした。しかも、一度に練習できる人数には制限があります。そのような制約条件の中で苦労しながら練習を積み重ねてきました。部員の皆さんは頑張ったと思います。ただ、そのような厳しい条件と諸般の事情により、当初演奏予定であったデュカスの「魔法使いの弟子」は「プスタ〜4つのロマの舞曲」に変更になりました。今日のプログラムは以下の通りです。

フェスティバル・ヴァリエーション(クロード・トーマス・スミス)
レッドライン・ドラゴン(ジョン・マッキー)
吹奏楽のための序曲(メンデルスゾーン)
プスタ~4つのロマの舞曲(ジャン・ヴァンデルロースト)
オペラ「イーゴリ公」より「韃靼人の踊り」(ボロディン)

■昼の部・夜の部とも、演奏の後、部員を代表して幹事長の村上凛さんから、お越しくださった皆さんに対して御礼のスピーチがありました。立派でした。このようなスピーチがあるとは予想していなかったこともありますが、とても感動しました。村上さんのスピーチをお聞きしながら、このコロナ禍での1年を振り返りました。繰り返しになりますが、大学関係者、指導者の皆さん、ご来場くださった皆さん、実に多くの皆さんのご支援のおかげで、なんとか定期演奏会の開催にまでたどり着くことができました。龍谷大学吹奏楽部の部訓「音楽 感謝」の大切さについて改めて考えることになりました。アンコールの曲は、の「The Sun Will Rise Again ~陽はまた昇る~」(Philip Sparke)でした。フィリップ・スパークが、東日本大震災の復興支援のために作曲した作品です。「陽はまた昇る」という曲のタイトルは、世界中の人々がコロナウイルスに苦しんでいるような状況が早く収束してほしい、またいつもの日常の暮らしが戻ってきてほしい…、そのような願いが込められたアンコールだったようにと思います。トップの写真は、リハーサル風景の時のものです。

【追記1】■第47回定期演奏会においては、曲の間に木管五重奏が演奏されました。リハーサルで、「どこかでよく聞く曲だな〜」と思いましたが、思い出せません。。そこで、児玉知郎コーチにお尋ねすると、イベールの曲であることを教えてくださいました。帰宅後、調べてみたら、毎週視ている「題名のない音楽会」の番組中に使われていることがわかりました。そういうことなのか。なるほど。毎週番組を視聴しているわけですが、「どこかでよく聞く」はずですね。勉強になりました。イベールの「木管五重奏のための3つの小品」という作品です。

【追記2】■部員からの報告によると、ホールには昼と夜の部合わせて約700名、ライブ配信では300名の皆様が、龍谷大学吹奏楽部の演奏をお聴きくださったとのことでした。皆様、ありがとうございました。

阪尾優治くんのこと

■吹奏楽部の部員だったクラリネット奏者の阪尾優治くんが、「航空自衛隊音楽隊」に就職することになりました。よかった。吹奏楽部の部長として大変嬉しいです。阪尾くん、おめでとうございます。自衛隊の音楽隊員の選抜の試験は近年では希望者が非常に多く、倍率がとても高くなっていることを知りました。よく頑張りました。

■もちろん、龍谷大学吹奏楽部の部員は音楽大学の学生ではありませんから、ほとんどの学生は一般の企業に就職します。ではありますが、音楽的に特別に優れた部員の中には、職業音楽家となって活躍している方少数ですがおられます。先輩の阪尾についての現役部員のツイートを、私がリツイートしたところ、うちの吹奏楽部のOGで、フィンランド放送交響楽団のトランペット奏者として活躍されている櫻木厚子さん(2012年度 龍谷奨励賞受賞、2001年 経済学部卒)が、さっそく後輩の頑張りを祝福してでしょうね、「いいね」してくださいました。櫻木さん、ありがとう。

■阪尾くんは、在学中、コンサートマスターとして部員をリードしただけでなく、1人のクラリネット奏者としても大変優れた成績を残しました。以下は、大学広報からの引用です。2018年12月28日に開催された日本クラシック音楽コンクールにおいて第3位(1位、2位基準点数達成者なし)、2019年1月14日に開催された第24回KOBE国際音楽コンクールにおいて、最優秀賞(第1位)、兵庫県教育長賞を受賞しました。全国の音楽大学生や芸術大学生が多数出場する中でプレッシャーをはねのけ、見事ダブル最高位受賞を獲得しました。また、2019年3月21日(木)には、北海道・札幌コンサートホール Kitaraにおいて、第42回全日本アンサンブルコンテストが開催されましたが、龍谷大学吹奏楽部からは阪尾くんを含むクラリネット四重奏が関西代表として大会に出場し、金賞受賞しました。そのような業績が認められて、阪尾くんは龍谷大学の校友会賞も受賞しています。

【関連エントリー】親鸞聖人降誕会法要及び龍谷大学創立 380 周年記式典・行事

龍谷大学吹奏楽部「オータムコンサート」の写真

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■先日の日曜日に、びわ湖ホールで開催された、龍谷大学吹奏楽部「オータムコンサート」の写真を部員の方からわけていただきましたので、載せて起きます。コロナ禍の中での吹奏楽部の活動、大変苦しいものがありました。でも、その苦しみも、部員の皆さんの成長の糧となったようです。

■部員の皆さんのTwitterを拝見すると、コロナ禍の中で大切なものを再確認された方が多かったように思います。「自粛期間があったからこそ、改めて龍吹の皆とする吹奏楽の楽しさに気付けました。今後も感謝を忘れずに音楽します」とか。しかし、短期間で、よくぞここまで仕上げてきたな〜と驚いています。マーチングのショーも、大変楽しめました。来年のテーマも聞いています。まだ公表はできませんが、皆さんお楽しみに。来年は、コロナ禍がおさまり、いつもの通りにサマーコンサートが開催できたら良いのですが…。

■次の演奏会は、12月25日に開催される定期演奏会になります。会場は大阪のザ•シンフォニーホールです。開催できるかどうか、大変心配です。とはいえ、大阪での感染拡大の状況を確認しながら、残された短い期間でベストを尽くします。

龍谷大学吹奏楽部「オータムコンサート」のリハーサルと本番

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■龍谷大学吹奏楽部の「オータムコンサート」が本日開催されました。昨日、土曜日、リハーサルでした。場所はびわ湖ホールです。非常に厳重なコロナ対策の中でリハーサルが行われました。私は、朝、大学に出かけて一仕事して、お昼前に「びわ湖ホール」に到着しました。二日とも部長として立ち会いました。そして吹奏楽部の演奏を楽しまさせていただきました。

■春からずっと練習ができない状態が続きました。課外活動は原則禁止になりしまた。秋口からやっと、慎重に少しずつ練習を再開させることができるようになりました。しかし、一度に練習できる人数が制限され、大人数での練習をすることはできません。学生指揮者が2人いますが、よく相談しあって、練習の組み立ててくれました。今年度は、サマーコンサートは中止、昨年度は全日本吹奏楽コンクールで金賞を受賞したものの今年は全てのコンクールが中止、学内で開催される夕照コンサートも中止、学外からは年間80件を超える演奏の依頼もありましたが、それもほとんど中止になりました。しかし、そのような逆境にもめげず、部員の皆さんは、リモート演奏や SNSを使って他大学との連携など、大変前向きに活動されてきました。立派です。すごいと思います。私は部長ではありますが、身内である部員の皆さんの辛抱と頑張りを高く評価したいと思います。そのような辛抱と頑張りがあり、さらには大学や関係者の皆様のご支援とご理解をいただけたおかげで、とうとう「オータムコンサート」を開催することができるようになりました。よかった。本当によかったです。
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■昨日のリハーサル、リハーサルから楽しませていただきました。ひさしぶりにステージの上で輝いている部員の皆さんを見ることができました。嬉しかったです。素敵ですね。さて、今回の「オータムコンサート」のプログラムですが、以下の通りです。前半がオリジナルステージで、後半がマーチングステージでした。部員の皆さんは、「もっと時間があれば、さらに完成度を高めた演奏ができるのに…」と思っておられると思いますが、よくここまで仕上げてこられたなあと、むしろ驚いています。立派です。特に、後半のマーチングショーは、すごいな〜ととっても感動しました。

【Original Stage】
Curtain up! / Alfred Reed
Puszta -Four Gipsydances-/Jan Van der Roost
詩的間奏曲/James Barnes
A Weekend In New York/Philip Sharke
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【Marching Show】
「JAZZ」編曲 金山徹
Time Check
JAZZ POLICE
Horny
Take the A Train
String of Pearls
Mexican Flyer
It Don’t Mean A Thing

■コロナ感染拡大防止のために、座席は半分ほどが着席不可になりました。そのため、午前と午後の2回公演になりました。途中に休憩を入れると感染のリスクが高まるので、休憩無しの短い時間でのコンサートになりました。マーチングショーも、昨年は「びわ湖ホール」のオケピットも使った、大掛かりなものでしたが、今年は時間が限られています。オケピットも使えません。そのため、何度も構成を検討し直してきました。そのような限りなく様々な制約条件がある中でのプログラムになりました。大変複雑な進行だったと思います。そのため、今日は、OBOGの皆さんも手伝いに来てくれました。裏方として頑張ってくださいました。ありがたいことです。私は全く無能なので、開場の際にお客様をお迎えすることと、終演のあとお見送りをすること…その程度のことしかできまん。後は、「いるだけ」です。私が何か音楽的なことで指導できるわけではありませんので…。とはいえ、吹奏楽部に部長に就任する時から、「いること」が大切かなと思って、できる限り部員の皆さんの普段の練習から見学させていただくことにしています。

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■龍谷大学吹奏楽部には、副部長が4人おられます。全員、龍谷大学吹奏楽部のOBOGであり、龍谷大学の事務職員をされています。この皆さんの支えがあって吹奏楽部の運営もスムースに進めることができます。今日の午前の部では、副部長のKさんが私の横に座っておられました。もちろん、ソーシャルディスタンスを確保するために、ひとつ席を開けています。最後は、感極まっておられました。ご本人は「涙腺が崩壊しつつあった」と言っておられますが、完全に崩壊していたてと思います。いろいろあって、大変でしたから。長い辛い期間があった後の公演ですからね。よくわかります。写真は、窓の外は琵琶湖の南湖です。今日は非常に天気も良く、美しい風景でした。その向こうには、もっともっと大きな北湖が広がっています。

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