富士山

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■少し前のことになりますが、3月31日、1泊2日の東京旅行からの帰り、新幹線から撮影した富士山です。この日は、大変美しい富士山をみることができました。この富士山に、「今年の夏に登ろう!!」という声が「周り」であがっており、私も知らないうちにそのメンバーに入っていて、はたしてどうすればよいのだろう…という気持ちになっています。絶対嫌なのは、いわゆる「弾丸登山」というやつです。晩に5合目に到着して登り始め、御来光を拝み、そのまま下山してすぐに車で関西に戻る…。これだけは絶対に嫌ですよ…と、ここに書いても仕方がないのですが。また関係者の皆さんには、日程の調整をよろしくお願いいたします。

2014年度の面談

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■昨年度、2012年度は延べ104人、2013年度は114人と面談を行いました。2014年度も、記録を残すことにします。

いつ面談したかの記録を残します

■このエントリーでは、2014年度のゼミ生との卒業論文やゼミ報告に関する簡単な面談の予約状況を記録として残していきます。面談の詳しい内容については、ここには書きません。キーワード程度です。私のこれまでの経験では、面談の回数と卒論の進捗状況とは比例しています。きちんと準備をして面談に臨んでください。必ず、「卒論カード」を用意して面談にきてください。また、自分のペースメーカーとしてこの記録を時々見るようにしてください(「しばらく面談に行っていないな…、これはマズい」という感じです…)。面談の予約状況のみここに書き込んでいきます。このエントリーは、「2014年度」4月からの面談記録です。面談にあたっては、上記の時間割を参考にしてください。

【追記】
■「オフィスアワー」を設けていますが、それ以外でも面談をいたします。メールで面談の日時等を調整させていただきます。
■月曜日の3限を「オフィスアワー」とします。授業に関する質問、研究についての相談、そのた学生生活に関する相談等も含めて研究室にお越しください。ただし緊急の用事等が発生する場合がありますので、あらかじめメールでご連絡をいただけるとありがたいです。
■火曜日の午後は、深草キャンパスで大学院委員会、大学院運営委員会、全学研究運営会議等が入ることがあります。毎週ではありませんが、瀬田キャンパスにいないことが多いと思います。火曜日の午後面談を希望されるばあいは、あらかじめメールで確認をお願いいたします。
■水曜日の午後は、学科会議、教授会、研究科委員会等が入ることがあります。それらの会議がなくても、大津エンパワねっと運営委員会、その他の打ち合せ等がはいる可能性があります。水曜日の午後面談を希望されるばあいは、あらかじめメールで確認をお願いいたします。
■木曜日、2014年度は終日研究にあてたいと思います。土日も、地域連携に関する活動からなかなか研究のための時間がとれません。ということで、ここは無理をしてでも研究日を設けなくてはということで、一切、研究以外のことはやる予定がありません。大学に来ているかもしれませんが、この日は面談はいたしません。

天孫神社の桜

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■4月3日、「レイカディア大学」の米原校で講演をしたあと、米原から彦根まではあえて「近江鉄道」に乗り、そのあとはJRで彦根から大津まで。大津で、かつての上司と急遽お会いすることになったからです。Nさんです。現在75歳のNさんとは、facebookで連絡をとりあいました。Nさんは、facebookを楽しんでおられるのです。すばらしいですね〜。毎朝、デジタルの温度計と時計をもって琵琶湖の湖岸に自転車で出かけ、その温度計と時計とその日の琵琶湖の風景を一緒に、デジカメで写真を撮ることを日課にされています。そして、一文を添えてfacebookにアップするのです。その文書には、必ず、「今日も一日一秒しっかり生きていきましょう‼」と書かれています。読んでいて、元気が出てきますね。また、Nさんは俳句をされています。数年前からとのことです。俳句の実力はかなりのものらしく、新聞にも4句ほど掲載されているのだそうです。といことで、facebookには、季語も添えられています。最近は、短歌も始められました。勢力的に日々を過ごされています。すごいです。かつてやっていたラグビーも始めたいとおっしゃっていました。こうなると、まいりました…です。

■Nさんとは、5時半から駅前のいつもの居酒屋「利やん」でお会いすることになったのですが、大津に到着したのが5時前。少し時間があったので、facebookの「おともだち」が投稿されていた、「天孫神社」の桜を見に行くことにしました。この神社の境内にある桜は、毎年、見事に咲きます。堪能しました。不謹慎からもしれませんが、できればここで酒を呑みながら、ちゃんとしたお弁当をいただけるとよいのですが。まあ、それは無理にしても、素敵な桜を楽しむことできて、とにかく満足です。

純米吟醸「北船路」

20140405kitafunaji.jpg■船路で栽培した酒米・山田錦を原料に、大津の平井商店さんで醸造した純米吟醸酒「北船路」、発売されています。純米吟醸無ろ過生原酒「北船路」の時に作ったポスターも少し修正されました。下の方をご覧ください。この「北船路」を醸された平井商店さんのお店の前です。並んでおられるのは、こちらの奥さんとお嬢さんです。素敵なポスターになりました〜。

■昨年度と今年度は、ゼミには、パソコンのデザインソフトを使いこなせるYさんがいます。また、使いこなせるだけでなく、とても素敵なチラシやポスターを製作してくれています。「北船路米づくり研究会」の情報発信に貢献してくれています。しかし、Yさんは来年の3月に卒業します。そのとき急にデザインや情報発信の技術レベルがダウンしてしまうかも…ということが気になっています。もちろん、活動のメインはデザインではありませんので、実質をしっかり維持・発展させていくことが大切なのですが、そうはいっても、やはり気になるのです。

■もっともYさんは、超・前向き。「せんせー、大丈夫です。私が後輩を指導して、ソフトが使いこなせるように指導します」といってくれています。3年生のゼミはまだ始まっていませんが、Yさんのような先輩が手ぐすねをひいてまっていますので覚悟してやってきてください。

【追記】■純米吟醸無ろ過生原酒・純米吟醸酒関連エントリーです。
純米吟醸「北船路」の取材
清酒「二ツ鳥」
生原酒「北船路」の記事、大学のホームページに掲載されました!
生原酒「北船路」のポスター
純米吟醸無ろ過生原酒「北船路」のお披露目
純米吟醸無ろ過生原酒「北船路」のラベル貼り
純米吟醸無ろ過生原酒「北船路」がいよいよ!!
純米吟醸無ろ過生原酒「北船路」
地酒プロジェクト・生原酒「北船路」のラベル完成
地酒プロジェクト

【追記】◾︎おお、この段階で…「ポスターに誤字があります」と、担当学生から連絡が入りました。ガーン。よく見ると、確かに…。さて、どこわかりますか。修正版ができしだい差し替えます。もう、かなわんな〜…。

レイカディア大学・草津校

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■滋賀県には、レイカディア大学というシニア対象の生涯学習の施設があります。このレイカディア大学の事務局の方から、「シニアの皆さんに、龍谷大学の社会学部で学生さんたちが取り組んでいる『大津エンパワねっと』のことについて、ぜひ話しをしてほしい」というご依頼があり、一昨日の3日は米原校で、昨日の5日は草津校で講演をしてきました。レイカディア大学は、60歳以上の方たちが2年間にわたって様々なことを学びます。卒業後は、地域の担い手になることが期待されています。レイカディア大学の事務局としては、シニアの学生の皆さんたちに、龍大社会学部の学生たちが地域住民の皆さんと一緒に取り組む「大津エンパワねっと」の実践を、なんらかの意味で参考にしてほしい…とお考えなのでしょう。

■レイカディア大学にいって驚いたことは、皆さんものすごくお元気だということです。昼休みや休憩時間、あちこちで皆さんおしゃべりや打ち合せをされています。そのエネルギーに驚きました。今年の2月には、神戸のシルバーカレッジにもいきましたが、神戸のシニアの皆さんもすごくお元気でした。お元気な人がここにいらっしゃるのか、それともここに来るからお元気なのか…その両方でしょうか。

■レイカディア大学は2年制です。再入学は認められません。卒業後は、地域社会の担い手として活躍していただくことが期待されています。実際、地域の自治会で活躍されたり、サロン活動を始めたりされる方がいらっしゃるとのことです。すばらしいですね〜。全国どこにいってもそうだと思いますが、中心になって地域を守っておられるのは前期高齢者の皆さんかと思います。はたして、前期高齢者という呼び方でよいのかどうか、そのあたりも気になります。超高齢社会の到来にあわせた社会制度設計が必要になるわけですが、そのような用語のことにつても考えないといけないのかもしれません。

■講演は、50分が2コマでした。大学の人間は90分1コマで慣れているので、なかなか時間配分は難しいのですが、1コマ目は、これからの時代に期待される地域のリーダーとはどういう人たちなのか、関係づくり・場づくり…の話し。2コマ目は、「大津エンパワねっと」の仕組みと学生たちの活動の内容やポイントについてご紹介しました。授業の最後には、学生の代表の方が中央に立たれてお礼の挨拶をされました。全員が起立されて…ですから、ちょっとびっくりしました。こちらこそ、「ありがとうございます」ですね。

■で、写真をご覧いただくと、皆さん笑っておられますね。なぜか。代表の方が挨拶をされようとしているとき、慌ててiPhone5をとりにいきお願いしてこのシーンを撮らせていただいたからです。失礼しました。代表の方は「若さをいただきました」とおっしゃったように思いますが、むしろ逆に、私のほうが元気なシニアの皆さんから「若さをいただいた」気持ちです。それだけでなく、こんなにイキイキとした方たちが、このレイカディア大学を卒業したあと、地域社会で仲間と楽しみながら様々な活動していただけることに、「希望もいただいた」気持ちになりました。

近江鉄道

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■滋賀県には、レイカディア大学というシニア対象の生涯学習の施設があります。このレイカディア大学の方から、「シニアの皆さんに、龍谷大学の社会学部で学生さんたちが取り組んでいる『大津エンパワねっと』のことについて話しをしてほしい」というご依頼があり、昨日は米原校で、本日は草津校で講演をしてきました。レイカディア大学は、60歳以上の方たちが2年間にわたって様々なことを学びます。卒業後は、地域の担い手になることが期待されています。シニアの学生の皆さんたちにとって、地域住民の皆さんと一緒に地域の課題解決に取り組む「大津エンパワねっと」は参考になる…ということなのだと思います。

■さて、米原まで行きは急いでいたので京都から新幹線に乗りました。帰りは普通であれば、在来線の新快速で帰ることになるのでしょうが、それでは面白くありません。せっかく米原に来たのだからと、「近江鉄道」に乗ってみることにしました。部分的には乗ったことがあるのですが(近江八幡から八日市)、昨日は、米原から八日市を経て貴生川まで延々と私鉄ローカル線の旅をしてみようと思ったのです。しかし、急遽、かつての職場の上司とお会いいることになったため、今回は「とりあえず乗りました」程度にしておくことになりました。米原から彦根まで、4駅ほどを乗ってみることにしたのです。

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■列車は、2両編成。午後16時頃という時間帯のせいでしょうか、それともいつもこんな感じなのか…乗客はごくわずか。「近江鉄道」の鉄道部門は、赤字だと聞いているので心配になります(バス部門もあります)。湖東の内陸地域を縦断する唯一の鉄道ですから、消えてしまうと、通学・通勤、そして通院等でなくて困る方達もたくさんいらっしゃのではないかと思います。

■あっというまに、私鉄ローカル線の旅も終わりました。彦根駅では、改札口が気に入りました。木製の懐かしい乗車券箱も発見。しかも「近江鉄道」は、懐かしい硬券です(硬券というふうに呼ぶことを、facebookを通して教えていただきました)。なんだか、いろんなところでレトロな雰囲気です。建物を新しくするお金を、鉄道の安全走行に経営を集中させているせいでしょうか、レトロな駅舎が多いと聞いています(本当は?)。このあたりも、個人的には魅力なんですよね〜。

■「がちゃんこ鉄道」と呼ばれていますが、電車内への自転車の持ち込みが可能なサイクルトレインを実施しています。これも素晴らしい。沿線をサイクリングしながら移動することもできます。もちろん、そのばあいは「近江鉄道全線1日乗り放題」の「1デイ・スマイルチケット」を使わねばなりませんね。このチケットと自転車を利用して、沿線の地域を楽しむと面白そうです。

ビオラは歌う

岡本太郎「明日の神話」

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■2013年度最後の日、3月31日に、東京の京王井の頭線・渋谷駅にある「明日の神話」をみにいきました。改めて説明するまでもありませんが、岡本太郎さんの作品です。縦5.5メートル、横30メートルということです。巨大壁画です。「明日の神話 再生プロジェクト オフィシャルページ」には、以下のように説明されています。

『明日の神話』は、岡本太郎が制作した、縦5.5メートル、横30メートルの巨大壁画です。

『明日の神話』が描かれたのは、『太陽の塔』の制作と同時期の、1968年から1969年。

メキシコの実業家から「新築ホテルのロビーを飾るための壁画を描いてほしい」という依頼を受けた岡本太郎が、現地に何度も足を運んで完成させました。
しかし、依頼主の経営状況が悪化したことでホテルは未完成のまま放置されることになり、『明日の神話』もロビーから取り外されて行方不明になってしまいました。

永らく行方がわからなくなっていましたが、2003年9月、メキシコシティ郊外の資材置き場で、『明日の神話』が発見されました。
岡本太郎記念館館長だった岡本敏子が現地を訪ね、これを確認しました。

岡本太郎が『明日の神話』を描きあげてからの30余年、絵は少なからず損傷を受け、迅速な修復を必要としていました。
岡本敏子は『明日の神話』再生プロジェクトを発足させ、壁画を日本へ運び、修復する取り組みを始動しました。

2003年から2004年にかけて、このニュースは日本をかけめぐりました。
『明日の神話』が修復され、日本のどこかへ設置されるまでの一連のプロジェクトを支援する応援団「太郎の船団 TARO’S BOATS」が結成されました。

■「明日の神話」、最終的には、2008年に京王井の頭線渋谷駅連絡通路に恒久設置されました。広島や長崎、それから万博の太陽の塔のある吹田市から、ぜひうちにとオッファーがあったと聞いていますが、岡本太郎のアトリエに一番近い渋谷になりました。そのアトリエは、現在、岡本太郎記念館になってまいます。そこの展示解説で読んだのかもしれませんが、岡本太郎は、自分の作品がパブリックな場所に置かれることを望んでいたようです。美術館のような場所で鑑賞する…というのとは少し違うのではないかと思います。この駅のような公共の場所のことでしょうか。人が、自分の作品を丁寧に鑑賞することもなく、ちらりと眼に入れるだけで通り過ぎてしまう。多くの人が、通勤や通学や買い物の途中で深く意識することもなく前を通りすぎる。岡本太郎は、それでよいのだと考えます。芸術作品は、その人たちの心の奥底に何かしらの影響を与えているからです。それが、岡本太郎の芸術なのでしょう。渋谷駅の乗降客数からすれば、こういう人びとが行き交う駅構内のような場所が理想だったのかもしれません。

■この「明日の神話」ですが、岡本の太郎のパートナーであった岡本敏子さんの音声解説を聞くことができます。すごく楽しい解説です。敏子さんのお人柄が出ているのかなと思います。岡本太郎の一番の理解者で、熱烈なファンであったこと(そのことに対する彼女の信念のようなものが)が伝わってきます。

「明日の神話」岡本敏子音声解説

入学式

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■今日は、龍谷大学瀬田キャンパス3学部の入学式がありました。社会学部の入学式は、14時半からでした。式の前には、瀬田キャンパス1号館にある理事室に、理事長や学長、大学の幹部とともに、学部長や私のような研究科長もいったん集合します。理事室にいくと、備え付けのテレビで「春の選抜高校野球」の決勝戦をやっていました。京都府の龍谷大学付属平安高校と大阪府の履正社高校との決勝戦でした。結果は6-2。龍谷大学付属平安高校の優勝となりました。毎日新聞記事の解説は以下の通りです。

春夏通算最多の出場70回を誇る龍谷大平安(京都)が4年連続6回目の出場を果たした履正社(大阪)を6-2で降し、センバツ最多となる38回目の出場で初優勝した。龍谷大平安の全国制覇は、夏の3回を含め通算4回目。京都勢の優勝は第20回大会(1948年)の京都一商(現西京)以来、66年ぶり2回目。

■入学式は、試合の後半の途中から始まりました。優勝が決定したのは入学式の途中でしたが、その結果が、入学式の最後に報告されると式場に歓声が沸きました。偶然ではありますが、今年の新入生は、付属高校の「春の選抜優勝」と自分たちの入学式が同じ日だったわけです。記憶に残る日になることでしょうね。

■入学式のあとは、学科ごとにわかれて書類配布が行われました。私は、今年も1年生の「社会学入門演習」を担当します。新入生19名の担任になります。6月には、1泊2日の研修旅行に出かけますが、もう行き先も決まっています。近江八幡市の農村地帯に行きます。ちょっと新入生にはハードな感じになるかもしれませんが、頑張ってほしいと思います。トップの写真ですが、入学式が終ったあとのキャンパスです。

純米吟醸「北船路」の取材

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■本日、「北船路米づくり研究会」がプロデュースした地酒「北船路」に関して、京都新聞社の取材を受けました。取材時間は、17時半〜19時まで。大変丁寧に、ご取材いただきました。ありがとうございました。

■学生諸君も、就職活動で忙しいなか、ご苦労様でした。自分たちの活動の可能性や展望、そして活動のベースにある思想(考え方)を、もっと言語化して説得力をもって説明できるようになりましょう。また、研究会の仲間とも、そのあたりのことを議論してほしいと思います。それをきちんとできることで、初めて「研究会」と名乗れるのですから。そのあたりの能力は、就職活動や、就職後の仕事においても必要とされることです。

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