近江鉄道

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■滋賀県には、レイカディア大学というシニア対象の生涯学習の施設があります。このレイカディア大学の方から、「シニアの皆さんに、龍谷大学の社会学部で学生さんたちが取り組んでいる『大津エンパワねっと』のことについて話しをしてほしい」というご依頼があり、昨日は米原校で、本日は草津校で講演をしてきました。レイカディア大学は、60歳以上の方たちが2年間にわたって様々なことを学びます。卒業後は、地域の担い手になることが期待されています。シニアの学生の皆さんたちにとって、地域住民の皆さんと一緒に地域の課題解決に取り組む「大津エンパワねっと」は参考になる…ということなのだと思います。

■さて、米原まで行きは急いでいたので京都から新幹線に乗りました。帰りは普通であれば、在来線の新快速で帰ることになるのでしょうが、それでは面白くありません。せっかく米原に来たのだからと、「近江鉄道」に乗ってみることにしました。部分的には乗ったことがあるのですが(近江八幡から八日市)、昨日は、米原から八日市を経て貴生川まで延々と私鉄ローカル線の旅をしてみようと思ったのです。しかし、急遽、かつての職場の上司とお会いいることになったため、今回は「とりあえず乗りました」程度にしておくことになりました。米原から彦根まで、4駅ほどを乗ってみることにしたのです。

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■列車は、2両編成。午後16時頃という時間帯のせいでしょうか、それともいつもこんな感じなのか…乗客はごくわずか。「近江鉄道」の鉄道部門は、赤字だと聞いているので心配になります(バス部門もあります)。湖東の内陸地域を縦断する唯一の鉄道ですから、消えてしまうと、通学・通勤、そして通院等でなくて困る方達もたくさんいらっしゃのではないかと思います。

■あっというまに、私鉄ローカル線の旅も終わりました。彦根駅では、改札口が気に入りました。木製の懐かしい乗車券箱も発見。しかも「近江鉄道」は、懐かしい硬券です(硬券というふうに呼ぶことを、facebookを通して教えていただきました)。なんだか、いろんなところでレトロな雰囲気です。建物を新しくするお金を、鉄道の安全走行に経営を集中させているせいでしょうか、レトロな駅舎が多いと聞いています(本当は?)。このあたりも、個人的には魅力なんですよね〜。

■「がちゃんこ鉄道」と呼ばれていますが、電車内への自転車の持ち込みが可能なサイクルトレインを実施しています。これも素晴らしい。沿線をサイクリングしながら移動することもできます。もちろん、そのばあいは「近江鉄道全線1日乗り放題」の「1デイ・スマイルチケット」を使わねばなりませんね。このチケットと自転車を利用して、沿線の地域を楽しむと面白そうです。

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