春の花壇

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■自宅のあるマンションの花壇では、チューリップが満開になっています。素晴らしいな〜。

■私のマンションには、通常の管理組合と自治会の他に、マンションの様々な活動に取り組むボランティアグループがあります。ひとつは、男性のグループです。防犯訓練、夏祭、秋の遠足、餅つき、マンションのイルミネーション、忘年会…といった様々なイベントの計画と実施の中心となって活躍されています。私も、このグループの最年少会員です。もうひとつは、女性のグループです。月1回の茶話会と、実行委員会のお手伝いや、花壇のガーデニングを自主的になさっています。四季折々、朝の通勤のときに、素敵な花壇の花々が心を癒してくれます。本当に、ありがたいことです。

■なぜこういったボランティアグループが存在しているのかといえば、毎年、会長をはじめとして自治会の役員さんが交代し、自治会の役員さんたちだけでは、うまく自治会の年間行儀の運営ができなくなってきたからです。もっともボランティアとはいっても、元々は自治会や管理組合の役員を歴任された方たちばかり。毎年かわる自治会の役員さんたちをサポートしながら、自治会活動を支えておられるのです。そういう意味では、このボランティアグループも自治会を母体として生まれたと考えてもよいかと思います。両者は組織的には比喩的な言い方をすれば「親子の関係」にあるといえます。このようなボランティアグループが生まれてくるところに、コミュニティの力のようなものを感じます(ただし、今後は,もっと若い世代の世帯の皆さんにも参加していただく工夫が必要かなと思います)。自分でいうのもなんですが、素敵なマンションだと思います。

リトルヘブン 小さな楽園・幸せの日々

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■宮崎の土呂久で、砒素公害問題についていろいろお話しを伺わせていただいていた時があります。そのときに、知り合いになった芥川仁さんからメールをいただきました。現在、取り組まれている「リトルヘブン 小さな楽園・幸せの日々」というサイトが更新したとのご連絡でした。芥川さんは写真家です。水俣や土呂久に関する写真集を出版されています。しかし、写真集だけではありません。仁さんは、素敵な文章もお書きになります。私が仁さんからいただいたのは『春になりては…椎葉物語』(2003年)ですが、それ以外にも、大変魅力的な魅力的な著書を何冊も出されています。さて、この「リトルヘブン」のトップには、「身近な自然が残る各地を訪ね、自然と共に暮らす人びとの魅力をお伝えしたい。『幸せ』の意味を、改めて考える機会にしていただけばと、願っているからである」と書かれています。仁さんの現代社会に対する思いが込められているように思います。現在、福岡県田川郡赤村、山梨県巨摩郡早川町、京都市右京区嵯峨、香川県木田郡三木町といった4地域の写真とエッセーが掲載されています。読む人を幸せにします。ぜひ、ご覧ください。

文部科学省のCOC構想

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■昨年の6月、文部科学省から2017年度までの大学改革の工程表「大学改革実行プラン」が発表されました。そのなかには、雇用創出など地域の課題解決に取り組む大学を財政支援する「センター・オブ・コミュニティー(COC)構想」の実現に13年度から着手することが盛りこまれています。ポイントは、以下の通りです。また、構想の概要は、上のような図にもまとめられています。

地域再生の核となる大学づくり(COC構想の推進)
・ 地域(社会・産業・行政)と大学との組織的な連携強化
(地域課題等の解決のための、地域の大学間連携、地域の枠を越えた大学間連携)
・ 大学の生涯学習機能の強化
・ 地域のイノベーション創出人材の育成
・ 地域の雇用創造、産業振興への貢献
・ 地域の課題解決への貢献
・ 多様な活動を支える教育・研究水準の保証

■私の勤務する社会学部で取り組んでいる「大津エンパワねっと」は、2007年から文部科学省の「現代GP」(現代的教育ニーズ取組支援プログラム)として採択された教育プログラムです。昨年の秋から5期生がこのプログラムに取り組んでいます。この「大津エンパワねっと」、この文部科学省の「COC構想」とかなり共振しあう部分があります。あくまで個人的には…ですが、この「COC構想」を視野に入れながら、今後のプログラムの運営(そして近い将来の学部の運営)、他の学部との連携等を考えていかなければ…と思っています。さてさて・・・なのです。文科省発を中心とした学外の情報、そして学内の情報も必要だな~。

芝の家

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■「大津エンバワねっと」の大津市中心市街地における拠点・町家キャンパス「龍龍」。今後の「龍龍」の展開を考えたとき、この慶応が取り組んでいる「芝の家」は大変参考になります。この記事は、マガジンハウス社の「Local Network Magazine」にある山崎亮さんの「山崎亮 ローカルデザイン・スタディ #048」「港区芝 Part1 一生懸命になりすぎない、場づくりの方法。」です。

黒子に徹する潔さ

■塩漬けになっている個人ブログのエントリーの虫干しをしておこうと思います。「黒衣に徹する潔さ」というエントリーです(一部省略しています)。
http://blue.ap.teacup.com/wakkyken/680.html

「黒子に徹する潔さ」

20121227mirin.jpg ■前回のエントリーでも報告したように、週末、岐阜県に出かけてきました。そのさい、NPO法人「アツマールぎふ」の監事さんの車に乗せていただき、目的地である岐阜県白川町に移動する途中で、道路沿いにある1軒の酒屋に立ち寄りました。酒屋だけど、小田巻きという岐阜地方のお菓子を売っている「小田巻き屋」という名前のお店です。そこで、お土産に買ったのが、左の写真の「福来純三年熟成本みりん」です。木曽川と飛騨川が合流するあたりにある川辺町の白扇酒造さんで製造されている味醂です。お店の窓ガラスに、ある雑誌(JR東海の広報誌でしようか?)に掲載された「福来純三年熟成本みりん」に言及されたエッセーのコピーがはってあり、それを読んでおもしろいなと思ってしまったからです。料理研究家・大内侯子(きみこ)さんが書かれたものでした。

■大内さんのエッセーでは、この「福来純三年熟成本みりん」に関して、次のようなことが書かれていました。
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「料理に使ってみて、もう一度驚いた。野菜の煮物や煮豆も、柔らかな味が醸され、不思議なばかりにおいしくなるのだ。しかも味醂の味は表には出ず、素材を支える黒衣に徹する潔さ。それまであまり味醂を使わなかった私が、この味醂と出合って以来、野菜やひじき、豆などの乾物類、魚、といろいろな煮物にどに重宝し、欠かせなくなってしまった。」
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■ビビビッときました~。「味醂の味は表には出ず、素材を支える黒衣に徹する潔さ」の部分です。この部分を読んで何を連想したかというと、食と料理とはまったく関係のない地域づくりのことだったんですね。

■最近、地域づくりに関してお話しをさせていただくことがふえてきました。そのようなとき、関係者のあいだで、次のようなことがよく話題にのぼります。大企業を退職された男性が、ご自分がお住いの場所で、地域づくり活動を通して「地域デビュー」されるときに、過去の大企業にお勤めだったときの役職等にこだわってしまうということです。「私は、○○株式会社の部長までやった男なのだ!!」なんてことを直接言わないにしても、このような思いが態度に出て、地域づくり活動でのコミュニケーションがうまくいかないのです。退職とは人生の大きな節目ですから、社会的役割を再定位していかなくてはいけません(たとえば…「大企業の部長から地域ボランティア」へという具合に)。それがうまくできないのです(この点、女性のばあいは、あまりこういう話しは聞きません。まったく聞かないわけではありませんが)。

■また、地域デビューしたとしても、「自分が持っている知識や経験を地域づくりに活かそう」という気持ちはよいのですが、それが「おれが教えてやる」「おれが指導してやる」、あるいは「こんなこともわかないのか」というような感じにふるまってしまうことで、結果として、思いが空回りして、地域活動がうまくいかなくなることもあります。周りから人も離れていきます。厳しい企業社会で活躍されてきた皆さんですから、つい、そんな感じになってしまう人もおられる、というわけなんですね~。なかなか、難しいものですね~。

■まあ、こんなこともありまして、講演では、「地域づくりの黒衣(黒子)になりましょう」ということをよくいいます。地域社会のなかには、様々な知識・経験・能力をお持ちの方たちがいらっしゃいます。地域のかかえる課題にあわせて、そのような皆さんが出会う場や、参加される方たちが活躍できる場をつくりあげていく、地域づくりの「場」をデザインしていくことを目指す「黒衣(黒子)」になろうよ、ということです。「おれが、おれが!!」という人たちばかりがぶつかりあっていては、地域づくりは、うまく進みません。それは結局、地域社会のある種の権威やリスペクツ(あるいはヘゲモニー)をめぐる争そいになっちゃっているわけですから。まあ、そんなわけでして、「味醂の味は表には出ず、素材を支える黒衣に徹する潔さ」という文章にビビビッときてしまったわけなんですね。もちろん、こんどからは、「『福来純三年熟成本みりん』のようになりましょう!!」っていうわけにはいかないですけれど。

20121227murakami.jpg ■こんなことを書いていると、先日読了した、内田樹(うちだ・たつる)先生の『村上春樹にご用心』のことを思い出してしまいました。この本、内田さんが運営しているブログで村上春樹について言及しているエントリーもとにつくられたようです。amazonでのレビューの評価、極端にわかれています。私は楽しんで読みました。この本は、村上春樹について語ってはいますが、村上春樹の作品論として読んではだめでしょうね。村上ファンでありレヴィナスの研究者である内田さんが、村上作品を通して、自らの思想を語っているわけですから。内田さんの本が持っている面白さとは、難しい表現であれやこれやと蘊蓄をたれるのではなく(衒学的でなく)、シンプルかつクリアな視点から、森羅万象をサクサク解き明かしていく、まあそんな感じですかね、私のばあい。この『村上春樹にご用心』も、そうです(もちろん、このは内田さんの「読み」であって、別の「読み」が可能であることはいうまでもありません)。

■物語、父の不在(真理や神の不在)、身体、死者とのコミュニケーション、批評家と春樹…キーワード的に見れば論点はいろいろあるのですが、内田さんのいいたいことはひとつ。なぜ、村上春樹は世界中で読まれるのか。本の帯には、こう書いてあります。「ウチダ先生、村上春樹はなぜ世界中で読まれるんですか? それはね、雪かき仕事の大切さを知っているからだよ」。村上春樹に影響を与え、彼自身も翻訳をした『キャッチャー・イン・ザ・ライ』(サリンジャー)で主人公のホールデンがいうところの「ライ麦畑のキャッチャー」と雪かき仕事って同じことです。ちょっとだけ、引用してみます。

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 世の中には、「誰かがやらなくてはならないのなら、私がやる」というふうに考える人と、「誰かがやらなくてはならないんだから、誰かがやるだろう」というふうに考える人の二種類がいる。「キャッチャー」は第一の種類の人間が引き受ける仕事である。ときどき、「あ、オレがやります」と手を挙げてくれる人がいれば、人間的秩序はそこそこ保たれる。
 そういう人が必ずいたので、人間世界の秩序はこれまでも保たれてきたし、これからもそういう人は必ずいるだろうから、人間世界の秩序は引き続き保たれるはずである。
 でも、自分の努力にはつねに正当な評価や代償や栄誉が与えられるべきだと思っている人間は「キャッチャー」や「センチネル」の仕事には向かない。適正を論じる以前に、彼らは世の中には「そんな仕事」が存在するということさえ想像できないからである。(29~30頁、センチネル:見守る人)
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「センチネル」たちの仕事は、『ダンス・ダンス・ダンス』で「文化的雪かき」と呼ばれた仕事に似ている。誰もやりたがらないけれど誰かがやらないとあとで他の人たちが困るような仕事を、特別な対価や賞賛を期待せず、黙って引き受けること。そのような、「雪かき仕事」を黙々と積み重ねているものの日常的な努力によって、「超越的に邪悪なもの」の浸潤はかろうじて食い止められる。政治的激情や詩的法悦やエロス的恍惚は「邪悪なもの」の対立項ではなく、しばしばその共犯者である。この宇宙的スケールの神話と日時用生活のディティールをシームレスに接合させた力業に村上文学の最大の魅力はある。それを世界各国語の読者とともに享受できることを私は深く喜びとする。(10~11頁)
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■「三年熟成本みりん」⇒「黒衣(黒子)」⇒「キャッチャー」/「センチネル」⇒「雪かき仕事」。飛躍はあるけれど、私の連想は、こういうふうに展開したのでした。「雪かき仕事」っていうと、私のばあいは、岩手にいたときのことを思い出してしまいます。同僚A君の奥さんは、雪深い山形県の出身です。雪国とはいっても、積雪量が山形ほどではない岩手。でも、奥さんは、朝暗いあいだに起きて、積った新雪をせっせとかき出して、朝、通学する子供たちのための道を確保されるのです。住んでいたのは、大学の教員住宅。雪がふっても雪国出身でない地域の人たちもいたりして、山形のようにだれもが雪かきを積極的に行うわけではありません。でも、A君の奥さんは、「なんで、他の教員やその家族は、雪かきしないの!」なんてことは言わずに、あたりまえのように、せっせと雪かきをされるのでした。よくわかります、村上春樹や内田さんが「雪かき仕事」ってよぶことが。

■「三年熟成本みりん」⇒「黒衣(黒子)」⇒「キャッチャー」/「センチネル」⇒「雪かき仕事」、こういう私たちの世界の持つ「豊かさ」を、今の社会の在り方はますます縮小させていく方向に動いています。だからこそ、大学で、現代GP「大津エンパワねっと」の企画をして推進メンバーになったり、岩手や岐阜にも出かけていくんでしょうね。そして、こんな世の中だけれど、「三年熟成本みりん」⇒「黒衣(黒子)」⇒「キャッチャー」/「センチネル」⇒「雪かき仕事」に励む人たちとの出会いから多くのこを学ばせていただき、勇気いただけることで、なんとか頑張っていられるのかなとも思います。地域づくりの現場でおあいする皆さん、いつも、どうもありがとうございます。

滋賀県「大学と地域の連携を考える懇談会」

20121227kusatsu.jpg ■社会学研究科長をしていることから、冬休みに入ってもお仕事。昨日は、「大学認証評価 点検・評価報告書」の加筆・修正作業を行っていました。しかし、夕方からはこの仕事を切り上げて、草津駅から少し離れた「さくら井」というお店に行きました。お店…とくれば忘年会…ということになりますが、一応、「大学と地域の連携を考える懇談会」という名前のついた会合なのです。参加者は、滋賀県内の大学、自治体、博物館、NPO、環びわ湖大学・地域コンソーシアム、書店、コンサルタント…いろんな職業の方たちです。

■まずは、先日開催された、「大学地域連携事業 環びわ湖 大学地域交流フェスタ2012」の分科会での議論をもとに、環びわ湖大学・地域コンソーシアムと滋賀県博物館協議会との連携にむけた関係づくりを進めていくことになりました。そして、そのことをコンソーシアムに報告することになりました。来年度は、県内の大学と博物館との連携、そして大学と地域社会との連携を基盤に、県内の大学の学生たちが「地域定着」(滋賀で働き、滋賀で暮らし、滋賀の地域づくりに取り組む…)していくためには、どのような「学び」の仕組みが必要なのか…そういった課題について考え、その実現に向けて取り組んでいく予定になっています。

■ちょっと真面目な懇談会を小1時間ほどやってから、アルコールの入る懇談会に突入しました。今回は、年末ということもあり参加者は7人とやや少なめでしたが、いつものように様々な面白いアイデアが飛び出して、愉快な集まりになりました。写真「愉快な仲間」ですが、お店が、お客さんのために張ってくださっているものです。まさにこの懇談会は「愉快の仲間」の集まりです。前向きに考え、アイデアを出し、行動や実践に移していく人ばかりなので、参加していても非常に気持ちがよいのです。「環びわ湖自由大学」なんて仕組みを、コンソーシアムで作ってしまおう…なんて話しも出てきました。さらに、懇談会が終り、電車で帰宅する最中にも、「共通学生証を発行しよう!」とか、「キャンパスの移動が大変だから、学習移動マイレージをやってみてはどうだろう」とか、様々なアイデアが飛び出してきました。楽しかったな〜。既存の大学という「枠」を超えた動きが、この滋賀の土地から生まれようとしています。経験上言えることなのですが、すべてのことは、「夢」や「希望」から始まるのです。
(写真ですが、立命館大学の山口洋典先生が撮らてfacebookにアップされたものを拝借しました。)

大学地域連携事業「環びわ湖 大学地域交流フェスタ2012」

20121216nagahama.jpg■先週の土曜日、午前中は第14回「北船路野菜市」でしたが、午後からは長浜市にある長浜バイオ大学に移動しました。「環びわ湖大学・地域コンソーシアム」主催の「環びわ湖大学地域交流フェスタ2012」が開催されたからです。私は、このイベントのなかの分科会「大学と博物館等の連携を考える」のコーディネーターをさせていただきました。パネリストは、大津市歴史博物館学芸員の木津勝さん、立命館大学経営学部教授の肥塚さん、滋賀県立琵琶湖博物館館長の篠原さん、雨森芳洲庵館長の平井茂彦さん、東近江市企画部主幹の山口美知子さんの5人の皆さんです。

20121216nagahama2.jpg■私は、「環びわ湖大学・地域連携コンソーシアム」で実施している「大学地域連携課題解決支援事業」の運営委員ということもあり、このコンソーシアムに参加されている方たちを中心とした「滋賀県における大学地域連携を考える懇談会」のメンバーにもなっています。今回の分科会の企画は、この懇談会で練られてきました。大学と博物館等はぞれぞれ地域において知的資源を提供している存在ですが、これまで恒常的な連携関係にはありませんでした。そこで、今後の連携を図る上で、まず、「近江学」「琵琶湖学」などの地域学・地域論のさらなる発展のために相互の連携を図りながら、研究し、発信していくのかをテーマに分科会を開催することにしました。また、大学と博物館等がそれぞれ独自に行っていた地域連携活動の交流や、今後の連携した活動の取組みの可能性を探ることができないのか、さらには、環びわ湖大学・地域コンソ―シアムと地域滋賀県博物館協議会との連携の意義と可能性について議論を行う…、このようなあたりが、今回の分科会のねらいです。

■分科会では、それぞれのパネリストの皆さんから、さまざまな示唆にあふれたヒントや提案をいただきました。そのため、拙いコーディネートでしたが、大学と博物館との多様な連携のあり方について、かなり面白いディスカッションができました。大学と博物館、そして地域や行政との連携のなかで、この「滋賀の土地に根付く」学生たちをどのように育てていくのか、そのような点についても話し合われました。話しだけの「空証文」に終らず、分科会での共有できたことを、環びわ湖大学・地域コンソ―シアムと地域滋賀県博物館協議会とが具体的に実践していくことも大切です。この点についても、皆さんと確認することができました。

「環境こだわり農業連携PR事業」

20121119kodawarimai.jpg ■ゼミの「北船路米づくり研究会」が、滋賀県農林水産部・食のブランド推進課から「環境こだわり農業連携PR事業」を受託することになりました。若い世代に対して「環境こだわり農産物」のPRを行うことが、この事業の目的です。

■今回、この受託事業の一環として、龍谷大学生活協同組合と連携し、龍大の学生・教職員の皆様に、比良山系・蓬莱産の麓にある棚田で生産された「環境こだわり米」を、生協食堂でご賞味いただけることになりました。また、同時に、「環境こだわり米」(米や野菜)に関心をもっていただくためのPR活動を、深草キャンパスと瀬田キャンパスで展開することになりました。

■「環境こだわり米」とは、(1)農薬の使用量が通常の5割以下、(2)化学肥料の使用量も通常の5割以下、(3)さらに泥水を流さないなど、琵琶湖等の周辺環境にやさしい栽培方法で作られたもので、滋賀県が認証している米です。学生や教職員の皆さんには、「環境こだわり米」を食べていただくことで、「琵琶湖の環境保全」にも貢献していただけるこというわけです(「食べることで、びわ湖を守る」)。お米を食べて、皆さんの水道水の源である琵琶湖の環境保全に貢献できるというわけです。

■今回、ご賞味いただく「環境こだわり米」は、私たち「北船路米づくり研究会」(社会学部・脇田ゼミナール)が活動している大津市八屋戸にある北船路という棚田の農村で生産されたものです。環境にこだわっていることに加えて、棚田米特有の美味しさがあります。小粒でも、味が濃く、甘いのです。深草キャンバスでは、11月26日(月)〜30日(金)の5日間、22号館食堂で。瀬田キャンパスでは、12月3日(月)〜7日(金)の5日間、瀬田生協食堂で。

■PR活動の方ですが、こちらは食堂の側で行います。ただし、PR活動を行うゼミ生(瀬田キャンパス・社会学部)からすると、深草キャンパスは自分のキャンパスから離れているため、26日(月)・27日(火)の2日間に限定して行います。瀬田キャンパスでは、5日間、PR活動を行います。みなさん、どうかよろしくお願い!!

100円商店街と関西学生落語大会

20120905shoutengai-rakugo.jpg ■今週の土曜日、大津の中心市街地で「100円商店街」が開催されます。昨年から始まり、今回で第4回になります。ポスターの一番下をご覧いただければわかりますが、「龍谷大学社会学部大津エンパワねっと」の学生チームもずっと参加させていただいています。

■そもそも「100円商店街」とはなに?そういう方もいらっしゃるでしょう。「100円商店街」とは商店街活性化の手法です。現在、全国各地で取り組まれています。この手法の発祥の地は、山形県です。山形県にあるNPO法人アンプの公式サイトに説明がありますので、ご覧いただければと思います。
100円商店街とは

■さて、今回、このエントリーでご紹介したいことは、この100円商店街で「関西学生落語大会」が同時開催されるということです。この落語大会、前回の第3回から開催されています。街の商店街の関係者の息子さんで、ある大学の落語研究会のメンバーであるTくんが、自分の出身の街を盛り上げようと頑張っておられます。Tくんとは、第3回の100円商店街での落語大会が終ったてから、しばらくして、実際にお会いするチャンスがありました。といいますか、一緒に呑みました。出会いのきっかけは、twitterやfacebookです。

20120907kansaigakuseirakugo.jpg■酒をのみながら、彼の思いをいろいろお聞きしました。同席していた私のゼミ生が、「同じ学生だけど、むちゃ尊敬してしまう」というぐらい、しっかりした考えをお持ちの人でした。Tくんのお話し愚痴も含めていめいめお聞きしているうちに、また私の地域づくりの活動について話しをしているうちに、Tくんは「また、大津で落語会をやろう!!」という気持ちになっていったようです。嬉しいことですね。再びやる気になった若者の話しを聞いて、私も元気をいただけました。

■ということで、9月8日は、100円商店街で買い物をして、落語大会を皆さん楽しんでください。10月の大津祭宵宮の日の昼間にも開催されます。

大津百町まちなかバル

HP_out ■大津の中心市街地で、9月20日(木)と22日(土)に、「大津百町まちなかバル」が開催されます。いのイベントについては、次のように説明されています。
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「大津市の中心市街地で開催される大型の飲み歩き・食べ歩きイベントで、人々の交流を通じて地域の活性化や飲食店の活性化を目的として行われます。バルチケットとMAPを片手に、素敵な灯りがこぼれる大津の古い町並みをそぞろ歩きしながら『今まで気になっていたお店、はじめて知ったお店』をハシゴして、大津の夜を思う存分楽しんで下さい。
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■バルとは、スペインの居酒屋・軽食堂・喫茶店が一体になったお店。街の人びとが気楽に集い語らう社交場のことです。このスペインのバルをイメージした街の活性化事業・「街バル」が、現在、全国各地で開催されています。この「街バル」については、「街バル ジャパン」という団体が公式サイトを公開していますので、こちらをお読みください。「街バル ジャパン」公式サイト

■この「街バル」、「街バル ジャパン」公式サイトによれば、発祥の地は北海道の函館のようです。じつは、個人ブログで、この函館の「街バル」=「バル街」をエントリーしたことがあります(エントリーのなかにあるリンクは、ほとんどが切れてしまっています。申し訳ありません)。これだけブログに書いてきた…ということからもおわかりいただけるかもしれませんが、私がはじめて函館のバル街(元祖街バル)のことを知ったとき(2005年9月)のインパクトって、相当のものだったんです。

函館のバル街
函館のバル街(その2)
函館のバル街(その3)
函館の「バル街」と社会関係資本(その4)
函館「バル街」(その5)
函館の「バル街」(その6)
函館の「バル街」(その7)
函館の「バル街」(その8)

■そのような「街バル」が、大津にもとうとう登場するということで、私、かなり気合いが入っています!! 知り合いの学生の皆さん、一緒に、大津の街に繰り出しませんか! チケットは5枚綴りで3,000円と、学生の皆さんには少し高めですけれど。

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