龍谷大学吹奏楽部「サマーコンサート2020」中止のお知らせ

■7月5日(日)に開催を予定しておりました「サマーコンサート2020」は、新型コロナウイルス感染症の影響により、お客様をはじめ、出演者、関係者の安全を考慮し開催の中止を決定いたしました。‪開催を楽しみにお待ちいただいておりました皆さまには大変申し訳ございませんが、ご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。‬‪詳しくは、以下の画像をご覧ください。
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オンラインでゼミ、オンラインで吹奏楽部のミーティグ

■先週の金曜日のことになりますが、Meetで4回生のゼミを行うことができました。ひとりひとりに、①健康や食事の状況、②アルバイトができないなかでの経済状況、③大学のホームページやポータルサイトできちんと大学が発信する情報を確認しているか、④就職活動の状況、⑤卒論の取り組み…について確認をすると同時に話を聞かせてもらいました。今のところ、全員元気にしているようで一安心です。下宿生も、きちんと近くのスーパーで食材を買って自炊をしているようです。また、アルバイトもなくなっているようですが、これまで貯金をしてきているので、その貯金と仕送りとででなんとかなっているとのことでした。貯蓄をしっかりしているとは、驚きました。私が学生の時は、とてもそのような貯蓄などできませんでしたから。ただ、うちのゼミ生は経済的にまだ大丈夫のようですが、龍大に在籍されている学生全体のなかには大変厳しい経済状況にある方たちもおられるはずです。

■就職活動については、すでに内定が出ているゼミ生が数人いました。そのうちの1人は銀行から内定をもらったようです。すでに金融関係の資格の勉強も行なっているとのことでした。でも、多くのゼミ生は、オンラインの面談を突破した後、実際の面談を待っているという状況のようでした。採用する企業の側は、コロナ感染拡大が下火になるのを待って面談をするのでしょうかね。そのあたりは、よくわかりません。公務員志望や教職志望の学生もいます。採用試験は予定通り実施されるのか、心配です。就活については、私にできることは話を聞くくらいです。そして、学内の職員の方達とつないでいくことしかできません。頑張ってほしいと思います。これまでは、学生の側に有利な売り手市場だったけれど、コロナで就活の状況はどのように変化するのでしょうか。

■で、卒論なのですが、う〜ん、みんなもっと頑張ってね…という感じです。私のゼミでは、これまで全員がフィールドワークを行って卒論を執筆することになっています。自分自身の調査データに基づいた実証的研究を行うことがうちのゼミの特徴でもあるわけです。しかし、今年は、コロナの感染拡大があり、フィールドワークができるのかできないのか、そのあたりがよくわかりません。今の状況では、学外で活動をすることができないことが予想されます。そもそも、現状では禁止されています。ではいつ頃、学外で活動が認められるのか。そのあたりについても、大変不透明です。できないのであれば、指導の方針を変えないといけません。どこかで判断しなければなりません。

■昨日のことになりますが、夕方から龍大吹奏楽部の「オンライン集合」に呼んでいただいたので、部長として参加することにしました。吹奏楽部は人数が多いので、50数人の3つのグループにわかれて、zoomを使ってミーティングを行いました。コロナで大学には入構できないし、練習もできないわけですが、みなさん元気そうでなによりでした。練習できないけれど、ひとつのチームとして支え合っていくことは非常に大切なことかと思います。頑張って欲しいと思います。

2020年度 龍谷大学吹奏楽部 新入生向けムービー


■「2020年度 龍谷大学吹奏楽部 新入生向けムービー」が完成しました。龍大生のために制作されたものですが、吹奏楽に取り組む中高生の皆さんや、保護者の皆さんにもご覧いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。5分弱の作品です。見応えあります。

■もちろん、現在、コロナウイルス感染拡大の中で練習はできません。これは何も吹奏楽部に限ったことではありません。龍谷大学では、全ての課外活動が禁止されています。では、自宅で練習できるのではないのか…そう思われるかもしれません。もちろん、吹奏楽部の部員の中には自宅で練習する人もおられるようですが、ご家族と一緒なので思うように練習ができるわけではありません。昼間、テレワークでご家族が在宅で仕事をされている場合もあります。そうなると楽器の音を出すわけにはいきません。下宿をされている部員の皆さんのことも心配です。自宅に帰りたくても、ご高齢の方がご自宅におられる場合は、帰宅することも躊躇われます。難しいです。

■吹奏楽部では、各楽器ごとに、パートリーダーが部員の健康状態や困難状況等を確認して、そのことを部として集約しています。大学としても学生の生活を支えるための活動に取り組み始めていますが、大人数の課外活動である吹奏楽部も、部として取り組んでいるわけです。できることは限られているかもしれませんが、部員の皆さんひとりひとりに寄り添いながら、できる限りのサポートは行うようにしたいと思っています。

■このように大変厳しい状況ですが、音楽監督・コーチ・部長・副部長、そして学生の幹事長や幹部の皆さんとが、zoomを使って日曜日の晩にミーティングを開催しています。昨日もミーティングでした。新入生の入部状況報告、部員の状況確認、現在のオンラインを使った練習の取り組み。サマーコンサートやコンクールのこと。その他諸々のこと。いろいろ報告がありました。オンラインで、音楽監督やコーチとの部員との面談が進行中です。部員も週3回、オンラインではありますが全員で集合して顔合わせを行なっています。人数が多いので、3グループに別れての集合になります。楽器の演奏はままなりませんが、音楽に関する研究を深めようと、楽理を中心にグループに分かれて勉強しているようです。また部の運営に関しても、根本のところから整理と改革を進めようとしています。練習は禁止されていますが、全員で前向きに活動に取り組んでいます。

「第46回定期演奏会」のライブBlu-ray


■2019年12月26日にザ・シンフォニーホールで開催された「第46回定期演奏会」のライブBlu-rayが、いよいよ発売されます。私が吹奏楽部の部長に就任して初めての定期演奏会になります。私自身が演奏をしているわけでもないし、音楽的な指導をしているわけでもありません。若林義人音楽監督、児玉知郎コーチ、その他の指導者の先生方ともに練習に取り組んでこられた部員の皆さんに、「気持的」に寄り添って伴走してきただけですが、私自身の心に深く刻まれる演奏会になりました。春から始まった小さな演奏会、そしてサマーコンサート、吹奏楽コンクールと続いてきた活動の総まとめ…というような感じでしょうか。

■私自身、何度もこのブログに書いてきたように、学生時代はオーケストラでバイオリンを弾いていましたが、その時に演奏した曲もこの定演のプログラムの中に入っていました。ワーグナーの「歌劇『リエンツィ』序曲」です。この投稿にリンクした「日本パルス Music Shop」さんのTweetにある動画の曲です。この序曲の冒頭にトランペットのソロの部分とフィナーレの部分を編集してあります。素晴らしい仕上がりになっているように思います。プログラムには、この「歌劇『リエンツィ』序曲」に加えて、A.ポンキエッリの「歌劇『ジョコンダ』第3幕より 時の踊り」も演奏されました。どちらもオペラの曲です。練習が始まった頃は、素人ながら少し心配するようなところもありました。本来であれば弦楽器で演奏する部分のニュアンスを管楽器で表現するのですから、難しいですよね。でも練習を積み重ね、本番では、立派にワーグナーやポンキエッリの作品を演奏されていました。感動しました。日景貴文先生と松本昇一先生のお2人が、龍谷大学吹奏楽のために編曲してくださったことも大きいかと思います。もちろん、演奏の実力が必要になることは当然なのですが、吹奏楽のために作曲された作品や、ジャンルでいえぱポップスの作品だけでなく、クラシックの曲についても立派に演奏することができること、それだけ幅広い音楽的表現ができることを改めて確認しました。

■今回、「日本パルス Music Shop」さんから発売されるライブBlu-rayには、以下の作品の演奏が収録されています。早く観てみたいです。楽しみです。

1.交響的舞曲第3番「フィエスタ」
C.ウィリアムズ

2.パガニーニの主題による幻想変奏曲
J.バーンズ

3.ルーマニア狂詩曲第1番
G.エネスク/編曲:建部 知弘

4.歌劇「ジョコンダ」第3幕より 時の踊り
A.ポンキエッリ/編曲:松本 昇一

5.歌劇「リエンツィ」序曲
R.ワーグナー/編曲:日景 貴文

6.デリー地方のアイルランド民謡
P.A.グレインジャー/編曲:M.ロジャース

7.星条旗よ永遠なれ
J.P.スーザ/編曲:真島 俊夫

吹奏楽部のミーティング

20200413zoom.jpg ■昨晩は、20時から龍谷大学吹奏楽部のミーティングをすることになりました。昨晩使ったのは、zoomです。使いやすいけど、リスクがあると聞いています。私はニュースしか読んでいないので、どのようリスクなのか具体的なことはわかりません。そんな感じで評価が定まらないわけなのですが、とりあえず昨晩はzoomのミーティングに参加することになりました。

■もちろん自宅からの参加なのですが、問題は自宅のどこで参加するのかということです。zoomは背景を隠すことができるらしいですね。先日、ある授業でzoomを使ってオンライン授業を実施したところ、複数の学生が知っていたのか、たまたま気がついたのか、背景を隠していました。2人の学生の背景はサンフランシスコになっていました(ゴールデンゲイトブリッジ)。昨晩の吹奏楽部のミーティングの段階で、私はまだ背景隠すやり方をわかっていませんでしたが、そのうちに、そうやって背景を隠すこともできそうです。ただ、周りで家族がテレビをみていたりすると、ミーティングができなくなります。

■ということで、物置のようになってしまっていた自分の部屋を(整理整頓が下手なのです…)、少し整理してミーティングに参加しても恥ずかしいくない雰囲気にしました。自宅からのオンライン会議には、いろいろ気を遣うことが必要になります。女性であれば、お化粧とか、服装とか…気になるのではないでしょうかね。大学の研究室も物置のようになっていたので、客人を迎えることができるほどにはきれいにして整理もしました。でも、コロナで誰もやってこないんですけどね。まあ、そういうわけで、今日からは自分の部屋をさらに整理整頓しなくてはと思っています。まあ、断捨離ですね。もういらない書類が山ほどあります。強力なシュレッダーも欲しいですね。もう、持っていても仕方がないものもたくさんあるので、それらをシュレッダーで粉砕するつもりです。

■さて、龍谷大学吹奏楽部のミーティングですが、音楽監督、コーチ、幹部の部員の皆さん、そして副部長の皆さん、あわせて13名でzoomを使って快適にミーティングをすることができました。13人だと、皆さんの表情がよくわかりません。まだ使い始めたばかりのせいかもしれませんが、zoom等で会議に参加するときは、メリハリのついた発言の方が良いと思うし、人の発言を聞くときは、うなずいたりすることを少し大袈裟にした方が良いかなと思いました。このあたりはどうなんでしょうね。調べてみると、「テレビ会議を劇的に円滑にする簡単なノウハウ」という記事が目に入りました。内容は以下の通りです。いろいろノウハウがありますね。

マイク付きイヤホンを使うこと
特別な機材は不要、カメラ付きノートPCでOK
複数いる会議室と繋ぐTV会議はダメ
全員を同じコンディションにする
全員が顔を出すこと
声に出して相槌をうつこと
話終わったら「以上です」
慌てない、落ち着いて、雑談してもいい
周囲が煩いときは気にせずミュート
テレビ会議が始まるまえにチャットで声かけを
画面共有をしてメモをとること
イメージを共有するときもツールを活用
ラジオ参加するときはフェイスをオフに
ソフトウェアは使い分ける
テレビ会議の背景にも気を配る

■ところで、ふと思いました。龍谷大学は3つのキャンパスに分かれています。本部があるのは、京都市伏見区にある深草キャンパス。私は普段大津市にある瀬田キャンパスに勤務しているのですが、これまでキャンパスを超えた会議は、大学のテレビ会議システムを使って行っていました。私はテレビ会議があまり好きではなかったので、わざわざキャンパスを移動して会議に参加することもありました。しかし、みんながコロナウイルスのせいでこういうパソコンを使ったテレビ会議に慣れてくると、それぞれの研究室や自宅から参加できることになります。おそらく大学の会議は、Microsoft Meetを使うことになると思いますが、Meetだと資料もアップできますしね。あるいは、教育用ではありますが、manaba course の中に会議用のコースを作って、そこに資料をアップすることもできます。実際、教授会の資料は全てmanaba courseで配信されています。まだ、大きな会議室に実際に集まって教授会をしていますが、資料の配布はmanaba courseになりました。このことにより、印刷作業が大幅に軽減されました。そのうちに教授会もテレビ会議になったりして…と思っています。

■そうなると、何か話し合うということでも、人が具体的などこかの場所に集合して行うということが自明でなくなりますね。民間企業にお勤めは、すでにテレビ会議をバンバン使っておられる方たちが多いでしょうから、とっくの昔に同様のことを感じておられると思います。時間が節約できる、仕事の生産性が上がると考えておられるのではないかと思います。社会は大きく変化しています。実際のところは、どこに向かうのでしょうね。少なくとも、私自身の仕事や生活については、大きく変化していく予感があります。ただ、それが良い事なのか良くないことなのか、まだわかりません。社会的にインパクトのあるインパクトのある技術の登場については、プラスの側面とマイナスの側面がありますから。誰もが想像もしていなかった(こんなつもりではなかった…)、長期間に渡ってゆっくり進行して気が付きにくいようなマイナスの側面があるかもしれません。

■ただ、テレビ会議ではできないこともあります。例えば、大学の場合でいえば研究室での実験。それから部活動も。野球部がテレビ会議で野球の練習をすることはできません。指導者からアドバイスをもらうことはできますが…。それは吹奏楽部も同じです。テレビ会議で集まっても、実際の合奏の練習は困難です。うちの吹奏楽部は、コロナウイルスのために全く練習ができていません。おそらく、全国の多くの小中高大の吹奏楽部が同様の状況に置かれているのではないかと思います。うちの吹奏楽部の場合ですが、個人練習をする環境を確保できない部員もいます。特に、下宿している部員の場合です。でも諦めずに頑張っています。困難な状況の中で成長していくために何ができるのか。試練ですね。皆さん応援してください。

オンライン会議

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■午前中、地域連携型教育プログム「大津エンパワねっと」の実習「地域エンパワねっと」に関連して面談を行いました。新型コロナウイルスの感染が拡大していることは、面談はオンラインで行うことになりました。瀬田キャンパス6号館の社会共生実習支援室には私が、私と一緒にこの授業を担当するもう1人の教員は京都の自宅から、学生自身は大津市の自宅から、それぞれzoomを使って面談を行いました。教員2人はパソコンを使っていましたが、学生はスマホを利用していました。おそらく学生自身はWi-Fiを使っていなかったからだと思いますが、少し時間の遅れを感じました。

■夕刻からは、大学の部屋をお借りして再びオンラインで会議を持ちました。吹奏楽部の会議です。電源とWi-Fiがあればどこでも、ちょっと空いているスペースで会議ができるわけです。こちらの会議では、Google Hangouts Meet を使いました。zoomと比較してどちらが使い勝手が良いのかどうか、それを判断するだけの知識も経験もありません。いろいろ人に教えていただきながら、そして自分でも勉強しながら、この手のツールを使えるようになる必要があります。 ちなみに、会議に参加されたのは、学外の専門家(技術者)、吹奏楽部の情報担当している部員の皆さん、会議に参加したのは多分7名かと思います。部員の皆さんは、それぞれ自宅からGoogle Hangouts Meet を利用して参加してくれました。もちろん、大学にいる我々は、会議室の窓を開けて、お互いに距離をとって、マスクをするなどの対策をしています。

■会議は、こんな感じでやっていけそうですが、問題は授業ですね。一応、21日から対面式の授業が再開する予定になっていますが、あくまで予定でしかありません。今よりも感染者が増えていくでしょうから。そのよう状況で果たして対面式の授業が再開できるのか、なかなか難しいですね。でも、学生が学習する権利を守らなくてはいけません。講義保証をしなければなりません。

《新日本フィル》テレワークでパプリカやってみた!


《新日本フィル》テレワークでパプリカやってみた!〜最終回〜
■新日本フィルハーモニー交響楽団の皆さんによるYouTubeの動画です。テレワークで「パプリカ」の演奏をされています。以下は、動画の解説。テレワークによる練習を重ねるごとにメンバーが増えていきます。しかし、これ揃えるのはかなり難しいと思います。よくここまでできたなあと、びっくりしています。

2020年3月、世の中は新型コロナウイルスの猛威の中、大規模なイベントなどは政府より自粛要請が出て新日本フィルも全てのコンサートが中止。外に出るのもままならず家でひとり楽器を練習する毎日。そんな中、世の中は働き方改革とこのウイルスの猛威により《テレワーク》スタイルが加速!ということで新日本フィルもオーケストラだけどテレワークできないか?!ということで楽員チャンネルにて「テレワーク部」を始動!
テンポもリズムも音程も難しい己との戦い、一体どうなってゆくのか!


シンニチテレワーク部始動!テレワークでパプリカやってみた!

テレワークでパプリカやってみた!〜2日目〜

《新日本フィル》テレワークでパプリカやってみた!(3日目)

《新日本フィル》テレワークでパプリカやってみた!〜4日目〜管打楽器編

《新日本フィル》テレワークでパプリカをやってみた!〜5日目〜

《新日本フィル》テレワークでパプリカやってみた!〜6日目〜

《金管五重奏》テレワークでパプリカやってみた!〜特別編〜

■新型コロナウイルスで、様々なイベントが中止や延期になっています。音楽で生活を立てておられる皆さん、音楽家、ミュージシャンの皆さん、本当に大変な状況かと思います。部長をしている吹奏楽部も、個人練習をのぞいて、これまでのような練習ができません。もちろん、龍谷大学吹奏楽部だけでなく、全国の小中高、そして大学の吹奏楽部も同様かと思います。吹奏楽部と書きましたが、合唱部、オーケストラ、そのほかマンドリンオーケストラ、軽音楽…音楽に取り組んでいる皆さんとっても同様です。合奏等の練習ができないわけですが、やる気を失って「もう、練習やめた…」とならないように工夫と努力をしていく必要があります。龍大吹奏楽部の部員たちも、いろいろ相談をして考えながら取り組んでいます。まだ、ここで書くわけにはいきませんが、様々な団体間で連帯しながら相互に支え合うような試みが、そのうちに生まれてきそうな気がします。

大学吹奏楽の会議と選考会

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■一昨日、土曜日の晩のことになります。龍谷大学大阪梅田キャンパスに、関西の大学吹奏楽部関係の皆さんが集まりました。延期になった「ジョイントコンサート」について議論を行いました。加えて、コロナウイルスにどのように対処されているのかについても、各大学からお話をお聞かせていただきました。大学によって対応にも様々ですね。しかし、大変参考になりました。帰宅は深夜になりましたが、その翌日は朝から大津駅前のビルで、平和堂財団環境保全活動助成事業「夏原グランド2020」の選考会が開催されました。10団体のプレゼンテーションをお聞かせていただきました。それぞれの団体の活動に、いろいろ興味深い点が多々あり、審査する側でしたがとても勉強になりました。

■写真は選考会が開催されたビルから撮った大津駅前です。新型コロナウイルスで人が少ないのか、それとももともと少ないのか…微妙ですね。大津駅の近くの界隈、日曜日は人通りが元々少ないようです。

卒業

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■部長をしている龍谷大学吹奏楽部、現在、個人練習を除いて合奏やパート練習等の通常の練習を休止しています。様々なところから依頼されたイベントも中止になっていることから、演奏を披露する場もなくなっています。いずれも、新型コロナウイルスへの対応のためです。新型コロナウイルスの感染が国内で大きな問題になった頃は、「ここ1〜2週間」とか、「3月〜4月がピーク」とか、まあ色々言われてきたわけですが、最近の報道を見ていると、どうも夏までに解決しないようですね。年も越しそうです。誤解を招く表現かもしれませんが、日本の社会は、なんとか新型コロナウイルスと「共存」していけるようにしなければならないのかと思います。経済にもかなり深刻な影響が出てきています。感染の拡大を抑えつつ、充分に注意と工夫を積み重ねていかねばならないのではないかと思います。吹奏楽部の皆さんにもこの事態や逆境を乗り越えて、成長していただきたいと思います。そのようなわけで、今日は今後のことを、音楽監督、部長副部長、幹部の部員といった関係者で議論をしました。良い議論ができたのではないかと思います。

■その会議が終わると、4回生の卒部生の皆さんが、練習場に挨拶にやってきました。そうです。本来ならば、今日が瀬田キャンパスの卒業式だったからです。本当に卒業式がなくなってお気の毒です。キャンパスの中、人はまばらですが、スーツや袴姿の4回生が記念写真を撮りに来校されていました。卒部生の皆さんも袴姿の写真を撮りたかったんではと思い尋ねたところ、「前撮り」してあるとのことでした。そうですか、卒業式の姿も「前撮り」の時代なんですね。

■吹奏楽部の練習場を離れた後、締め切りを過ぎた学部の仕事があり、社会学部に戻りパソコンにかじりついて仕事をしていました。そこにゼミの学生からLINEでメッセージが届きました。卒論指導へのお礼のメッセージでした。ミッチリ指導をした学生でした。卒論での経験を、良い思い出として感じてもらっているようで、指導教員としては嬉しい限りです。式典自体は中止ですが、気持ち的には学生たちが卒業していくことを、しみじみと感じる日になりました。

新型コロナウイルス(COVID-19)への対応。日常に戻ること。

■新型コロナウイルスの感染が中国で広まっていることが報道されるようになっても、これほどまで混乱した状況になるとは予想できませんでした。いよいよ深刻な状況になってきて私が心配すると、それでも「たいしたことはない」「インフルエンザとかわらない」「大騒ぎしすぎ」といった知人たちの意見もかなりありました。確かに、「正しく恐れよう」というのはその通りだと思うのですが、どういう根拠からそういうふうに知人たちは言い切れるのか、私としてはあまり納得できませんでした。その後、日本でも感染が広まると「新型コロナウイルス」に対する様々な見解がTVやインターネットで流れるようになりました。専門家と言われる方たちの間でも、意見に違いがあることに気がつきました。

■大変単純化しているとのお叱りうを受けるかもしれませんが…。新型コロナウイルスへの対応に関しては、公衆衛生を社会システムの側から語る専門家(どちらかと言えば政府より)と、「自分が新型コロナウイルスに罹患しているかもしれない」と不安になる人びとに寄り添おうとする臨床の現場から語る専門家(どちらかと言えば政府に批判的)との間では、何か主張に隔たりがあるように思うようになりました。

■新型コロナウイルスの問題、まだわからないことが多く、専門家でもなかなか見通しがた他ないようです。以下のインタビュー記事(インタビューは3月4日)で、感染症対策の第一人者という方が、以下のように述べておられます。別の方のインタビュー記事でピークは3〜4月ということだったように記憶していますが、1ヶ月遅くなりました。しかも、夏まで続くし、その後もよくわからない…ということのようです。

SARSは2002年11月に確認され、ピークは03年3~4月で同7月に終息宣言が出た。その例を考えると、今回は19年12月に始まったことから、20年4~5月がピークで、8月まで続くと推測。夏以降も続く可能性は低いが、どうなるか分からない。3月末には現在の対策に効果があるか、見通しが立つと思う。流行がいつまで続くのか、少しずつ見えてくるはずだ。

こちらの記事によれば、WHOが「インフルエンザのように夏場になれば消えるというのは誤った期待だ」と警告しているようです。その上で、「そのうえで『ウイルスが消えるのを待つのではなく、いまこそ闘う必要がある』と述べ、各国は自然に終息するのを待つのではなく、いま取り得る対策に全力を尽くす必要があると強調しました」とあります。

■以下のインタビュー記事では、別の専門家が次のようにのべておられます。新型コロナウイルスの問題を年単位で考えるべきとの主張です。

新型コロナ対策の話は、今後1~2週間で終わるものではなく、年単位で考えなければいけないものです。どれぐらい続くかは、このウイルスに感染した場合に「生涯免疫」が獲得できるかにかかっています。生涯免疫というのは、1度感染すれば高齢になっても再び感染しなくなるということです。そうであれば、若いうちにかかってしまった方がリスクは低くなります。ところが、生涯免疫ができないとなったら、インフルエンザのように何度もかかる病気になる可能性もあります。

春になって温かくなれば感染は一度下火になるかもしれないという楽観論があります。私も心の中ではそうであってほしいと思っています。しかし、そうだとすると正念場は今年の冬、10~12月ではないかとも思ってしまいます。

■このように先が読めない状況の中で、私が勤務する龍谷大学では卒業式が中止になりました。卒業証書・学位記はそれぞれの卒業生に郵送されることになりました。他大学では、入学式もすでに中止を決定しているところもあります。また、授業開始日を遅らせる措置をとった大学もあります。どういう状況になるのか先が読めないわけではありますが、できるだけ早い決断を求めたいと思います。私は、大学の課外活動である吹奏楽部の部長をつとめていますが、吹奏楽部は練習を中断しています。新型コロナウイルスへの対策をきちんと行いながら、個人練習をしていくことになっています。しかし、問題はいつ再開するのかということです。

■上で引用した専門家(別の専門家)は、次のようにのべておられます。大学はすでに春期休暇に入っており、政府から特別な要請があるわけではありませんが、「やめ時」「緩めるタイミング」の話についてはハッとしました。

政府は2月27日に突然、全国の小中高校に一斉休校を要請しました。学校もリスクがないとは言えませんので、感染が拡大している地域でやるのはいいでしょう。しかし、全国一律に休校というカードを切るのが今なのかは疑問です。

こうした対策の難しいところは、やめ時、緩めるタイミングです。春休みが終わるころになっても状況が変わっていなければどうするのか。やめる時にどう根拠を説明するのか……始めるよりも要請を緩和する方が難しいのです。

■新型コロナウイルスが終息するのはまだまだ先のことだという前提で、日常に戻ることを、今後のことを、考えていかねばなりません。

【追記1】この記事では、よく知られるアメリカのシンクタンク「ブルッキングス研究所」のウェブサイトに、「The global macroeconomic impacts of COVID-19: Seven scenarios」というレポートが紹介されていました。記事の一部を引用してみます。

この報告書によると、7つの中の最善のシナリオであっても世界のGDPは2.4兆ドル(約254兆円)も失われることとなり、最悪のシナリオでは世界のGDPは9兆ドル(約954兆円)も失われるという。

報告書には、7つのシナリオの下で「国々の人口に与えるインパクト」も分析されている。それによると、世界全体では最善のシナリオでは約1500万人が、最悪のシナリオでは6800万人が死亡するという。うち中国では、最善のシナリオで279万4000人、最悪のシナリオでは1257万3000人が死亡すると推定されている。

国別の推定死亡者数も下記のように表化されており、日本の場合、その数は最悪のシナリオで57万人、最善のシナリオでも12万7000人となっている。
ちなみに、アメリカの場合は、最善のシナリオで23万6000人、最悪のシナリオで106万人だ。アメリカでは毎年、インフルエンザで約5万5000人が亡くなっているが、それをはるかに超える数である。

■私は、この記事やブルッキングス研究所のレポートをきちんと評価する能力はありませんが、この記事やレポートが示す経済的損失や死亡者数については、日本に暮らす人びとのイメージとの間に大きな開きがあるように思います。どうでしょうか。大学との関連でいえば、経済的な打撃が現在進行中の学生の皆さんの就職活動にも何らかの影響を、間接的にでも影響を及ぼしてくることはないのでしょうか。気になります。厚労省の公式サイトが新インフルエンザに関して提供している情報によれば、直接的及び間接的にインフルエンザの流行によって生じた死亡を推計すると、年間死亡者数は日本で約1万人になるようです。ですから、最善でも12万7000人というと、通常の13倍近くの方が亡くなる…ということになります。注意して状況を見守らなくてはいけません。

【追記2】■大学ではありませんが、東京の資格取得のための学校で感染者がでたことをネットを通して知りました。報道されている大阪ライブハウスでのコンサートで感染されたようです。幸に、軽い症状とのことです。ただ、この感染された方が利用された後者は一時的に休校になったようです。消毒等の対応をされるのでしょう。授業に関しては、Webを使って対応されるようです。感染が、学校の生徒さんたちや大学の学生さんたちにまで拡大していった時、大学はどうするのか。大学であれば、感染した学生が移動した範囲の校舎を閉鎖して消毒ということになるのでしょうか。その校舎での授業は別の校舎の空いている教室に移動…。これは私の想像にしか過ぎませんが、心配になります。ちなみに、こちらの記事は、アメリカのスタンフォード大学の対応に関するものです。

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