記念のボトルカード

20170427toshiyan.jpg ■初孫のひなちゃんが、大津駅前のいつもの居酒屋「利やん」に、早くもデビューしました。といっても、新生児を居酒屋に連れて行った…という話しではありません。

■「利やん」では、焼酎の一升瓶をキープするたびに、記念の写真カードが増えていきます。周りにいるご常連のお客さんと一緒に写真を撮り、ボトルの首にぶら下げていくのです。少し前のことになりますが、新しい焼酎のボトルが入ったので、お店の店員さんが、「初孫のひなちゃんの写真のデータがあれば、お孫さんが産まれた記念に、キープのカードに入れますよ」と言ってくださいました。といわけで、お願いをしたところ、ひなちゃんも「利やん」デビューできたというわけです。

■20年後が楽しみですね〜。おじいさん(私)→ひなちゃんのお母さん(娘)→ひなちゃんと、アルコール分解酵素の遺伝子がきちんと引き継がれていれば、問題無しに飲める体質になるはずです。おじいさん(私)は、その時までにきちんと健康を維持しておこうと思います。ひなちゃんと一緒に「利やん」で飲めるときは、焼酎のボトルの数は何本になっているでしょうね。

弦楽器工房「Welkstatt der Hobel」

20170427welkstatt.jpg■一昨日は、浜大津にある弦楽器の工房「Welkstatt der Hobel」(ヴェルクシュタット デア ホーベル)を訪れ、ヴァイオリンの弓の毛替えをお願いしました。私の楽器は、西宮北口にある「絃楽器MASARU」さんで入手したものです。こちらは、大学時代に所属していた関西学院交響楽団の後輩である坂本勝くんの工房です。毛替えについても、坂本くんにお願いをすれば良いのですが、やはり滋賀県からすると西宮北口は遠すぎます。家族から、大津市内の立ち寄りやすい場所、浜大津に弦楽器の工房があることを教えてもらい、訪問してみることにしたのです。近くに弦楽器の工房があること、とてもありがたいことです。

■工房の名前、何やら難しいそうですよね。「ヴェルクシュタット」とは作業場、「デア」は定冠詞で「ホーベル」とは弦楽器を製作するときに使用する特殊な鉋(かんな)のことを指すのだそうです。店主の堤邦之さんに教えていただきました。弦楽器の作成には、大小様々な特殊な鉋を使用します。「鉋仕事の作業場」という感じでしょうかね。堤さんの工房の中は、実質本位で装飾的なものが一切ありませんでした。本当に作業場という感じなのです。そういうと、なんだか、職人気質の気難しい店主さんのように思えわれるかもしれませんが、堤さんは、非常に丁寧で温和な方でした。工房は、浜大津の交差点の角のところにあります。特に、大きな看板を掲げておられるわけでもなく、ビルの入り口に、写真のような鉄製の小さな看板が置いてあるだけです。これもお人柄でしょうか。

■ところで、なぜ毛替えをしなくてはいけなくなったのか。少し説明しますね。ヴァイオリンの弓の毛は、馬の尻尾です。この尻尾に松脂を擦り付けて、それで弦を弾きます。松脂で摩擦がおきて、弦が振動するのです。しかし、弾いていると、弓の毛自体も次第に劣化していきます。松脂を塗っても、きちんと演奏することが難しくなってきます。普通は、こうなると毛替えの時期が来たということになります。ところが、今回の場合は、少し事情が違います。楽器をあまり弾かずにケースの中にずっと入れておくと、日本中どこにでもいて、タンスの中の洋服にも穴を空けてしまうカツオブシムシが、ヴァイオリンの弓の毛を食べてしまうのだそうです。カツオブシムシとは、甲虫の一種です。この甲虫が幼虫の時には、乾燥した動物性の繊維質を食べるのだとか。だから、箪笥の中にあるウールの洋服やセーターに穴が開かないよう、防虫剤を入れておくわけです。今回の場合は、弓の毛です。弓の毛は、ウールではなく馬の尻尾ですが、同様にカツオブシムシの餌になります。カツオブシムシに食べられると、弓の毛が細くなり、ちょっとしたことでパラパラと毛が切れやすくなってしまうのです。堤さんは、弓だけでなく、楽器の方も少しチェックをしてくださいました。私の楽器は、イタリアのクレモナで作られた楽器のため、イタリアとは気候が違う日本の場合、ニカワも剥がれやすくなる場合があるとのこと。今のところ、大丈夫でした。

■さて、これで練習できる準備ができました。学生自体から継続して楽器を弾いている知人からは、毎日、5分でもいいから楽器を弾くようにと言われているので、とりあえず15分程弾いてみました。左手の筋が痛い。無理せず、身体を慣らしていこうと思います。すぐに、かつて弾いた曲を演奏しようとすると、身体に無理がくると別の知人にも教えてもらいました。まずは「開放弦のボウイングと音階練習の積み重ねが近道」とのアドバイスをもらいました。もう一度、基礎から身体を作り直すということでしょうか。少しずつ、やってみることにします。先輩からのミッションを無事に果たせるように頑張ります。

110,000アクセス感謝…ただし

■アクセスカウンターが、「110,000」を超えました。皆様、ありがとうございます。ただし、心配なことがあります。週に1回、アクセスカウンターの数字が異常に伸びる時があるからです。4月4日(火)に1400を超えました。明らかに異常なことです。その後も、週に1度だけ、4月12日(水)が「1470」、4月18日(火)が「1446」でした。そして、本日ですが、午前中の段階ですでに1400を超えています。必ず、火曜日か水曜日です。なんらかの事情で、本当に多くの方たちが閲覧してくださっているのであれば問題なのですが、まあそんなことは考えにくいものですから、どうも気持ちが悪くて仕方がありません。と言うことを含めての「110,000」です。ナンチャッテ…です。週1回の異常なアクセスがなければ、いくら多くてもまだ「106,000」程度のはずです。

2012/9/5:アクセスカウンター設置。
2013/2/21 :5,000アクセス:期間169日: 30アクセス/日
2013/6/29 :10,000アクセス。期間128日: 39アクセス/日
2013/10/30 :15,000アクセス。期間123日: 40アクセス/日
2014/2/6 :20,000アクセス。期間99 日:51アクセス/日
2014/5/6 : 25,000アクセス。期間89日: 56アクセス/日
2014/8/5 :30,000アクセス。期間91日: 55アクセス/日
2014/10/21: 35,000アクセス。期間77日: 65アクセス/日
2014/12/8 :40,000アクセス。期間48日: 104アクセス/日
2015/1/27 :45,000アクセス。期間50日: 100アクセス/日
2015/3/25 :50,000アクセス。期間56日: 90アクセス/日
2015/5/19 :55,000アクセス。期間55日: 91アクセス/日
2015/7/22 : 60,000アクセス。期間64日: 78アクセス/日
2015/9/27 : 65,000アクセス。期間67日: 75アクセス/日
2015/11/23 : 70,000アクセス。期間57日: 88アクセス/日
2016/1/26 : 75,000アクセス。期間64日 : 78アクセス/日
2016/4/7 : 80,000アクセス。期間72日 : 70アクセス/日
2016/6/18 : 85,000アクセス。期間72日 : 70アクセス/日
2016/9/9 : 90,000アクセス。期間83日 : 60アクセス/日
2016/11/30 : 95,000アクセス。期間83日 : 60アクセス/日
2017/2/9 : 100,000アクセス。期間71日 : 70アクセス/日
2017/4/11 : 105,000アクセス。期間61日 : 82アクセス/日
2017/4/26 : 110,000アクセス。期間15日 : 333アクセス/日

【追記1】■この件に関して、情報メディアセンターの職員の方からメールをいただきました。内容をまとめると以下の通りです。

・4/18のアクセスログを確認。1400アクセス全体の90%近くを占めているのが『Accela BizSearch Thumbnail Crawler』(文書検索ツール)のようだ。
・前日4/17のログも確認したところ、アドレスが異なるが類似する通信があった。
・どこの誰かはわからないが、文書検索ツール(クローラー)で、このブログを検索対象に入れているようだ。その際にアクセス数が伸びているのではないか。このような検索は、世間一般的には時々あるようだ。
・毎週火曜日に多いのは、検索日を毎週火曜に設定しているのからだろう。
・このクローラーでの文書検索が、何か悪影響を及ぼすかということはわからないが、今のところ実害がないやうであれば問題ないのかなと思う。学部サーバーにも問題は発生していない。

■「どこの誰(どなた)」なんでしょうね。こんな検索をされている方は。迷惑というと言い過ぎかもしれませんが、気味が悪いです。こういう検索をしても、ほとんど意味がないかと思います。日々の出来事等をアップしているだけで、「賢そうなこと」や、「役に立つ情報」はほとんどこのブログには存在しないと思うからです。できれば、こういった検索から外していただきたいというのが、ささやかなこのブログを運営している私の本音です。よろしくお願いいたします。

【追記2】■昨日のアクセス数は「1516」でした。私は、アクセスカウンターの仕組みをよくわかっていませんが、確か、1台のパソコンからはカウンターの数字は1つしか上がらないはずです。どうなっているのでしょうね。この辺り、もう少し確認をしてみます。

一日地球研

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■24日(月)は終日、京都市の上賀茂にある「総合地球環境学研究所」で仕事でした。午前中は、研究プロジェクト「オープンサイエンスと社会協働の融合に基づく琵琶湖流域圏水草資源活用コミュニティーの形成」(三井物産環境基金研究助成)の会議に初めて出席しました。このプロジェクトの代表である近藤康久さんは、現在、地球研で「知の接合:社会―環境相互作用の共同研究における問題認識のずれを乗り越える方法論」という予備研究(FS)の責任者もされています。

■ところで、なぜこのプロジェクトの会議に出席したのかといえば、参加している地球研の研究プロジェクトがこの外部資金による研究プロジェクトと連携しているためです。初参加ではありましたが、いろいろ意見を言わせていただきました。厚かましくてすみません…。また、この会議に参加している方たちから、朽木の針畑のこともお聞きすることができました。地球研の別の研究プロジェクトの研究員をされている関係から、この朽木の地域にお詳しいのです。針畑にルーツを持つゼミの卒業生、坂本昂弘くんのご一家にお話しをお聞かせいただく予定にしていることから、何か偶然以上のタイミングの良さを感じました。ありがたいことです。

■午後からは、プロジェクトの研究員の皆さんと一緒に、草津市の平湖・柳平湖の調査に関する引き継ぎとディスカッション。非常に面白かったです。丁寧な引き継ぎの説明を受けながら、いろいろ頭の中に閃めくことがありました。示唆的でもありました。いよいよ、平湖・柳平湖での調査が本格化して行くわけですが、その準備も、着々と…とはいえないのですが少しずつ進んでいます。写真の表彰状ですが、プロジェクトの研究員である石田卓也くんの地域での活動が表彰されていました。知りませんでした。おめでとう、石田くん。外に出ると、プロジェクトの調査地の田んぼから採集してきたタイコウチがプラスチックの水槽の中にいました。調査地の農村では農作業が本格化して行くわけですが、それとともに農家との共同調査もうまく行くと良いなと思っています。

初宮参り

20170425hinako.jpg ■またまた、とても個人的なことですみません。記録として、ここにエントリーさせてください。

■23日(日)、大阪天満宮に、初孫である ひなちゃん のお宮参りに行きました。ひなちゃんは、大阪の病院で生まれた「大阪で生まれた女やさい」(BORO)、自宅からも近い、ひなちゃんのお父さんやご両親ともつながりのある大阪天満宮でお宮参りをすることになったのです。途中、ひなちゃんの機嫌が悪くなるかな…と心配したのですが、ご祈祷の時にはスヤスヤ寝ていましたし、その後、天満宮の近くの写真館で記念写真の撮影をした際も、ひなちゃんは賢くしていてくれました。ひな子のひなは、日向という意味も含まれています。この日は雲ひとつない晴天。ひなちゃんの名前にふさわしい天気でした。今度、ひなちゃんに会うことができるのは、再来月になります。それまで、待てるかな…。多分、大阪に会いに行くことになろうかと思います。

朽木村古屋の坂本家のこと

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■先週の金曜日、ゼミの卒業生である坂本昂弘くん(脇田ゼミ6期生)、そして坂本くんの叔父さまと一緒に呑むことになりました。少しその背景を説明しておきます。昨年の夏、大学の先輩でもある写真家・辻村 耕司さんのご紹介で、朽木古屋(高島市)の「六斎念仏踊り」を拝見することができました。そして、坂本くんと再会し、坂本くんのご一家ともお話しをすることができました。詳しいことは、以下のエントリーをご覧いただきたいのですが、いよいよ坂本家三代の皆さんにお話しを伺うことになりそうです。

朽木古屋「六斎念仏踊り」の復活

■場所は、当然のことながら、大津駅前のいつもの居酒屋「利やん」。酒を楽しみながら、叔父さまから古屋での山村の暮らしや、一家で山を降りてからも、家や家産として山を守るために古屋に通い続けて来たことなど、いろいろお聞かせいただきました。坂本くんも、普段、親戚が集まっても、自分のルーツについて詳しい話しを聞くこともなかったらしく、叔父さまの話しを真剣に聞いていました。

■坂本家の皆さんにお話しを伺う準備として、朽木が高島市に合併される以前の1974年に発行された『朽木村史』と、高島史に合併されてから、2010年に発行された『朽木村史』の2つを入手して朽木のことについて勉強をはじめました。良い仕事ができるように頑張りたいと思います。

異常なアクセス数のその後の、さらにその後

■週に1回、アクセスカウンターの数字が異常に伸びる件。またご報告いたします。4月4日に、1400を超えました。明らかに異常なことです。その後も、週に1度だけ、1400を超えるアクセスがあります。4月12日(水)が「1470」、4月18日(火)が「1446」でした。だいたい、毎週1回、このようなことが起きています。学内の情報メディアセンター事務部には報告をしてあります。担当職員の方からは、特に問題ないとのご判断をいただきましたが、どうも気持ちが悪く、とりあえず今回も報告だけはしておきました。

第6回「夏原グラント」助成金目録贈呈式

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■4月15日は59歳の誕生日でした。自宅でのんびりしたかったのですが、偶然にもその日は仕事が入っていました。平和堂財団の第6回「夏原グラント」助成金目録贈呈式が、草津市のエストピアホテルで開催され、私も助成団体の選考委員の1人として出席しました。平和堂財団は、滋賀県内では各地にあるスーパーマーケット平和堂の創業者である故夏原平次郎さんが、「平和堂をここまでに育てていただいた地域の皆様に感謝し、そのご恩に報いるため」に私財を寄付して設立されました。この平和堂財団が創設した環境保全活動への助成事業が「夏原グラント」です。グラントとは、助成金のことです。以下は、公式サイトにある説明です。

公益財団法人平和堂財団は、平和堂財団環境保全活動助成事業「夏原グラント」を創設して、NPO法人、市民活動団体、学生団体等が行う琵琶湖およびその流域の自然環境の保全活動に対して2012年度から助成を開始しました。

助成の対象となる事業は、滋賀県内または京都府内で実施される「琵琶湖およびその流域の自然環境の保全活動」で、水質保全、森林・ 里山保全、水源の森保全、河川環境保全、湖岸(葦原)保全、生物多様性保全等、内容が先進的で他の団体のモデルとなるものです。

■3月に公開審査会が開催されましたが、その審査会で助成対象に決まった団体に、平和堂の現代表取締役社長であり財団の理事長である夏原平和さんから、助成金の目録が直接手渡されました。また、贈呈式のあとは、助成を受けてきた3つの団体が活動事例発表が行いました。画像は、そのうちの1団体。その立派な活動に対して、私が心の底から敬意を払っている市民団体「ぼてじゃこトラスト」のプレゼンテーションです。活動内容については、過去のものですが、「夏原グラント」の公式サイトの中で紹介されています。ぜひ、ご覧いただければと思います。

■活動事例発表の後は、交流会が開催されました。今回は、里山保全をテーマにする団体が多かったのですが、助成を受けた団体同士が、ネットワークを作っていっていただき、情報交換し、刺激を与えあい、ノウハウ等を共有していくと素晴らしいなあと思いました。もっとも事務局は手一杯なので、そのようなネットワーク形成の自発的な動きがこの夏原グラントの中から生まれてくるといいんですけどね。

春がやってきました(その5)。

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20170417mygarden6.jpg■今日も庭の世話をしました。小さな花たちを、撮ってみました。iPadで撮りました。小さな花ですので、老眼の肉眼で直接見るより美しく撮れるような気がします。もうなんだか、自己満足の写真ばかり並べていますね。申し訳ありません。

■1枚目は、シャガ。2段目左はジャノメエリカ、右はスノウフレイク。3段目左は、う〜〜ん、わかりません。右はドウダンツツジ。一番下は、ヒメウツギ…かな。これから咲きます。しかし、いつまでたっても、草花の名前をなかなか記憶できません。

59歳になりました。

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■昨日、59歳になりました。来年は還暦。孫も生まれて「翁」の世界に仲間入りさせていただく条件が整ってきました。まだまだ働きますが(生きていくために働かなくてはいけません…老母を養わないといけませんし…)、「翁」になるためには、若い人にいろんなことをどんどん譲って、身軽になっていかないといけないのでしょうね。まだもう少し時間がいるかもしれません。

■もうこの年になるとめでたくもなんともないのですが、初孫のひなちゃんが、お誕生日のお祝いのメッセージをくれました〜♡(お母さん=娘の代筆ですけど(^.^))

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