第15回「北船路野菜市」

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■今日は、午前10時から、第15回「北船路野菜市」を開催しました。開催場所は、いつもの通り大津市にある丸屋町商店街にある大津百町館前です。一昨年の9月から、脇田ゼミで通っている農村・北船路の活性化と、中心市街地の活性化をつなぐために、この野菜市を始めました。今日で15回になりました。毎月1回のことではありますが、先輩から後輩へと事業を引き継ぎながら、よくここまで頑張って継続してこれたなと感心しています。ちなみに、今日、参加した学生のうち1名は、午後から就職活動があることもあり、リクルートスーツで参加していました。本当に頑張って取り組んでくれています。

■前回、第14回の野菜市のエントリーのときにも書きましたが、当初、どうやって動いていいのかわからなかった学生たちでしたが、指導農家Fさんの指導を受けながら、野菜を出品してくださる協力農家への聞き取り、仕入れ、出荷、販売、お客様のニーズの聞き取り、協力農家へ売上金をお渡しするとともにニーズを伝える…といった一連の作業ができるようになってきました。指導農家Fさんに感謝です。

■今日は、ここしばらくの降雪で、北船路の野菜収穫(特に、ミズナやミブナのような野菜)がうまくできなかったようで、前回に比べて協力農家の皆さんの出品の数量は少なめだったということもありますが、1時間ほどでほとんど売れてしまいました。今日は、いつもの野菜に加えて、農家の奥さんがつくられた、黒豆入りの手作り熟成味噌も販売しました。これも、すべて売り切れました。皆さまに、感謝です。

■午後からは、大津の飲食店(いつもの大津駅前の居酒屋「利やん」さん)と、京都の飲食店(「串かつ おばんざい とんとん」さんと、「みなす屋DELI」さん)にも、3名の学生が指導農家とともに野菜の配達をしてくれました。配達のあと、3名の学生たちは、協力農家に今日の売上金額を渡しに行きます。そして、今日は、昨年「北船路米づり研究会」で田植えをした水田に連れていってもらったようです。右の写真がそうです。写真は、指導農家が送ってくださいました。すっかり雪に覆われていますね!!

【追記】■この雪の棚田にいった学生たち、どうも雪合戦を始めたようです。私のこれまでの経験からいえることですが、普段、雪があまり積もらない地域の学生は、なにか自然発生的に雪合戦を始めます。もう、夢中になります。しかし、北陸や日本海側から進学しいた学生たちは、「こいつら、何をはしゃいでるんや」と冷ややかな感じになります。面白いですね~。

第14回「北船路野菜市」

20121216kitafunaji1.jpg■先週の土曜日、12月15日、大津市の中心市街地にある丸屋町商店街・大津百町館前で、第14回「北船路米づくり研究会」を開催しました。昨年の9月から中心市街地でこの野菜市を始めました。当初は、浜大津にある旧大津公会堂前で行っていましたが、今年の1月からは、商店街の皆さまにご理解をいただき、大津百町館前で開催させていただいています。回数を重ねてきたせいでしょうか、開店前からお客様がお越しになります。常連のお客様が増えてきました。その多くが、この中心市街地にお住まいの皆さんです。感謝…です。

■当初、どうやって動いていいのかわからなかった学生たちも、指導農家Fさんの指導を受けながら、野菜を出品してくださる協力農家への聞き取り、仕入れ、出荷、販売、お客様のニーズの聞き取り、協力農家へ売上金をお渡しするとともにニーズを伝える…といった一連の作業ができるようになってきました。集団のなかにノウハウが蓄積されてきた…といえるのかもしれません。また、仕事の分担もかなりシステマティックになってきました。私などが手を出すと、むしろ邪魔…という感じになってきています。エエ感じになってきているのです。

■それでは、私はといえば…。「第三土曜日は、丸屋町商店街・大津百町館前で『北船路野菜市』で~す。琵琶湖の西、比良山系は蓬莱山の麓にある棚田の農村・北船路から、龍谷大学生が、農村活性化の一環として、新鮮で美味しい野菜を運んで販売しております。どうぞ、皆さん、見ていってください、買って行ってください…」などと、商店街のアーケードに響く大きな声で呼び込みをやっています。教師という仕事をしているせいか、大声を出し続けることで喉がつぶれることもありません(まあ、月1回のことですからね)。

■来月も、まだ第三土曜日に「北船路野菜市」を開催いたします!!

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「北船路米づくり研究会」の説明会

20121213yasuhira.jpg ■今日は、午後から4年生の卒論の指導が数珠つなぎ…、だから早く調査をしなさい、早く面談に来なさい、早く執筆に取り組みなさい…といってきたのに…。まあ、そんな愚痴を言っても仕方がありませんね。そのような卒論指導の合間に、1人の3年生が研究室にやってきました。3年生ゼミのムードメーカーY君です。Y君の用事は、「北船路米づくり研究会」に関するものでした。

■研究会では、来週の月曜日、12月17日(月)に、説明会を開催します。場所は2号館101号室、時間は昼休み(12:45〜13:20)です。この説明会でY君は、研究会の概要の説明と進行を担当することになっているようです。Y君の用事は、その説明会のさいに使用するパワーポイントのスライドができたので一度見てほしいというものでした。つくりこんだパワーポイントは、逆にわかりにくいので、ごくシンプルにつくってみたとのことでした。実際、かなりシンプルでした。でも、もし情報が不足しているとしても、それをパフォーマンスで補えるのがY君です。頑張ってほしいと思います。私も、少し覗きにいってみようと思います。

「地域社会論Ⅱ」で顧問・吹野さんが講演

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■本日の「地域社会論Ⅱ」では、「北船路米づくり研究会」の顧問である北船路の兼業農家・吹野藤代次さんにご講演をいただきました。講演のタイトルは、「この地に生まれ育って、いま想うこと…(生まれ育った地域の維持と未来への継承)」でした。村の仕組み、この地域の暮らしの変化、これからの村づくりの取り組み等についてお話しをいただきました。これまで授業で説明してきた家や村の仕組み、混住化の問題、そしてこれから説明する農村活性化のテーマとも重なる内容でした。

■講演の最後には、「北船路米づくり研究会」の中心となり頑張ってきた4年生のIくんとSくんが、後輩の皆さんに研究会の魅力についてアピールする機会も設けてくださいました。

【追記】■Iくんからは、「めちゃくちゃ緊張したけれど、前に出て話をする機会が多くなったのも、米研のおかげです。社会人になってもその経験を活かし頑張ります。約2年間活動してきた甲斐がありました」との感想をいただきました。

米研のロゴマーク

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■「北船路米づくり研究会」のロゴマークを作ろうと思って、身内の専門家(グラフィックデザイナー)に頼んで作成してもらったのですが、なかなか実際に印刷物に使えていません。といいますか、「北船路米づくり研究会」のパンレットを作成作業が遅れています…。とりあえず、ロゴマークだけ先にお披露目させていただきます。

■提案してもらったパターンは2種類なのですが、どっちにするのかですね〜。私としては、上の方かな…。

【追記】■デザインした方から、以下のような説明をいただきました。
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1は丸身は内包力を持つので。そこから成長して立ち上がっていく感じです。配色は「自然」下から「水・緑・太陽・土(稲穂)」。

2はそのまま稲穂です。配色は水の青から稲穂が育つ間のイメージです。2の渦巻線は今より太目にするともっと豊かさにつながるかもしれません。
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米研の忘年会

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■「北船路米づくり研究会」では、滋賀県農林水産部・食のブランド推進課から2012年度「環境こだわり農業連携PR事業」を受託しています。その関係で、先週の深草キャンバスに続き、今週は、瀬田キャンパスでの「環境こだわり米」PR活動および生協食堂での「環境こだわり米」の提供を実施しました。2週間にわたる取り組みでした。そして、昨日の晩、「北船路米づくり研究会」の忘年会を開催しました。場所は、私たち研究会が生産した「龍大米」(コシヒカリ米)や「龍大芋」(里芋)を購入してくださっている京都市の四条・冨小路にある「みますやDELI」さんです。4年生は卒論と格闘中、またウイークディ、京都市内での忘年会というてこともあり、参加者は少なめでしたが、楽しい時間を過ごすことができました。

■「みますやDELI」さんには米や芋を納品するだけでなく、お店の前で「北船路米づくり研究会」の「龍大米」や「龍大芋」のPR活動もさせていただきました(「龍大芋」については、本日の午後学生たちが取り組んでいます)。農村-大学-飲食店の連携の取り組みのなかで、学生たちは多くのことを学ばせていただいており、関係者の皆さんには、心から御礼を申し上げたいと思います。どうか来年も、よろしくお願いいたします。トップの写真、お店のマネージャーさんを囲んでの記念写真です。一番下の方にしゃがんでおられるのは、私たち研究会の顧問、兼業農家のFさんです。

【追記】■今回の瀬田キャンパスでの「環境こだわり米」PR活動および生協食堂での「環境こだわり米」の提供に関して、同僚の教員の方から、以下のようなメールをいただきました。
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脇田先生
「こだわり米」、食べました。たしかにコクがあります。水っぽくない。おいしい米でした。
しかし、それよりも、こういう企画を農家、村、大学、ゼミと連携して動かれていることに「コク」があると思いますよ(^^)。
ごちそうさまでした。
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激励のメール、ありがとうございました。

「環境こだわり米」PR事業のことが、「びわ湖大津経済新聞」に!

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■瀬田キャンパスでの「環境こだわり米」PR事業の活動が、「びわ湖大津経済新聞」にアップされました。松崎社長、ありがとうございました!!「びわ湖大津経済新聞」には、9月2日に実施した「かかし祭」についても記事として掲載していただきました。いつも、本当にありがとうございます。

「北船路米づくり研究会」びわ湖大津経済新聞に掲載されました!

龍大生協での「環境こだわり米」(北船路産)の提供・瀬田キャンバス

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■先週、深草キャンバスで「環境こだわり米」のPR活動と生協食堂(22号館食堂)で「環境こだわり米」の提供を行いました。今週は、私たちが所属する社会学部のある瀬田キャンパスです。先週の水曜日に瀬田の生協・青志館食堂への「環境こだわり米」の納品を済ませ、月曜日から、PR活動と提供を始めました。深草キャンバスでのPR活動は2日間だけでしたが、瀬田キャンパスでは月曜日から金曜日までの5日間、PR活動に励みます(ただし、「環境こだわり米」がなくなり次第、提供は中止になります)。

■今日は、11時半から2人のゼミ生がPRブースの設営を行い、昼休みには2限の授業を終えたゼミ生たちが他にも4人集まり、寒風が吹くなか頑張ってPR活動に励みました。滋賀県庁から提供された「環境こだわり農産物」のリーフレット、そして自家製のチラシ(表:「環境こだわり米」に込めたメッセージ、裏:「北船路米づくり研究会」の活動紹介)を、多くの学生諸君に受け取っていただきました。

■トップの写真、ゼミの3年生たちです。左から、しおり・まどか・ひろくん・まっすん・だいすけ…です。あと、ようへい・やっすんも参加しました。ちなみに、以下の動画、3年生リーダーのまっすんです。「環境こだわり米」PR事業の先頭にたって、声を枯らして頑張っています。

龍大生協での「環境こだわり米」(北船路産)の提供・深草キャンバス

20121129kodawari2.jpg■今週の月曜日と火曜日、午前中から昼休みにかけて、滋賀県産「環境こだわり米」のPRを深草キャンパスで行いました。22号館食堂で、学生・教職員の皆さんに、滋賀県産の「環境こだわり米」を召し上がっていただきました。深草キャンバスの22号館食堂には、26日(月)〜30日(金)までの5日間分500kgを北船路営農組合の皆さんと学生とで搬入させていただきました。もちろん、瀬田キャンパスの生協食堂でも提供させていただきます。瀬田キャンパスの方は、昨日のことになりますが、12月3日(月)〜7日(金)までの5日間300kgが搬入されました。

■「環境こだわり米」とは、(1)農薬の使用量が通常の5割以下、(2)化学肥料の使用量も通常の5割以下、(3)さらに泥水を流さないなど、琵琶湖等の周辺環境にやさしい栽培方法で作られたもので、滋賀県が認証している米です。学生や教職員の皆さんには、「環境こだわり米」を食べていただくことで、「琵琶湖の環境保全」にも貢献していただけるこというわけです(「食べることで、びわ湖を守る」)。お米を食べて、皆さんの水道水の源である琵琶湖の環境保全に貢献できるということにもなります。今回の「環境こだわり米」は、私たち通っている棚田の農村・北船路で生産されたものです。棚田のお米らしく、小粒ですが、大変味の濃いお米になっています。

20121129kodawari1.jpg■ところで月曜日には、滋賀県庁農林水産部食ブランド推進課から1人の職員の方が、火曜日には2人の職員の方に加えて、北船路の営農組合からも応援に来ていただきました。食のブランド推進課には、たくさんの「環境こだわり農産物」に関するリーフレットを用意していただきましたが、頑張ってすべて配布することができました。ということで、記念写真です!【後ろ左から】北船路営農組合長のOさん、Fさん、そして食のブランド推進課のSさん。【前左から】ゼミ生のMくん、Iくんです。

■リーフレットの配布、多くの学生の皆さんが大変好意的に受け取ってくださいました。なかには、この写真のように、北船路の営農組合長に質問をする学生もいました。彼女は、経済学部の学生で滋賀県にお住まいの方です。さて、来週はいよいよ瀬田キャンパスで「環境こだわり米」PR活動を行います。瀬田の皆さん、ぜひお昼休みは生協食堂で「環境こだわり米」を召し上がってください。

「環境こだわり米」PR事業・事前告知ポスター

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■wordで作成した、手作り感満載…の事前告知ポスターです。3年生リーダーのM君とつくりました。

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