「親和会」から学生活動奨励金の最優秀賞をいただきました。
「第55回京都府アンサンブルコンテスト」
■1月8日に、「第55回京都府アンサンブルコンテスト」(大学の部)が開催されました。大学の部には、全部で9 グループが出場しましたが、そのうちの6グループが龍谷大学吹奏楽部でした。龍谷大学の皆さん、意欲を持ってアンサンブルコンテストにも挑戦しています。そのうちの「クラリネット四重奏」のグループが京都府代表として関西大会に出場することになりました。関西代表になったのは、1回生のグループです。頑張っています。こちらは、京都府大会の結果になります。
■次の「第49回関西アンサンブルコンテスト」は、2月11日(祝)に橿原文化会館で開催されます。期待しています。関西は応援に行きます。関西を突破すると、次は全国になります。「第46回全日本アンサンブルコンテスト」は、2023年3月19日(日)に、浜松の「アクトシティ浜松」で開催されます。指導者の先生方のご指導を受けて、頑張って全国まで行っていただきたいです。もちろん、部長の私も応援に参ります。
こんにちは。
本日、第55回京都府アンサンブルコンテストが行われました。当部からは、クラリネット4重奏が京都府代表として選ばれました✨
応援してくださった皆さま、ありがとうございました!
pic.twitter.com/bPnlZqClv5— 龍谷大学吹奏楽部 (@ryu_windmusic) January 8, 2023
学生指揮者の赤いマント
■龍谷大学吹奏楽部のツイートです。先日の龍谷大学吹奏楽部「第49回定期演奏会」の際に撮影した写真をのようです。おそらく、全員が今回の定期演奏会で引退する4回生だと思います。真ん中の赤いマントを着てこちらに振り返っているのが、学生指揮者さんです。お名前は宮崎くん。というわけで、シャレで「県産のマンゴー」がついてきていますが、彼自身は宮崎県の出身ではありません。
■学生指揮者が定期演奏会で指揮をすることはありません。全て若林義人音楽監督とコーチの児玉知郎が指揮されています。ただ、宮崎くんは、ユーフォニアム奏者なので、ステージで楽器を演奏しています。でも、指揮をするとはありません。しかし、瀬田キャンパスの練習場で学生だけで練習するときは、宮崎くんが指揮をしました。監督やコーチが指揮を行って練習に取り組むまでの土台作りを学生指揮者が担当しているのでしょう。また、監督やコーチの指示を徹底させる役割もあるのかと思います(知らんけど…←関西風)。学生指揮者の仕事って、本当に大変ですね。
■苦労した学生指揮者に感謝する意味も込めてだと思うのですが、定期演奏会の最後のアンコールの時には、部員全員から贈られたマントと被り物を身につけて、学生指揮者はステージに登場します。そして、アンコールの曲を指揮をします。部長に就任するずっと以前から、定期演奏会に行っていますが、最後には、このような感じで学生指揮者は登場していました。私自身は学生時代、オーケストラに所属していましたが、このような「文化」はありませんでした。最初は、やや違和感がありましたが、部長に就任して4年経つと、すっかりこのような日本の吹奏楽の「文化」に慣れ親しんできました。
■部長に就任した2019年度、小さなことはのぞいて、心配事はほとんどありませんでした。あるとすれば、2年連続、全日本吹奏楽コンクールに出場できていなかったので、今年こそは全国に出場してほしい…ということだけでしょうか。監督にも、「絶対に、全国大会に行ってくださいね」と度々お願いをしていました。2019年度は全国で金賞を受賞しましたが、今から思えば、ずいぶんひどいこと言っていたと思います。
■翌2020年度からは、コロナの影響をまともに受けて練習ができない状況が続きました。2020年度はコンクールも中止になりました。しかし、練習がままならない状況でも、開催時期をずらしたり、オンライン配信を駆使しながら、努力と工夫で演奏活動を実現させてきました。コンクールについても、2019年度・2021年度・2022年度と3年連続で金賞を受賞しました。大学当局の理解と応援にも感謝しなければなりませんが、厳しい状況の中で頑張って音楽に取り組んできた部員の皆さんの情熱には本当に頭が下がります。本当に、よく頑張ってこられました。素晴らしいと思います。
■残念なことはただひとつ。限りなく「昭和のおじさん的な思い」なのですが、4回生の皆さんとは、コロナ禍のために、一緒に呑んで話をすることができなかったことです。残念です。社会人になったら、ぜひよろしくお願いいたします。
2022年も残り数時間となりました。
今年もたくさんの方々に支えていただき、多くの演奏会を無事終えることが出来ました。本当にありがとうございました。今後も素敵な音楽をお届けできるよう、感謝の気持ちを忘れず頑張って参りますので、2023年もどうぞよろしくお願いいたします! pic.twitter.com/khcYkiT1qZ
— 龍谷大学吹奏楽部 (@ryu_windmusic) December 31, 2022
日景貴文先生編曲の歌劇「リエンティ」序曲と歌劇「さまよえるオランダ人」序曲。
■「龍谷大学吹奏楽部 第49回定期演奏会」の余韻が心の中に残っています。今回、私が一番気になっていたのは、最後に演奏された歌劇「さまよえるオランダ人」序曲でした。あの有名なワーグナーによって作曲されたクラシックの名曲です。オーケストラであれば、ワーグナーが書いた譜面通りに演奏すれば良いのですが、吹奏楽ではそういうわけにはいきません。編曲が必要になります。
■今回、編曲してくださったのは、日景貴文先生です。日景先生には、2019年12月の第46回定期演奏会で演奏した、歌劇「リエンティ」序曲(R.ワーグナー)の編曲もしていただきました。その時、吹奏楽の演奏なのに「これ、ワーグナーやん!!」と感動したのでした。ということで、今回も日景先生が編曲されたワーグナーの作品ということもあり、大変期待していたのです。練習の時から、聴かせてもらっていましたが、ホールできちんと聴いて大変感動しました。先生のTwitterを拝見すると、このように書いておられました。
新アレンジの『さまよえるオランダ人』、ほんとうに見事な演奏にしていただきました!「可能な限り原曲に近く」というオーダーもあり、打楽器はティンパニと補助的な扱いのマリンバのみ(!)という誤魔化しのきかない編成でしたが、格式高いサウンドがホールいっぱいに。大満足の聴き納めとなり大感謝!
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■先生も演奏の出来栄えに、大満足されています。前回の「リエンティ」も「これ、ワーグナーやん!!」と思いましたが、今回も同じ気持ちでした。つまり、「可能な限り原曲に近い」演奏だったわけです。日景先生、ありがとうございました。もうひとつ、原曲の「これ、ワーグナーやん!!」のレベルで吹奏楽部を指導、指揮してくださった若林義人監督にも感謝です。
LINEグループからの退室
■12月の定期演奏会が終了すると、吹奏楽部幹部との連絡用LINEグループから、4回生の皆さんがメッセージを残して退室されていきます。毎年のことですが、何かとても寂しいものがあります。卒業後、吹奏楽部で培った経験を活かして、社会人として活躍してほしいです。
■龍谷大学吹奏楽部は、これまで全日本吹奏楽コンクールにおいて、金賞13回、銀賞10回受賞、また全日本アンサンブルコンテストにおいては、金賞7回、銀賞3回を受賞しています。また、2017年には、スイスで開催された「World Youth Music Festival」に日本で唯一招聘され、コントスト最上位クラスであるトップクラス部門において第1位を受賞しました。そして、このような輝かしい歴史を築いてきた先輩たちにより、OBOG会が組織されています。OBOG会の皆さんには、お仕事でご多様のこととは思いますが、ぜひ定期演奏会にお越しいただきたいと思います。最近は、オンラインでも配信しています。ぜひご視聴ください。さらに、これはお願いになりますが、是非とも現役の演奏活動をサポートいただきたいと思っています。よろしくお願いいたします。
■今回「卒部」される4回生の皆さんには、積極的にOBOG会の活動にご参加いただき、OBOG会を支えていただきたいと思います。「恩送り」という言葉があります。「誰かに親切にしてもらったら、それをその人に返すのではなく、他の人に返すこと」という意味です。吹奏楽部だと、「先輩にサポートしていただいたら、今度は後輩をサポートしていく」ということになります。ぜひ、OBOG会に積極的にご参加いただき、後輩の皆さんをサポートしていただきたいと思います。どうか、よろしくお願いいたします。
楽器の積み下ろし
■昨日は、龍谷大学吹奏楽部の第49回定期演奏会でした。私自身は、終演後も定期演奏会の感動の余韻に浸っていたのですが、部員の皆さんはそういうわけにはいきません。終演した後、すぐに楽器を梱包して運送会社のトラックに積み込む作業に取り掛かりました。いつも感心するのですが、素晴らしいチームワークのもとで、的ばきと積み込み作業を終え、短時間でホールから撤収されるのです。もちろん、それで終わりではありません。翌日は、練習場のある瀬田キャンパスまでトラックで運び込んでいただいた楽器を、今度は積み下ろして練習場に運ぶ作業が待っています。
■今日は、対面式で卒業論文の指導があり、私は瀬田キャンパスに出勤しました。R瀬田駅前からバスに乗るとき、何人かの学生さんに挨拶されました。そのような挨拶をしてくれるのは、多くの場合、吹奏楽部の部員さんたちです。誰が吹奏楽部の部員なのか、皆さんマスクもしていますし、お顔を拝見しただけではわからないですし…。部員数184名ですから、私の情けない記憶力では仕方がないわけで…。あちらの方から「おはようございます」と挨拶をされ、私からは「あっ、吹奏楽部ですか?」と尋ねて初めて認識ができるような感じなのです。
■まあ、そのようなことはともかく、この日は定期演奏会で使った楽器を積み下ろす作業のために、多くの部員の皆さんが瀬田キャンパスの練習場に集まっておられました。バスがついた時、部員の皆さんは猛ダッシュで練習場に行かれました。私も拝見しにいってみましたが、すでに楽器の積み下ろし作業は始まっていました。バスの皆さんは遅刻だったわけですね。今回初めて楽器の積み下ろし作業を拝見しました。部長に就任して4年目になりますが、ステージの上での素晴らしい演奏だけでなく、こういった運営面のどちらかといえば裏方的な仕事についても、部長としてもっとしっかりと拝見して知るべきだと思いました。部員の皆さん、本当にご苦労様です。楽器を積み下ろし、再び練習場に運び込んだ後は、大掃除でした。いつもお世話になっている練習場を丁寧に掃除されました。
■ところで、積み下ろしの現場にいると、1人の女子部員が声をかけてくださいました。「父がお世話になっています」。いやいや、お世話になっているのは私というか…、実は部員のお父様とTwitterで相互フォローさせていただいているのです。声をかけてくださったのは、その方のお嬢さんですね。いつも思いますが、184名の部員の皆さんが音楽に取り組むことができているのは、保護者の皆様を含めてたくさんの応援団の皆さんがいらっしゃるからです。応援団の皆様には、本当に感謝の言葉しかありません。どうか引き続き、応援をよろしくお願いいたします。
■左の写真は、ハープを練習場に搬入しているところです。ケースも含めてかなりの重量があります。この様子を見ていて、今年の8月、吹奏楽コンクール関西大会の当日の朝のことを思い出しました。私自身はその場にいませんでしたが、この重いハープを運んでいる時に、今年の幹事長は自分の足の上に落としてしまいました。幸いなことに、骨折にはいたりませんでしたが、病院で手当てを受けて、なんとか本番に間に合うことができました。その幹事長も含めて、この日で、4回生は引退することになります。卒部というようです。ご苦労様でした。吹奏楽部を支えリードしてくれてありがとう。
龍谷大学吹奏楽部 第49回定期演奏会
■昨日、「龍谷大学吹奏楽部 第49回定期演奏会」、無事に終演いたしました。ご来場くださった皆様、オンラインでご視聴くださった皆様、ありがとうございました。本当に立派な演奏でした。感動しました。素晴らしい。特に、4回生の皆さん、コロナ禍が続く中よく部をまとめてきてくれました。ありがとう。アンコールに入る前、ステージの上で感極まった部員のお1人がウルウルと来ているのを拝見して、私にのウルウルが伝染してしまいました。
■吹奏楽部の部員の皆さんは、大学の4年間で、ストイックに音楽に集中し、ものすごい時間とエネルギー、そして情熱を音楽に投入して卒業されます。立派な演奏の背景には、そのような学生の皆さんの日々の練習があることを知っているので、ステージの上の部員の皆さん、特に4回生の皆さんと気持ちがシンクロしてしまいました。もちろん吹奏楽部での4年間の経験は、音楽だけではありません。部の運営、人間関係の諸々のことも含めて、ですから、おそらく生涯にわたって思い出される大切な経験になるでしょうね。
■以下は、昨日の定期演奏会のプログラムです。
第1部
1 交響的序曲(作曲 バーンズ)
2 GAELforce(作曲 P.グレイアム)
3 ディオニソスの祭り(作曲 F.シュミット)第2部
1 喜歌劇「詩人と農夫」序曲(作曲 F.V.スッペ/編曲 上埜孝)
2 Prism Rhapsody(作曲 安倍圭子)
3 歌劇「さまよえるオランダ人」序曲(作曲 R.ワーグナ/編曲 日景貴文)
■上の4つの画像ですが、定期演奏会の本番の前に撮られたものです。集合写真と、リハーサルの風景写真です。写真だとよくわからないと思いますが、ステージの進行については、それぞれの皆さんが役割を分担して、滞りなくプログラムが進められるように緻密に準備されているようです。もちろん、私にはよくわかりません。吹奏楽は、楽器の種類が多く、その配置も曲によって変化します。皆さん、非常によくやっておられると思います。
定期演奏会前の練習
■昨日は授業の無い日でした。午前中は、センター長を務めている世界仏教文化センターの仕事でした。オンラインです。午後からは唸りながらパソコンに向かい原稿をタイプしました。辛いです。そして夕方からは大学に向かい、吹奏楽部の定期演奏会の練習を見学しました。今日はワーグナーの歌劇「さまよえるオランダ人」序曲と、スッペの喜歌劇「詩人と農夫」序曲の練習です。両曲ともクラシックの作品を吹奏楽に編曲したものです。
■「さまよえるオランダ人」。細かいところをまだ詰めていかないといけないようですが、迫力ありますね。「詩人と農夫」、とても素敵です。原曲にはチェロのソロがありますが、吹奏楽版ではサックスによる演奏になります。定演にお越しになる皆様、楽しみにしていてください。
【追記】
■今回の定期演奏会で演奏されるスッぺの「詩人と農夫」のチェロのソロ、多くの皆さんはこのソロを聞かれた「あっ!!これは『線路は続くよどこまでも』じゃないか」と思われるかもしれませんね。「線路は続くよどこまでも」は、wikipediaによれば、「1863年から始まった大陸横断鉄道建設に携わったアイルランド系の工夫達によって歌われ始めたもので、線路工夫の過酷な労働を歌った民謡・労働歌の一つである」とのことです。どうして、スッぺの喜歌劇の序曲の一部がアメリカでは労働課になっているのでしょう。この二つは関係あるのか、ないのか。たまたまの偶然なのか。とても気になるところです。
■これはよく知りませんでしたが、『詩人と農夫』、現在では貴歌劇全体のスコアは失われ、筋書きも忘れ去られてしまって、この序曲のスコアしか残っていないのだそうです。ここで、オーケストラの演奏による動画を貼り付けておきます。動画といっても音だけです。カラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏です。YouTubeで検索すると、たくさんオーケストラの演奏、吹奏楽の演奏を聴くことができます。序曲のスコアしか残っていなくても、とても人気がある曲のようです。
定期演奏会
■ 12月26日に開催される龍谷大学吹奏楽部「第49回 定期演奏会」に関して、部員の代表である幹事長の濱長くんが、ご自身が1回生時の定期演奏会のポスターから順番にポスターの画像をTwitterにツイートされていました。2019年、2020年、2021年、そして今年、2022年です。2019年は幹事長ご自身は1回生。私も初めて部長に就任した年でした。途中、コロナやいろんな出来事がありましたが、定期演奏会は毎年なんとか開催することができました。本当に良かったと思っています。私は演奏には関係のないただの部長でしかありませんが、幹事長と共にとても感慨深いものがあります。
■定期演奏会、S席、A席のチケットは完売いたしましたが、まだB席は余裕がございます。遠方やご多用の皆様には、オンラインでお聞きいただければと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。
定演奏会のカウントダウン投稿
Coming soon🪄✨
12月1日(木)より定期演奏会のカウントダウン投稿が始まります!特別情報やアンサンブルなど、皆さまに楽しみにしていただける企画をご用意しております🥰
チケットはただ今好評発売中です!
SNSのフォロー、いいねで応援していただけると嬉しいです!よろしくお願いいたします🙌🏻 pic.twitter.com/Vb2z4Cwz6x
— 龍谷大学吹奏楽部 (@ryu_windmusic) November 26, 2022
■龍谷大学吹奏楽部の第49回定期演奏会、12月26日に大阪のザ・シンフォニーホールで開催されます。ぜひ、皆様、ご来場ください。チケットは、「チケットぴあ」で販売しています。予定枚数終了しだい発売終了となります。当日券の販売は行いません。お早めにお買い求めください。動画配信についても、視聴券を発売しております。
■第49回定期演奏会、今年最後の演奏会になります。コロナ禍の中、部員の皆さんは、ここまで実によく頑張ってこられました。定期演奏会に向けて、ほぼ毎日、頑張って練習を続けておられます。ということで…かどうかはわかりませんが、Twitterで定期演奏会のカウントダウン投稿が始まるようです。マリンバ走者である高田亮先生との「Prism Rhapsody」の共演、そして日景貴文先生編曲のワーグナーの歌劇「さまよえるオランダ人」序曲、とっても楽しみにしています。
【追記】■この動画は、3回生の部員さん(企画情宣担当)が作成されたのだそうです。素晴らしい。