ミョウガの花

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◾️トップの写真、何だと思いますか? 恥ずかしいことに、私にはわかりませんでした。「地面から直接花が咲いている…不思議だな〜」などと思って、そのことをfacebookに投稿しました。すると、植生学・景観生態学・植物生態学の専門家である知り合いの方が、「ミョウガのような気がします。自信はないですけれど」とコメントをくれました。驚きました。ネットで調べみて、この花がミョウガの花であることを確信しました。また、この花の横に生えている笹のような植物が、ミョウガであることがわかりました。根っこがつながっているのです。ミョウガは地中で根を広げていきます。なるほど。

◾️このfacebookの投稿、他の皆さんにもいろいろコメントをいただきました。ありがとうございました。私が知らないだけで、家の庭に生えていた(生やしていた)とか、家の前の川の土手に生えているのを料理に使っていたとか、そういう経験をされている方たちからのコメントでした。なるほど…。街場育ちの私にはそのような経験がありません。普段、スーパーマーケットや八百屋さんで買っているミョウガ、実は土の中に埋まっていることを知りませんでした。そこから花を咲かせるのです。だからツボミにあたるのかな。普通は、花が咲く前に収穫するのだそうです。今年はすでに花が咲いているので、とり出してみました。簡単にとれました。3枚目の写真がそうです。来年は、少し気をつけて収穫できるようにしたいと思います。

◾️しかし、ひとつ謎があります。このミョウガ、根っこを土に埋めて栽培するのですが、我が家ではそのようなことをした記憶がありません。外から、タネが飛んできて、あるいは鳥が運んでということは考えられますが、根っこのばあいは…。誰なんでしょうね、根っこを埋めた人は。

稲刈り

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◾️このプログでは、あまりにも個人的過ぎるかなと、あまり触れないようにしていますが、facebookでは週1回、孫の成長の様子を投稿しています。娘が孫の成長の記録を写真や動画に撮って送ってくれるからです。普段なかなか会えませんが、娘のおかげで孫の成長を見守りつつ楽しむことができています。ありがたいことです。スマホで簡単に写真や動画を撮ることができない時代、遠く離れた祖父母の皆さんは、孫の成長をどのように見守っていたのでしょうね。

◾️普段は写真や動画でしか孫の成長を見守ることができませんが、一昨日は、大阪で孫と遊んできました。祖父である私にとって、孫と接することは心の栄養をもらえるかのようです。これまでは、たまにしか会うことができないので人見知りをされていましたが、一昨日は、私に抱っこされても普通にしていました。やっと、慣れてくれたんでしょうかね。祖父とは自分にとってどういう人物なのか、まだ理解はできていないと思いますが、少なくとも危険な人物ではない、抱っこされても問題ないと思ってくれているのかなと思います。。

◾️昨日は孫の父方の親戚のお家で稲刈り作業があり、家族で手伝いに出かけていったたようです。去年も来ていますが、まだなんのことやらわからなかったでしょうね。今年は少しはわかるようになったかもしれません。親戚のお姉ちゃんにも、しっかり遊んでもらいましたし、おとうさんには、コンバインに乗せてもららいました。「せっかくだから、将来は、田植え機やコンバインも操作できる『農ガール』になっておくれ」と、おじいさんである私は思っています。

◾️写真は、娘が送ってくれたものです。facebookにも投稿しましたが、なかなか評判がよかったので、このブログにも掲載させてもらうことにしました。親戚のお姉ちゃんに手をつないでもらって、黄金色に染まった水田の中の一本道を歩いています。空の雲のコントラストや、一本道に伸びる親戚のお姉ちゃんと孫の影が、写真を印象深いものにしています。

50年ぶりの再会

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◾️昨日は、人生の中でもたぶん記憶に残り続けるんじゃないのかな…と思うような「再会」がありました。半世紀ぶりの再会でした。半世紀、50年ですよ。その方に、半世紀ぶりに会うために大阪に行ってきました。今回「再会」したのは、小学校3年生から4年生にかけてクラスメイトだったHくんです。私は、小1から小4まで、福岡県北九州市戸畑区にあるカトリック系ミッションスクールである「明治学園小学校」に通学していました。Hくんは、小3になった時に転校してきました。いろんな事情があると思いますが、お兄さんがこの学園の中学校に進学されたことから、兄弟で同じ学園に通うこととなり、小3の時に転校されてきたのです。私の記憶の中でのHくんは、このような人でした。皆んなが「Aだろう」という時に「Bだよ」というような人でした。だから印象に残っているのだと思います。いろんなエピソード、記憶があります。記憶の中では、親しくさせていただいていました。

◾️それはともかく、私の方からお願いをして、Hくんと会っていただきました。しつこいですが、半世紀ぶりの再会でした。もっとも、私がHくんのことを記憶しているほど、Hくんは私のことを記憶されてはいませんでした…(Hくんは小学校時代の記憶があまりないとのこと)。まあ、それはそれで普通だと思います。私とHくんとの共有した時間はたった2年間ですから。9歳・10歳の時です。Hくんとは、大阪駅の改札口で再会する約束でした。約束の時間よりも20分も早く到着したのですが、すでにHくんは改札口に立っていました。随分早くにやってきて、待っていてくれたのですね。一目会っときに、Hくんだとすぐにわかりました。昔と同じ面影でしたから。その後、大阪梅田のビル地下街にあるお店で呑みながら一緒に夕食を摂りました。半世紀ぶりでしたが、「明治学園小学校」関連のいろんなことをお聞かせいただけました。Hくん、ありがとうございました。Hくんの話しを通じて、当時仲良くしていただいていた他の皆さんの近況も知ることができました。

◾️次回は、大津駅前のいつもの居酒屋「利やん」で、Hくんが目をかけておられる後輩の方とも一緒に、お会いすることになりました。楽しみです。いろいろあるな。そして人生は続く…かな😅。Hくんとどうして再会できるようになったのか、このブログに「50年ぶり」とのタイトルで投稿しています。ご覧いただければと思います。

映画「女になる」上映会・パネルディスカッションの開催について

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▪️私は残念ながら行けないのですが、明日、瀬田キャンパスで「映画「女になる」上映会・パネルディスカッションの開催について」が開催されます。詳細は以下の通りです

滋賀県大津市では、平成29年12月に「おおつレインボー宣言」を行い、性的指向や性自認を理由とする差別や偏見をなくし、誰もが自分らしく生きることができる多様で包摂社会の実現を目指し、申請書の性別欄の廃止や職員研修等の取り組みが進められています。しかし、LGBTの方々を取り巻く現状は、理解不足や認識の不足から生じる様々な課題が存在しており、当事者の生きづらさにつながってます。

様々な課題を解消するためにも、当事者の声や意見を直接聞く機会を設け、理解を深めるきっかけとするため、大津市と龍谷大学が連携し、映画上映会と出演者を交えたパネルディスカッションを開催します。

日 時:2018年10月13日(土)13時30分~16時30分(受付開始13時00分)
参加費:無料
場 所:龍谷大学瀬田キャンパスREC小ホール
申 込:不要(当日直接会場までお越しください)

主 催:大津市
共 催:龍谷大学龍谷エクステンションセンター(REC)

我がサードプレイス「利やん」の最近

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◾️先日のことになりますが、ある大切な用事があって写真の3人が集まりました。もちろん、用事を無事に終えた後は、大津駅前のいつものに居酒屋「利やん」へ。こちらの皆さんは、職場の同僚ではありますが、それよりも私にとっては、この居酒屋「利やん」のランニングチーム、「チーム利やん」のチームメイトといったほうがビッタリきますね。来年の2月最後の日曜日は第10回「びわ湖レイクサイドマラソン」です。私以外のお二人は、トレイルラン等で活躍されるアスリートです。これまでも、「チーム利やん」でエントリーして立派な成績を残してこられました。が、しかし。今回は、お二人は年代別での1位になるぞと宣言されています。すごいです。

◾️私はといえば、この「チーム利やん」では一応「(なんちゃって)キャンプテン」=世話係…なんですが、今年の「レイクサイドマラソン」以来、一度も走っていません。これはさすがにまずいです。昨年はホノルルマラソンに出場するという目標があったので、それなりに練習をしていたのですが、今年は目標がなかったこともあって、このだらしなさです。これから、気持ちを入れ替えて、しっかり練習を積みたいと思います。

◾️それにしても、この居酒屋「利やん」、私にとって大切なサードプレイスです。「サードプレイスって何?」という方は、ぜひ以下のエントリーをご覧いただければと思います。

2015「びわ湖レイクサイドマラソン」/ サードプレイスとしての「利やん」

多様な専門性を持った皆さんとの連携

◾️琵琶湖・南湖の水草の有効利用を目的に設立された市民グループ「水草は宝の山」=「水宝山」の活動に関して、また少し前進がありました。以前より、水草堆肥については、経験的に農作物に効果があると言われてきましたが、学問的というか科学的な裏付けが明確にあるわけではありませんでした。私が参加している総合地球環境学研究所のプロジェクトの研究成果として、土壌生態学的な研究論文は発表されていますが、実際に農業で水草堆肥を使っていく上で必要とされる農学的な観点からの知見については確認することができていません。

◾️そのため、龍谷大学農学部のお二人の教員にお願いをして、水草堆肥の効果に関する農学的な研究を進めていただくことになりました。お二人は、土壌、肥料、植物栄養学についての専門家です。昨日は、水草問題を所管されている滋賀県庁琵琶湖環境部琵琶湖政策課の職員の方達にも龍谷大学にお越しいただき、お二人と意見交換をしていただきました。私は授業があったため、途中で意見交換の場から退席しましたが、いろいろ勉強になりました。「餅は餅屋」と言いますが、深い専門性を持った方達の横の連携の大切さを、より一層実感することになりました。水草問題の解決に向けてまた少し前進できたように思います。お二人の教員の皆さんには、心より感謝したいと思います。

◾️もう一つ、良いことがありました。「水宝山」の活動の一つは、切れて浜に漂着した水草を、地域の中で有効利用する仕組みを作っていくことにあります。これまで、そのような「水宝山」の活動を展開していく上で、法律的にクリアすべき課題が残っていました。長らく「水宝山」の活動の足かせになっていました。ということで、昨日に引き続き、今日も琵琶湖政策課の職員さんと一緒に、琵琶湖の砂浜を管理されている滋賀県庁の部署を訪問して相談をさせていただきました。その結果、有価物の採取や利益のために活動するのでない限り、河川法的に特に問題になるようなことはない、むしろそのような河川愛護活動はありがたいとの見解をお示しくださいました。こちらについても、心より感謝したいと思います。正直、ホッとしました。具体的な成果を生み出していくためには、まだまだ時間がかかりますし、今後も、さらに多くの多様な専門性を持った皆さんとの協働が必要です。引き続き、頑張ってまいります。

◾️以前、お世話になった同位体生態学の大御所の先生から、「I型」→「T型」→ 「π型」という話しを聞かせてもらったことがあります。環境問題の解決に向けて、特定の専門性だけでは限界がある。アルファベットの「I」は、そのような特定の専門性を表現しています。ですから、自分の研究の間口を広げていこう。隣接する分野や関連する分野についても、たとえディシプリンが違っても勉強していこう。これが「T型」です。「I型」よりも横に関心が広がっていますね。しかし、個人の努力だけではまだどうしようもない。「T」と「T」が連携する中で、「π型」になっていく必要がある。そのような話しだったかと思います。これは文理融合の研究を進めていくことの必要性に関連して話されたことです。「水宝山」の活動は、研究プロジェクトではありませんが、多様な専門性を持った皆さんとの協働ということからすれば、やはり「π型」を目指して行かねばなりません。多様な専門性の相補的な関係をデザインしていくことが必要になります。

「うみのこ」と堅田の秋空

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◾️買い物ついでに、大津市の堅田にある湖畔のカフェへ立ち寄りました。杢兵衛造船所の横にあるカフェです。こういうことは、滅多にないことなんですけれど。コーヒーを飲みながら外を眺めると、杢兵衛造船所には、退役した前の環境学習船「うみのこ」が繋留されていました。「うみのこ」は、「滋賀県立びわ湖フローティングスクール」で使われている環境学習船です。現在は、2代目の新しい「うみのこ」が就航していますから、これは1代目の「うみのこ」です。滋賀県の小学校5年生は、全員「うみのこ」に乗船して琵琶湖の環境学習を行うことになっています。詳しくは、以下をご覧いただきたいと思います。ところで、新しい「うみのこ」が就航したこともあり、この写真の1代目はどうなるんでしょうね。少し古い新聞記事では、利活用していくにも相当のお金がかかるようですし、解体するにしてもそれなりの費用が必要のようです。

滋賀県立びわ湖フローティングスクール

◾️カフェでは「うみのこ」のことを考えながらびわ湖の風景を眺めていました。するとV字編隊の白い渡り鳥たちが南に向かって飛んでいるのが見えました。目を凝らせば、この写真でも確認できるかもしれません。種類はなんでしょうね。そういう季節なんですね。ちなみに上の方に浮かんでいるUFOみたいなのは、電灯がガラス窓に反射したものです。カフェには20分ほどいたでしょうか。カフェの外に出ると、もう夕方になっていました。空は秋空です。羊雲ですね。羊の群れが比叡山の山えを超えて行こうとしているかのようです。

社会共生実習を盛り上げたい!!

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▪️現在、「社会共生実習支援室」のスタッフの皆さんと一緒に、社会学部の看板プログラムでもある「社会共生実習」をより一層盛り上げるために、様々な企画を考えています。そのうちのひとつは、2回生を中心とした履修者と3回生以上の修了者との交流会を開催することです。先輩から後輩へ、様々な思いが伝わればと思っています。私は、「社会共生実習」のひとつのプログラムである「大津エンバワねっと」の担当者ですが、この交流会の企画運営に参加します。

▪️以下は、昨年度の報告書です。

2017年度 社会共生実習 活動報告書

秋らしさが深まってきました。

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▪️我が家の小さな庭の微妙な変化をかなりの頻度で投稿していますが、毎日、庭を見つめて世話をしている者からした微妙な変化なので、このブログをご覧の皆さんからすると、さして変わりはないように見えるかもしれません。庭のハギが本格的に花を咲かせています。秋の七草の筆頭でもあるハギが咲くと、一気に秋が深まったような気持ちになります。そのすぐそばではシュウメイギクが咲いています。地面の敷石の隙間には、予定通り、地面を覆うカバープランツが広がってきています。基本は庭師さんのお仕事で、私は世話をしているだけですが、庭師さんは、将来この庭がどう成長していくのか、そのイメージを明確に持って作業をされていたのでしょうね。何事も、仕事ってそういうものではありますが。

▪️ハギは、どこにでも生えている落葉の低木でですが、同じようにどこにでも生えている野草が庭で勝手に成長してます。ミズヒキです。紅白がミックスしたもの、紅のみ、白のみと、3種類の花が咲いています。勝手に生えてくる野生の草花を、自然な感じのナチュラルな庭造りにうまく活かしていきたいと思っています。ですから、成長させるミズヒキ以外は、すべて抜いてしまっています。

▪️大きめの鉢に寄せ植えをしている花があります。名前はわかりません…。長い間咲いてくれています。近づいてみると、アゲハの羽がありました。家族によれば、カマキリがアゲハを捕まえて食べていたそうです。カマキリはアゲハの胴体を食べても羽は産卵のための栄養にならないので、食べないんでしょうかね。小さな我が家の中ですが、いろんな生き物たちの「食う-食われるの関係」が広がっています。でも、庭の昆虫たちにとっての最大の脅威は、「この害虫め‼︎」と襲いかかってくる人間(私のことですが…)だと思います。今年の夏も随分、駆除の名の下に殺生してきました。

20181005garden7.jpg20181005garden8.jpg▪️ところで、先ほども書いたように、できるだけナチュラルな庭づくりを目指しています。外から入り込んでくる野草も、庭づくりに活用したいと思っています。農薬の類は使用していません。様々な虫の幼虫が草木の葉を食い荒らしていても、自分の手で処分しています。ということで、左の2冊の本を眺めて、もう少し勉強してみることにしました。『雑草と楽しみ庭づくり』と『虫といっしょに庭づくり』です。いろいろヒントがあるかもしれません。最近は、単に草花を愛でるだけでなく、そこに生きる生物の関係にも関心を持つようになってきました。我が家には、ダンゴムシがたくさん生息しています。ダンゴムシは、いわゆる分解者なので、落ち葉等を食べてくれています。庭の土作りに役立っているはずです。同じく、分解者であるミミズがもっと増えてくれたらいいのになと思っています。

▪️人生の大部分を集合住宅で過ごしてきたので、「庭のある暮らし」をしたことがありませんでした。高校生や大学生の時には、家に庭はありましたが、若かったせいか庭などには関心が全くありませんでした。亡くなった父や、老人ホームに入っている母も、庭づくりには一切投資をしませんでした。結構、荒れた庭だったように記憶しています。今、庭のある暮らしも3年目になり、かなり自分が庭仕事に向いていることがわかってきました。庭にいると時間が経つのを忘れてしまいます。時間ができれば、園芸をきちんと勉強してみたいとも思います。しかし、そんな時間は退職するまで生まれないでしょう。残念ですが。

ニュージーランドの高校生のハカ


▪️ニュージーランド・ハミルトンボーイズ高校とガールズ高校の生徒の皆さんが来学されました。マオリ族民族舞踊の「ハカ(HAKA)」を深草キャンパスのステージで披露してくださったようです。実際に見学したかったな〜。

▪️ハカというと、ニュージーランドのラグビーチーム「オールブラックス」が試合前に演じることが有名です。試合前に相手に対して何か威嚇するような雰囲気がありますが、そうではないということを知りました。相手に対する敬意を表現しているのだそうです。ですから、結婚式や開会式など、様々な式典で演じられるそうです。そうか〜。恥ずかしいことに、わかっていませんでした。

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