夏原グラント2015

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▪︎今年から、平和堂財団環境保全活動助成事業の選考委員をしています。平和堂は、滋賀県を中心に近畿地方・北陸地方・東海地方で総合スーパーとスーパーマーケットを展開していますが、その企業により設立された財団です。公式サイトによれば、公益財団法人平和堂財団は、株式会社平和堂の創業者である故夏原平次郎さんが、平和堂をここまでに育てていただいた地域に感謝し、そのご恩に報いるため、私財を寄付し平成元年3月に設立したものなのだそうです。平成23年(2012年)からは、環境保全活動に対する助成も行っておられます。私が選考委員をすることになった助成事業のことです。

▪︎この前の日曜日は、「夏原グラント継続2年目公開プレゼンテーション・選考会」でした。朝10時から午後は15時半過ぎまで、20団体のプレゼンテーションをお聞きし、質疑応答を行いました。そのあとは、夕方17時半頃まで選考委員会。助成事業で選考委員をしたことはありますが、これだけたくさんの団体にきちんと時間をかけて丁寧に行う選考は初めてでした。選考の結果は、4月になってから発表されますが、たいへん勉強になりました。明日は、新規に助成の申請のあった団体に対する「新規1次選考会」です。全部で40団体です。

▪︎写真ですが、審査員席に座っているので、写真がうまく撮れていません…。

長浜

20150225nagahama1.jpg▪︎長浜にいく用事がありました。 長浜、ひさしぶりでした。駅からは、雪の伊吹山が見えました。街中には、独特の雰囲気があって、なかなか良いものですね〜。長浜は、地元の商店・商業関係者によるまちづくりが盛んです。そのようなまちづくりの成果も、いろんなところで感じることができました。

▪︎私にとって長浜といえば、親子丼の「鳥喜多」さんなのですが、今回は伺うだけの時間的余裕がありませんでした。とても有名な鳥料理のお店で、いつも行列ができています。ということで、仕事が終わったあと、「ホワイト餃子」をお土産に購入することにしました。長浜のB級土産的な感じでしょうか。「ホワイト餃子」の写真を撮っておけばよかったな…。wikipediaの説明ですが、以下の通りです。「ホワイト餃子にはチェーン本部としての機能を持つ『本店』と、本店で技術指導を受けてのれん分けとして本店経営に準じた経営を行う『支店』がある。本店と支店は餃子専門店である。本店支店とは別に本店で技術指導を受け、かつ立地などの条件により(中略)特別に認められた『技術連鎖店』がある」。ということで、長浜で「ホワイト餃子」を売っているのは、「長浜茶真」というお店です。「技術連鎖店」です。中国で食べた「上海生煎」に似ています。満足しました。

20150225nagahama2.jpg▪︎もうひとつ、満足したものがあります。「長浜タワービル」です。ちゃんとwikipediaに説明がありました。

1964年(昭和39年)に、地元の資産家が「長浜にも東京タワーのような名物を」という理由で建設。ビルは5階建てで、その上部に「長浜タワー」と文字の入った鉄塔が立つ。ビル内は雑居ビルになっており、現在は1階部分に2軒の飲食店が入居している。開業当時は5階部分が有料の展望台になっていたが現在は閉鎖。また、かつてはビル側面に大きなバラの飾りを施していたが老朽化により強風時に飛ばされる恐れがあることから2004年(平成16年)に撤去された[1]。
なおビルの正面には「NAGAHAMA TOWERBILL」と英語表記が入る(下の写真参照)が、「Bill」はスペルミス。

▪︎おお、スペルミスですか…これもご愛嬌でしょうか。

平湖柳平湖の「つながり再生構築事業」の協議会

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▪︎昨晩は、草津市の琵琶湖湖岸近くにある志那町にお邪魔しました。志那は、平湖・柳平湖という内湖のそばにある集落です。志那町では、この内湖の環境を復活させようと、長年にわたり様々な取り組みをされてきました。昨日は、自治会舘である志那会館で、平湖柳平湖の「つながり再生構築事業」の協議会が開催されました。この「つながり再生構築事業」では、「魚道を生かした在来魚の郷づくり」、「淡水真珠の復活」…地域の夢を共有しつつ、少しずつその実現に向けて取り組みが進もうとしていますが、私は、その取り組みの進捗をお手伝するために、滋賀県庁琵琶湖環境部琵琶湖政策課の職員のみなさんと一緒に、この協議会に参加しています。昨日は、草津市農林水産課の職員の皆さんも参加されました。来年度からは、総合地球環境学研究所で私が参加している研究プロジェクトも、在来魚の復活に関してモニタリングをさせていただく予定です。

20150220shina2.jpg ▪︎昨晩の協議会では、地元の皆さんから、地元の思い(希望・夢)として、来年度の取り組みに関して、以下のようなご提案がありました。4月には、在来魚の産卵状況を確認することになりました。地元の言葉では、湖岸の浅瀬にきて、マコモ等に在来魚が産卵することを「魚がセル」といいます。この「魚がセル」状況を確認しようということになりました。そのためには、内湖の水位等も調整しなければなりません。5月には、地元の方たちが講師役となって、地元の小学校の生徒さんたちにを対象に、内湖の環境を題材とした環境学習を実施されます。田植えの後は、内湖に面した水田に孵化した仔魚を放流し、一定生育した段階で内湖に移動させる作業を行います。来年度は、琵琶湖から内湖に在来魚が遡上させるための魚道の設置も検討中です。6〜7月にかけては、淡水真珠養殖の復活を目指した活動が行われます。3年目のイケチョウガイから淡水真珠の玉を取り出す作業を行うようです。このような取り組みについては、草津市役所農林水産課や草津市にある立命館大学等が支援されているようです。また、在来魚の生態調査等も行います。ここには、すでに述べたように総合地球環境学研究所の研究プロジェクトが参加させていただく方向で検討させてもらっています。7月には、外来魚の駆除をかねた地元の子どもたちも参加する「釣り大会」が開催されます。ここには、滋賀県庁琵琶湖環境部琵琶湖政策課が支援させてもらうことになっています。秋には、他の地域の内湖復活の取り組みを視察にいくことや、内湖の浅瀬にシジミをまくことが予定になっています。非常に盛りだくさんですね。でも、すべて地元の人たちの手作りの取り組みです。そこに、行政や専門家が、側面から支援するということになっている点が重要かと思います。あくまで主体性といいますか、イニシアチブは地元側にあり、内発的に生み出された地元の思い(希望・夢)を、側面からゆるやかに行政や専門家が応援していく…という感じでしょうか。

▪︎その他にも、たくさんの個人的なご意見をお聞かせいただきました。

暮らしが内湖とともにあったこの地域の文化を次世代に継承していくために、身の丈にあった(自分たちで維持管理ができる)ビオトープがつくりたい。/ 昔は、農作業にいくときに必ず内湖を通った。今は、暮らしと切り離された遠い存在になってしまっている。ビオトープは集落のそばにつくりたい。/ 現在、内湖の維持管理の作業が大変。維持管理することが、少しでも集落にとって経済的プラスになるような仕組みをつくりたい。/ かつては、内湖に釣にくる人たちを対象に、駐車場やマッチの販売等をしてこずかいを稼いでいた。励みになっていた。/昨年、ラムサール条約の関係で、全国から子どもたちがやってきて、田舟に乗ったり、淡水真珠やイケチョウガイをみてとても感動していた。このような感動を地元の子どもたちにも味合わせたい。/ 50歳ぐらいから下の人たちは、田舟の艪をこいだ経験がない。河川改修、圃場整備等で、水路で移動することがなくなってしまったから。艪こぎの競争とかできたら、盛り上がるのでは。田舟を使った遊びもできたらいい。/ 夢を実現していくためにも、ひとつひとつ取り組みの成果や効果を確認していく必要があるのでは。

▪︎平湖柳平湖の今年度の協議会は、これが最後になります。いよいよ、具体的な取り組みを始めてくいことになります。このブログでも、取り組みの様子や成果等をご報告できるようにしたいと思います。

▪︎昨日は、できあがったばかりの『志那町誌』を購入させていただきました。写真は、そのなかにあるかつての平湖柳平湖の地図や絵図です。河川改修や圃場整備が行われる以前の姿を確認できます。田舟なしには生活できなかった当時の様子を想像できるのではないでしょうか。
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地(知)の拠点大学による地方創生事業 ~地(知)の拠点COCプラス

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▪︎私の個人的な意見ですが、我が龍谷大学にピッタリのような気がするのですが…。

甲賀市の大原財産区を訪ねる

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20150218ohhara5.jpg■総合地球環境学研究所のプロジェクトで、甲賀市にある大原財産区の事務所を訪問しました。いろいろお話しをお聞かせいただいたあとは、大原ダムを見学しました。農業用のダムです。下流には、私たちのプロジェクトで調査を進めている小佐治という集落があります。古琵琶湖の湖底だったところが隆起してできた丘陵地帯に、降雨によりいくつもの谷筋が生まれました。いつの時代かはわかりませんが、小佐治の皆さんは、この谷筋に水田を作り農業をしてきました。いわゆる八津田です。そして、後背地の丘陵の森林の中にため池を作り、そのため池の水から灌漑していました。大きなため池が5つ、小さなため池は無数にあったと言います。水不足の時のために、小さな無数のため池に水を貯めてリスクを分散させていたのです。しかし、大原ダムができてからは、そのような灌漑に伴う苦労は無くなりました。無数にあった小さなため池は放棄されることになりました。生物多様性の観点からは、そのような無数にある小さなため池には意味があったと思うのですが…。このことについては、またこのブログの中で書くことにしたいと思います。

Türk Hava Yolları | Hayal Edince (Dream)


▪︎トルコ航空のCM宣伝のようです。子役の演技がとても素晴らしく、何度も、この動画をみてしまいました。最後、旅客機が着陸した先に見える高い山はなんという山なんでしょうね。おそらくは、アララット山(アウリ・ダウ山)ではないでしょうか。「旧約聖書」に出てくるノアの方舟伝説の山として有名らしいですね。この動画の山、実際のところ、どうなんだろう…。

「鳥越晧之先生を囲む会」

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▪︎昨日は、早稲田大学の横にある東京リーガロイヤルホテルで、恩師である鳥越皓之先生の退職記念パーティーが開催されました。鳥越先生は、仏教大学、桃山学院大学、関西学院大学、筑波大学、早稲田大学と、5つの大学に勤務されましが、この日は、大学院での教育をご担当された関西学院大学以降の教え子たちが集まりました。また、鳥越先生といえば「生活環境主義」ということになりますが、その最初の著書である『水と人の環境史』(御茶の水書房)が出版された頃の研究仲間の皆さん、そして筑波大学や早稲田大学の親しい同僚の方たちが集まりました。

▪︎「生活環境主義」のお仲間のお1人は、昨年まで滋賀県知事であった嘉田由紀子さんです。個人的な考えですが、30数年前、嘉田さんが鳥越先生に琵琶湖の環境問題に関して相談をして一緒に研究を始めることがなければ、「生活環境主義」は生まれていなかったのではないかと思います。この日集まった多くの教え子の皆さんも、鳥越先生のもとで環境社会学を学ぶことはなかったでしょう。そうなると、それぞれの人生は、もっと別のものになっていただろうと思います。さらに、日本の環境社会学ももっと違う展開になっていたかもしれません。私自身も、おそらくは環境の研究をしていなかっただろうと思います。私は、この日集まった教え子のなかでは最初の頃の教え子になります。一番若い方は、早稲田大学のFさんです。最近、修士論文を提出して学位を取得できることになった方です。教え子とはいっても、私とは一世代ほどのひらきがあります。

▪︎この日の様子を、嘉田さんがfacebookに記事をアップされているのでご本人の承諾を得て、写真と文章を転載させていただくことにいたします。嘉田さん、ありがとうございました。以下が、嘉田さんの投稿です。最後に私の名前が出てきますが、この日の私の役割は司会でした。この会の準備にあたってきたしっかり者の後輩からは、「会の準備を何も手伝っていないのだから、脇田さんはご飯を食べずに司会をしてください」と言われたのです。

「鳥越晧之先生を囲む会」、2月15日午後、東京で開催。

いわゆる「退官記念祝賀会」ですが、形式ばった会にはして欲しくないというご本人の強い希望で、関西学院大学、筑波大学、早稲田大学という、3つの大学の大学院の「環境社会学」や「社会学」の教え子を中心に、集まりました。

全員が一言ずつ「鳥越先生からの心に残った言葉」として、それぞれの学生の苦しいとき、迷った時に、ふわっと「それはたいしたことないよ」と軽く支え、また時には「私を信用しなさい」と重く支え、時として、体力が落ちていそうな学生の下宿に食べ物を差し入れしたり、時として、見込みのありそうな学生には崖っぷちまで追い込んで実力を引っ張り出したり、というようなやりとりを披露下さいました。

私自身、かなり深く鳥越イズムにはまった人間ですが、今日の教え子さんたちの言葉をきいて、見事な指導というにはもったいないほどの人間味あふれるやりとりに感動しました。これも、柳田國男以来の日本民俗学、本居宣長にたどる国学や、有賀喜左エ門などから広がる日本社会学の長い、深い系譜に根ざし、かつ沖縄、ハワイ、モンゴルなど海外の現地研究も取り込みながらの学識ゆえ、と感じ入りました。

振り返ってみれば、琵琶湖研究所が滋賀県立で開所されて直後の1982年の「湖畔集落研究会」からはじまった鳥越さんをリーダーとする地道な環境社会学研究があったからこそ、「生活環境主義」という領域をひらき環境政策にも応用できました。環境研究に「居住者の視点・住民の視点」を明示化できた琵琶湖政策にとっての恩人でもあります。

でも鳥越イズムの根っこは「それおもろいか?」「遊べるか?」という知的好奇心だ、というも今日のみなさんの共通理解だったようです。
鳥越さん、この4月からは、関西の大学でまた次世代育てに関わって下さいます。ますますお元気でご活躍ください。
脇田さん、全体進行、ご苦労さまでした!

▪︎先月、鳥越先生の最終講義が早稲田大学で開催されました。先生の話しぶりは、いつものように笑顔と柔らかな雰囲気ではありましたが、私自身はその背後にある重いメッセージを受け取りました。そして、嘉田さんの投稿にもありますが、昨日、若い教え子の皆さんのスピーチをお聞きしたとき、かつて鳥越先生から厳しく指導された当時のことを改めて省みることになり、身が引き締まる思いがしました。

▪︎32年前、関西学院大学の社会学部の校舎2階にある「合同研究室」のコピー機の前で、鳥越先生から言われたことを今でも思い出します。「脇田くん、今のままではダメだから、私のところにいらっしゃい」と声をかけてくださいました。先生はまだお若く(41歳)、大学院は担当されていませんでしたが、京大大学院の農業経済を学ぶ院生なども関学に呼んで、農村社会学に関して、個人的にゼミをされていたのです。また、『水と人の環境史』を出版されたばかりの頃でした。現在、先生は日本社会学会の会長であり、様々な学会の役職をつとめてこられましたが、当時は新進気鋭の若々しい環境社会学者だったように思います。日本の社会学のなかに、環境社会学会が誕生する少し前のことでもありました。そのような研究者として勢いのある先生から指導を受けることができたこと、私にとってはとても幸せなことでもありました。いつか、修行時代のことをもう少し詳しく書くことになるかもしれません。

▪︎「鳥越先生を囲む会」のことに戻りましょう。昨日は、参加者の誰もが、とても良い雰囲気の会だと言っていました。いわゆる「学閥的」なものがなかったからです。先生と教え子や仲間の皆さんとの、純粋に学問を通した関係と先生への感謝の気持ちが基盤になっているからです。鳥越先生は70歳になられました。早稲田を退職されたあとは、ご自身の研究に専念されるのかなと思っていましたが、どうもそうではないようです。これも嘉田さんの投稿のなかに書いてありますが、関西のある大学に異動されます。こんどは、学生を直接的に教育されるのではなく、大学経営という重責を担われるようです。

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20150216torigoe4.jpg▪︎写真についても、少し説明をしておきましょう。トップの集合写真。鳥越先生の教え子以外の方たちについて少しご紹介しておきましょう。中央の鳥越先生の向かって右側。嘉田由紀子さん、桜井厚さん、松田素二さん、秋津元輝さん。向かって左側は、古川彰さん、好井裕明さん、柏雅之さん、ひとりおいて松村和則さん。

▪︎すぐ上左の写真。鳥越先生、嘉田由紀子さん、松田素二さん、古川彰さん。上右の写真、スピーチをされる鳥越先生。左の写真は、会場のホテルから見えた庭園。大隈庭園です。大隈重信の邸宅があった場所です。

記録映画「鳥の道を越えて」


▪︎朝日新聞には「ひと」という欄があります。15日は、「ふるさとの鳥猟文化を記録する映画を撮った」今井友樹さんが紹介されていました。今井さんの故郷は、岐阜県の東白川村です。東白川村のある東濃地域(岐阜県の東の地域)では、鳥の群れをおとりで呼び寄せる「カスミ網猟」が古くから伝わっています。もちろん、現在では違法です。今井さんは、消えてしまった「カスミ網猟」に関する記録映画「鳥の道を超えて」を撮りました。その作品が、昨年のキネマ旬報ベストテンの文化映画作品賞に選ばれたようです。

▪︎私も、年に数回、岐阜県の東濃地方に行きます。私のばあいは、中津川市です。この土地の人たちからは、しばしば鳥猟の事を聞いてきました。そういうこともあって、今日の「ひと」の記事を読んでちょっと興奮しました。記事のなかに、「風土に根付いた庶民の生活文化を記録することが、日本の未来につながると確信した」とありました。その通りだとおもいます。この記録映画「鳥の道を超えて」、どこかで観ることができればいいなと思います。

長編ドキュメンタリー「鳥の道を超えて」

【追記】関連情報です。
北陸地方における鳥猟文化の変遷に関する研究
農、漁、猟- 生活者にとっての本業とは何か? 水田漁撈とカモ猟からみる生業と自然の関係

Sony、ラニング用ヘッドホン「Smart B-Trainer」


▪︎これは、気になりますね。

ソニー、ランニングのログ計測と音楽再生が可能なヘッドホン型端末「Smart B-Trainer」

『SSE-BTR1』は、6種類のセンサー (心拍、加速度、GPS、コンパス、ジャイロ、気圧)を内蔵し、11種類のランニングログ
(心拍数、消費カロリー、距離、時間、スピード、ペース、ピッチ、歩数、ストライド、走行ルート、高度)を計測・記録する。
 
 内蔵メモリーには最大約3,900曲の楽曲を転送でき、スマートフォンなど複数のデバイスを身に着けずに、これ1台で
「シンプルでスタイリッシュ」にランニングログの計測とトレーニングに適した音楽再生を実現する。

 心拍数をリアルタイムに計測するため、事前に設定したユーザープロファイルと目標心拍数をもとに、その時のランナーの
状況に応じた最適なテンポの楽曲を自動選曲、再生することで「楽しく効率的」にトレーニングをサポートするという。

 また、アプリ『Smart B-Trainer for running』で、ダイエットや体力づくり、レースへの参加など目的やレベルに応じた
トレーニングメニューを設定し、最適なプランを簡単に立てることができる。トレーニングメニュー選択後、デバイスに
Bluetoothで転送して、すぐにトレーニングを開始できるという。

【追記】▪︎「iPhone6 plus」に変更し、大きくなったため、これまで走るさいに使用していたランニング用にウエストポーチでは入らなくなってしまいました。ということで探したところ、mont-bellというメーカーが素敵なものを販売されていました。以下のブログ記事に丁寧に紹介されています。
iPhone 6 Plus が入るモンベルのクロスランナーポーチ M

Know your food, change the world. | Hiroyuki Takahashi | TEDxTohoku


▪︎「都会人に欠けている”共感力”とは? 食べ物付きの月刊誌『東北食べる通信』が伝えたいこと」。高橋博之さん。彼の強い思いが伝わってきます。

私たちが毎日食べているお米。これを作っている生産者が困っているんですから、決して他人事ではいられないはずです。だけれども、どうしてこうも他人事になってしまうのでしょうか。

それは、困っている農家の具体的な顔が思い浮かばないからだと思います。もしも顔が思い浮かぶ農家が知り合いにいたら、決して他人事ではいられないのではないでしょうか。その相手との関係性が「共感力」を育むのです。

消費者と生産者が大きな流通システムで分断されてしまったこの国で、私たち消費者が得られる食べ物の情報は、値段、見た目、食味、カロリーなど、全て消費領域の話です。もちろん食べ物を選ぶ上でこれらの情報も大事なわけですが、決定的に欠けている情報があります。それが食べ物の裏側にいる、血の通った人間の存在です。……

都会人に欠けている”共感力”とは? 食べ物付きの月刊誌『東北食べる通信』が伝えたいこと

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