GEL-KAYANO 22
▪︎とうとうゲットいたしました!アシックスの「GEL-KAYANO 22」です。そうなんです。いよいよ、ランニングを再開することになりました。2014年3月に、「篠山ABCマラソン」に出走しった後に足の調子が悪くなり、さらに海外出張のさいのアクシデントで肋骨の軟骨にヒビがは入り…と、いろいろ続いた結果、走ることをやめてしまっています。ですから、1年と10ヶ月ぶりに走るということになります。今では、フルマラソンを走ったという事実が信じられません。でも、もう一度、最初から身体をつくっていきます。
▪︎さて、「GEL-KAYANO 22」ですが、ちょっとだけ履いてみました。以前も、KAYANOのシリーズを使用していたが、よりクッション性が高まったように思いました。といいますか、なんだか上等なカーペットの上を歩いているみたいな気になります。これでリハビリのジョギングを始めることになります。走らなくなってから、仕事のストレスを酒で発散してきました。身体は少し太くなり、健康診断の数値も良くありません。医師や栄養士さんからも指導を受けました。はい、反省しております。ということで、酒を控えランニングをいたします。
▪︎最初のフルマラソンは、ゆっくり走り始めてから4ヶ月目でした。2012年の「福知山マラソン」です。54歳でした。無理があったかもしれません。右脹脛に肉離れを起こしてしまいました。始めてフルマラソンを完走したのは、7ヶ月目、2013年の「京都マラソン」でした。そして、2-13年の「大阪マラソン」、2014年の「篠山ABCマラソン」と走ってきました。私のような酒飲みのおじさんでもフルマラソンを走ることができたのは、大学のアスリート職員の方たちの指導や励ましがあったからです。本当にありがたいことです。こんどは、以前の指導を思い出しながら、タイムやフルマラソン完走というよりも、身体ができあがていくプロセスをゆっくり楽しみたいと思います。まずは、来年の2月末に開催される「びわ湖レイクサイドマラソン」の15kmから再開しようと思います。
中津川市役所・市民協働課の記事
▪︎中津川市の「地域づくり型生涯学習モデル事業」のお手伝いをさせていただいています。少し前に、中津川市のホームページに、付知にいったときの記事がアップされましたが、今度は、蛭川を訪問した時の記事がアップされました。
蛭川地域で、地域の方々との交流会を開催しました。(地域づくり型生涯学習モデル事業)
関連エントリー
「地域づくり型生涯学習モデル事業」(岐阜県中津川市)
川西から京都
▪︎師走です。年末なのですが、年末という気持ちがなかなか湧いてきません。新しい年を迎える気持ちになるためには、今年1年を締めくくるような気持ちにならなければならないのですが、そういう気持ちが湧いてきません。いつもの日常がズルズルと続いていってしまうような感覚なのです。民俗学者の桜井徳太郎は「ハレ」(非日常)と「ケ」(日常)と「ケガレ」(日常生活を支えるエネルギーが枯れてしまった状態)が循環すると説明しましたが、この説明に従うのならば、循環の感覚がなくなっており、「ハレ」を通して「ケ」に必要なエネルギーが復活してくる…そういう気持ちになかなかなれないということなのかもしれません。子どもの頃はもちろん、そして大人になっても、そういう気持ちがどこかにありましたが、しだいに希薄なものになっています。
▪︎そのような話しはともかく、昨日も、老母の入所している高齢者の福祉施設にいってきました。洗濯物の交換と施設での生活に必要な日用品の支払いをすませて、母親の様子をみてくることが目的なのですが、いかんせん、この施設が遠いのです。しかも、母が不在の家の空気を入れ替え、役所に母親のマイナンバーにことを問い合わせ、母の家にある車のリコールに対応すために車を自動車整備工場に運んだりと…いろいろやることが数珠繋ぎで、結局すべてを終えた頃には、夕方近くになっていました。
▪︎写真は、車を預けた自動車整備工場の近くで撮ったものです。いつも、母の介護にいくさいに、車で通りつつ、何か巨大な構造物が建設されているなとは思っていたのですが、それが新名神高速の橋であることがわかったのは、比較的最近のことです。左から橋が伸びてきています。なにやら、巨大な恐竜が首を伸ばしているようにみえます。この新名神高速道路は、大津、宇治田原、城陽、八幡、高槻、茨木、箕面、川西、宝塚北、神戸北と続く高速道路になります。もっとも、大津から神戸北まですべてが開通するのは平成35年=2023年になります。まだ、当分先のことですね。
▪︎昨日は、母親関連の一連の仕事を済ませてあと、京都に向かいました。知り合いの出版社の方と、ちょっと呑みましょうか…ということになっていたからです。トップの新名神高速道路の工事現場の近くある能勢電鉄・平野駅から電車に乗りました。スマートフォンのアプリで検索してみると、意外なルートを提示してくれました。川西能勢口で阪急に乗り換え、十三でまで。ここまでは普通です。十三からは、阪急京都線でまずは高槻市駅まで通勤特急で。高槻市駅からは準急で大山崎駅まで。徒歩でJR山崎駅まで歩き、あとは快速米原行きで京都駅まで…という指示が出たのです。面白かったので、指示通りに電車に乗りました。そのようなこともあり、昨晩は、初めてJR山崎駅を利用することになりました。少しレトロな印象深い駅でした。この界隈は、けっこうお洒落なお店がたくさんあり、美術館や、サントリーの山崎蒸留所もあります。あらためて、散策に来ようと思いました。
中津川市「付知総合事務所」の記事
▪︎先日、まちづくりのお手伝いにいった中津川市・付知の「付知総合事務所」のスタッフの方が、今回の「まちづくりMU-JIN」のことを記事にして、市役所のホームページにアップしてくださいました。ありがとうございました。とっても楽しい会合でした。
【付知】『まちづくりMU-JIN(無尽)』が開催されました!
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「地域づくり型生涯学習モデル事業」(岐阜県中津川市)
法話「深き人生の悲哀」
▪︎瀬田キャンパスの樹心館で、ご生誕法要が行われました。ご生誕法要とは、親鸞聖人のお誕生日(5月21日)を機縁として毎月21日に行なわれる法要です。『讃仏偈』を勤めた後、法話があります。本日は、農学部の杉岡先生から、「深き人生の悲哀」というテーマでの法話をお聞かせいただきました。家族や、家族のように親しい人との死別(二人称の死)=悲哀を契機に、阿弥陀仏のような大いなるはたらきにより自己の死(一人称の死)に自覚的になり、そのプロセスを経て他者の死(三人称の死)に共感できる…そのような法話でした。
▪︎私の狭い専門分野は環境社会学ですが、同時に、社会学の立場からですが、「死生観」に強い関心を持って細々と勉強をしています。大変勉強になりました。もっとも、仏教では「死生」とはいわず、「生死」(しょうじ)というそうです。
▪︎杉岡先生の法話は、西田幾多郎の哲学をベースにしたものでした。先生が配布されたレジュメでは、西田は大乗仏教とその思想(禅宗と念仏)を西洋哲学と対峙させることによって、「東西文化の融合の途」を探求したと解説されていました。その西田が、自身の子どもを亡くした経験と、『歎異抄』の理解をもとに、時間が経過しても悲哀はなくならない、そうではなく、その質が変わるのだと考えていたことを、資料をもとにご説明になりました。その上で、「よりそう」とは、本当は「よりそう」ことができない、共感することができないとわかった人が、初めて口にできる言葉なのだともご説明になりました。心に深く染み入る法話でした。ありがとうございました。
【追記】▪︎ご法話で、杉岡先生が引用されていた西田幾多郎の文章は、以下で読むことができます。「我が子の死」という題の文章です。「青空文庫」にありました。
自治会の「餅つき大会」
▪︎今日の午前中は、自治会の「餅つき大会」でした。自治会のイベントのときには自治会役員の皆さんとともに、ボランティアグループが頑張って活躍します。この日、朝から8時過ぎから準備を始め、9時頃からつきはじめました。つきたての餅は、「ぜんざい」、「きな粉餅」、「大根おろし餅」として皆さんと一緒にいただきました。つきたての餅は、どれもとても美味しかったです。丸めた餅は、袋詰めにして、各世帯に配られました。もう25年間続いているこの「餅つき大会」、もう完全にうちの自治会の年中行事となっています。
▪︎たった8臼、それも交代でついたのですが、つき手のボランティアのなかでは、最年少の私が一番「登板回数」が多くなりました。しかも、景気付けにお酒を飲みながらでしたので、少しへばって、なおかつ腕が筋肉痛になってしまいました。今日は、赤ちゃんから88歳・米寿の高齢者の方まで、多くの自治会会員の皆さんにご参加いただきました。最長老の88歳の男性は、亡くなった私の父と同い年です。第二次世界大戦の際にも徴兵された方です。その方も、重い杵を握って餅をつかれました。非常にお元気です。今日は、新しく転居されてきた若いご家族が参加されました。若いお父さんが、餅をついてくださいました。このような自治会の濃いつながりのあるマンション、とても素敵だと思っています。
【追記】
■昨日は、昼間の餅つきに続いて、晩は自治会の忘年会でした。自宅マンションの集会室で、鮟鱇鍋、焼き肉、そして篠山の猪鍋を楽しみました。私が座ったテーブルは、猪鍋のテーブルでした。味噌味の鍋です。こんなに美味しいとは思っていませんでした。以前食べたものと比較して、ずいぶん美味しく感じました。仕入れてきたお店も、篠山ではとても有名なお店らしいです。
樹のイルミネーション
「大津市都市計画マスタープランまちづくり会議 北部ブロック」ワークショップ
▪︎今日は、大津市の堅田にある「北部地域センター」で、「大津市都市計画マスタープランまちづくり会議 北部ブロック」が開催されました。この会議では、大津市の「都市計画マスタープラン」を作っていくためのワークショップも同時に開催されました。このワークショップに参加された市民の皆さんのご意見が、マスタープランに、特に地域別構想に反映されていくことになります。大津市を7つに区分したブロックごとに、このようなワークショップが開催されています。7ブロックの区分は、超高齢社会・人口減少社会のもとでも都市サービスの確保を図るためのコンパクト+ネットワークの視点、地域コミュニテの視点、歴史・文化の視点、地形・景観の視点、他の計画との整合の視点、以上5つの視点からの総合的判断にもとづいています。私は、大津市都市計画審議会で審議員や大津市都市計画マスタープラン案策定専門部会部会長職務代理者を務めていることから、この日はアドバイザーとして参加させていただきました。
▪︎最初は、少し緊張した雰囲気でしたが、ファシリテーターの方達のお力もあり、すぐに笑い声が聞こえてくる楽しい雰囲気になっていきました。皆さん、熱心に自分の考えを述べておられました。この日参加された皆さんは、北部ブロックにお住まいの皆さんです。北部ブロックとは、堅田、仰木、仰木の里、真野、伊香立、そして葛川にいたる広いエリアです。もっとも広いエリアとはいえ、同時に、地域間には相対的に強い関係があることも事実です。特に、堅田、真野、伊香立、葛川といった地域はそうだと思います。しかし、普段、交流されているのは、おそらくはもっと小さいエリアになるのではないでしょうか。北部ブロックという地域社会について話しをされたご経験も、あまりなかったのではないかと思います。
▪︎これまで、ワークショップを経験されたことのある方は、参加者のうちの約半分ほどの方達だけでした。ワークショップを通じて、ふだん何気なく自分自身で考えていることと、似たような発想をしている人がいることに納得し、あるいは逆に、自分自身とは異なる考え方に気がついたりと、有意義な経験をされたようでした。今回のワークショップでは、この北部ブロックの「魅力」と「問題点」についてポストイットカードに書いて提示しあい、それを模造紙に貼り付けていきました。また、さらに「魅力」を伸ばしていくための、そして「問題点」を解決していくための「取り組み」についてもアイデアを出していただきました。かなり盛り上がりました。予定の時間をオーバーして、熱心に議論いただきました。今後は、このワークショップの成果を、マスタープランや地域別構想に反映していくわけですが、どのように反映させているのか、またその反映させていくプロセスをも含めて、参加者の皆さん、そしてお住まいの地域の皆さんにフィードバックしていくことが大切かと思っています。
▪︎ところで、今日の会議の会場となったのは、「北部地域センター」のホールでした。ホールにはステージがあり、緞帳がぶら下がっていました。緞帳に描かれているのは、「堅田の浮御堂」と琵琶湖のようです。
【追記】■今回の北部ブロックの「まちづくり会議」では、最後にアドバイザーとして総評をさせていただきました。そのなかで、ひとつのたとえ話をしました。先日、岐阜県の中津川市のまちづくりのお手伝いにいったさい、「栗きんとん」の詰め合わせをお土産にいただきました。中津川市は、栗きんとんの発祥の地なのです。ただし、この「栗きんとんの詰め合わせ」、市内にあるさまざまな老舗の和菓子屋さん自慢の栗きんとんを詰め合わせにしたものなのです。すべて「栗きんとん」なんですが、そうでありながらひとつひとつに個性があるのです。今回、北部の「まちづくり会議」では、これからの「まちづくり」のイメージを伝えるために、この中津川市の「栗きんとん」の詰め合わせのお話しをさせていただきました。小さなコミュニティが、それぞれ個性をもちながらも、全体としてはまとまっている、あるいは相補的な関係のなかでに全体ができあがっている、そのようなイメージです。うまく伝わったかどうかわかりませんが、参加者のおひとりからは、「わかりやすくて聞いててワクワクしてきました」という感想をいただきました。他のみなさんにも、そのように感じてもらえるとうれしいんですけど、どうでしょうね〜。
■もうひとつ、とても印象に残ったことがあります。今回の「まちづくり会議」の最年少の参加者は、20歳代前半の方でした。消防団に所属されているようです。災害対策に関連して、ご自身の意見を述べられました。災害時には安否確認が大切になりますが、普段からのつながりが大切だという意見です。これも大切な意見かと思いました。超高齢化社会では、行政サービスに期待することができません。ますます地域社会では共助の仕組みが大切になってきます。自分たちの地域の実情を基盤にした、持続可能な共助の仕組みをどうつくっていくのかが問われるのです。一人の方が、複数の共助の仕組みを支えることに参加していると、地域には重層化された共助の仕組みのネットワークが生まれることになります。重層化されたネットワークをどう構築していくのか、いろいろ地域の皆さんのご意見を伺いたいと思います。
湖西線利便性向上プロジェクト
▪︎JR湖西線に関するイベントが開催されるようです。「湖西線利便性向上ブロジェクト推進協議会」とは、滋賀県が中心になって組織した団体です。滋賀県のホームページでは、以下のように説明しています。「平成26年8月に湖西線の利便性向上に向けた検討を行うため、滋賀県と湖西線沿線の大津市、高島市、長浜市の3市が連携して設置した「湖西線利便性向上プロジェクトチーム」での取り組みを、より強力に進めていくため、平成27年4月には、その組織を(仮称)湖西線利便性向上プロジェクト推進協議会に改め、湖西線の利便性向上と、鉄道を活かした湖西線沿線地域の振興・活性化を図っていく事業を実施していく」。「強風対策、バリアフリー化、ダイヤ増便など利便性向上に関すること」、「観光誘客、地元利用の利用促進に関すること」、「湖西線沿線のまちづくりに関すること」について検討をされてきたようです。
▪︎上記のポスターのテーマには、「そうだったのか、比良おろし。」とあります。また、協力に、京都大学生存圏研究所の名前もあります。この研究所の教員の方が、「比良おろし」のメカニズムを研究されているのです。湖西線は、「比良おろし」と呼ばれる比良山系から吹き下ろす強風のために、しばしば運休することになります。湖西線は高架であるために、その強風の影響を直接的に受けてしまうのです。そのため、JR西日本では2007年から比良駅と近江舞子駅間の沿線山側に防風柵を設置し、それまでは「比良おろし」の風速が秒速25mを超えると運休になりましたが、秒速30mまでに緩和されました。以下は、民間の研究者が発表された「比良おろし」に関連する研究論文です。
ビワコダスから見た近江盆地の局地風
【追記】▪︎このイベントのポスターをご覧になった鉄道ファンの方から、「2つのカラーを組み合わせた115系の写真を持ってくる所が個性的ですね。単色化されていない115系はまだ走っているのでしょうか?」とのご質問がありました。私は鉄道好きではありますが、形式等、細かな知識はまったくもちあわせておりません。ということで、調べてみると、湖西線の電車の単色化(それも緑に?!)が進行中らしいのです。ポスターでは、113系か115系かの柿色と緑のいわゆる「湘南系」と呼ばれる配色の電車と、ツートンカラーの117系の電車が連結されています。こういうのは、珍しいのだそうです。知りませんでした。
「鮟鱇に食べられる会」
▪︎昨日は、朝から晩まで1日中会議でした。会議6連発。なんとからなんのかな…と思いますが、なんともなりません。精神的に消耗した1日でしたが、会議の後は、職場の仲間と、大津駅前のいつもの居酒屋「利やん」で忘年会をもつことができました(職員の皆さん5人、教員の皆さん、私も含めて4人、さらに職員のお子さん1人の全員で9名)。私は幹事であるにもかかわらず、1時間以上遅れて20時半過ぎからの参加となりました。しかし、参加された皆さんと鮟鱇を楽しみました‼︎ 千葉県の銚子に水揚げされた鮟鱇です。「東の鮟鱇、西の河豚」と言われるほど美味な魚です。非常に美味しかった!写真をご覧いただければわかるように、鮟鱇は「吊るし切り」と呼ばれる方法でさばかれます。そして、口の部分といいますか、歯の部分以外は全て食べられます。プリプリの身や皮、最高です!〆は雑炊でした。これまた最高でした。
▪︎写真は、お店のマスターにお願いして撮ってもらったものです。マスターにお願いをして、「吊るし切り」のときの写真を撮ってもらっておきました。歯のある口の骨以外は、すべてお鍋に使います。本当は、この「吊るし切り」の段階から見たかってのですが、残念です…。でも、業務優先ですので、仕方がありませんね。この日参加した皆さんからは、「次は、クエを食べよう!!」というリクエストがすでに出ています。親しい教職員の皆さんとの忘年会、気持ちが良いですね〜。豊かな気持ちになりました。