2013年度「脇田3年生ゼミ」の 皆さんへ(現2年生)

■2013年度「脇田3年生ゼミ」の 皆さんへ(現2年生)

■すでにご承知かもしれませんが、社会学科2年生の皆さんが4月からの所属するゼミが発表されました。社会学部教務課の前に掲示してあります。私の方で所属決定を確認した皆さんにメールを送りました(大学のメールアドレスです)。メールを受け取られた方は、私のゼミで間違いないか、まず掲示板で確認をしてください。よろしくお願いいたします。

■また、4月から始まるゼミに先立ち、皆さんとの「初・顔合わせ」をしたいと思います。急なことですが、1月28日(月)12時15分に2号館の110教室に来てください。時間は30分程度です。都合が悪い人は、wakita##soc.ryukoku.ac.jp までメールで連絡をしてください(このメールアドレスの「##」を抜いて、かわりに「@」を入れてください)。そのさい、メールには、必ず学籍番号と氏名を書くようにしてください。よろしくお願いいたします。

文部科学省のCOC構想

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■昨年の6月、文部科学省から2017年度までの大学改革の工程表「大学改革実行プラン」が発表されました。そのなかには、雇用創出など地域の課題解決に取り組む大学を財政支援する「センター・オブ・コミュニティー(COC)構想」の実現に13年度から着手することが盛りこまれています。ポイントは、以下の通りです。また、構想の概要は、上のような図にもまとめられています。

地域再生の核となる大学づくり(COC構想の推進)
・ 地域(社会・産業・行政)と大学との組織的な連携強化
(地域課題等の解決のための、地域の大学間連携、地域の枠を越えた大学間連携)
・ 大学の生涯学習機能の強化
・ 地域のイノベーション創出人材の育成
・ 地域の雇用創造、産業振興への貢献
・ 地域の課題解決への貢献
・ 多様な活動を支える教育・研究水準の保証

■私の勤務する社会学部で取り組んでいる「大津エンパワねっと」は、2007年から文部科学省の「現代GP」(現代的教育ニーズ取組支援プログラム)として採択された教育プログラムです。昨年の秋から5期生がこのプログラムに取り組んでいます。この「大津エンパワねっと」、この文部科学省の「COC構想」とかなり共振しあう部分があります。あくまで個人的には…ですが、この「COC構想」を視野に入れながら、今後のプログラムの運営(そして近い将来の学部の運営)、他の学部との連携等を考えていかなければ…と思っています。さてさて・・・なのです。文科省発を中心とした学外の情報、そして学内の情報も必要だな~。

大津エンパワねっと「地域エンパワねっとⅠ」5期生報告会

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■龍谷大学社会学部が4学科をあげて取り組む地域連携型教育プログラム「大津エンパワねっと」の「地域エンパワねっとⅠ」報告会が、1月20日(日)、大津市浜大津にある旧大津公会堂で開催されました。

■今回報告をおこなったエンパワ5期生は、昨年9月から、中央地区の9チーム・瀬田東学区の7チームに分かれ、地域の皆さんのアドバイスやご指導を受けながら、多様なテーマのもと学生の目線からそれぞれの地域課題や隠れた魅力の「発見」に取り組んできました。トップは、報告会が終了したあとに撮った集合写真です。学生でだけでなく、指導やこのカリキュラムの運営にあたっている教員・職員のみなさんも一緒に写っています。社会学部を全体で取り組んでいるという気持ちを、全員でより実感した瞬間です。

■報告会の前半は口頭発表。各チーム3分という短い時間で、自分たちの取り組みの概要について報告をしたあと、ポスターセッションに移りました。このポスターセッションで、学生たちは、地域の皆さんからグループごとの取り組みについて直接ご意見をいただきした。そして、いただいたご意見を大切にしながら、次の「地域エンパワねっとⅡ」において、自分達が「発見」した課題を「解決」するためのプロジェクトを地域に提案し、地域の皆さんと「一緒に」取り組んでいくことになります。すなわち、「解決」「共有」の段階へと進んでいきます。下の小さな写真は(クリックすると拡大します)、ポスターセッションのときの写真です。

■今回の報告会、過去の先輩たちの取り組みによる蓄積があるせいでしょうか、過去の報告会に比べてかなりレベルの高いものになったと思います。地域の多くの皆さまも、そのようにおっしゃっておられました。「地域エンパワねっとⅡ」では、さらに飛躍してほしいと思います。

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【追記】■当日は、中央学区、瀬田東学区の地域の皆様だけでなく、大津市役所都市計画部、都市再生課、滋賀県庁生涯学週課、大津の町家を考える会からもご参加いただきました。ありがとうございました。学内からは、学長室広報による取材をしていただきました。また、深草キャンパスにある政策学部の学生2人も参加してくれました。そのうちのお1人Yさんが、報告会終了後、感想を送ってくれました。特に、政策学部と社会学部の学びの違いについて大切な”気づき”があったようです。こういう学部を越えた交流、改めて大切だなと思いました。

お気に入りのショルダーバック

20130119bree.jpg ■今から数年前まで、革のショルダーバックを使っていました。「BREE」というドイツのメーカーの製品です。使いこんで、良い色具合になっていたのですが、カバンのなかにいろんな物を詰め込みすぎたせいでしょうか、重さに耐えかねてストラップが擦り切れて細くなってしまったりと、いろんな箇所が痛んできました。ということで、修理をしなくては…と思ってはいたのですが、修理に出すこともなく、そのまま自宅にずっと保管していたのでした。

■昨年の年末、このカバンをやっと修理に出しました。大津市の菱屋町商店街にあるレザークラフトのお店「かわせみ工房」さんです。店主の橋田さん、以前からいろいろお世話になっていますが、このカバンの修理も引き受けてくださいました。そして、今日、出来上がったカバンを引き取りにいきました。擦り切れていた部分も修理されていました。また、このお気に入りにカバンを毎日使うことができると思うと、嬉しくなりますね。ちなみに、これまで使っていたカバンにつけていてた、「ONE PIECDE」の「ルフィ」のキーホルダーもこちらのカバンに移しました(写真、向かって右側)。まあ、相棒みたいなものです。

第15回「北船路野菜市」

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■今日は、午前10時から、第15回「北船路野菜市」を開催しました。開催場所は、いつもの通り大津市にある丸屋町商店街にある大津百町館前です。一昨年の9月から、脇田ゼミで通っている農村・北船路の活性化と、中心市街地の活性化をつなぐために、この野菜市を始めました。今日で15回になりました。毎月1回のことではありますが、先輩から後輩へと事業を引き継ぎながら、よくここまで頑張って継続してこれたなと感心しています。ちなみに、今日、参加した学生のうち1名は、午後から就職活動があることもあり、リクルートスーツで参加していました。本当に頑張って取り組んでくれています。

■前回、第14回の野菜市のエントリーのときにも書きましたが、当初、どうやって動いていいのかわからなかった学生たちでしたが、指導農家Fさんの指導を受けながら、野菜を出品してくださる協力農家への聞き取り、仕入れ、出荷、販売、お客様のニーズの聞き取り、協力農家へ売上金をお渡しするとともにニーズを伝える…といった一連の作業ができるようになってきました。指導農家Fさんに感謝です。

■今日は、ここしばらくの降雪で、北船路の野菜収穫(特に、ミズナやミブナのような野菜)がうまくできなかったようで、前回に比べて協力農家の皆さんの出品の数量は少なめだったということもありますが、1時間ほどでほとんど売れてしまいました。今日は、いつもの野菜に加えて、農家の奥さんがつくられた、黒豆入りの手作り熟成味噌も販売しました。これも、すべて売り切れました。皆さまに、感謝です。

■午後からは、大津の飲食店(いつもの大津駅前の居酒屋「利やん」さん)と、京都の飲食店(「串かつ おばんざい とんとん」さんと、「みなす屋DELI」さん)にも、3名の学生が指導農家とともに野菜の配達をしてくれました。配達のあと、3名の学生たちは、協力農家に今日の売上金額を渡しに行きます。そして、今日は、昨年「北船路米づり研究会」で田植えをした水田に連れていってもらったようです。右の写真がそうです。写真は、指導農家が送ってくださいました。すっかり雪に覆われていますね!!

【追記】■この雪の棚田にいった学生たち、どうも雪合戦を始めたようです。私のこれまでの経験からいえることですが、普段、雪があまり積もらない地域の学生は、なにか自然発生的に雪合戦を始めます。もう、夢中になります。しかし、北陸や日本海側から進学しいた学生たちは、「こいつら、何をはしゃいでるんや」と冷ややかな感じになります。面白いですね~。

大津エンパワねっと・「報告会」の準備(2)

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■いよいよ、明後日、「大津エンパワねっと」5期生が履修している「地域エンパワねっとⅠ」の報告会が開催されます。開催要項等は、こちらをご覧ください。今日は、1限から全員が集まり(中央地区:9チーム、瀬田東学区:7チーム)、報告会の流れについて説明したあと、8号館113号室と6号館プレゼンテーション室に分かれて、口頭発表の練習や,ボスターセッションで掲示するポスターの作成に励みました。

■「大津エンパワねっと」では、「学生の伸びようとする力」と「地元地域の自ら活性化しようとする力」を融合し相互に高め合うことを目指しています。学生たちは、地域の皆さんの指導やアドバイスを受けながら、あるいは地域の皆さんと地域づくり活動をともにしながら、3年前期から始まる「地域エンパワねっとⅡ」の課題の「発見」に取り組んできました。今回の報告会では、これまでの取り組みの成果がうまく整理され、表現されていなければなりません。

■写真ですが、左側のチームは、なかなか活字(レタリング)にも凝っていますし、シャーロック・ホームズのシルエットを巧く使って表現しようとしています。右側のチームは、カラフルなポスターですね。写真ではわかりませんが、細かなのところでいろいろ工夫をしています。さて、この報告会の準備作業、明日の午後まで続きます。夕方からは、報告会の会場となる中心市街地・浜大津にある「旧大津公会堂」での会場設営の準備に入ります。報告会の様子は、またこのブログのエントリーでお伝えしようと思います。

卒業論文集の作成

20130117soturon2.jpg■私のゼミでは、毎年、卒業論文集を作成しています。ゼミ生全員で提出した卒業論文のA4サイズの原稿を、4枚ならべてA3サイズに縮小コピーしたものを持ち寄り、印刷して作成します。今日は、その作業の日でした。とりあえず、全員の卒業論文の印刷が終りました。あとは、これに表紙をつけて、大型のステープラーで閉じるだけです。その作業は、今日、来られなかったゼミ生たちにしてもらうことになっています。今日は、まだ授業実施日のはずなのに、欠席しているゼミ生がいます。「卒業論文を提出してゼミはもうない…」と勝手に思い込んで予定を入れてしまっている学生たちです。彼ら彼女らには、きちんと作業をやってもらいます!!

■ところで、今年のゼミ4年生は、全員で16名。縮小したものであっても、論文集は90ページになりました(全部で35部作成しました)。来月は、この論文集を使って、3・4年生全員が集まり、ゼミ全体で卒業論文発表会をおこないます。1人の発表時間は15分(発表12分、講評3分)。短い時間ですから、プレゼンテーション能力が問われることになります。自分が取り組んだ卒業論文の概要とその成果を、わかりやすく他のゼミの仲間や後輩である3年生に説明しなくてはいけません。それぞれのプレゼンテーションも、卒論の成績評価の一部になります。ですから、ナメてもらっては困るわけです。一方、3年生にとっては、これから取り組まねばならない卒業論文の、調査から提出に至るまでのプロセスをイメージするチャンスになります。特に私のゼミでは、フィールドワークにもとづく事例研究(ケーススタディ)により卒業論文を執筆してもらうことになっています。ですから、卒業論文を仕上げるまでには、長い時間が必要になります。いわば「脳味噌の持久力」が要求されるわけです。4年生をお手本に、3年生にも頑張ってもらいたいと思います。

■4年生たちは、毎年毎年、後輩である3年生に次のようにいいます。「もっと、早くから取り組んでおけばよかった…」。今年の4年生もきっとそう言うと思いますが、その言葉の重さをどこまで3年生が理解できるのか…少し心配なところがあります。

最近のトレーニング

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■昨年の11月23日に開催された「福知山マラソン」に出場し、30km目前で右フクラハギの肉離れでリタイアしました(詳細はこちら)。残念でした。コーチからは、完全に治癒するまでは走るな…と言われていました。というのも、十分に治療をしないと同じ箇所が繰り返し肉離れになってしまうからです。私は、人生で初めての肉離れなのでそのあたり経験はないのですが、そういう話しを聞かされると不安になりますよね。

■1ヶ月無理せず過ごしてクリスマスあたりから…と思っていましたが、 なにか走ると違和感があり、結局、練習の再開は、1月1日元旦からになってしまいました。その後は、様子を見ながら1月5日に走ることになりました。けっこう、良いタイムで走ることができました(写真・上左)。この写真は、iPhone5に入れたアプリ「Runmeter」に残された記録です。これは、このまま練習再開に弾みがつくかなと思っていましたが、翌週からは、怒濤のように新年会が続き、そのあとは喉と微熱の風邪をひいたりと練習が思い通りにすすみませんでした。そして、昨日1月15日、やっと今年3回目の練習を行うことができました。1月5日は5.05kmを平均5分47秒/kmで走りましたが、風邪から回復したばかりの今回は、6.13kmを6分11秒/kmとゆっくりめのペースになってしまいました(写真・上右)。

■これから体調の様子をみながら練習をしますが、問題は、レースが近づいてきていることです。来月は、2月3日に「大津市民駅伝競走大会」で第2区3.6kmを走り、2月24日には「びわ湖レイクサイドマラソン」で15kmを走ります。そして、3月10日は「京都マラソン」で42.195km(フルマラソン)の完走を目指すということになります。「京都マラソン」までは、今日からだとあと53日…。練習をきちんとこなしていかくなてはいけません。「駅伝」では、制限時間以内に次のランナーにタスキを渡すことができるのか(繰り上げ出走しなくてもすむように走る)。「びわ湖レイクサイドマラソン」では、目標の1時間20分を切ることができるのか。「京都マラソン」は、完走できるのか。この3つが目標になります。頑張ります。こうやってブログに書いて、自分を追い込みます。

【追記】■監督から連絡が入りました。龍谷大学全体から、教職員で3チームを組みます。職場から3チーム出場します。サブスリー(フルマラソンの記録が3時間を切る)の選手も含むアスリートチーム、中級レベルのチーム、そして私のような初心者が入ったチームです。しかし、監督は、龍大で上位1位、2位、3位を独占しようと目論んでられます。私の入っている初心者チームは、私が走るから絶対に無理です…。(2013年1月17日)

大石くんのプレゼント

20130114ohishi.jpg■千葉県で元気に働いているゼミ4期生の大石くんから(2009年春・卒業)、宅配便が届きました。昨年末、大石くんには、「お笑い芸人の東野幸治さん・岡村隆史さんのテレビ番組『旅猿2』最終回を録画してくれないか」と、ちょっと無理なお願いをしていました。というのも、東野さんと岡村さんのお2人が、龍谷大学瀬田キャンパスの国際文化学部の授業にサプライズ・ゲストとして登場したけれど、この番組、関東でしか放映されてない・・・ということがわかったからです。

■さて、大石くんにお願いをしたのは録画したDVDだったのですが、届いた荷物は、DVDにしてはなんだか大きくて重いのです。中を開けると、DVDに加えて、千葉の地酒、カワハギの干物、鯨の大和煮の缶詰、そして落花生といった千葉の名産品が入っていました。添えられたカードには、「『旅猿』のDVDと一緒に、ちばの名産品を送ります。お召し上がり下さい。東京に来る際にはまた一緒に飲みましょう」と書いてありました。近々東京に出張する予定があるので、大石くんと会うことにしたいと思います。楽しみです~♪

寒い日のチャイ

20130113chai.jpg ■寒い日には、甘いチャイがぴったりです。チャイとは、お鍋で甘く煮出したインド風のミルクティーのことです。豊かな香辛料の香りもします。この日のチャイには、シナモン、カルダモン、ジンジャー、クロープ、ブラックペッパー…といった香りが。砂糖も、種子島のサトウキビでつくった無精製のもの。あらかじめ、甘味がついているミルクティーです。知り合いの膳所の紅茶専門店をひさしぶりに訪問し、大変美味しくいただきました。

■ティー=紅茶は、インドがイギリス領だったころにイギリス人が中国から持ち込んだものなのだそうです。紅茶といえばインドを連想しますが、その紅茶も含めてお茶のルーツは中国なのです。実際、中国でも紅茶は生産されています。実際にいただいたことがありますが、そのままストレートで何倍も飲む感じの紅茶です。通常の紅茶よりも、あっさりしています。インドといいますか、イギリス式の紅茶だと、ミルクや砂糖を入れていただくわけで、それらとバランスが取れて美味しくいただけるように、渋みが強くなっているようです。

■何に関する本だったか忘れましたが(世界システム論の話しだったように記憶していますが…)、産業革命の時代、ジンを飲んだくれている労働者がもっときちんと働くように、資本家がジンのかわりに砂糖入りの紅茶を飲ませたという話しを読んだことがあります。カリブ海の地域では、アフリカから連れてきた奴隷を使ってサトウキビ畑や製糖工場で働かせて砂糖をつくらせ、紅茶は植民地のインドで生産する。なるほど…なのです。

■チャイをいただいたあと、家族のお土産の紅茶を3種類購入しました。いずれもティーバッグの紅茶ですが、普段飲んでいるスーパーマーケットで買うL社の紅茶とは違い、香りの良い美味しい紅茶です。

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