家庭電化製品の寿命
▪️少し前のことになりますが、30年近く使っている洗濯機の調子が悪くなリました。一応、全自動です(それ以前は二層式)。現在、電気店で販売されている電気洗濯機と比較すると、すごく素朴な構造なのかなと思います。聞くところによると、電気洗濯機の寿命は長くて10年なんだそうですね。ですから、30年というのは驚くような数字になります。丈夫ですね。ビンテージもの…かな。それと比較して、現在売られている電気洗濯機は機能的には優れているのかもしれませんが、電子化され複雑になっている分、同時に「ひ弱」さのようなものも感じます。
▪️電気洗濯機はなんとか回復しましたが、今度はテレビです。録画していたものが全て消えてしまい、新たな録画もできないようになりました。うちのテレビは三菱です。音楽番組をよく聞くので、音質の良いもの選んだのです。三菱のスピーカーはダイヤトーンというブランドでも知られています。それはともかく、三菱の関連会社の社員さんがお越しになり修理してくださいました。ハードディスクが壊れているとのことでした。というわけで、ハードディスクを丸ごと交換。修理とは言っても、壊れた箱状のハードディスクを取り外し、新しいハードディスクをはめ込む、そんな感じの修理です。ハードディスクの中を修理するのではなくて、交換なんですね。いまは、みんなこんな感じなのかもしれません。
▪️社員さんがいろいろ説明してくださいましたが、ハードディスクにいろんな番組を録画して溜め込んでいるとハードティスクに負荷がかかるのだそうです。我が家は「お宝番組」を残していました。「お宝番組」はどんどん増えていきます。これがよくなかったようです。社員さんがおっしゃるに、録画したら溜め込まずにすぐにDVDに焼くか、ちゃんと観て消去したほうが良いとのアドバイスをいただきました。ただし、三菱はテレビ製造から撤退したので、これからは部品もなくなるようです。なんと…。
▪️そもそも、テレビの寿命ってそんなに長くなく、うちのテレビは購入してから7年が経過しているので、そろそろ寿命が近づいているようです。修理代金もそれなりにしたので、新しいものに買い替えても良かったのかなとは思いますが、今回は修理してもらいました。今度、故障したら買い替えになりますね。世の中「修理しても費用が嵩みますから、新しいのに買い替えた方が良いですよ」という話ばかりです。家庭内にある電気で動くものは、だいたい10年前後で寿命が来るのでしょうか。そう考えると、うちの30年ものの洗濯機は素晴らしいと思います。頑張って洗濯をしてくれていることを、労ってあげたいです。