ダンゴムシはアオミドロが大好き!!

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▪️我が家の庭には、小さな池があります。この池では、ヒメダカを飼っています。そうしないとボウフラが湧いてしまいますから。そもそも、この池は、職場の同僚から頂いたクサガメ3匹を飼うために、庭師さんに頼んでわざわざ作ってもらったのですが、クサガメの運動能力を低く評価していたため、この池から簡単に「脱走」してしまうことがわかり、仕方なく、今はホームセンターで売っているコンテナを水槽がわりにしてクサガメ3匹を飼育しています。

▪️池でヒメダカを飼育していると、池の中には藻が発生してきます。アオミドロというようです。時々、このアオミドロを網で掬い上げています。何度も掬い上げていると、握り拳程度の量になります。先日、池の淵の石の上に、その握り拳程度のアオミドロを置いてみたのです。すると、「ダンゴムシの饗宴」が始まっていました。ダンゴムシは小さいわけですが、これだけ集まるとすごく勢いを感じました。こうやって分解してくれているのです。そうなんです、ダンゴムシは自然界では「分解者」の役割を引き受けてくれています。「有機物」が「無機物」になっていくために役立っていると思います。無機物は再び植物の栄養になるわけですから、生態系を下から支えているような存在なんですよね。

▪️しかし、どうしてこれだけのダンゴムシが集まってくるんでしょうね。どういう情報をキャッチして、「あっ、好物の餌があるぞ!!」と認識するのでしょうか。アリのように情報を伝達するのであればわかります。でも、違うんじゃないのかな。何を知覚して、これだけの数のダンゴムシが集まってくるのでしょうか。どなたか、教えてください。社会学者にはわかりません。

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【追記1】▪️追記は、6月11日です。3日経過して、池の淵の石の上に置いたアオミドロ、ほとんどなくなってしまいました。食べ尽くされたという感じです。
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【追記2】▪️ダンゴムシの正式名称はオカダンゴムシ。ムシって名前ですけど、エビやカニの仲間。それは知っていたのですが、実は、明治以降にヨーロッパから入ってきた外来種なのだそうです。これは知らなかった。今回調べていて知ることになりました。ダンゴムシについては、「エコ〜るど京大」の「【京大!バイオスクープ file18】ダンゴムシ」に詳しく、わかりやすく解説してあります。

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