「奇跡のチェロアンサンプル」

20211228magnificent_cello_ensemble.jpg■昨日は、大阪の「いずみホール」で開催された「奇跡のチェロアンサンブル2021」に出かけました。NHK交響楽団の首席チェロ奏者である辻本玲さんが一番年上で39歳。まだお若いわけですが、他の皆さんはもっとお若いのです。様々なコンクールで入賞されている若手名手がずらりと揃っておられますが、まだヨーロッパの大学で研鑽を積んでおられる方もおられます。

■今回は、1曲を除き、全て小林幸太郎さんが編曲した作品が演奏されました。小林さんの編曲は、通常の弦楽四重奏や室内弦楽合奏のように楽器ごとに音楽的役割が決まっているわけではなく、例えば、主旋律についても6人で順番に「回しながら」演奏を行うような編曲になっていました。ときには、チェロを手でパーカションのように手で叩くようなこともされていました。特に印象に強く残ったのは、超絶技巧を必要とするバイオリンの名曲、サン=サーンス「序奏とロンドカプリチオーソ」、そしてピアソラの「ブエノスアイレスの四季」でした。

奇跡のチェロアンサンブル

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