危機管理レベルが3になったことで集中講義は…

■勤務する龍谷大学社会学部では、来週から、琵琶湖博物館の学芸員の先生方に、「びわ湖・滋賀学」授業の集中講義で行っていただきます。集中講義5日のうち、最初の3日はオンライン授業、後半の2日は博物館の展示室での対面式授業…という予定だったのです。ところが、新型コロナ感染が深刻になり、大学の危機管理レベルも「2」から「3」になったことから、対面式授業はできなくなってしまいました。展示室の授業は、録画してオンラインで配信することになりました。今回の授業の売りは、博物館で学べる、展示室で授業を受けられるというとだったんですが…残念です。

■問題は、誰が対面式授業を録画するのか…ということです。結論から言うと…私です。素人の私に、どこまでできるのか。ということで、映像制作やメディアの専門家である社会学部コミュニティマネジメント学科の松浦哲郎先生にご相談。ご相談に当たっては…、①「通常のオンライン講義と同等と考え、映像作品としての質を求めない」、②「私のような素人でも無理なく撮影できる」、③「編集等にかける時間がないので、そのままGoogleドライブに動画をアップし、学生には、クラウド型教育支援システムmanabaに貼り付けたリンクを通して視聴できるようにする」、以上の3点を前提にアドバイスをいただきました。

■結論ですが。「私のiPhone10を、器具を使って三脚に固定して撮影する」ということになりました。とってもシンプルです。なるほど、iPhoneでも十分使えるんですね。撮影するときは、休館ですし、少し大きめに話していただくと、なんとかなりそうです。これであれば、自宅に帰って、昼間撮影した動画をすぐにGoogleドライブに格納して、そのリンクをクラウド型教育支援システムmanabaに貼り付けて配信すれば、履修している学生の皆さんに視聴してもらえるのではないかと思います。

■コロナ感染収まりそうにありません。個人的な意見ですが、このままいくと後期の授業にも影響が出てくるだろうなと思います。学外に出て地域の皆さんと一緒に活動をする地域連携型の授業、学生の皆さんは一生懸命準備をしているのですが、果たして実現するのだろうかと心配になってきます。

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