2020年、ありがとうございました。

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■トップの写真は、自宅のそばから昨日撮影したものです。琵琶湖大橋の向こうに、沖島が。そして、さらにその向こうに雪の伊吹山が見えます。昨日は、大変良く見えました。伊吹山が白く輝いていました。晩には雪が降り始め、大晦日の朝には、雪掻きをしなくてはいけませんでした。ひさしぶりの雪掻きでした。

■今年は、前半がコロナに対応したオンライン授業の準備に追われました。後半は、総合地球環境学研究所の研究プロジェクトの成果を、本にまとめるための編集作業に追われました。なんとか編集作業は終わり、年末、12月25日に『流域ガバナンス 地域の「しあわせ」と流域の「健全性」』(脇田健一・谷内茂雄編・奥田昇編、京都大学学術出版会)を刊行することができました。そのような1年で、背中・肩・首が凝り固まってしまい、頭にも緊張性の頭痛が発生するようになりました。まだ、元に戻っていません。もう大変な1年でした。幸いなことに、メニエール病の再発にまでには至っていません。その直前でなんとか抑えることができています。無理ができない年齢になってきました。

■以上の体調に関することが理由になるのかどうかはわかりませんが、私の書斎はずっと混沌としていました。なかなか整理する気力が湧いてきませんでした。今年の年末は、家の内部の大掃除と、庭の掃除も頑張って取り組み、最後に残ったのが書斎の掃除と整理でした。自分自身で納得はいっていませんが、まあ、とりあえず、一応は、なんとかなるかなという程度までには書斎を整理することができました。諸々の資料や書類、どんどん捨てちゃえばいいんですけどね。というか、定年まであと6年なので、少しずつ断捨離を始めないといけないのです。電動のシュレッダーが1台必要だなと思っています。それはともかく、今年は、なんというか…コロナと体調不良で辛い1年でした。

■コロナと言えば、部長をしている龍谷大学の吹奏楽部の活動に関してずっと心配しています。今年は、コロナのため吹奏楽コンクールが無くなってしまいました。コンクールのために音楽をしているわけではないけれど、それでもコンクールに向けて集中して練習することは、部員の皆さんにとって大切な経験になるはずです。実際、昨年に続いて、全国大会で金賞を受賞しようと意気込んでいたわけなのですから。コンクールが無くなったことはとても残念なことです。特に、多くの4回生にとってはこれが課外活動としては最後の年になるので、さぞや辛かったことでしょう。

■もっとも、コロナ禍の中でも、部の団結をどのようにして維持し高めていくのか、どのように工夫して練習を積み重ねていくのか、そのような部員の皆さんが共に取り組んできた経験は、きっとこれからの個々人の人生にとっても大切な意味を持ってくるのではないかと私は思っています。コンクールとは別に、様々な演奏会が企画ないしは予定されていましたが、もちろん、ほとんどがキャンセルになってしまいました。仕方ありません。通常であれば、年間80回ほどの演奏の場があるのですが、それらはほとんど無くなってしまいました。とはいえ、コロナ対策を万全にして、プログラムも工夫して、なんとかサマーコンサートのかわりの11月末のオータムコンサートと、12月25日の定期演奏会だけは開催することができました。

■来年は、コロナ、どうなるんでしょうね。とても今年度で収束するとは思えません。それでも、やるべきことはやらなければなりません。ただし、コロナ禍の中で、いろんな気づきがありました。そのことを大切にしたいと思います。皆さん、来年もよろしくお願いいたします。

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