草津市にコウノトリが飛来

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▪︎facebookでの話題です。滋賀県の草津市のfacebookページに、コウノトリのことが投稿されていました。記事を読んでみると、兵庫県豊岡市の野外繁殖によって巣立ちした雄と雌の姉弟鳥なのだそうです。コウノトリはかなり長距離を移動すると聞いていましたが、滋賀県にもやってきてくれました。「兵庫県コウノトリの郷公園」の公式サイトの「長距離移動」のページをみると、この草津市に飛来したコウノトリのこと記事になっていました。J0009とj0013という認識番号がついていました。この公式サイト記事からは、豊岡で繁殖したコウノトリが、香川県や和歌山県、そして山口県や島根県まで飛来していることがわかります。すごいな〜。以下は、草津市の広報課のfacebookの記事です。

草津市西渋川、「日本年金機構草津年金事務所」前の電柱に19日夕、コウノトリ2羽が飛来。多少移動しながらも同じ位置に約17時間止まり続け、20日午前9時52分ごろ、北へ飛び去るのが目撃されました。
現地は住宅の密集地です。多くの車が行き交う道路をはさんで、2本の電柱のてっぺんに1羽ずつが向かい合って止まった姿は、遠くからでもよく目立ち、野鳥愛好家や近所の人たちがカメラを片手にかけつけ、盛んにシャッターを切っていました。
2羽は足に付けた識別標から兵庫県豊岡市で野外繁殖によって巣立ちした雄(6歳)=写真左と、雌(7歳)の姉弟鳥とみられます。「兵庫県立コウノトリの郷公園」に連絡して個体番号(J0013、J0009)が確認されました。ふだんから豊岡市周辺で共に行動することが多かったようですが、9月末から今月3日にかけて2羽とも、姿が見えなくなっていたということです。
野鳥の生態に詳しい県立琵琶湖博物館の亀田佳代子総括学芸員は「コウノトリは、繁殖期以外は広く飛び回ります。車や人が多い場所でも高い所なら安心して止まっています。近づきすぎて驚かしたりしないよう静かに見守ってください」と話しています。(取材 広報課)

▪︎記事のなかに、亀田さんのお名前がありました。コメントをされています。私も琵琶湖博物館で学芸員をしていました。かつての同僚・後輩にあたる方です。ずいぶん長いあいだお会いしていませんが、懐かしいですね〜。

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