庭の世話と健康問題

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▪️ウイークデーは大学に行くので庭の世話をする余裕がありません。どうしても週末になります。

▪️今日は、春から伸び放題になっていたモミジとナナミノキの剪定を行いました。シュッと伸びている無数の枝を苦労して剪定しました。午前中から3時間ほどかけて頑張りました。最後は、脚立を出して作業をしていましたが、なんとなくヤバいなという予感がして(脚立から落ちる自分を想像して…)、少し中途半端ですが、作業をやめておきました。剪定した枝葉は、ビニール袋に入れてゴミとして出すことになります。ビニール袋にぎゅうぎゅうに詰め込んでも3袋。嵩張りますね。

▪️汗だくなので、シャワーを浴びて体重を測ると、学生時代の体重に戻っていました。65kg。細くなりました。血糖値を下げるために食事に注意してきたことが、結果として体重も落としていくことになりました。3月から9kg減りました。9kg減るとジーンズなどはブカブカです。新しく細いものを買いに行きました。最初はウエスト78.5cmぐらいかなと思っていましたが、76cmでピッタリでした。85cm以上あったメタボのお腹も今はぺったんこです。見た目、ヒョロヒョロのおじいさんになっていますかね。今はもう少し筋肉を増やしたいです。

▪️最初はどんどん体重が減りましたが、今はじわじわとしか減らなくなりました。ちょうど良い感じかと思います。医師からは「無理はしないでくださいね」と言われています。はい、無理はしません。甘いものも、少しだけ、食べることがあります。今日も近くのカフェでスイーツを少し。でも、ほんの少ししか食べられません。砂糖の甘さに強く反応してしまうようになりました。美味しいですが、甘さが強すぎるのです。おそらく塩味も同様かな。ラーメンはきっと塩味が強く感じるでしょうね。天下一品とかは、今は無理だろうと思います。食べたいとは思わないので、困ることはありませんけれど。

▪️写真は、庭に咲いている花です。ギボウシの花が咲きました(上段左)。茎が伸びてきたのですが、ヒョロヒョロして自立できません。ということで、サラサドウダンの枝に寄りかかっています。アカパンサスも咲きました。これもヒョロヒョロで自立できません。ということで、細い針金の支柱で支えています(上段右)。どうしたら、もう少ししっかりと自立できるようになるのでしょうね。肥料かな…。白いのはヒューケラの花です。地味ですけど、頑張って咲いてくれています(下段左)。最後は花ではありません。山椒の葉にみつけたアゲハ蝶の幼虫です。緑色の終齢に至るまでには、まだまだ時間がかかると思いますが、山椒の葉は全て幼虫に食べてもらうことにしました。さて、孵化できるかな(下段右)。

金曜日の2限は、「地域エンパワねっと・大津中央」(「社会共生実習」)

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▪️金曜日の2限は、「社会共生実習」の「地域エンパワねっと・大津中央」です。先週の金曜日は学生の皆さんが活動する中央学区で自治連合会顧問をされているさん安孫子邦夫さんに、zoomでご講義をいただきました。安孫子さん、ありがとうございました。場所は、瀬田キャンパス6号館にある「社会共生実習支援室」です。支援室の職員さんに、zoomや機器の設定をお願いしました。職員さんの机にあるデスクトップパソコンでzoomを立ち上げて、安孫子さんは自宅のパソコンからご参加くださいました。学生さんたちのと方には、ノート型パソコンと、タブレットが置かれています。そこに、立派なスピーカーとマイクが一体になった機器を取り付けて…なんだか難しいです。タブレットの画像をプロジェクターに繋いで投影しています。

▪️この日の講義、前半では、自治会、学区、中央学区自治連合会の仕組み等について後半では、中央学区の諸課題についてご説明くださいました。中央学区は江戸時代から続く歴史をもつ自治会が存在している一方で、マンションが続々と建設されてきました。続々と新住民の方たちが転入されてきています。その多くは、子どものおられる若いご家族になります。安孫子さんが、以下のようなことをお話しになりました。

・中央学区は、転入者の激増で多子・多高齢者の地域になっている。
・そのため、新旧住民の共通の言葉が減ってきている。
・学区としては、子ども・高齢者を大切にする伝統が危うくなっている。
・ただ、街角に子どもの姿、高齢者の姿が見えない。
・子どもは習い事や学習塾で忙しい。高齢者は引きこもり。テレビに守りをしてもらっている。
・高齢化が進み、役員の成り手がいなくなっている。
・自治連合会の子ども向けのイベント等に参加はしても、保護者が手伝ってはくださらない。

▪️安孫子さんのお話の中で強く印象に残ったことは、「旧住民自身が、これまで自治会(自治会活動)を再定義していく必要がある」ということでした。これまでの自治会を自明のこととはせずに、転入されてきた方達とのコミュニケーションを大切にしていくということでもあります。新旧住民といったとき、マンションに転居されてきたお子さんのいる家庭=新住民の皆さんは相対的に年齢が若く、旧住民は逆に相対的に年齢が高いということにもなります。新旧住民間のコミュニケーションの問題は、世代間のコミュニケーションの問題でもあるということになります。

▪️下段左の写真。安孫子さんに質問をしているところです。学生の皆さんは、これから地域の様々な活動に参加させていただきながら、自分たちの問題関心を焦点化させていくことになります。日曜日(25日)は、子ども会育成連絡協議会の皆さんが運営されている「キッズクラブ」の活動に、学生の皆さんたちは参加させていだたきました。

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【追記】■社会共生実習支援室の職員さんが、CMSの記事をアップしてくださいました。先週、中央学区自治連合会顧問の安孫子邦夫さんにzoomで講義をしていただいた時の様子をリポートしてくださっています。ありがとうございます。

実習フィールドの滋賀県大津市中央地区を知る【社会共生実習】

Webマガジン「羽音に聴く」72号

■知人である写真家・芥川仁さんのWebマガジン「羽音に聴く」72号です。

「阪急モダン図鑑」(逸翁美術館・大阪府池田市)

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■先週の土曜日、1回生の「社会学入門演習」の現地実習を終えた後、京都に直行しました。私はfacebookで鉄道愛好家の方達のグループに入れていただいていますが、そのグループの重鎮ともいうべきBさんがお住まいの神奈川県から関西にお越しになり、「夕食を一緒に取りませんか」とのお誘いを受けていたからです。Bさんはこの日、大阪の池田市にある逸翁美術館で開催されていた展覧会「阪急モダン図鑑」を観覧してこられたのでした。お話を伺うと大変興味深そうな展覧会でした。しかも、その翌日が最終日というとで、阪急の創始者である小林一三さんのこと、そして阪急電車のことを勉強しに、池田(大阪府池田市)まで行くことにしました。テニスの松岡修造さんの曽祖父が小林一三さんなんですね。知りませんでした。

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■館内には、阪急、宝塚歌劇、遊園地や行楽地、そして阪急沿線の住宅開発に関する多数の貴重グラフィックが展示されていました。阪急を中心とした関西の近代化を概観するときに、いずれも貴重なものです。もちろん、それらは撮影厳禁。唯一、撮影が許されていたのは模型でした。左は、阪急西宮北口の線路の模型です。大変マニアックな模型です。私がまだ学生で、母校である関西学院大学に通学していた頃は、今津線と神戸線とは直行していました。「ダイヤモンドクロス」です。懐かしいですね。右は、阪急三宮です。阪神淡路大震災でこの建物は壊れてしまいました。もう現存していません。ビルに開いたアーチ型の出入り口から電車が出入りしていた頃のことを記憶しています。

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■この展覧会の図録は発売されていませんでしたが、このようなリーフレットが売られていました。『レール&ステージ 小林一蔵の贈り物』。最初のページにはこう書かれていました。

線路(レール)でつなぐ家と街
電車で出かける百貨店・劇場・映画館…
より良い暮らし、新たな楽しみが広がる舞台(ステージ)へ
私たちの生活には
小林一蔵の贈り物があふれている

■リーフレットでは、小林一三の年代別(年代別 1872-1910、1910-1930、1930-1945、1945-1957)と事業別(阪急電鉄、宝塚歌劇、阪急百貨店、東宝)に整理され大変わかりやすい構成になっていました。私の出身大学・関西学院大学も、小林一三と深い関係にあります。学校法人関西学院による「関西学院事典」では、次のように説明されています。

1918年の大学令発布後、大学設置を目指した関西学院は財政的理由からそれを果たすことができなかったが、高等商業学部教授菊池七郎が実業家河鰭節の助言を受け、関西学院は神戸の都市化によって教育環境が悪化した原田の森を離れ、上ケ原に移転することとなった。
その際、原田の森キャンパスの売却と上ケ原校地の購入に貢献したのが小林であった。
1928年、土地売買契約が結ばれた。
その条件は、原田の森キャンパス(2万6,700坪)・建物の譲渡金320万円、上ケ原校地(7万坪)購入費55万円であった。
その貢献を讃えるため29年の創立40周年記念式典において、関西学院は小林に英文・和文の感謝状とカナダの著名な画家J.W.L.フォスターが描く肖像画(阪急学園池田文庫所蔵)を送った。
阪急沿線への学校誘致は関西学院だけでなく、1933年には神戸女学院が誘致された。

■この日は、逸翁美術館のあと、小林一三記念館を訪れましたが、建物な入ったところに、この解説にある肖像画が飾られていました。ところで、小林一三が作り上げてきたビジネスモデルは、日本の社会に大きな影響を与えてきたと思うのですが、人口減少、都心回帰…といった現在の社会の大きなトレンドの中で、もし小林一三が生きていたら、どういうことを考えるでしょうね。ふと、そのようなことを思いました。

父の日

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■今週の日曜日は父の日でした。ということで、その前日、娘夫婦からプレゼントが届きました。リクエストを求められて、私からウィスキーとお願いしたところ、「バランタイン17年」が届きました。ありがとう。チビチビと大切にいただきます。日常的には、安物のウィスキーをハイボールにして薄めて呑んでいますが、このバランタインは、大切にストレートでチビチビといただきます。

■息子からも、父の日のプレゼントが届きました。日曜日は外出していたので、荷物を月曜日の朝に受け取りました。これは、「越後薬草 THE HERBALIST YASO NON ALCOHOLIC GIN ザ ハーバリスト ヤソ ノンアルコール ジン 朝霧に佇む魚沼杉」です。アルコールが0%というのは、「健康に気をつけてね」というメタメッセージなのかも。ありがとう。こういう、日本のクラフトジンのようです。風呂上がりに楽しむことにします。

新潟の魚沼で収穫した杉の葉をメインボタニカルとして、低温で蒸留できる減圧蒸留器を使用し、香料は一切使用せず植物本来の香りを抽出して仕上げています。

イメージしたのは“山深く朝霧に包まれ、大きく育った魚沼杉”。
朝霧に包まれた新潟の山で森林浴をしているかのような自然な香りのノンアルジンに閉じ込めました。

■姉と弟で相談をしたわけではないでしょうが、ウイスキーとジンです。父親のことをよく考えてくれていると思います。

杇木の中の風景

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■先週の土曜日、1回生の演習である「社会学入門演習」の現地実習で高島市朽木を訪問しました。こちらは、1組です。朽木の市場にある「丸八百貨店」で昼食をとった後、上針畑に向かいました。市場を出発して、細い道を通って、地子原、雲洞谷、能家を抜け、上針畑まで行きました。その途中、不思議な風景を見ました。

■記憶が曖昧ですが、雪だったと思いますが、雪で道端の木が倒れてきたために電柱の電線が断線してしまったことから、道沿いの木を切って落葉広葉樹を新しく植林した…そのような説明だったと思います。間違っていたらごめんなさい。鹿の食害を防ぐため、プラスチックの筒で覆っています。ムーミンに登場するニョロニョロが出現したかのようです。

■しばらく進むと、今度はピンクのニョロニョロのような…。これはジキタリスという園芸品種が野生化してどんどん増えてしまっている場所です。朽木のあちこちで、このような風景を見かけました。ジキタリス、一般家庭の庭ではしばしば栽培されるのですが、どんどん増えてしまっています。全国的にこのジキタリスの野生化が問題になっているようです。ジキタリスには毒があり、鹿が忌避するのだそうです。結果として、こんなふうに爆発的に増えてしまっているのだそうです。

「社会学入門演習」(10組)現地実習の振り返り

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■火曜日の2限は「社会学入門演習」(10組)です。10組は、6月10日に高島市の今津町椋川と朽木上針畑で、移住者の皆様からお話を伺わせていただきました。昨日は、スマホのボイスレコーダーに録音させていただいたお話を、LINEグループでシェアして、それぞれでお話の内容を整理しています。LINEはデータが消えていくので、後でGoogleドライブで共有します。まだ1回生で、使い方に慣れていないようなので、とりあえずLINEグループで共有です。

■スマホひとつでいろんなことができるようになりました。また、スマホだけでも、AIのアプリで正確にとはいかないけれど、それなりに文字起こしできるように時代になってきています。その昔、テープお越しといっていた時代は遠い昔のことになりました。テープお越し、あれはあれで、深く分析的に聞くことができたのですが、AIで文字化される時代で、そのあたりはどうなるのかな。時代についていけないおじいさんの独り言ですが…。

■普段は元気の良い皆さんですが、今は黙々と作業に没頭されています。単なる体験記や感想ではなく、自分ならではの観点からお話を分析して、報告書をしっかり書けるように頑張って欲しいと思います。

「社会学入門演習」の現地実習(1組)

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▪️6月10日(土)に引き続き、先週の土曜日、6月17日も、高島市の今津町の椋川と朽木の上針畑を訪問し、移住者の方達からお話を伺いました。先週は10組、今日は1組です。先週と今週、学生さんたちは別のクラスになりますが、お話しいただく移住者の皆さんは、同じ方達なのです。2度お話いただかねばなりませんでした。ごめんどをおかけしたかもしれません。でも、どちらの皆さんもとても暖かく学生さんたちを迎えてくださいました。本当に、ありがとうございました。

■トップの写真は、高島市今津町椋川の「おっきん椋川交流館」で、20年ほど前に移住されてきた是永宙さんにお話を伺っているところです。ここは、明治12年に建てられた茅葺屋根の農家を改修して交流の拠点です。以下は、高島市役所ホームページあった、こちらの施設の説明を転載したものです

地域の活性化を推進するため、今津町椋川(むくがわ)に現存する木造草葺平屋建の農家住宅が都市住民との交流の拠点施設として整備されました。明治12年に建築され、約140年もの間椋川を見守ってきた建物です。2008年、高島市に寄贈され改修・整備され、2009年春、都市農村交流拠点施設としてうまれかわりました。囲炉裏やオクドも再現され、アキニワではわら細工などの体験をすることもできます。「おっきん」は「ありがとう」という意味合いで日頃から地元で使っている言葉です。

■このような施設が存在するのは、20年近くにもわたって続けられてきた収穫祭のイベント「おっきん!椋川」とも関係しているように思います。以下は、「おっきん!椋川」のYouTube動画です。是永さんも登場されます。

20230620nyumonensyu3.jpg■昼食は、杇木の市場という中心地にある「丸八食堂」でいただきました。先日投稿した「『社会学入門演習』の現地実習(1組)」にも書きましたが、今回も、藤原穂波さんご夫妻にお世話になりました。藤原穂波さんも、今回の訪問地とは別のところ、もう少し杇木の奥の集落にお住まいで、やはり移住者です。指定管理者としてこの「丸八百貨店」の運営にあたっておられます。本当は、藤原さんにもゆっくりお話を伺えればよかったのですが、今回の「社会学入門演習」の現地実習では昼食だけお世話になりました。ありがとうございます。

■「丸八百貨店」についても少し説明を。もともとは、1933年(昭和8年)に、個人商店として建てられた建物のようです。西洋建築への憧れがあったのでしょう。その後、複数の商店や事務所がテナントとして入り利用していたようですが、平成の時代の最初の頃に閉鎖されたとのことです。wikipediaにる解説ですが、その後のことは以下のとおりです。睦美会の喫茶コーナーの後、この建物は改修されて、現在は藤原さんご夫婦が運営されているということなのかなと思います。この後は、とても細い道を、杇木上梁畑に向かってバスで移動しました。

1994年(平成6年)には鯖街道まちづくり委員会が丸八百貨店の活用計画を示し、1995年(平成7年)には朽木村役場が土地と建物を取得した。朽木村役場は建物の改修工事を行い、1階には村営書店と無料休憩所、2階には喫茶店とパブ、3階には会議スペースが設置された。1997年(平成9年)6月12日には国の登録有形文化財に登録された。滋賀県で3番目の登録有形文化財である。2002年(平成14年)には鯖街道まちづくり委員会が撤退したが、2004年(平成16年)からは地元女性グループである睦美会によって喫茶コーナーが運営されており、年配者を中心とする地元住民の憩いの場となっている。

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■6月10日に上針畑を訪問した10組は、上針畑の中の生杉(おいすぎ)という場所を散策しました。今回は、小入谷(おにゅうだに)を散策しました。小入谷には、ゲストハウスが2軒あります。2つとも移住者の方が経営されています。ひとつは「はるやゲストハウス」、もうひとつは「くつき渓流のお宿 古民家COCCO小入谷」です。

■上の方の2枚の写真は、「はるやゲストハウス」で撮ったものです。じつは、本心では、このゲストハウスでぼーっとしていたかったのです。もちろん、引率を続けましけど。風が吹くと、木にぶら下げられたいくつものウインドチャイムの音がして、独特の雰囲気に包まれます。我が家にもウインドチャイムが欲しくなりました。経営されている藤原治文さんは「風が強いとうるさいですよ」とおっしゃっていましたが、それでも欲しいなと思いました。

■もうひとつのゲストハウス「くつき渓流のお宿 古民家COCCO小入谷」、こちらは、古民家をほぼそのまま活用されています。空いていたお宅をお借りして経営されているのだそうです。移住されてきた経営者の廣清乙葉(ひろせいくによ)さんは龍谷大学出身。狩猟の免許をお持ちです。自伐林業にもチャレンジされています。詳しくは、「たかしまを彩る人 color.08 くつき源流のお宿 古民家cocco小入谷 廣清乙葉さん」という記事をお読みください。

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20230620nyumonensyu9.jpg■散策を終えた後は、「針畑ルネッサンスセンター」に移動して、お話を伺いました。ここは鯖のへしこや鯖のなれずしなど、この地域の特産品の加工を行っています。特産品は、この施設の横にある山村都市交流館「源流の駅 山帰来」(さんきらい)で販売されているようです。上の写真は、「針畑ルネッサンスセンター」でパワーポイントを拝見しながらお話を伺っているところです。大変濃い内容でした。学生さんたちが報告書の原稿を書き上げた頃に、改めてお話の内容をご紹介できたらなあと思います。

■上の写真の中央の右、女性が廣清乙葉さん、その左側の男性が勅使川原学さんです。勅使川さんは、京都の在宅の終末医療に取り組まれているクリニックにお勤めの医師です。週に3日クリニックで働かれて、あとの4日は移住された上針畑で様々な作業をしながら暮らしておられます。いま、お住まいのお宅の屋根のトタンを張り替えておられました。勅使川原さんが上針畑に移住されたのは、藤原さんが経営される「はるやゲストハウス」に宿泊された時がひとつのきっかけだったようです。もともと、自然の豊な場所に移住したいとのお考えはお持ちのようでしたが、「はるやゲストハウス」に宿泊して、この地域の持つ「豊さ」に気付き、移住を決心されたようです。

■最後の写真は、私たちが移動するためにお願いをしたバスです。今回の現地実習は、このバスのチャーターや移住者の皆様へのお願いや交渉も含めて、すべて特定非営利活動法人「コミュニティねっとわーく高島」の坂下靖子さんにお引き受けいただきました。大変お忙しくされていることは承知の上で、今回のコーディネートをお願いしたところ、快くお引き受けくださいました。また、全ての行程にご同行くださいました。あらためて、心よりお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。

学長法話2023年6月20日 入澤崇学長(瀬田学舎樹心館)


▪️朝、自宅からオンラインで勤行に参加し、入澤学長の法話を聴聞いたしました。ライブ配信なので、画像だけになります。

6月の庭(2)

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20230614mygarden3.jpg■先日投稿した「6月の庭(1)」の続きです。また庭の話か…って声が聞こえてきます。幻聴ではないような気がします。すみません。でも、庭の世話は楽しいんです。

■月曜日、朝まで降っていた雨が止んだので、庭に出て世話をしました。この前、頑張って掃除をした(掻い堀りをした)池も落ち着いてきたので、そろそろメダカに泳いでもらおうかなと思い、日曜日にはホテイアオイを浮かべてみました。最初はヒメダカの予定でしたが、結局、入手できたのは普通のメダカでした。メダカの役割は、蚊のボウフラを食べてもらうことですから、種類は問わないのです。今は、20匹ほど機嫌よく泳いでいます。

■ブルーベリーの実が大きく成長してきました。熟してきたら、朝食のヨーグルトと一緒にいただく予定です。2種類のオダマキを鉢に植えていますが、今日は種を収穫してみました。オダマキはこぼれ種で増えていくそうで、2種類のオダマキ、交雑してしまったかもしれませんね。まあ、それはともかく、種を収穫したので、来年は発芽させてみようかなと思います。庭の世話をしていると、いろいろやらねばならない事がみつかります。それが、ガーデニングの楽しさでもあります。

■庭のあちこちに咲いていたホコバスミレを古いプランターに集めて花を咲かせています。今は花の季節ではありませんが、青々とした葉を広げています。正確には「広げていました」です。というのも、月曜日の朝、そのプランターに丸々と太ったツマグロヒョウモンの幼虫を発見しましたからです。ホコバスミレの葉もかなり食べられてしまっていました。このツマグロヒョウモンはスミレが大好きなんです。名前からわかるように蝶になったら羽はヒョウ柄です。ヒョウ柄というと大阪の…を連想しますが、そんなに派手派手しくなく、なかなかシック(chic)な感じです。それに対して、幼虫は写真のような感じですね。「わかっとるやろ、わいに触ると痛い目にあうで‼︎」と脅しているかのようです。しかし、見た目とは違い毒はありません。で、どうしたかというと、駆除はせずに、このままこのプランターで育ててみることにしました。うまく蛹になってくれるかな。
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20230614mygarden6.jpg■庭のホタルブクロ、満開です。満開っていうのかな。とにかく、鈴生り状態です。たくさんの昆虫が集まってきます。ええと、ホタルではありませんけどね。鈴生りのホタルブクロ、もう一箇所あります。考えながら草を抜いてきましたが、想像していたような感じになりました。庭の角のアジサイも開花。あまり花が咲いていません。昨年の剪定の仕方がまずかったのかもしれません。残念。アジサイの手前は、アカンサスです。花を咲かせ始めましたが、今年は少し背丈が低いです。駐車場の隅にあるナンテン。花を咲かせました。おそらく、今年の年末にも赤い実をしっかり実らせてくれると思います。

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20230614gardening.png 【追記】■いろんな種類の植物が元気よく育っています。庭の世話は大変だという話をよく聞きます。でも、愛情を注げば庭の植物はそれに応えてくれます。人生を豊かに幸せにしてくれます。ガーデニングを楽しみましょう。

■イギリスで評判になった本です。世界的ガーデン・デザイナーを夫に持つ精神科医がガーデニングにめざめ、自然と庭と人間の精神のつながりに気づいていくというストーリーなんですが、書名である『庭仕事の真髄 老い・病・トラウマ・孤独を癒す庭』のサブタイトルからもそのことがよくわかります。ガーデニングに関心のある皆様、どうぞお読みください。

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