江州音頭の練習

20120726-2.jpg ■毎年8月の初め、大津市では、琵琶湖湖畔の広場で「びわ湖大津夏まつり」が開催されます。この「びわ湖大津夏まつり」のなかでは、プログラムのひとつとして、大津市の各種団体の連(グループ)が参加する「江州音頭総おどり」(コンテスト)が行われています。龍谷大学社会学部「大津エンパワねっと」でお世話になっている中央学区自治連合会の皆さんは、地元自治会ということから、この「江州音頭総おどり」に連を組んで毎年参加されています。昨晩は、その中央学区自治連合会の連の練習日でした。自治連の方から、「大津エンパワねっとの学生や先生たちも参加してほしい」との要請があり、参加することにしたのです。もっとも、学生の参加はゼロ。「おじさん1人」(私)の参加になってしまいました。

■この「江州音頭」、単純な所作の踊りのように見えて、皆でそろって美しく踊ることはなかなか難しい。個人的な感想かもしれませんが、体重の移動を滑らかにし、手の伸びがまっすぐそろっていなければ、連としての統一感はなかなか生まれません。冷房の効いた部屋ではありましたが、1時間半ほどの練習で、普段、お世話になっている中央学区自治連の皆さんと一緒に汗を流しました。「大津エンパワねっと」の活動そのものではありませんが、こういった普段のお付き合いが大切なのだと思います。もっとも、私自身、ちょっと気合いが入っています。本番の8月3日、浴衣や帯は自治連からお借りしますが、草履は自分のものを用意しています。マイ草履で参加です(というのも、私の大足にあうサイズがなかったものですから…)。
「びわ湖大津夏まつり2012」

「かかし祭」企画会議

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201207263.jpg■本日、前期最後の4年生ゼミは、9月2日に開催する「北船路米づくり研究会」主催の「かかし祭」の企画会議になりました。研究会の活動の中心となり頑張っている4年ゼミ生が、「新米」の3年ゼミ生にも呼びかけての開催になりました(授業がない学生しか参加できませんでしたが…)。指導農家(研究会顧問)と連絡をとりながら企画案をまとめ、その案をもとに学生たちは話し合いをはじめしまた。学生たちが自主的・主体的に動いているので、教師の出番はあまりありません。今日は、いつもと違って、お茶菓子なども用意されて、なかなかリラックスした良い雰囲気でした。

■「北船路米づくり研究会」はゼミ活動の一環として行っている農村活性化の取り組みです。月1回(第三土曜日)、「農村」(=北船路)と「街」(=中心市街地)とを農産物で結ぶ「北船路野菜市」を開催していますが、今回の「かかし祭」では、普段、北船路の農産物を購入していただいている街の皆さんに、琵琶湖を一望する北船路の棚田の風景を楽しみ、購入いただいている農産物が生育している現場を見学していただきながら、農家と交流していただく予定になっています。詳しい内容が決まりましたら、このホームページでいずれご紹介したいと思います。

社会調査実習「大津祭の現在」

20120726.jpg ■大津祭は、湖国三大祭のひとつで、滋賀県無形民俗文化財に指定されています。京都祇園祭の風情を色濃く継承した祭礼であり、現在13基ある曳山はいずれも江戸時代に制作されたものといわれています。各曳山にはからくり人形が乗っているのが特徴です。

■私が担当している社会調査実習(テーマ「大津祭の現在」)では、夏期休暇中に、この「大津祭」の関係者にインタビュー調査を行う予定になっています。地域社会の基本構造が大きく変動するなかで、「大津祭」の関係者の皆さんが、江戸時代から続く伝統を継承していくために、どのような課題に直面し、それをどのように乗り越えようとされているのか、「組織・運営」、「財政」、「担い手」の3つの側面からお話しを伺います。

■今日は社会調査実習の前期最後の授業でした(明日から試験期間)。写真は、履修している学生たちが、過去2年間の社会調査実習で先輩たちが蓄積してきた質問項目リストの修正作業をしているところです(いわゆる「半構造化されたインタピュー」を行います)。昭和40年代に行われた滋賀民俗学会による調査報告書なども読み込みながら、頑張って修正作業に取り組みました。

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