「さくらバーガー」と「プライベート美術館」
■忙しくなったり、怪我を少ししたりで、また間が空いてしまった。ラン…。ということで、今日は走りました。本当にもう…なさけないよ、自分。
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■自宅の最寄り駅からスタート。最近は、いつも駅を起点にしています。自宅は奈良西部の丘陵地帯にあるので、南にいくとどんどん下っていきます。下ったあとも、ひたすら南下。有名な唐招提寺や薬師寺の横を走ります。このあたり、とっても気持ちの良い風景なのです。いつもはここで引き返すのですが、今日は、さらに佐保川沿いを大和郡山市の方面に走りました。大和郡山市に入ってすぐ、九条公園で東に進路を変えます。そのままひたすらまっすぐ東へ走りました。このあたりは、もともと農村地域です。古い集落と、新しい住宅地がまだらになった風景をながめながらひたすら東に走ります。
■8kmちょっとのところで、突然iPhone5の電源が落ちました。最近、こういうことがよくあるのです。まだまだたっぷり余裕があったはずなのですが、クラッシュです。当然のことながら、ランの記録をrunmeterというアプリで取っていたのですが、それも途中で終わってしまいました。上の地図は、帰宅してから「キョリ測」というサイトで再度距離を計算しなおしたときのものです。
■さてさて、ランはまだまだ続きます。 辰市、東九条、古市のT字の交差点まで東に進み(といっても、奈良を知らない方はなんのことやら…ですね)、そのあとは北に進路を変えました。奈良公園に向かいます。南紀寺、東紀寺、高畑。奈良公園にはいって、最後は若草山のよくみえる奈良県新公会堂まで走りました。合計14kmを約80分、5:45/km程度かな。穏やかな天気でよかったです。
■走ったご褒美…というわけでもないのですが、遅めの昼食は、いつもの「さくらバーガー」にしました。「さくらバーガー」のお店は、東向北町にあります。近鉄奈良駅を降りて地上に出て南にいくと東向商店街。道路を渡って北側にいくと、東向北町になります。このあたりも含めて、最近の奈良の街には、新しい個性的なお店が増えてきているように思います。商店の新陳代謝が高まり、活気が生まれているという感じでしょうか。奈良の商業といえば、よく言われてきたのが「大仏商法」です。これは、「奈良の大仏に参詣する客が立ち寄るのを待つだけで、進んで客を集める努力をしない奈良商人の消極性」(こちらより引用)のことです。私が奈良に暮らし始めたのは30年近く前のことになりますが、そのころは、本当に奈良の中心市街地は、休日でもあまり人が歩いていませんでした。しかし、少しずつではありますが、奈良に活気が戻りつつあるようにも思います。きちんと確認したわけではありませんが、若い人が、商売を始めるというパターンが以前と比べて増えているのではないでしょうか。奈良には派手さはありません。どちらかといえば、奈良の魅力は燻銀のような魅力です。ちょっと田舎臭いがゆえの魅力でもあります。奈良の時間の流れもゆったりしています。まだまだ奈良には潜在的な魅力があるように思います。そのような奈良の魅力を再評価しつつ、少しずつ奈良の街が変化していけばよいなと思います。
■さてさて、ランのあとは汗で身体が冷えてしまいます。背負ったトレイルラン用のリュックにタオルを入れていたので、それで簡単に汗をふいて、「さくらバーガー」に突入しました(本当は、銭湯にいきたかったのですが…まだ、やっていない)。「さくらバーガー」さんは、私が奈良で一押しの美味しいハンバーガー店です。サイトには、こんな説明が。
パテは歯ごたえ・食べ応えをしっかり残すために、包丁でミンチし手捏ね。溶岩を敷き詰めたグリルで香ばしく焼いています。自家製ベーコンは力強いバーガーに合わせ濃い目の塩味で、「さくらのチップ」で少し強めに燻製。薫りと食べ応えを楽しんでいただけるよう、ざくっと厚切りにして焼き上げています。そして、フレッシュなレタスやトマト、ほど良い酸味のピクルス。それらを「風いろ小麦」さんの協力で作り上げたバンズで挟んでいます。(初代バンズ「ボーノ」さんとは異なる個性がお楽しみいただけます。)味付けは、塩・こしょう・オリジナルのタルタルソース。卓上のケチャップやマスタードでお好みの味に仕上げ「カブッ!」とかぶりついてください。
■ばっちり燻製された自家製ベーコンをはさんだハンバーガー、今日は「チーズバーガー」にしました。そして、マスターの山戸旬人さんとのおしゃべりを楽しみました。今日、山戸さんから教えていただいたのは、奈良県障害者芸術祭「プライベート美術館」のことでした。奈良県障害者芸術祭「HAPPY SPOT NARA」の企画のひとつのようです。じつに素敵な企画なのです。公募により集まったな県内の障害のある人の作品約150点を、まちのなかで楽しむプロジェクトです。まちなかの店舗によびかけ、オーナーが自分の感じるままに作品を選び、お店に展示することになっています。
■「さくらバーガー」さんの店内にも、3点の作品が展示されていました。お店にはいってすぐに、すごく力強いラインが印象的な、カラフルに何かの動物を描いた作品が展示されていました。最初は、「おお、エエ感じや~」と思って、マスターの山戸さんにうかがったところ、それが「プライベート美術館」の作品だったのです。昨年の10月、作品と店舗の「お見合い」があり、山戸さんもご自身が「これがいい!!」というものを3点選ばれたのですが、作品の下には、作品名と選んだマスターの説明が書かれた小さなプレートも貼り付けてありました。障害者のアートを媒介に、お店とお客のコミュニケーションを通して「物語」が生まれるのでしょうね。
■ところで、マスターの山戸さんも走っていることが判明。であれば、「さくらバーガー」を基地にランニングクラブをつくってほしいな~。終わったら、走ったカロリーだけ、超美味しいハンバーガーをいただくのです。どうでしょう、みなさん!! 良い企画でしょう。
【追記】■昔からいわれる「大仏商法」。まだ、どこかにそのような傾向が残っているのでしょうか。「大仏商法」は、基本的に、やって来る観光客にしか目が向いていないということになります。しかも、かつての修学旅行の生徒たちのように、次から次へとやってくるような観光客です。まだ、そのようなかつてのビジネスモデルの残滓がどこかに残っているのであれば、それは捨ててしまったほうがよいと思います。また、観光客だけに目をむけるのではなく、近くに住んでいる市民、たとえば奈良府民とよばれる奈良市西部地域に居住している市民(奈良に居住して大阪に通勤している人たち。大阪の方に眼と意識が向いている)が、まずは行きたくなる街にしていったほうがよいのではないかとも思います。住んでいる市民が(それとはなく)自慢できる・誇りにするそのような街の営みのなかに、外部の観光客を惹きつける「本物」の奈良の新しい魅力が生まれてくるのではないかと思います。そして、そのような新しい魅力と、燻銀のような奈良の魅力、田舎臭いがゆえの奈良の魅力、ゆったりと時間が流れる奈良の魅力とがうまく調和していく…そのような奈良になってほしいなと思います。
瀬田丘陵1周17.57km
■今日は、卒論提出期間の最終日でした。締切は15時です。まだ提出できていなかったゼミ生3名のうち2名が午前中に、そして一番最後のゼミ生が昼過ぎになんとか提出しました。ホッとしました。午前中に必ず提出して、すぐにLINEで報告するってことで約束していたのですが…。一応、今年の卒論の指導はここで終わりです。気持ちを切り替える意味も込めて、午後からは少し時間をつくって走ることにしました。今日は自宅近くではなく大学の周りを走ってみることにしました。
■私が勤務している社会学部は、滋賀県大津市の瀬田丘陵にあります。今日のコースを少し説明しますね。大学を出発して瀬田丘陵の北側を、丘陵沿いに走りました。滋賀医科大学、立命館大学、さらに住宅街(草津市若草)も通り過ぎて、ダイキンの工場で南に向かいます。このあたりで、だいたい6kmです。小さな川沿いを走るのですが、左岸を走るべきところ間違って右岸を走り、7kmあたりで行き止まりに。仕方がないので、川の土手をくだり、水量が少ないところを石伝いに渡り、また土手を登って左岸を走る…なんてこともありました。ちょっとだけトレイルランっぽいです。
■そのあとは、7km過ぎ、上田上(かみたなかみ)の桐生のあたりで曲がります。瀬田丘陵の北側は北西からの強い風が吹いていましたが、丘陵の南側はおだやかな感じで、大変走りやすかったですね〜。瀬田丘陵の南側、田園風景のみながら、ひたすら進みます。新名神高速道路の下をぬけ、さらに進むと12km過ぎ、大戸川がみえてくるあたりでふたたび曲がります。ここからは、しだいに坂になっていきます。再び、瀬田丘陵を登ることになります。瀬田のゴルフ場のあたりですね。このあたりが少しきつかったかな。そして15km過ぎあたりで再び曲がり、京滋バイパスに名神高速道路に沿って走り、大学のキャンパスに戻ります。
■iPhone5のアプリ「runmeter」での計測では、距離は17.57km。1時間47分44秒。ペースは6:07分/km。消費カロリーは1,426kcal。ゆっくり走りました。心肺にも負担をかけずに無理なく…。だけど、LSD(ロング・スロー・ディスタンス)というには、私にしては、速いかもしれません。風は強かったのですが、いつもよりも少しゆっくりめのペースで気持ちよく走ることができました。
【追記】■今日で、今年に入って4回目のラン。まだ50km弱の距離しか走っていません…。
大津市民駅伝の決起集会か?
■昨日は、いきつけの居酒屋「利やん」の年初めの営業日でした。正月明けのこの日は、毎年、お店に挨拶もかねて伺うことにしています。たまたま、そのことをfacebookで投稿したところ、龍大の「大津市民駅伝」に出場する駅伝チームの、3人の職員の皆さんが一緒に参加したいと申し出てくださり、写真のような「決起集会」(?!)ということになりました。
■もっとも、このお3人は、私のようなレベルのランナーではありません(私は、まだジョガーのレベルですし…)。3人のうちお2人、TさんとOさんは、サブスリーランナー。つまり、フルマラソンを3時間切る方たちです。残りのお1人Sさんもも3時間ジャストでフルマラソンを走られています。ちなみにTさんは、福岡国際マラソンにも出場されています。タイムは2時間30分代。OさんとSさんは、トレイルランといって一般の道路ではなく、山道を走るスポーツも楽しんでおられます。
■Oさんは、先日、リフレッシュ休暇をおとりになりました。その休暇で屋久島まで行かれました。それは、トレイルランの練習をするためです。海岸沿いの平地から屋久島の山頂でを一気に駆け上がるのです。想像を絶する…とは、このことですね。なぜこんな過酷な練習をされているのには理由があります。Oさんの目標は、「トランス・ジャパン・アルプス・レース」に出場して完走するだからです。この「トランス・ジャパン・アルプス・レース」では、「日本海・富山湾をスタートし、北アルプス・中央アルプス・南アルプスの3000m級の山々を次々と縦断、太平洋・駿河湾までを8日以内で駆けぬけ」なければなりません。こんな超・過酷なレースにあえて出場することを目標に練習されているのです。鉄人レースという言葉がありますが、これは人間の域を超えていますね。「超人」です。
■頑張って、完走してくださいね、Oさん。
トランス・ジャパン・アルプス・レース
■以下は、YouTubeにアップされていた「トランス・ジャパン・アルプス・レース」関連の番組の一部です。これだけでも、このレースの過酷さやもの凄さがわかります。披露の極限で幻覚が見えてくるようです。草むらが女の人に見えて近づくとそこが崖だった…とか。恐ろしいですね。そういうことが起きること、よくわかります。
走り初め
■2014年の元旦。昨日は、老母のところに、私の家族と妹が集まりました。ささやかな新年のお祝いを、いたしました。大晦日に、奮発して蟹をたくさん買いました。たくさん買ったつもりだったのですが、実際にカニスキにする段階になると、あまりたいした量でもないことに気がつきました。普段、夫婦2人の食生活なので、人数が増えると分量がよくわからなくなるのですね、きっと。まあ、量は少なかったのですが、それなりに満足し、日本酒もすすみました。結局、元旦は「日本酒の海」に沈没しました。まあ、お正月ですから…。
■そして、今日。二日酔いではないにしろ、少し前日の日本酒が残っているな…と実感できるような目覚めでした。これではいかんと。家族と一緒に、奈良に初詣にいきました。春日大社、東大寺二月堂、東大大仏殿と御参りしました。奈良に住んでいると、これは「定番」の初詣コースかもしれません。だいたい、6km弱ほどの距離を歩くことになります。こうなると、正月ですから、家に戻ればすぐに「ビールを呑もう」となりたいのですが、ここでグッと我慢。自宅に戻ったら、すぐに着替えてストレッチ。そのあと、10km程の距離を走りました。
■「走る前に、きちんと時間をかけて自宅でストレッチをあらかじめ行った、そしてランの後もストレッチをきちんと行った…」というところが、以前と比較して進歩したなと…自分では思っているのです。まだ、本をみながら勉強している段階ですが…。フルマラソンを過去に2回完走しましたが、いずれも30kmを過ぎたあたりから、膝の外側に痛みが発生し走れなくなりました。ストレッチをきちんとしていなかったせいです。ということで、練習前と練習後のストレッチに時間をかけるようにしています。さらに、「アイシングなんかもしなさい…」って、ベテランランナーの方に言われていますが、今のところ冷たい水シャワーを膝から下にかけている程度です。フルマラソンの本番、膝の痛みを発生させないためには、このアイシングについても、きちんと考えなくてはいけませんね。
■さて、10kmのランですが、「だんだん元に戻りつつあるな~…」という感覚をつかむことができました。平均ペースが1kmを5分51秒ですから、私のレベルでは「無理せず走ることができる」ギリギリのペースかなと思っています。来月の2月は、「大津市民駅伝」、「びわ湖レイクサイドマラソン」、そして3月には「篠山ABCマラソン」とレースが続きます。練習をきちんと積み重ね、良い調子にもっていきたいと思います。
仕事を律する
■冬休みに入り、自宅の大掃除とか、いろいろ、諸々…やるべきことを、とりあえず少しずつこなしています。前進しています。それと同時に、マラソンのレースに向けて気合いをいれるために、「今日からきちんと計画的に練習するぞ!!」という強い意識のもと、走りました。もちろん、走ることは確かに気持よかっのですが(心肺は少々辛いものがありましたが)、なんといいますか、ランニングがまだまだ生活のなかに定着していないといいますか…。これから、きちんと走って練習し、定着させます(反省)。写真は、その気持を改めて、しっかり自分のなかで強く意識したときに撮ったものです。
■今日は、少し風はありましたが、写真のとおり、気持ちが良い日でした。こんな空のような気持ちで、いつもいると幸せなのでしょうね。まずは、(1)やるべきことをきちんと処理できている。(2)部屋や研究の中が整理整頓されている。(3)パソコンのデスクトップが美しい。(4)酒を飲みすぎず、規則正しい生活をする。私のばあいでいすが、(1)~(4)が、きちんと日常生活のなかでうまくいっていると、きっと、写真のような空のような気持ちで過ごせるのではないかと思うわけです。
■そうは思うのですが、これがなかなか難しい。(1)~(4)は、どこかで相関しているように思います。なんでもかんでも、「よっしゃ!」と引き受けてしまうことを、少し考えて、仕事の優先順位に関して、きちんと自分のなかで整理をつけなければ…、言い換えれば、「仕事を律する」必要があるとも思っています。う~~ん、それが果たしてできるのかな~。そこが、問題なのですね。でも、自分のなかには、この写真の空のような清々しい気持で、これからも仕事をしていたいとは思っているのです。
瀬田キャンパスのグラウンド
■昨晩、瀬田キャンパスのグラウンドに、行ってみました。龍谷大学に勤務して10年目になりますが、そもそもあまりグラウンドに来ることもありませんでした。たまたま、龍谷大学吹奏楽部の部室件練習場に、予約していた吹奏楽部の定期演奏会のチケットを受け取りにいったさい、隣のグラウンドから「足音」が聞こえてきたので、気になって行ってみたのです。
■陸上競技部が練習をしていました。1週何メートルぐらいでしょうか。400mはないと思いますが、300mはあるのかな…。そこを長距離の先週たちが走っているのです。かなりのスピードです。私たち、市民ジョガーとはスピードが違います。さすが、アスリートの皆さん、素朴にすごいなと思いました。
■以下は、大学のホームページにある陸上部の紹介です。今年は、ずいぶん頑張られたようです。ぜひ、お読みください。
「チーム・利やん」のランニング講習会
■そもそも、自分自身では、マラソンを走ろうなんて気持は、これっぽっちも、小指の先ほどもありませんでした。5年前のことになりますが、長年通い続けている大津駅前の居酒屋「利やん」 のマスターに、「俺な~、いつかフルマラソン走ってみたいねん。急には走られへんから、その前に、こんど滋賀県で開催される『びわ湖レイクサイドマラソン』に出ようと思っているんやけど、一緒に出てみいひん」と誘われたのでした。最初は、冗談でしょ…そんなの無理…と断り続けていたのですが、とうとう押し切られて「なんちゃってランナー」になって15kmに出場することになりました。そして「利やん」のマラソンチーム「チーム・利やん」が誕生したのでした。マスターと常連のお客さんからなるマラソンチームです。第1回~3回までは、大会の直前だけ練習していました。当然のことながら、記録は惨憺たるものでした。チームのなかでは最下位。ところが、昨年から私の人生は大きく変わることになりました。
■私が「なんちゃってランナー」をしていることを知った龍大職員のHさんが、「せんせー、私が指導しますから、フルマラソン走りましょう」と言われたのでした。そして、Hさんの熱意に惹きつけられるように、とうとうフルマラソンを走ることになったのでした。フルマラソン完走に向けて練習をしていたので、第4回「びわ湖レイクサイドマラソン」15kmの記録は、一気に15分も縮まることになりました。昨年からは、「チーム・利やん」のキャプテンも務めているので、その責務も少は果たせたかな…と思っています。
■ところで、今年も第5回「びわ湖レイクサイドマラソン」のエントリーの時期がやってきました。エントリー開始は11月1日でした。短期間で申し込みがいっぱいになります。ということで、今年もキャプテンとして、あらかじめ「チーム・利やん」のメンバーに連絡をしてきちんとエントリーしていただきました。今回は、チームメイトも増えました。新しく龍大職員のOさんと、「利やん」のお客さんYさんが加わったのでした。皆さんがエントリーをすまされたころに、私の方からOさんにお願いをして、「ランニング講習会」を開催することにしました。Oさんは、ベテランランナー(最近は、もっぱらトレイルランをされていますが)であり、しかもスポーツ指導のご経験もながいことから、今回、講師役をお願いしたのでした。
■昨日(10日)の午後、大津市の琵琶湖湖岸にある「なぎさ公園」で、第1回の「ランニング講習会」を開催しました。チームメイトの都合があわず、参加者は私も含めて4人。講師役のOさん、職員のMさん、「利やん」のお客さんYさん、そして私の4人でした。講習会の内容は、柔軟テスト、ストレッチの実技、そして合同ランニングです。講師のOさんは、じっくり時間をかけて大変丁寧にご指導くださいました。心から感謝です。トップ写真の上段は、そのときの様子を撮ったものです。昨日の湖岸は、ランニングはうってつけでした。じつに気持よくみんなで走ることができました。
■講習会のあと、Mさは用事があるということで先に帰宅されましたが、残った3人で街中にある銭湯につかって汗を流し、そしてその後は「利やん」で交流会をもちました。この交流会をするために、ランニングをしているようなところもありますね。講習会には参加できなかったチームメイトも少し遅れてやってきました。そして、偶然にもマラソンやランニングをやっておられる他のお客さんも加わり、マラソン談義で大いに盛り上がりました。日常生活のなかに、こういう「つながり」や「場」がもてるということ、とても幸せなことなのだと思います。「チーム・利やん」の「ランニング講習会」、また開催します!!
空、天守閣、母・娘
■大阪マラソンのスタート前の風景。大阪城天守閣を前に、これからフルマラソンを走る母と娘。Tシャツがステキですね。「母です」と、「娘です」。おそらく、ゴールまで一緒に力をあわせて走るのでしょう。ちなみに、この写真を撮ったあと、お2人からは記念写真を撮ってほしいといわれました。
残念、大阪マラソン
■先日の日曜日、大阪マラソンでした。結果は、完走はしましたが、個人的には目標としていた記録には遠く及びませんでした。
■指導してくださっているHさんから、facebookを通してアドバイスをいただいていました。最初は少し飛ばし気味で団子状態の集団からぬけだし、そのあとは団子がなくなったら、しっかりとペースを意識する。前半抑え気味に6′20~6′23を刻んでいければ、目標としていた4時間半のゴールも可能なのでは…というものです。しかし、それよりも少し早いペースで走ってしまいました。そんなつもりはなかったのですが、周りのスピードに引っ張られてしまいました。とはいえ、それほど無理していわけでもなく、25kmあたりまでは快適に走っていたように思います。この調子でいくと、4時間半を切ってゴールすることも夢じゃないと思いました。
■ところが、25kmを過ぎたあたりから、次第に左膝の外側が少し痛み出してきみました。これは、前回の京都マラソンでもおきた症状です。腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)が炎症をおこしてしまったようです。
■日曜日は、同僚のH先生ご夫妻や家族が応援してくれていました。難波のあたりがでは手をふりながら応援を受けながら快調に走っていたようですが、次の応援ポイントである岸里付近(30km地点)に移動しても、なかなか私があらわれないので、「どうしたのかな?もう走り過ぎたのかな?」と思っていたようです。走り過ぎていれば良かったのですが、実際には、膝の痛みがどんどん増して、ヨタヨタと走っておりました。そのため、25kmから30kmでは、約41分もかかっています。ここで、10分予定よりも遅れてしまいました。この程度のスピートになると、どんどん追い越されていくのですが、それも辛かったな〜。
■そのあとは、左膝の痛みをかばって走るために、右膝にも少し痛みが。そして痛みは腰にも及びました。バランスの崩れた走りをしたので、連鎖反応のように痛みが拡散したのだと思います。それからは、半分歩いているような感じでスピードも大幅にダウン。最後の1km程前では、同僚のコミュニティマネジメント学科のI先生とも出会いましたが、膝の痛みで一緒にゴール…というわけはにいきませんでした。残念。以下の表は、私の記録です。30kmあたりから、左膝の故障で、ガクン・ガクンとスピードが落ちてしまっていることがおわかりいただけるでしょう(区間タイムをご覧ください)。半分歩いているようなランでした…本当に悔しいです。
■というわけで、膝の故障をおこしてのゴールとなりしまた。一応、完走なので、応援に来てくれた家族と一緒に記念写真。それがトップの写真です。この日は、娘もかけつけてくれました。それをH先生が「せっかくだから」と撮ってくださいました。ありがとうございました。良い思いでになります。
■反省すること多々あります。
・京都マラソンが終わってから、次の練習を始めるのが遅すぎた。9月と10月は、それなりに走り込みましたが、長い期間を通して走っていなかった…。これは一番の反省点です。
・走ることしかせず、腸脛靭帯等に関してストレッチを十分に行ってこなかった。これも反省すべき点ですね。体のメンテをこまめにしておかないと、私のように年をとってから急に運動を始めた者は、故障をおこしがちです。
・あと、これは大学時代の先輩からアドバイスをいただきましたが、ランニングのための筋トレをしておくことも必要かなと思っています。筋トレといってもマシンを使って負荷を加えるのではなく、自分の体だけでできるトレーニングです。
・練習の時間を捻出するために、時間のマネジメントも必要かな…。つきあいが多く、細々した仕事も多い方なので、ここが一番難しいですかね。
■今回は、左膝の故障で、辛い辛い完走になりました。しかし、同僚ご夫妻や家族の応援もあって、とても思い出深いフルマラソンになりました。また、大阪の街のどまんなかを走ることができたことも、素晴らしい経験でした。痛みで脚をひきずりながらゴールしたあと、「完走できてよかった」と心の底から思うことができました。前回の京都マラソンのときは、しばらく走りたくない…という気持ちになりましたが、今回は早く走りたいという気持ちにすでになっています。が、まずは膝をきちんと治してからですね。
■下の写真は、まだ左膝の故障が生じる前、快調に大阪難波あたりを走っている私です。右は、故障を起こしたあと、岸里あたりで応援してくれているH先生です。私を励ます看板を掲げてくださっています。
直前のラン
■「大阪マラソン」間近。最近の「直前のラン」について、報告させていただきます。最近は、暮らしている奈良の街や田園風景のなかを走るのが、とっても楽しみです。12日(土)には、自宅の最寄り駅からまずは薬師寺に向かい、そこからまっすぐ東に奈良公園まで走りました。約10kmでした。
■計測しているのはiPhone5に入れて「runmeter」というアプリです。上に3枚並んでいるのは、アプリの画像です。上の画像の一番左。当日のデータを示しています。アクティビティーが「スケート」になっていますが、これは設定ミスです。そのため、消費カロリーが少なくなっています(実際に奈良の街なをスケートで走る事ができたらすごいと思いますけれど…)。実際には、929kcalでした。奈良は盆地で、一見、平坦な土地のようにみえますが、そうではありません。走ってみるとわかるのですが、盆地のなかを流れる川を境に、しだいに緩やかな坂道になります。一番右の画像からそのことがわかります。ランニングをしていると、走りながら大地の地形を実感することになります。この日のランニングでは、最後は坂道が続き、少し息が切れてしまいました。
■翌日13日(日)は、自宅の最寄駅からとりあえず薬師寺まで走りました。そのとき、どういうわけか「天理まで走ってみようかな…」思いついたのでした。薬師寺から秋篠川を南に走り、そこから大和盆地の稲穂で黄金色にそまる田園風景のなかをひたすら南に走り続けました。いや〜、思った以上にキョリがありました…。疲れました。最後は急激にスピードが落ちています。なんとか天理に到着して記念撮影。帰りは、近鉄に乗って自宅に戻りました。
■最近は、最低でも10kmは走るようにしています。だいたい1時間弱の時間を走るわけです。10km以上走るようになり、奈良のあちこちに走っていけるようになりました。これがランニングを楽しくさせているようです。