残念、大阪マラソン
■先日の日曜日、大阪マラソンでした。結果は、完走はしましたが、個人的には目標としていた記録には遠く及びませんでした。
■指導してくださっているHさんから、facebookを通してアドバイスをいただいていました。最初は少し飛ばし気味で団子状態の集団からぬけだし、そのあとは団子がなくなったら、しっかりとペースを意識する。前半抑え気味に6′20~6′23を刻んでいければ、目標としていた4時間半のゴールも可能なのでは…というものです。しかし、それよりも少し早いペースで走ってしまいました。そんなつもりはなかったのですが、周りのスピードに引っ張られてしまいました。とはいえ、それほど無理していわけでもなく、25kmあたりまでは快適に走っていたように思います。この調子でいくと、4時間半を切ってゴールすることも夢じゃないと思いました。
■ところが、25kmを過ぎたあたりから、次第に左膝の外側が少し痛み出してきみました。これは、前回の京都マラソンでもおきた症状です。腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)が炎症をおこしてしまったようです。
■日曜日は、同僚のH先生ご夫妻や家族が応援してくれていました。難波のあたりがでは手をふりながら応援を受けながら快調に走っていたようですが、次の応援ポイントである岸里付近(30km地点)に移動しても、なかなか私があらわれないので、「どうしたのかな?もう走り過ぎたのかな?」と思っていたようです。走り過ぎていれば良かったのですが、実際には、膝の痛みがどんどん増して、ヨタヨタと走っておりました。そのため、25kmから30kmでは、約41分もかかっています。ここで、10分予定よりも遅れてしまいました。この程度のスピートになると、どんどん追い越されていくのですが、それも辛かったな〜。
■そのあとは、左膝の痛みをかばって走るために、右膝にも少し痛みが。そして痛みは腰にも及びました。バランスの崩れた走りをしたので、連鎖反応のように痛みが拡散したのだと思います。それからは、半分歩いているような感じでスピードも大幅にダウン。最後の1km程前では、同僚のコミュニティマネジメント学科のI先生とも出会いましたが、膝の痛みで一緒にゴール…というわけはにいきませんでした。残念。以下の表は、私の記録です。30kmあたりから、左膝の故障で、ガクン・ガクンとスピードが落ちてしまっていることがおわかりいただけるでしょう(区間タイムをご覧ください)。半分歩いているようなランでした…本当に悔しいです。
■というわけで、膝の故障をおこしてのゴールとなりしまた。一応、完走なので、応援に来てくれた家族と一緒に記念写真。それがトップの写真です。この日は、娘もかけつけてくれました。それをH先生が「せっかくだから」と撮ってくださいました。ありがとうございました。良い思いでになります。
■反省すること多々あります。
・京都マラソンが終わってから、次の練習を始めるのが遅すぎた。9月と10月は、それなりに走り込みましたが、長い期間を通して走っていなかった…。これは一番の反省点です。
・走ることしかせず、腸脛靭帯等に関してストレッチを十分に行ってこなかった。これも反省すべき点ですね。体のメンテをこまめにしておかないと、私のように年をとってから急に運動を始めた者は、故障をおこしがちです。
・あと、これは大学時代の先輩からアドバイスをいただきましたが、ランニングのための筋トレをしておくことも必要かなと思っています。筋トレといってもマシンを使って負荷を加えるのではなく、自分の体だけでできるトレーニングです。
・練習の時間を捻出するために、時間のマネジメントも必要かな…。つきあいが多く、細々した仕事も多い方なので、ここが一番難しいですかね。
■今回は、左膝の故障で、辛い辛い完走になりました。しかし、同僚ご夫妻や家族の応援もあって、とても思い出深いフルマラソンになりました。また、大阪の街のどまんなかを走ることができたことも、素晴らしい経験でした。痛みで脚をひきずりながらゴールしたあと、「完走できてよかった」と心の底から思うことができました。前回の京都マラソンのときは、しばらく走りたくない…という気持ちになりましたが、今回は早く走りたいという気持ちにすでになっています。が、まずは膝をきちんと治してからですね。
■下の写真は、まだ左膝の故障が生じる前、快調に大阪難波あたりを走っている私です。右は、故障を起こしたあと、岸里あたりで応援してくれているH先生です。私を励ます看板を掲げてくださっています。