大津エンパワねっと・瀬田東デビュー
■本日の午前中、龍谷大学社会学部が取り組む地域密着方教育プログラム「大津エンパワねっと」5期生の活動が行われました。先週の金曜日におこなわれた中央地域(中央小学校区を中心とした中心市街地)デビューに引き続き、本日は瀬田東学区デビューです。目的は、中央地域と同じく、学生たちが地域の皆さんと地域づくりの活動に取り組むにあたり、まずはこの地域のイメージをつかむことにあります。
■トップの写真。瀬田東市民センターに集まったエンパワ5期生です。これから瀬田東学区のなかを「まち歩き」するところです。瀬田東学区は、もともと農村地域でした。一里山、月輪という集落がありました。しかし、昭和44年(1969年)に瀬田駅が開業したことから(当時はJRではなく国鉄)、この地域は、急激に新興住宅地化していきました。古い時代から続く農村的な要素と、新しい新興住宅地的な要素が入り混じった地域ということになります。
■「まち歩き」のあとは、瀬田キャンパスに戻り、地元の方たちもお招きして、今日の「ふり返り」を行いました。「ふり返り」では、各自が今日印象に残った点やさらに知りたい点についてポストイットカードに書き込み、それをグループにわけて模造紙にはりつけて整理していく…KJ法的な方法を用いたワークショップを行いました。できあがった各班の模造紙を、ご参加いただいた地元の皆さんが順番に講評されました。学生たちの質問にもお答えいただきました。瀬田東学区の皆さま、ありがとうございました。
■来週以降は、いよいよ地域づくりのインターンシップに向けての段階に入ります。中央地域と瀬田東学区で地域で活動されているどの団体に受け入れていただき、活動をしていくのか、どのような課題に取り組むのか、そのような段階に入っていきます。学生たちは各班ごとに議論をし、私たち教員とも相談をして、地域のなかにでかけていきます。頑張れ、エンパワ5期生!
卒論指導
■4年生の卒論指導も、かなり忙しくなってきました。ゼミ生たちも、やっとお尻に火がついて、馬力がかかってきた…という感じでしょうか。このホームページのブログのエントリー「ゼミ面談の記録」に面談の記録を残してあります。現在の4年生の卒論のスケジュールについては、「2012卒業論文提出までのスケジュールと評価の基準」に掲載しています。ゼミ生の皆さんは、必ず確認するようにしてください。
■ちなみに、「卒業論文題目届」の提出期間は、10月22日(月)〜26日(水)ですが、基本的には25日(木)のゼミのときに回収しようと思います。必ず、本人の署名と捺印がいります。確認してください。また、25日には、卒業論文の「論題記入用紙(表紙ラベル)を配布します。
大津エンパワねっと・中央地域デビュー
■本日の午前中、龍谷大学社会学部が取り組む地域密着方教育プログラム「大津エンパワねっと」5期生の、中央地区(中央小学校区を中心とした中心市街地)デビューがおこなわれました。中央地区デビューは、学生たちが地域の皆さんと地域づくりの活動に取り組むにあたり、まずはこの地域のイメージをつかむことを目的に毎期生ごとに開催しています。
■中央市民センターを会場に、中央学区自治連合会、中央学区社会福祉協議会、中央学区体育振興会/子供育成連携協議会、中心市街地活性化協議会、大津の町家を考える会(大津百町館)、大津市都市再生課の皆さんにお集まりいただき、それぞれの団体の活動や市役所の事業についてご説明をいただきました。商店街からのご参加もいただくはずでしたが、お仕事の関係でご欠席。かわりに、「大津エンパワねっとコース」を修了した4期成が代役を務めてくれました。商店街と連携しながら「100円商店街」の活動に取り組んできた4期生チーム・きりんです。頼もしいですね~。他にも、今日はたくさんの4期生が参加してくれました。街の皆さんと一緒に、自分たちが取り組んだ活動について説明をしてくれました。写真の左側、市民センター内の部屋に、7つの机をならべて、順番にお話しをうがかっているときのものです。このような地域の皆さんとの出会いをセッティングすることで、地域の活動に、よりスムースに参加することができればと考えています。
■街の皆さんからお話しをうかがったあとは、全員でまち歩きをしました。ただし5期生は全員で81名。とても一緒にまち歩きをすることはできません。そこで2グループに別れてのまち歩きになりました。もっとも、小1時間程度ですので、あくまで街のイメージをつかむ程度でしかないのですが…。これから、地域の皆さんと活動をしながら、街のことを深く学んでほしいものです。写真の右側は、中央学区におかれた「龍谷大学町家キャンパス・龍龍(ろんろん)」の前での集合写真です。
■来週は、「大津エンパワねっと」のもうひとつのフィールド、「瀬田東学区」で地域デビューが行われます。5期生の活動にご注目ください。
いよいよ後期授業が始まります!
■夏期休暇を振り返ってみると…。ゼミでおこなっている「北船路米づくり研究会」の活動(「かかし祭」を開催しました!!)、担当している社会調査実習の合宿、そしてこれまた担当している「大津エンパワねっと」・「地域エンパワねっとⅡ」報告会に向けての指導や担当者の会議、大学院執行部の会議、卒論指導、博士論文の指導…といったことが続き、4日間のベトナム・プライベート旅行以外は、なんだかずっと仕事をしていた感じです(まあ、どれもやりがいのある仕事ですから、かまわないのですが…)。今日も、午前中は「学位記、卒業証書・学位記、修了証書 授与式」(9月卒業の皆さんのためのもの)があり、午後からは、「大津エンパワねっと運営会議」、大学院社会学研究科の執行部会議と続き、やっとさきほど研究室に戻り、またまた卒論指導。そして、さきほど『Meets Regional』という雑誌の原稿の修正を終えました。明日からは、いよいよ後期の授業が始まります。金曜日は、81名の5期生による「地域エンパワねっとⅠ」も始まります。気合いが入ってきます。
「大津エンパワねっと」4期生報告会終了
■本日、社会学部の地域密着型教育プログラム「大津エンパワねっと」の「地域エンパワねっとⅡ」に取り組んできた4期生の報告会が開催されました。瀬田東学区で活動した4チーム、中央地区で活動した3チームが口頭発表を行いました。
■学生たちがお世話になっている2つの地域からは、約30名の地域住民の皆さんがご参加くださいました。その他、大津市役所の職員の方が3名、中日新聞の取材もありました。参加者の皆さんからは、発表に対して様々なコメントもいただきました。暖かい評価のお言葉のなかにも鋭いご指摘があり、学生にとっては大変ありがたいものでした。また、驚いたことに、高校生の方の参加もありました。以前、twitterで「龍谷大学社会学部を受験しようと思うのだが、『大津エンパワねっと』のことをもっと知りたい」と連絡をくれた方でした。twitterやfacebookで情報発信してきたかいがあったというものです。前回のエントリーにも書きましたが、次のエンパワ5期生は81名になります。そのうち、8名の学生が、高校のときに「大津エンパワねっと」のことを知り、ぜひ自分もこの教育プログラムで学んでみたい、経験をしたいと思っていたという人たちでした。担当者としては、大変嬉しい話しです。
■口頭発表のあとは、ボスターセッションになりました。様々な質問やコメント、そしてアドバイスを直接、参加者の皆さんからいただけたようです。地域の皆さんには、心から感謝いたします。
■ところで、今回は、まだ写真がありませんが、素敵な写真が入手できしだい、アップしようと思います。
「大津エンパワねっと」4期生報告会と5期生
■明後日、9月16日(日)午前9時20分より、瀬田キャンパス8号館において、龍谷大学社会学部「大津エンパワねっと」の「地域エンパワねっとⅡ」報告会が開催されます。この報告会で、エンパワ4期生は「大津エンパワねっとコース」を修了します。これまで活動してきた瀬田東学区と中央地区の地域の皆さんもかけつけてくださいます。4期生の皆さんには、最後まで力を出し切って、思い出深い報告会にしていただきたいと思います。そして、地域の皆さんからは、「エンパワの学生とともに活動してよかった」とご納得いただけるような報告会にもしてください。また、当日は、後期からエンパワに取り組む5期生もやってきます。後輩の皆さんに、取り組みの成果を強くアピールできるようにしてください。報告会では、口頭発表とポスターセッションとがあります。そのあとは、生協食堂で懇親会です。「龍谷大学まちづくりコーディネーター」認定証の授与も行われます。
■さて、4期生がコースを修了したあと、5期生が「大津エンパワねっと」の「地域エンパワねっとⅠ」を履修し、地域での活動を始めます。5期生の履修者は「81名」!! 立派なものですね〜。内訳は、社会学科が39名、コミュニティマネジメント学科が16人、地域福祉学科が18人、臨床福祉学科が8人になっています。5期生の予備登録にあたっては、修了した卒業生や学生の皆さんのメッセージを小冊子にして配布したり、修了生(4年生)が履修相談会の開催に協力してくたりと、様々な努力がありました。その努力が実ったという感じでしょうか。写真は、昨年度開催された「地域エンパワねっとⅠ」(2年生後期)の報告会のときのものです。
【追記】■報告会に向けて学生の皆さんは、口頭報告とポスター発表の準備を必死になってしています。写真は、チーム・きりんの、口頭報告のリハーサル。丁寧に準備をしているので、感心しました。あとは、本番だけですね。
Hさんの送別会
■昨晩は、いつものお店、大津駅前の居酒屋「利やん」で送別会がありました。以前、大津で某マスコミの支局長されていたHさんが、大阪から東京の本社に転勤されることになったからです。送別会には、Hさんが大津勤務時代に親しくされていたマスコミ関係の皆さん、行政関係の皆さんが集まっておられました。
■Hさんとの最初の出会いは、「大津エンパワねっと」の拠点として活用している龍谷大学町家キャンパス「龍龍」にやってこられたことに始まります。ダンディーな男性が、「ここはどういう施設なんですか?」と突然訪問されてきたのです。Hさんには、「大津エンパワねっと」の事なども含めて、いろいろご説明させていただきましたが、その後、しばらくしてから、「利やん」で再会することになりました(「利やん」は大津のマスコミ関係者がよく来られる店でもあります)。Hさんとは、いろいろな話題でお話しをさせていただきました。また、私が取り組んでいる地域貢献に関する活動にも関心を示していただくとともに、応援していただきました。「利やん」のマスターやご常連の皆さんとチーム・利やんとして出場した「びわ湖レイクサイドマラソン」にも参加されました(もっとも、Hさんの参加は第1回目で終わりになりましたが…)。
■Hさんとは、もっといろいろお話しをさせていただきたかったのですが、昨日がお別れの日となりました。もっとも、「東京でお会いしましょう」との約束を交わしているので、いずれ東京で酒を酌み交わすことになるでしょう。写真ですが、左は「利やん」のマスター、中央はHさん、そして右は店員のけーこちゃん。
【追伸1】昨日の送別会では、新たな出会いもありました。Hさんと親しくされていたWさん(私もWですが…)。最近、琵琶湖湖畔をウォーキング&ジョギングされているとのこと。チーム・利やんの一員として、一緒に来年の「びわ湖レイクサイドマラソン」に参加していただけそうです。私、チーム・利やんの今年度のキャプテンなものですから、こうやってチームのリクルート活動にも励んでいるのです。
【追伸2】「利やん」につくなり、久しぶりにお会いした昔の上司Tさんから「どうしたんや!なんか痩せてるやんか!」と。うふふ、これは朝ランの結果です。そして、久しぶりのHさんからは、「どうしたの、頭の毛」、これは歳のせいなのですよ。
「北船路米づくり研究会」びわ湖大津経済新聞に掲載されました!
100円商店街と関西学生落語大会
■今週の土曜日、大津の中心市街地で「100円商店街」が開催されます。昨年から始まり、今回で第4回になります。ポスターの一番下をご覧いただければわかりますが、「龍谷大学社会学部大津エンパワねっと」の学生チームもずっと参加させていただいています。
■そもそも「100円商店街」とはなに?そういう方もいらっしゃるでしょう。「100円商店街」とは商店街活性化の手法です。現在、全国各地で取り組まれています。この手法の発祥の地は、山形県です。山形県にあるNPO法人アンプの公式サイトに説明がありますので、ご覧いただければと思います。
100円商店街とは
■さて、今回、このエントリーでご紹介したいことは、この100円商店街で「関西学生落語大会」が同時開催されるということです。この落語大会、前回の第3回から開催されています。街の商店街の関係者の息子さんで、ある大学の落語研究会のメンバーであるTくんが、自分の出身の街を盛り上げようと頑張っておられます。Tくんとは、第3回の100円商店街での落語大会が終ったてから、しばらくして、実際にお会いするチャンスがありました。といいますか、一緒に呑みました。出会いのきっかけは、twitterやfacebookです。
■酒をのみながら、彼の思いをいろいろお聞きしました。同席していた私のゼミ生が、「同じ学生だけど、むちゃ尊敬してしまう」というぐらい、しっかりした考えをお持ちの人でした。Tくんのお話し愚痴も含めていめいめお聞きしているうちに、また私の地域づくりの活動について話しをしているうちに、Tくんは「また、大津で落語会をやろう!!」という気持ちになっていったようです。嬉しいことですね。再びやる気になった若者の話しを聞いて、私も元気をいただけました。
■ということで、9月8日は、100円商店街で買い物をして、落語大会を皆さん楽しんでください。10月の大津祭宵宮の日の昼間にも開催されます。
びわ湖大津経済新聞の取材
■龍谷大学REC棟で合資会社ドットラボを経営され、「 滋賀咲くブログ」の運営もされている松崎和弘さんが、私の研究室にやってこられました。今回は、同じく経営されている「びわ湖大津経済新聞」の編集長としてやってこられました。私がゼミで行っている「北船路米づくり研究会」の活動や、社会学部が取り組んでいる「大津エンパワねっと」にご関心をお持ちとのことで、今回はこの2つを中心に取材をしていただきました。松崎さん、ありがとうございました。
■私の方からは、それぞれの活動や取り組みの目的や理念、その過程での教育のあり方等についてお話しをさせていただきました。「北船路米づくり研究会」、そして「大津エンパワねっと」の具体的な活動内容については、このホームページの右欄にあるカテゴリーをクリックして、ブログのエントリーをご覧いただければと思います。近いうちに、「びわ湖大津経済新聞」に、今日お話しさせていただいた内容が記事になるかもしれませんね。松崎さん、どうぞよろしくお願いいたします。