義母の米寿のお祝い

20240506beijyu.jpg▪️ 今日は義母の米寿のお祝いを奈良でひらきました。昨年、義父が亡くなりましたが、2人の娘に支えられながら、今も1人で頑張って暮らしています。

▪️義母は子ども世代と孫の世代とのLINEグループに参加しています。日々、ひ孫たち(ひなちゃん&ななちゃん)の写真や動画を楽しみ、子どもや孫とのメッセージのやりとりも楽しんでいます。グループのメンバーの誕生日には、朝一番にお祝いのメッセージを投稿するのが、義母の役割にもなっています。使っているのは、私たちがプレゼントしたiPadです。基本的なことは、使いこなしています。知らないことは、検索して調べたりしているようです。私が、義母と同年齢になった時に、その時代の新しい技術に対応できているのかどうか…。義母を見習いたいと思います。

▪️今日、義母には、花束と全員の写真とメッセージを貼り付けた記念の寄せ書きを送りました。喜んでくれていると思います。写真中央は、挨拶をする義母。これまでは、こういう会の時は、人前で喋るのに慣れているだろうからと、いつも私が司会進行の役をしていましたが、今日から世代交代。息子にお願いしました。息子というか、息子や娘、そして従兄弟たちの世代(義母の孫の世代)に任せたということですね。

▪️また、いつもは、それぞれの家族がまとまって着席していましたが、今日は、男女に分かれました。結婚や婚約を機会に、新しく連れ合いやパートナーが参加するようになったので、お互いにもっと話ができるようにとの配慮のようです。男性の方のテーブルは、義理の弟、息子、義理の息子、甥2人。いつの間にか大人の会話ができるようになっていました。一番年下の甥も30歳になりましたからね。ちょっと、1人静かに感激していました。

▪️次回は、何のお祝いの会になるのかな。(写真、画素数落としています…。)

関西六大学・龍産戦

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▪️金曜日、ひさしぶりに阪急に乗りました。若い頃は、私鉄といえば阪急がメインでした。通学で利用していました。その後、結婚して住まいが阪神間から遠ざかり、奈良に暮らしている時は近鉄を利用することになりました。そして今は大津です。というこで、今利用の頻度が高い私鉄は京阪です。ということで、なんだか懐かしかったわけです。この写真の特急は、観光用ですかね。特急料金はありません。通常の運賃だけです。ただ、この日は「西京極駅」までの移動だったので、残念ながら乗るのは、この特急の次にやってきた準急でした。
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20240505ryusansen4.jpg▪️なぜ西京極駅に行ったのかといえば、この日、関西六大学連盟の「令和6年度春季リーグ」・「龍谷大学 対 京都産業大学」の試合が、西京極にある「わかさスタジアム京都」で行われたからです。昨年も龍谷大学硬式野球部の応援にきましたので、2年連続での応援になります。今年は部長をしていませんが、吹奏楽部も応援の演奏しており、部員の皆さんを労いたいという気持ちもちろんありました。

▪️さて、試合の方ですが、15時開始の予定でしたが、実際に2時間ほど遅れて始まりました。結果の方ですが、残念ながら1-3で負けてしまいました。何か、チームワークの歯車がうまく噛み合っていないような感じでしょうか。吹奏楽も素人ですが、もちろん野球はもっと素人なんです。素人の印象論にしかすぎませが、そのように感じました。この翌日も、京都産業大学との試合でしたが、翌日も敗戦でした。ということで、今季は、6連敗になります。ちょっと、厳しい状況ですね。どこに原因があるのでしょうか。硬式野球部の皆さんには、チームを立て直して、残りの試合を頑張って欲しいと思います。

ダマートグラフのキャップ

20240504cap.jpg▪️仕事で本を読む時、ラインマーカーやこのダマートグラフを使うことがあります。使ったり使わなかったり、基準のようなものはありませんが、その時の気分で使っています。特に、しっかり読もうという気持ちのある時はそうなるのなか。ほんに線を引くことは、本を痛めてしまうことでもあので、気持ち的には微妙なんですけど。古書として他の方にお譲りしたり、古書店に売却したり、そういう場合は線を引いていない本でないといけませんので。

▪️話をダマートグラフに戻しましょう。この色鉛筆、紙巻きですから、糸を引っ張って紙をクルクルって外すんです。するとワックスを含んだ芯が現れます。紙巻きなんで、鉛筆削りが不要で便利なんですが、問題はそのまま持ち歩くとすぐに芯が折れてしまうことなんです。「鉛筆のキャップを使う」ということも考えたのですが、ダマートグラフは太いので、通常のキャップは使えないのです。何か良いキャップの代わりはないかなあと思っていたところ、偶然このキャップを見つけました。これは、小さなお子さんが字を練習する際の太めの三角の鉛筆にかぶせるキャップなのです。ダマートグラフにぴったりのサイズでした。

庭の世話ができないと…

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▪️今週は仕事で忙しくしていたので、庭の世話がなかなかできませんでした。この季節、シマトネリコの古い葉が黄色になって大量に落ちてくるので、2日掃除をしないと、結構大変なことになってしまいます。今日は、箒で履けないところは手で落ち葉を拾いながら、雑草を抜き、亀の飼育箱の水を換え、庭全体に水をやりました。

▪️少しずつタイミングをずらしながら、いろんな種類の花が咲いています。シバザクラはもう終わりですね。完全に終わったら、1株ごとに剪定をする予定です。シャガも終わりが見えてきたかな。写真ですが、1段目左はラベンダーです。今年は昨年以上にたくさんの花が咲きました。少し背丈が大きくなってきたので、剪定もしなくてはいけません。1段目右、ヒューケラです。ヒューケラは葉を楽しむ品種ですが、このような細い茎を伸ばして、小さな花が咲きます。2段目左、コデマリです。漢字で書くと小手毬。小さな円形の花が10~20輪ほど集まって手鞠状になるからのこの名前なのでしょう。2段目右、スズランです。親戚の家の庭にたくさん咲いているのを一ついただいてきて、昨年移植してみました。今年も無事に咲いてくれました。3段目左、家族が作った寄せ植えです。勢いが出てきました。3段目右、最後の白い花はヒメウツギ。たくさんの昆虫達が蜜を求めて集まってきます。他の鉢植えは、少し摘心(ピンチ)して夏場にたくさんの花をつけてしっかり咲いてくれるように世話をしました。写真はありませんが、シランも咲いています。また、ジャーマンアイリスが蕾を作り始めました。

▪️ このように次々に花が咲いてくれる庭を私自身が作ったわけではありません。こういうふうに花が順番に咲く庭に、お世話になっている庭師さんが設計し造ってくださったのです。私は、その設計がうまく実現するように世話をしているだけなのかもしれません。

山仲善彰さんの告別式

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▪️かつて滋賀県庁に勤務され、野洲市長も務められた山仲善彰さんが、4月28日にお亡くなりになりました。享年73歳。本日、野洲市の野洲川斎苑で告別式が営まれました。私も、山仲さんとのお別れをしてきました。

▪️この写真、大津駅前のいつもの居酒屋「利やん」の私の芋焼酎のボトルにぶら下がっているカードの束の中の1枚です。2005年6月13日に、山仲さんと一緒に飲んでいることがわかります。今から19年前ですね。私は2004年から龍谷大学に勤務していますので、2年目ですね。おそらく、滋賀県庁の琵琶湖漁業環境動態調査会議か、面源負荷削減対策検討委員会に参加した頃の、それらの後の呑み会かと思います。この日、新しく芋焼酎の一升瓶をキープしました。「利やん」では、ボトルをキープするたびに写真を撮ることになるので、こうして記録が残るのです。この時は、当時、滋賀県立大学に勤務されていた國松孝男先生と一緒の「呑み」だったのですね。みんな、若いです。私などは、髪もふさふさ真っ黒、髭も真っ黒です。

▪️山仲さんとは、この時以外にも酒席をご一緒させていただきました。この時が一番最初だったのかな、記憶がはっきりしません。山仲さんは、頭の回転がとても速く、ストレートに発言される方でした。そのようなこともあり、受け止める方達の印象は様々だったと思いますが、私はそういう山仲さんと仲良くさせていただきました。もっと、山仲さんと一緒の「呑み」の機会が欲しかったですね。もっとお話を伺いたかったです。残念です。

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▪️山仲さんは、野洲市長を3期12年お勤めになりました。これは、8年前の投稿の掲載した写真です。真ん中で膝をついておられるのが山仲さんです。この時は、野洲市長として、このような手作り感満載の「ヨシ群落保全基本計画等見直し検討会」にもご参加くださいました。これは「ヨシ群落保全審議会」メンバーの方達が集まって行ったワークショップです。山仲さんは、滋賀県庁に勤務されていた時は、琵琶湖環境部長をお勤めになっていましたから、知識と経験を豊富にお持ちで、審議会でも非常に積極的にご発言いただいていましたが、公務がご多用の中、この検討会にもご参加くださり、他の皆さんと一緒にワークショップにも取り組んでくださいました。

【関連投稿】▪️よろしければ、「ヨシ群落保全基本計画等見直し検討会」をお読みいただければと思います。

新しい歯ブラシ

20240501toothbrush.jpg▪️昨日は、歯の定期検査でした。掛かりつけの歯科医院で、歯科衛生士さんに歯のチェックと掃除をしていただきました。3ヶ月ごとにお願いをしています。今のところ歯茎に問題はないようですが、加齢とともに歯茎が後退していくのは仕方のないことのようです。そのため、エナメル質のない象牙質のところが少し現れてきて、そこがよく磨けていないというご指摘をいただきました。そこから虫歯になったりするので要注意です。

▪️昨日は、歯の磨き方に着いても丁寧にご指導いただきました。また、プラスチックの厚みが薄い歯ブラシを使い(写真の左)、歯茎に対しては45度の角度に毛先をあててハブラシを5mm幅程度で動かすことで、歯と歯茎の隙間をきれいにすることができるということも教わりました。また、歯並びの悪いところについては、隙間を磨くための専用の歯ブラシ(筆みたいな感じ/写真の右)についても紹介してもらいました。ということで、早速、購入して昨晩から使っています。糖尿病は万病の元と言われますが、歯は健康の元ですからね。最期まで、自分の歯で食事ができるように歯のケアには勤めたいと思います

報告書をお届けします。

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▪️やっと、昨年度の『社会学入門演習』の報告書が納品されました。印刷会社のせいではなくて、私の編集作業が滞ったせいです。お待たせいたしました。これからお世話になった高島市の皆様に、報告書をお届けする予定です。また、個別に予定を伺います。どうかよろしくお願いいたします。

游珮芸さんの『台湾の少年』のこと

▪️台湾の国立台東大学に勤務する游珮芸(ゆう・はいうん)さんのことについて投稿します。游珮芸さんと出会ったのは、今から27年も前のことになります。流域環境に関する「文理融合」の巨大なプロジェクト(日本学術振興会未来開拓学術研究推進事業)の中で出会いました。彼女は、お茶の水大学大学院で児童文学の研究で学位を取得されました。そのあと、游珮芸さんの専門は児童文学ですが、PDとしてプロジェクトの事務局に入ってプロジェクトを支えてくださいました。その後、ずっとお会いするチャンスはありませんでした。ただ、facbookが登場してからは、このSNSを通して繋がっていました。そのおかげで、今からは5年前のことになりますが、2019年に游さんやかつての仲間と京都で再開しました

▪️今度は台湾でお会いする約束になっていたのですが、コロナ禍のために実現することはできませんでした。ただ、その後もFacebookを通して児童文学者としてのお仕事の様子をずっと拝見してきました。最近の大きな出来事は、彼女が出版した『台湾の少年』ですね。日本語で言うと漫画なんですが、画風はフランスのバンド・デジネ風です。私は、日本語にも翻訳されたものを読ませていただきました。その後、日本だけでなく、この『台湾少年』は、世界的にいろんな国々で話題になっています。素晴らしいことです。この漫画の主人公である蔡焜霖さんは実在の人物で、私もfacebookでもお友達になっていただきました。台湾を訪問してぜひご挨拶したかったのですが、とても残念なことに、昨年、お亡くなりになりました。

▪️この『台湾の少年』、フランスでも受賞しました。この記事「台湾の漫画作品、仏文学賞受賞 作者の游さん『世界に知らせたい』」をお読みください。フランスのギメ東洋美術館が主催する「エミール・ギメ アジア文学賞」で、今年新設されたグラフィックノベル部門の受賞作品に選ばれた事を知らせる記事です。フランスの「ル・モンド」にも記事が掲載されたようです

【追記】▪️関連投稿です。「『台湾の少年』刊行記念 トークイベント」

龍谷大学吹奏楽部、世界へ挑戦!!


▪️龍谷大学吹奏楽部は、スイスで開催される音楽祭に出場いたします。どうか、応援よろしくお願いいたします。2017年、龍谷大学吹奏楽部は日本で唯一招聘を受け、コンテスト最上位クラスであるトップクラス部門において第1位を受賞しました。

2024年度 平和堂財団の「夏原グラント」助成金贈呈式

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▪️先週の土曜日、平和堂財団の「夏原グラント」助成金贈呈式が開催されました。「夏原グラント」では、2012年より、「NPO法人、市民活動団体、学生団体等が行う琵琶湖およびその流域の自然環境の保全活動に対して」支援を行っています。この「夏原グラント」に関しては、これまでもこのブログに投稿してきました。私は、2014年からこの助成の審査員を務めています。今年で10年目なんですね。この助成が開始してから、延べ600団体以上に助成を行い、助成金総額は1億5千万円を越えているそうです。この手の助成金としては、相当な実績を有しているのではないかと思います。

▪️この日は、高橋滝治郎さんにお会いしました。高橋さんは、伊吹山麓で、「ユウスゲと貴重植物を守り育てる会」の会長として活動されています。伊吹山の植物を鹿害から守る活動をされているのです。「夏原グラント」に対しては、伊吹山麓の貴重な植物を鹿の食害から守るために、金属柵を購入して獣害作を設けたいという申請されていました。

滋賀県米原市の伊吹山の三合目には、ユウスゲをはじめ、貴重な植物が確認されています。しかし、近年はシカによる食害が問題となっています。そこで冬の強風や積雪に耐久性のある金属柵を設置して獣害を防止します。

▪️助成金で金属柵だけを購入させてもらいたいというのです。なんというか、大変潔いというか、非常にわかりやすい(効果も期待できる)申請でした。審査の結果、高い評価で採択されました。各団体の助成金額については、こちらに公表されています

▪️もちろん、私は高橋さんが会長されている団体が申請されていることを書類審査の時まで知りませんでした。いっぽう、高橋さんの方も、私が審査員をしていることをご存知なかったと思います。高橋さんと知り合ったのは、私が、世界農業遺産申請に向けてのサポートをさせてもらっている時でした。その時、高橋さんは滋賀県庁の農政水産部長をされていました。今では、「琵琶湖システム」は、国連FAOに世界農業遺産として認定されていますが、FAOの審査を受けるためには、その前にまずは日本の農水省から「日本農業遺産」に認定される必要がありました。高橋さんは、その段階で滋賀県農政水産部長をされていたのです。ということで、高橋さんとツーショット。ずいぶんい前からお約束していただいているのですが、高橋さんから伊吹山の植物のことをいろいろ学びつつ、山頂まで登山ガイドをしていただくことになっています。もっとも、昨年、登山道の大規模な崩壊があり、伊吹山は入山禁止となっています。早く、再開してほしいです。楽しみです。その前に、登山靴買わなくちゃ。

▪️「夏原グラント」に話を戻しましょう。贈呈式の後は、記念写真を撮影して、交流会が開催されました。交流会では、いろんな方達とお話をすることができました。私は、滋賀県ヨシ群落保全審議会のメンバーということもあり、審査とは別に、個人的な関心として琵琶湖のヨシ帯の保全に関心があります。ということで、「ヨシの活用によるヨシ原の保全 」に取り組む、「まるやまの自然と文化を守る会」の代表で、「特定非営利活動法人まるよし」理事長の宮尾陽介さんからは、琵琶湖の代表的なヨシ軍楽である西の湖でヨシの利用と保全に取り組む関係団体の大変興味深いお話を聞かせていただきました。「夏原グラント」とは別に、お話を伺いにいく約束をさせていただきました。

▪️「けいはんな記念公園における里山管理事業」 の「コナラ会」のメンバーである稲本雄太さんとも、ゆっくりお話をすることができました。「夏原グラント」の助成金が、どれだけ活動の発展につながったかについて、また活動されているエリアの生物多様性を高めていることについても説明してくださいました。生物多様性が高まったことを、昆虫標本等や科学的な調査のエビデンスに基づいて評価を行っておられるようです。そのうちに、「自然共生サイト」に登録されるかも知れませんね。

▪️学生の皆さんも助成を受けています。「有機農法拡大 /立命館大学経営学部プロジェクト団体」である「丹後村おこし活動チーム」の皆さんです。今年度から助成を受けておられます。ということで、「夏原グラント」で有機農業に取り組む先輩団体「持続可能な集落棚田のための環境保全型ネオ・スモールファーマー発掘プロジェクト」に取り組む特定非営利活動法人「スモールファーマーズ」さんを紹介しました。「スモールファーマーズ」さんも、代表の岩崎吉隆さんとは、これまたちょっとした知り合いだったからです。一昨年度から、高い評価とともに助成を受けておられます。こうやって、団体間を交流会で繋いでいくのも審査員の役目なのかもしれません。

▪️交流会の中締めでは、挨拶をさせていただきました。自分たちが助成金を受けることができたらそれでOKではなく、「夏原グラント」で助成を受けた団体間で、もっと情報をやり取りしたり、見学をしあったり、お互いの活動を助け合ったり、そういう協働と連帯が生まれて欲しいと、私からの希望をお伝えしました。交流会の名刺交換で、そのような個人的な希望が少しずつ実現していくと素晴らしいと思います。

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