富山の薬屋「池田屋安兵衛商店」
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▪️富山といえば、「薬売り」今回の富山旅行(2月19日~21日)では、江戸時代からの歴史をもつ池田屋安兵衛商店を訪問しました。なぜ富山で薬なのか、気になりますよね。特に、富山で薬草がたくさん生産されていたわけではなくて、江戸時代の殿様の経済振興策だったんですね。勉強になりました。では、原料はどこから?こういう資料を見つけました。今は便利です。旅行中に、スマホで調べることができます。
▪️トップの写真ですが、これは昔使われていた丸薬製造機のようです。かつては、一粒ごとに手で丸めて作っていたそうですが、この機械ができてから量産できるようになったとのこと。これは体験学習用で、本物の丸薬ではありませんが、粘土のような感じでしょうか。何か簡単にできそうですが、私がやってみると潰れてしまいました…。
▪️少し説明しないと、この製造機がどういう仕組みになっているのかわかりませんよね。すみません。垂直に立っている部分に、薬の原料が入っています。この垂直の箱の一番下には、横一列に、とても小さな穴が空いています。薬の原料に上から圧力をかけると、この横一列の穴から少しだけ出てきます。穴から少し出た薬を包丁のような道具で切り取ります。包丁のような道具には、粒が、横一列に並びます。それをこの垂直の部分の手前にある黒い部分に並べていきます。写真では、11列並んでいます。こうやって並べた後に、この上から少し重い四角い蓋のような道具で押さえつつ丸くなるように動かします。お店の方がやると、丸くなるのですが、上にも書きましたが私がやると潰れてしまいました。難しいです。
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▪️私自身は経験がありませんが、子どもの頃は、富山の薬売りの方が各家庭を訪問されていました。使った薬の分だけ代金を徴収して薬を補充する。そういう商売の仕方でした。柳行李は薬売りの方がこの行李に薬を詰めて遠方のお店や家庭を訪問されていたわけですね。その横は薬箱ですね。看板の展示、左の方は近江国日野町と書いてあります。岡寶充堂…かな。右の岩盤の下に、こんな張り紙が。「越中富山の反魂丹 鼻くそ丸めて万金丹 それをのむ奴ァあんぽんたん」。これも子どもの頃ですが、「鼻くそ万金丹」という言い方をしていましたね。思い出しました。子どもが鼻糞を丸めたりいじったりしていると、そう言ってその子を囃したわけです。
「シリーズ 環境社会学講座」第6巻
新刊3/18頃発売
シリーズ 環境社会学講座 6
宮内泰介・三上直之編『複雑な問題をどう解決すればよいのか—環境社会学の実践』https://t.co/2ZFGoz5QJE環境問題は複雑な問題の束である。解決が難しく、何が解決なのかがわかりづらく、解こうとするほどもつれ、解決したらまた別の問題が生まれてくる。 pic.twitter.com/6ZIjuLKN2m
— 新泉社「シリーズ 環境社会学講座」 (@env_socio_shin) February 13, 2024
▪️3月18日に発売されるそうです。第5章「多層的なガバナンスから流域環境問題の解決を考える――琵琶湖流域における協働の試みから」を執筆しました。ぜひ手に取っていただければと思います。この書籍のタイトルは『〜どう解決すればよいのか』ですが、私自身は、「こうすれば良いのだ」などということ一言も書いていません。むしろ、自分の研究上でいろいろ悩んた上で、つらつら考え方ことを書いています。けっこう、ある意味辛いことでした。だから、自信満々の話ではありません。もし、「こうすれば良いのだ」ということが書かれていることを期待されている方がいらっしゃれば、それは違うと思いますので、あらかじめ申し上げておきます。とはいえ、繰り返しになりますが、ぜひ手に取って、できればお読みいただければと思います。
富山で息ぬき
▪️息抜きで、富山県を旅行しています。2泊3日の旅行です。1泊目は、富山県の黒部渓谷にある宇奈月温泉に泊まりました。温泉に浸かって、溜まっていた疲れを取り除きました。今回富山を旅行したのは、雪の美しい立山連峰を鑑賞するためでした。ところが、天気がよくありません。トップの写真は、宇奈月温泉駅(富山地方鉄道)の駅に貼ってあったポスターです。かっこいいですね。剱岳です。素晴らしいですね。剱岳の向こうには、富山平野と富山湾が見えています。ところが、です。今回の旅行で、雨が降り続けています。まったく、立山連峰は見えません。
▪️Facebookの鉄道関連のグループで親しくさせていただいているBさんに、宇奈月温泉から富山市内に戻るのには、どういう移動が良いでしょうかとお尋ねした時に、以下のアドバイスをいただきました。
車窓でしたら以下のような感じです。まず宇奈月温泉駅から電鉄富山方面に乗る場合は進行右側が良いです。宇奈月温泉駅から愛本駅までは黒部川に沿って走り、そこから一気に黒部扇状地に出て平野を下ります。山が遠くなった頃、左にカーブして電鉄石田駅から右手に富山湾が見えてきます。あいの風とやま鉄道との並走区間になって抜きつ抜かれつになることもあります。
魚津、滑川まで海沿いを並走しますが、この区間は晴れていれば左側の立山連峰もきれいに見えます。再び平野部に入り、上市(かみいち)駅でスイッチバックして富山に向かいますが、その途中の寺田駅と稲荷町駅では進行左手から別の路線が合流し、駅は合流線路の真ん中で扇状に広がっています。終点の電鉄富山駅は現在改良工事中で少々狭くなっており、電車が直列に停まることもあります。
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▪️せっかくBさんからアドバイスをいただいたのですが、外は雨。残念ですが、地図を眺めながら、おそらく今はこういう風景が見えているのだろうなと想像をしながら移動しました。富山駅に到着した後は、「富山市ガラス美術館と」と「富山県美術館」にいきました。「富山県美術館」では、企画展「倉俣史郎のデザイン 記憶の中の小宇宙」を観覧しました。NHKの番組「日曜美術館」で知った倉俣史郎さんの企画展を観覧できた良かったと思います。ただし、残念なのは、この美術館からは晴れていれば立山連峰がバッチリ眺めることができるはずなのですが、今日はこんな感じでした。
▪️天気予報では、明日も雨です。おそらく、今回は、美しい立山連峰を眺めることはできないでしょうね。残念ですが、仕方がありません。でも、来年の冬、もう一度、富山を訪問しようかなと思っています。今年は、暖冬のせいで、まとまった積雪がありません。まあ、雪がなく移動しやすいわけですが、せっかく冬に来たのに…ちょっと残念な気持ちも。地元の方たちは、暖冬のせいで雪が少なく今年はたすかる…と思っておられたら申し訳ないのですが、もう少し北陸の冬を感じたかったですね。もっとも、食事は、北陸を味わっています。そのことについては、また別途、投稿したいと思います。
しばしの息抜き
▪️ちょっと息抜きさせていただきます。本日、JRの特急サンダーバードで北陸、富山県にに向かいました。
▪️写真は駅弁です。この器に入った「たこ飯」のことを、かなりの頻度で投稿されている方がfacebookのお友達におられて、その方のことが頭に浮かび、明石の「ひっぱりだこ飯」を購入しました。向かっている北陸の方向と逆なんですが…。この器、食べたあとは捨てずに自宅に持って帰ろうと思っています。
で、左側は?これ、自宅から持参した野菜です。息抜きの間も、「ベジファースト」(ベジタブル=野菜から最初に食べる)をできるだけ維持できるように…ということです。不自由な身になっていますが、その状況を前向きに生きています(^^;;。
▪️今回の富山県での息抜き、前々から計画していました。ただ、能登半島の地震の後、あまり深くも考えずに、なんとなく「行き先を変更するかな」と思っていたのですが、東京での研究集会でお会いした富山県出身の方から「ぜひとも、なんとしても計画を変えずに、富山にお越しください」と強くおっしゃっていただき、当初の予定通り富山に向かうことにしました。なんとなく、自ら「観光の風評被害」に加担していたのだなと、深く反省しています。
立山連峰と路面電車
富山に住んでいてよかった#立山連峰 pic.twitter.com/I1WKPkNpa1
— 富山市観光協会 (@toyamacitykanko) February 18, 2024
▪️富山市観光協会のXへのポストです。素晴らしい。明日から、富山県に行く予定になっています。ただし、この動画のように天候はよくないんですよね。それが、ちょっと残念。
防災訓練
▪️今日は、暮らしている地域の自治会の防災訓練でした。訓練の内容は、①避難行動訓練、②安否確認訓練、③AEDを用いた救護訓練、④簡易担架の作成・搬送訓練でした。雨が降ったり止んだりで、開催できるかなと心配していましたが、予定通り開催されました。訓練は、自治会の主催ですが、消防署の職員の方達が講師してくださいました。ありがとうございました。
▪️この防災訓練の冒頭の①では、「全員無事」を道路から見えるところに掲出することになっていました。まだ、正式の「全員無事」カードがないので、とりあえず紙に印刷したものです。全世帯にカードを用意しようとすると、それなりに費用がかかるから…らしいです。最近、災害時に黄色いハンカチを掲げる取り組みをしている地域がありますが、あれと同じことなのかなと思います。
▪️ ③のAED を使った訓練ですが、講習用の模型を使ったものでした。しかも、実際に自分でやっみるのではなく使い方の説明を受けるという感じかな。大学で何度か訓練をしましたが、年1回はAEDの訓練を自分でやっておかないと、いざというときに対応できないんじゃないのかなと思ってきました。だから、できる限り訓練を受けるようにしています。あと、参加者から、「そもそも、近くのどの場所にあるのでしょうか」という質問が出ました。これも普段よくわかっていないといけません。ネットには、「日本全国AEDマップ | 全国のAED設置場所マップ」というものがあります。これも参考になりますね。
▪️でも、AEDよりも大切なのは、胸骨圧迫(心臓マッサージ)ですね。これは、訓練用のピンク色のハートが置かれていました。それをきんと押せれば、ピューという音がします。なかなか力がいります。救急車がやってくるまで(8.5分~9分)、この胸骨圧迫を継続しなければなりません。1人では難しいように思います。何人かで交代するのであれば、なんとかなるかな。
▪️ 1人の方が倒れて心臓が止まっている場合、救急車を呼んでくれる人(途中で胸骨圧迫を交代してくれる人)、近くのAEDを取りに行く人、自分も含めて3人が必要になります。どうしたものでしょうね。例えば、家の中で心房細動で意識がなくなったら、お一人だとまず助かりませんね。お二人でも、お二人とも高齢者だったら対応が難しいかもしれません。訓練の時のようにはいきそうにありません。さあて、困ったなと思いましたが、でも、アップルウォッチは、離れた家族に通知をしてくれるようですね。なるほどな〜。
RYUKOKU Clarinet × Percussion Orchestra 2023
▪️昨年の9月、龍谷大学吹奏楽部のクラリネットパートとパーカッションパートの合同による小さなコンサートです。サマーコンサート、定期演奏会、夕照コンサート、吹奏楽コンクール、アンサンブルコンテスト、その他様々な依頼演奏に加えて、このような自主公演のコンサートを開催しています。素晴らしいことだなと思います。このブログの画面からはご覧いただけないかと思いますが、クリックしていただければ、おそらくYouTubeの画面になりご覧いただけるのではないかと思います。
日時 2023年9月17日(日) 15:00
会場 龍谷大学 響都ホール 校友会館 & Youtube LIVE
出演 龍谷大学吹奏楽部
クラリネットパート&パーカッションパート0:00
【第1部】
13:30【コン・モート~4本のクラリネットのための】
作曲:阿部勇一
19:45【BIRDWATCHING】
作曲:Michel Henry
26:02【オーディションのための6つの小品】
作曲:J.M.ドュファイ
32:06【十二色相環~衝突、拡散、交錯する5人のクラリネット奏者のための】
作曲:石川健人【第2部】
47:19【星条旗よ永遠なれ マリンバ1台10手連弾のための】
作曲:J.P.スーザ 編曲:加藤大輝
51:09 52:08【STOOL PIGEON】
作曲:Julie Davila
57:56【How to Train Your Dragon】
作曲:John Powell 編曲:Sylvain Andrey
01:07:11【ヨハネ黙示録の天使たち】
作曲:David Gillingham【第3部】
01:35:30【アルメニアンダンスパートⅠ】
作曲:A.リード 編曲:渡邊一毅
01:47:28【ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら】
作曲:リヒャルト・シュトラウス 編曲:中村克己
「社会学部プロモーションムービー 社会を広く見つめ、新たな可能性を見出す」
▪️2025年度に滋賀の瀬田キャンパスから京都の深草キャンパスに移転する「社会学部」のプロモーションビデオです。移転後の社会学部がどうなっていくのか、2026年度に退職するので、それ以降のことはよくわからなくなりますが、ぜひ頑張って、さらに良い学部にしてほしいと思います。18歳人口は急激に減少しています。その中でも選ばれる大学になってほしいです。これから、このようなプロモーションビデオが、幾つも登場するのでしょうね。
高齢者球菌予防接種
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▪️こういうハガキが届きました。こういう「あなたは高齢者ですからね…」という文書やハガキをもらっても以前ほど「ガーン」という気持ちにならなくなりました。が、少しだけ、若干の、わずかな抵抗感がまだあるかもですね。で、この「高齢者肺炎球菌」って……そうそう以前も書類が送られてきていましたが、忘れてしまっていました。探さなくては…。いかんな。で、「高齢者肺炎球菌」ってどういう菌なんでしょう。こんな病気のようですね。
▪️ただ、65歳を超えると嬉しいこともあります。JRに「ジパング倶楽部」という運賃割引のサービスがあります。これ、年会費を払うと、男性満65歳以上(女性は満60歳以上)なら、誰でも入会できます。あまり個人旅行に出かけることはありませんが、これって出張にも使えるんですかね。もしそうならば、節約できるんですけどね。
ガザ
「わたしはあきれかえり怒っているぞ。何世紀ものあいだ宗教的、民族的理由で迫害され続けてきた民族の子孫たち、イスラエルの指導者たちが、ひとつの民族全体を植民地化するだけでなく、土地から追い出し、全面的に追い払おうとするなどということに。10月7日の虐殺のあと、ガザの住民に対して大虐殺… https://t.co/kDXtA5qzaZ
— 石田英敬 (@nulptyx) February 15, 2024
▪️こちらは、エドガール・モランさんのスピーチに関するポスト。モランさんは、有名な『オルレアンのうわさ - 女性誘拐のうわさとその神話作用』の著者。102歳になっておられました。モランさんはスペイン系のユダヤ人ですが、今回、イスラエルのガザで行っている大虐殺に対して怒っておられます。商人になること、証言すること大切さ。
それにこの世界の沈黙はなんだ、イスラエルを擁護するアメリカ合衆国の沈黙、アラブ諸国の沈黙、文化と人道、人権を主張してきたヨーロッパ諸国の沈黙はなんだ。私たちは恐ろしい悲劇を経験している。私たちは無力だ、なずがままにこの暴力が荒れ狂うのをただ目撃している。少なくとも、唯一、私たちにできるのは、歴史の証人となることだ、具体的に力で対抗できないとすれば、できるのは証言することだ。
グリフィス国連緊急人道調整官(事務次長)。
「ラファでの軍事オペレーションは、ガザでの虐殺につながるだろう。」
ガザ全体の人口の半数を超える100万人以上がラファに避難。28000人以上がすでに犠牲に。その多くが女性と子供たち。悲惨すぎてニュースを見れなくなった。
人道的停戦を。今すぐに https://t.co/sddQADZMVz
— 中満泉 (@NakamitsuUN) February 14, 2024
▪️こちらは、国連事務次長・軍縮担当上級代表の中満泉さんのポスト。