「利やん」の一升瓶のカード

20150225toshiyan.jpg ▪︎少し前のことになります。晩も早めの時間、スマートフォンに電話がかかってきました。誰からと思ったら、今年の4月に瀬田キャンパスに開学する農学部の教員&事務職員の皆さんたでした。私が行きつけの居酒屋である大津駅前の「利やん」にキープしている芋焼酎を飲んでも良いか…という確認のお電話でした。たまたま少し離れたところにいたものですから、私も農学部の皆さんに合流させていただくことにしました。皆さんは、農学部の農場に行かれた帰りに、この店に立ち寄ったのだそうです。

▪︎お電話をくださったのは、T課長。同じ職場の奈良県人会のメンバーということもあり、これまで何度も酒席をご一緒させていただきました。そもそも、T課長とのご縁の始まりは、私が龍谷大学に赴任した当時のことになります。岡山の地方入試の担当になったとき、いろいろお世話になりました。昼間の入試業務だけでなく、晩にはお酒の相手もしていただきました。美味しい日本酒をたくさんいただきました。懐かしい思い出です。

▪︎この日は、キープしていた一升瓶を飲み干してしまい、なんだか申し訳ないのですが、農学部の皆さんに新しい一生瓶を入れていただきました。なんといいますか、「酒飲みの仁義」…というのでしょうかね。こうやって「贈与」をしあうことで、人間関係は強化されていくというわけですね。ところで、この居酒屋「利やん」では、一升瓶が入るたびに記念写真を写してくれます。仲間のときもあれば、1人のときも、またたまたま居合わせたお店のご常連と一緒に写るときもあります。そのような写真はカードになって、一升瓶の首にリングでぶら下げられていきます。少しずつ増えていきます。数えると、カードは77枚になっていました。「利やん」に初めてきたのは、20数年前。通い始めたのは、龍谷大学に赴任した2004年からです。一升瓶のカードもその年からになります。2004年当時は、髪もまだあり、髭も黒いことが確認できます。どんどん歳を取っていることがわかります。こうなると、歴史を感じますね〜。

2015「びわ湖レイクサイドマラソン」/ サードプレイスとしての「利やん」

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▪︎昨日は、2015年「びわ湖レイクサイドマラソン」でした。大津駅前の居酒屋「利やん」のマラソンチーム、チーム「利やん」も参戦いたしました。私はこのチームの(なんちゃって…)キャプテンなのですが、昨年は出張で、今年は練習不足と風邪のために欠場しました…。2年連続の欠場です。チームの皆さん、情けないキャンプテンで本当に申し訳ありません。

▪︎さて、チームの成績ですが、非常に健闘いたしました。昨年までは、15kmと12kmの2つのレースでしたが、今年は、ハーフマラソンと13.5kmと距離が伸びました。まずハーフマラソンです。龍大職員のSさんが3位(1:20:40)に、13.5kmでは同じく龍大職員のTさんさんが2位(0:49:32)に入賞。非常に健闘されました。昨年、15km・40歳代の部で優勝したHさんは、今回のハーフで14位(1:26:22)、12km40歳代の部8位だったOさんは、13.5kmで11位(0:55:55)。これまた健闘されました。その他のメンバーの多くも、自己の目標を達成し、全員完走されました。ということで、琵琶湖と比叡山をバックに記念写真。私も、来年は、レースに復活して自己記録を更新したいと思います。ちなみにハーフマラソンの自己記録は、1時間55分18秒です。できれば、自己記録を更新したいものです。チーム「利やん」には、ランナーだけでなく応援隊もいます。ご自身は走らないけれど、毎年応援をしてくださっているお店の常連の方達と店員さんです。今年は、私も応援隊にまわりました。今年は、ユニフォームが一新されました。明るいブルーに赤いライン、そして「利やん」というお店の名前の入ったシャツです。これは、チームオーナーである「利やん」のマスターが提供しているものです。私も来年は、これを着て走りたいと思います。

▪︎このチーム「利やん」。当初は、居酒屋「利やん」のマスターと常連の皆さんからできた素人集団でしたが、一昨年から、龍大職員のアスリートランナーの皆さんに参加していただけるようになりました。龍大では、教職員のチームで大津市民駅伝に出場していますが、駅伝に参加されるなかでも実力をもった皆さんたちに参加していただけることになったのです。そのため、チーム「利やん」は、急に実力を伸ばしてきている謎のチームとして注目をあびつつあります(ほんまか…)。実際、昨日のレースでは、あるメンバーがスタート前に次のような質問を受けたといいます。「チーム『利やん』て、最近すごいですよね。どういうチームなんですか ? どこにあるんですか ?」。実際は、「年1回集まって、それぞれのレベルで走ったあとに、美味しいビールと料理を楽しむ会」なのですが…。そのようなチームですので、参加される方達の働いておられる業界は実に多様です。食品、通信、建築・建設、保険、大学教職員…。大津駅前の居酒屋「利やん」という気持ちのよい「場所」に集まる人たちというのが、唯一の共通項になります。

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20150126lakebiwa6.jpg▪︎ レースは午前中に終わりましたが、午後からは「利やん」に移動して、慰労会 / 宴会になりました。皆さん、この午後からの宴会があるからこそ、午前中のレースに参加しているのです。そこが居酒屋「利やん」のマラソンチームらしいところです。普段の仕事のことは忘れて、レースと酒・食事を、「利やん」の仲間と一緒に楽しい時間を共有できる…。とても幸せなことかなと思います。

▪︎左上の写真は、なかちゃんです。アルミサッシ工事会社の社長さんです。なかちゃんは、私よりも3つほど年上ですが、2010年の第1回を除いてすべて出場されています。年齢からいくと、なかちゃんの実力はなかなかのものです。もっとも、年齢とともにタイムが遅くなってきたので、少しだけ弱気になるとともに、私に対しても牽制をかけてきます(^^;;。「おい、ワッキー。おまえ、高島のハーフ(2012年のびわ湖高島栗マラソン)で出した記録、あれはな。おまえのベスト記録やからな(1:55:18)。もうあれ以上のタイムはでえへんから。あきらめ。無理せんと」なんてことをいうのです。しかし、ここで手を抜いては なかちゃん に対して失礼です。来年こそは、精一杯練習をして、なかちゃんとの勝負にケリをつけなくてはいけません。まあ、半分冗談なのですが、それはともかく、こうやって、異業種の仲良しの皆さんたちと、酒を飲みながらワイワイやることができる。これは、すべて「利やん」というお店のおかげです。昨日は、宴会の最中にLINEで娘から素敵な報告があり、そのことをチーム「利やん」の皆さんも一緒に喜んでくださいました。ありがとうございました。

20150126thirdplace.jpg▪︎『サードプレイス コミュニティの核になる「とびきり居心地よい場所」』(みすず書房/レイ・オルデンバーグ)という都市社会学の本があります。私にとっての大津駅前の居酒屋「利やん」は、オルデンバーグのいう「サードプレイス」なのだろうと思います。「利やん」は、地域づくり、マラソン、いろんな人のつながりの生まれる素敵な場所なのです。少しだけ、内容をご紹介しておきましょう。出版社のサイトから書籍情報を引用させていただきます。

居酒屋、カフェ、本屋、図書館…情報・意見交換の場、地域活動の拠点として機能する〈サードプレイス〉の概念を社会学の知見から多角的に論じた書、待望の邦訳。

第一の家、第二の職場とともに、個人の生活を支える場所として都市社会学が着目する〈サードプレイス〉。そこでは人は家庭や職場での役割から解放され、一個人としてくつろげる。

著者オルデンバーグが、産業化‐効率化‐合理化を進めてきたアメリカ社会と、そのもとに展開されてきた都市計画が生んだ人々の孤独の問題を批判しつつ、地域社会を再び活気づけるための〈サードプレイス〉として注目するのが、地域に根ざし、長く人々に愛されつづけている地元の飲食店だ。「見知らぬ者どうしの気楽で面白い混交」を創り出し、情報交換・意見交換の場所、地域の活動拠点としても機能する、地元の飲食店や個人商店ならではの特質が社会学の知見をもとに照らし出される。

第I部では、〈サードプレイス〉の機能、特徴、物理的な条件が詳細に解説され、第II部では、イギリスのパブやフランスのカフェなどの具体例から、文化や国民性が生み出す〈サードプレイス〉のヴァリエーションが紹介される。さらに第III部では、社会・政治面での〈サードプレイス〉の課題とその解決策が論じられる。 

全編を通じ、オルデンバーグが〈サードプレイス〉に向ける期待は揺るぎない。そこには長年「とびきり居心地よい場所」に親しみ観察してきた者の実感と、「コミュニティの問題は住民の力で解決できる」という市民魂がみなぎっている。

店舗設計、都市計画、マーケティング、地域社会づくりの分野に刺激を与えつづけてきた書の待望の邦訳。

目次

はしがき
第二版へのはしがき
序論
謝辞

第 I 部
第1章 アメリカにおける場所の問題
第2章 サードプレイスの特徴
第3章 個人が受ける恩恵
第4章 もっと良いこと
第 II 部
第5章 ドイツ系アメリカ人のラガービール園
第6章 メインストリート
第7章 イギリスのパブ
第8章 フランスのカフェ
第9章 アメリカの居酒屋
第10章 古典的なコーヒーハウス
第 III 部
第11章 厳しい環境
第12章 男女とサードプレイス
第13章 若者を締め出すということ
第14章 めざすは、よりよい時代……と場所

解説(マイク・モラスキー)

参考文献
索引

お年玉?

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20150101hoshigaki2.jpg■元旦です。家族そろってお雑煮とおせち料理をいただき、これから母の家に新年の挨拶にいきます。まあ、いつもの生活介護であることにはかわりありません。年末年始は、ヘルパーさんたちに来ていただけないので、30日から2日までは妹が泊まり込んでくれています。おせち料理と、今晩の御馳走(蟹すき)の材料は、我が家から持参します。これが、毎年、恒例になっています。それに加えて、今年は、干し柿が加わります。母の家の庭に実った渋柿を干し柿にしてみたのです。

【関連エントリー】干し柿のその後

■完成した干し柿、あの渋い柿が、大変甘く仕上がりました。すごいですね、伝統食の偉大さを知りました。まあ、見た目は悪いですが、どうかお許しを。おそらくは、プルーチーズなんかと一緒に食べると素晴らしいのではないかと思います。となると、日本酒というよりも、ワインかな。この干し柿、我が家のおせち料理の「膾」(なます)のなかにも入れました。残りは、母とドライフルーツ系が好きな妹へのお年玉ですね。

大晦日の昼食

20141231pienrou.jpg■大晦日の本日の昼食です。グラフィックデザイナー・舞台美術家・エッセイスト・小説家として有名な妹尾河童さんが、ご自身の著書『河童のスケッチブック』で紹介することで、広く日本中に知られることになった「ピェンロー」(扁炉鍋)です。干し椎茸を戻し、その戻し汁でざく切りにした白菜と、鶏肉と豚バラ肉を一緒に煮たものです。すごく簡単ですが、とても美味しいことでも有名です。冬、寒さのなかで甘みを増した白菜を美味しくいただくための鍋だと思います。中国の広西省の田舎の家庭料理…らしいのですが、はたしてどうなんでしょう。まあ、由来はともかく、とても美味しいのです。先週の土曜日、「北船路野菜市」でとびっきり美味しい白菜を手に入れたので、今日は「ピェンロー」(扁炉鍋)を作ってみました。

■我が家の大晦日。昨晩から娘が帰省しています。娘は、私の蔵書から専門書ではなく、『ONE PIECE』を引っ張り出して、朝から読んでいます。のんびりと、正月休暇を楽しんでいます。漫画を読むのは得意でないらしく、時間がかかるといっています。私はといえば、論文に苦戦しています。あぁ、こういう時に、卒論の添削もあります。辛くなって、Facebookに逃避したりしています。夕方、近くにある妻の実家に、妻と娘と3人で、妻お手製のおせち料理を届けました。そうしているうちに、息子も帰省してきました。ひさしぶりに、家族4人で夕食をとりました。年越し蕎麦です。我が家の年越し蕎麦は、鰊蕎麦になります。

■ということで、皆様、良いお年をお迎えください!!

大津市役所前のトンカツ

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■25日(木)の午前中、大津市役所で都市計画審議会が開催されました。審議会は午前中だったものですから、昼食を近くでとることにしました。いったのは、市役所前にあるトンカツ屋さん。「とんかつ棹」さんです。もう、文句無しに美味しいトンカツです。皆さんに、お勧めいたします!!

大津市長等の「ishigama」

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20141221ishigama2.jpg ■昨日午後は、大津市の「コラボしが21」の3階で、環びわ湖大学地域交流フェスタ2014「大学地域連携課題解決支援事業」でしたが、そのあと、大津市の長等で、石釜ピザのお店「ishigama」の開店を目指している2人の青年のところに向かいました。最初に、お2人との出会いについて書いておこうと思います。

■龍谷大学社会学部で取り組む地域連携型教育プログラム「大津エンパワねっと」、そしてゼミで取り組んでいる「北船路米づくり研究会」では、大津市の中心市街地の皆さんに大変お世話になっています。学生が地域の皆さんと一緒に活動することもあり、本当にいつも感謝の気持ちでいっぱいです。ご相談したりお願いをしたりすることの方が圧倒的に多いのですが、たまにご相談を受ける側になることもあります。このお2人のときもそうでした。「街中で、滋賀の農産物を使ったピザのお店を開店したいと考えているので、ぜひ会って話しを聞いてやってほしい」と、「エンパワ」でお世話になっている方からお願いされたのでした。私は、企業経営のことなど何もわかりませんが、学部やゼミで取り組んでいる「大津エンパワねっと」や「北船路米づくり研究会」の知り合いの方達のネットワークをうまく活かせていただけるかもしれない…との思いから、お2人には何人かの方達をご紹介させていただきました。

■市場から漏れ落ちてしまうような規格外の農産物、自給的農家が生産している少量の安心・安全な農産物、滋賀の特産品…それらをうまく活用して、地域を活性化することはできないか…お2人は、単にピザ店を経営したいということではなく、ビザ店の経営を通して地域課題を解決する活動をしたいということを目標にされているのです。そのためには、いろんな方達とのネットワークが必要になってきます。私も、少しはお役に立つことができているのかもしれません。そんなお2人とのお付き合いもあり、昨日は、オープン前のお店に招待していただきました。まだ、内装の工事もすべて終わっていませんでしたが、「知人の方達を招いて、いろいろ意見をもらいたい」ということのようでした。私も遠慮なく、自分の意見を言わせていただきました。

■滋賀の新鮮で美味しい農産物・食材と、石釜を料理に使うことで、ここにしかない料理を出してもらいたいと思っています。そこをお店の「軸」にして、コンセプトにぶれがないようにしていただきたい…、それが昨日の私の意見です。玉ねぎを、リンゴを、石釜のなかで焦げるくらいに焼くと、中身はとろけるような美味しさになります。石釜で石焼芋を作ると、めちゃくちゃ美味しいです。遠赤外線の力なのでしょうね。「滋賀の農産物や食材が、ピザの上でハーモニーを奏でる」ことに加えて「石釜が農産物の美味しさをグイッと引き出す」ということも、このお店の魅力になるはずだと思いました。また、これは以前にもお2人にお伝えしましたが、「食」「農」「環境」に関わって頑張っている人たちの情報を発信するとともに、そのような「食」「農」「環境」に関心をもっている方達が集まる「場所」にもなってほしいと思っています。いろんな方達とのネットワークで維持できるお店ですから、その方達の情報を発信してほしいし、お店が「ハブ空港」のようになって新たなつながりも生まれてもほしいのです。正式のオープンは、来年の1月4日の予定です。「ishigama」の経営がどのように発展しいくのか、とても楽しみにしています。トップの写真ですが、滋賀の赤蕪が乗っています!!

京都のラーメン(4)京都新福菜館

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▪︎昨日の昼食は、京都駅近くの新福菜館本店でした。今回は、黒い「チャーハン」を試してみたかったのです。でも、せっかくだから、やはりラーメンも…と思い、「中華そば」の小も注文しました。それが、間違いでした。おじさんの胃袋にはきびしかった…。

樹心館(瀬田キャンパス)

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■昨日は、職場の奈良県人会でした。この奈良県人会、1回だけどうしても出席できないことがありましたが、この龍谷大学に勤務してから、ほぼ「皆勤」です。こういう県人会の良いところは、キャンパスや配属先が違うため、ふだん話しをすることがない教職員の皆さんと、素敵な関係をつくることができることです。昨日は、祇園の京料理屋さんで奈良県人会が開催されました。祇園というと、お茶屋さん…を連想しますが、もちろん違います。おそらくは元々はお茶屋さんだったと思いますが、京料理・懐石料理のお店です。私たちのような者でも、なんとか行けるお店でしょうか。とても美味しくいただきました。

■昨日は、文学部の先生方とお話しをしました。そのうちのお1人は、民俗学を専攻するN先生でした。以前も、奈良県人会で1度ご一緒しているかもしれません。私の脳味噌はだいぶ記憶力が低下しています。おそらく…です。老人力がついてきました。ひょっとして、そのときも同じ話題だったかもしれません…。今から20年程前、私が滋賀県立琵琶湖博物館の開設準備室に勤務しているとき、奈良にお住まいである民俗学のF先生のご自宅に伺いました。F先生が蔵書の一部を博物館に寄贈したいということで先生のご自宅に伺ったのです。そのときにN先生とも出会っているという…そういう話しです。N先生は、当時、奈良県内の博物館の学芸員をされていました。記憶力の低下した私の脳味噌のなかでは、そのときのシーンには霧がかかっているのですが、私よりも年上でいらっしゃるにもかかわらずN先生は、そのときのことをはっきりと記憶されていました。世間は、狭いです、本当に。

■写真は、祇園とは何の関係もありません。瀬田キャンパスにある「樹心館」です。どういうわけか、建物の中の照明が点いていました。

干し柿のその後

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■1週間前、母親の家の庭に成った柿の実を収穫しました。数が多かったので、2/3ほどまずは持ち帰り、干し柿の作業と焼酎を使った渋抜きの作業を行いました。

【関連エントリー】
干し柿に…
庭の世話
干し柿

■干し柿と柿の渋抜き作業は、昨晩も行いました。先週、量が多すぎて母親の家に残してきたものを持ち帰り、昨晩は23数個0紐に吊し、16個を渋抜きしました。先週と今週をあわて、干し柿は69個ほど。渋抜きの柿は28個。135個収穫しましたが、痛んでいる柿は遠慮なく処分したので、100個弱程になりました。渋抜きのほうは、とりあえず食べるものは以外は、冷凍しておこうと思います。柿のシャーベットになるのかな。

■料理に、デザートに、おやつに…いろいろ使わねば。正月の五色膾には、今年は自家製の干し柿を使うことができそうです。あとは、サラダにもつかえるかな。ドレッシングに刻んでいれてもいいかもしれません。また、スイーツの類いも良いかも…ですね。しかし、果たして、食べきれるのでしょうか…。知り合いの皆さん、うまくいったら、もらってやってください。手に付いた渋をしっかり洗い流したはずなのですが、その手で顔をさわってしばらくすると、ちょっとピリピリしてきます。気のせいか…。

梅酒ができました

20141206umesyu.jpg ■今年の6月4日のエントリーは「梅酒」でした。この6月に作った「梅酒」、冷暗所に置いてあったのですが、そのことをすっかり忘れてしまっていました。今日は、焼酎を使って渋柿の渋抜き作業をしていたのですが(先日は、干し柿にもしました)、その作業を終えたときに、「梅酒」のことを思い出したのです。

■「梅酒」の瓶を引っ張りだしてくると、とっても良い色具合に成熟していました。美味しそうにできていました。昼間ではありましたが、少しだけ味見をしてみることにしました。今日は格別に寒いので、梅酒のお湯割りです。そして、1粒だけ梅の実もいただきました。美味しくできていました。私自身は、梅酒よりもビールや日本酒の方が好きですので、なかなか量は減りそうもないので、妻に頑張って飲んでもらおうと思います。また、飲むだけでなく、肉料理などにも使えますね。豚肉と梅酒はあいそうですね。また、私はめったに作りませんが、スイーツなどにも使えるかもしれません。正月には、子どもたちが帰省するので、何か手軽に作ってみましょうかね。

■ところで、この写真のなかに、変なものが写っているのですが、わかりますか?私が瓶を覗き込んでいる嬉しそうな顔が写っているんですけど…。

20141206butaume.jpg【追記】■美味しい梅酒ができたので、この梅酒を使って、「豚肉の梅酒煮」を作ってみました。ひさしぶりの休暇で、自分で料理を作ることができる喜び…やはり休みが必要です。秋は、いろいろ行事が立て込み、週末はなかなか休みがとれませんでしたが、やっと、やっと…です。下は、その「豚肉の梅酒煮」です。

■格別難しい料理ではありません。油をひいて、生姜と白ネギの青いところを入れ、香りが出たところで、豚肉(今日は、バラ肉のブロックをカットしたものでした)を入れて炒めます。焼き色がついたら、梅酒と水を入れて、圧力釜で15分。そのあとは、残ったお汁に醤油を加えて、煮詰めて、圧力釜で柔らかくなった豚肉と、あらかじめ用意しておいたゆで卵を入れます。そして、タレのようになった煮汁を全体にからめてできあがり。使った梅酒は、自家製なので、甘みは控えめ。ということで、できあがったお肉の味もさっぱりしたものになりました。美味しくできました〜。

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